ネタバレ【エージェントオブ シールド3】全話あらすじ|リンカーンとの別れ シモンズが見た死の星での出来事

2017年1月から放送のマーベルドラマ【エージェントオブシールド】シーズン3。6月を持って日本での地上波での放送は終了となりました。

シーズン3は、シーズン2のラストでモノリスに飲み込まれたシモンズは生きているのか、死んでしまったのかが、気になるところ。

さらにシーズン2で自らがインヒューマンズであることが判明したデイジーは、その能力を平和のために使えないかと、インヒューマンズ中心のチーム結成に動きます。

そこに、謎の組織が現れ、コールソンらシールドにはまたもや様々な問題が次々と降りかかります。

ここではドラマの最終話までのあらすじをご紹介します。完全にネタバレしています。ご了承ください。

ネタバレ【エージェントオブ シールド3】登場人物やゲストキャラクター|デイジーの失意とマリック家の闇

ネタバレ【エージェントオブ シールド3】設定・世界観・歴史・地名など|表裏一体のシールドとヒドラ

ドラマ【エージェントオブ シールド3】登場人物やゲストキャラクター|インヒューマンズチーム《シークレットウォーリアーズ》はじめ特殊能力者の新キャラが参戦

ドラマ【エージェントオブシールド】シーズン3第1話から最終話までのあらすじ【ネタバレ】

第1話 自然の法則/Laws of Nature(映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」映画「アントマン」後)

シモンズが「モノリス」に飲み込まれ数カ月。未だにシモンズの行方はわからない。海の底にばらまかれたテリジェンは、フィッシュオイルとして加工され、口にした人間の中から「インヒューマンズ」になるものが出てきていた。その中の一人ジョーイを助けたデイジーらコールソンのもとに集うシールド。ジョーイは、これまで通り元に戻り、普通の生活はできないと説明され混乱する。説得できないと考えたデイジーはリンカーンに助けを求めるが、リンカーンを説得している最中に新たな怪物と遭遇し襲われる。
コールソンは、これまでに出現したインヒューマンズを先に捕えている謎の組織のリーダー、ロザリンドと接触。その組織が、大統領が進める異星人専門組織の「ATCU(高度危機抑制部隊)」であることを知る。
フィッツはシモンズが飲み込まれた「モノリス」を解明すべく、最後の手がかりを探しにモロッコに行き「1000年前の巻物のケース」を地下組織のリーダー、ユセフ・ハダトから奪う。その巻物の中の羊皮紙には、ヘブライ語で「死」という単語が記されていた。シモンズを助ける手立てが完全に失われ絶望したフィッツは、銃を持ち、開けてはいけないケースの中に入りモノリスに向かって「何か言ってみろ!」とシモンズが居なくなったことへの怒りをぶつける。

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第2話 扉の向こうへ/Purpose in the Machine

ジェマを助けられない怒りからモノリスに八つ当たりするフィッツ。しかしフィッツは、そこで見つけた砂をヒントにモノリスが時空の扉であると突き止める。アスガルド人であるランドルフ教授の助けを得て、イギリス、グロスタシャーの城にモノリスを液化させ時空の扉を開く装置を発見したコールソンチーム。一度目の作動で機械は壊れたが、デイジーの振動力のパワーで再び時空の扉を開き、フィッツはシモンズを助け出すことに成功。しかし、シモンズは何かにおびえている様子だった。
休暇願いを出し連絡を絶っていたメイは、父親のケガがウォードの仕業なのではないかと疑い、独自に動いていた。同じくウォードを倒す任務に出たハンターの誘いを受け、メイも打倒ウォードへ動き出す。
その頃、ウォードはヒドラの幹部ストラッカーの息子、ウェルナー・ストラッカーの力を見極め、共にヒドラ再建に動き出す。
ウェルナーの最初のターゲットは、メイの元夫であるガーナー博士だった。

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第3話 ファイト・クラブ/A Wanted (Inhu)man

ATCUから全国指名手配となったインヒューマンのリンカーンは、デイジーに助けを求める。しかし、コールソンとATCUのリーダー・ロザリンドとの話し合いから、突如ATCUへの身柄の引き渡しが決まりリンカーンはATCUの兵士たちを倒し逃亡を続ける。コールソンは、自らの情報を与える代わりに、デイジーの情報が世間に公表されないよう取引をしていた。しかし、デイジーはコールソンの判断を信じられなくなっていた。
シモンズは異星でのことをあまり語ろうとせず、フィッツは以前に約束したディナーに誘うが、シモンズは泣き出してしまう。しかし実はシモンズは、あの星に戻らなければいけないと考えていた。
ウォードの殺害を目的としていたハンターとメイ。昔の仕事仲間のスパッドから、ウォードへ辿り着く道筋を見つけるが、その条件は、「ファイトクラブ」で対戦相手を殺すことだった。ハンターは、スパッドとの死闘を制し、ウォードのヒドラに近づくことに成功する。

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第4話 協力関係/Devils You Know

デイジーは一部のインヒューマンズに送られていたメールから、怪物(ラッシュ)のことを知るドワイト・フライにたどり着く。フライをATCUの研究施設まで護送する途中、トラックはラッシュに襲われ、フライは命を落とす。その時、デイジーはラッシュが人間の姿に戻るところを目撃する。
冷静な判断を失っていたハンターはシールドのバックアップもないままヒドラの施設に乗り込み、メイが援護に来るが、殺害に失敗しウォードに逃げられてしまう。その頃、別の場所では、ガーナー博士がウェルナー・ストラッカーから命を狙われ爆発に巻き込まれてしまうのだった。
モノリスからの生還以後、様子のおかしかったシモンズは、フィッツには内緒でモノリスの研究を進めていたが、突如、向こうで起こったことをすべて話すとフィッツに伝える。

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第5話 4722時間/4,722 Hours

シモンズは「モノリス」に飲み込まれ、送り込まれた異星での体験をフィッツに話す。「死の星」では「あれ=死=Maveth」が存在すること、NASAの宇宙飛行士ウィルと生活をともにして、脱出するために行動していたこと。そして、彼と恋に落ちていたことも。フィッツはそれを聞いて、時空の扉(ワームホール)をもう一度開けてウィルを助けに行くことに同意する。

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第6話 ラッシュの正体/Among Us Hide…

コールソンはロザリンドとともにATCUの施設、エンドテクスを見に行く。途中泥棒に入られたというロザリンドを疑うコールソンだったが、エンドテクスでのインヒューマンズへの対処を見てロザリンドのことを信用する。デイジーとマック、ハンターはラッシュの正体がATCUの人間であると予測し、ロザリンドの部下バンクスを尾行してエンドテクスにたどり着くが、ロザリンドとコールソンが仲良くしているところを目撃して困惑する。
メイとボビーはガーナー博士の教え子ストラッカーを追跡して、リスボンのペントハウスでキーボらヒドラメンバーと戦闘。シールドは、ヒドラの首領でもあるギデオン・マリックに裏切られたストラッカーを助けるが、その際にメイス長官は、ストラッカーから「ガーナー博士こそがラッシュだ」ということを知らされる。

第7話 カオス理論/Chaos Theory

6ヶ月前。ガーナーは、メイとの幸せなハワイでのバカンスの後、ジャーインが所有していたインヒューマンズの名簿を開いたことからテリジェンミストを受けてインヒューマンズ化し、ラッシュになっていた。ガーナーがラッシュだと聞かされたメイはその真実を確かめるため、ガーナー博士の医療記録や飛行記録などを調べ、ジョーイの査定のためにガーナーが訪れていたシールドの研究施設「コクーン」に向かう。そこでメイはガーナーにアイサーで撃たれ、カルヴァー大学で軟禁されてしまう。
リンカーンの情報からラッシュがガーナーであることを知ったコールソンたちはカルヴァー大学に向かう。メイは悩み葛藤しながらもラッシュ化したガーナーを隔離モジュールに捕獲する。
シモンズが異星に持っていったスマートデバイスのデータ復元をしたフィッツは、シモンズとウィルとの関係に複雑な感情を抱きながらも、グロスタシャーの城でみたマークと、NASAのマークの類似点に気づく。
ウォードがギデオン・マリックと密会し協力する動きを見せていた頃、コールソンは、ロザリンドとベッドを共にする。

第8話いくつもの首/Many Heads, One Tale

ラッシュをATCUに引き渡したコールソンは、ロザリンドを基地に迎えているその間に、ロザリンドがヒドラである証拠を見つけ出そうと「スポットライト作戦」を実行する。シールドが見つけたのは、ATCU施設で行われているヒドラによるインヒューマンズの増殖だった。ATCUの海外設立の援助者だったマリックは、ロザリンドには何も知らせずに、ことを進めていた。
シモンズとフィッツが調べた証拠から、NASAでウィルが送り込まれた計画やグロスタシャーなど「モノリス」を使った計画は、全て「地球を支配すべきインヒューマンズを連れ戻すため」に設立されたヒドラの仕業だったことが明らかになる。
ウォードはマリックに殺されそうになるが、兵士たちを倒しストラッカーの金庫に向かう。そこにはすでにマリックがいて、ウォードはマリックからヒドラ設立の起源を聞かされる。ウォードはマリックから、シールドの撲滅に協力する代わりに、シールドが「死の星」から人を戻した方法を調査しろと言われる。

第9話 ヒドラの扉/Closure

コールソンは、疑いの晴れたロザリンドと夕食を楽しんでいたが、ウォードの遠隔狙撃により喉を撃ち抜かれたロザリンドは命を奪われる。コールソンの暗殺を狙うヒドラ兵士たちからマックの助けで間一髪逃げ延びたコールソンは、怒りに任せウォードの殺害に動き出す。ウォードの弟・クリスチアンを誘拐して電話でウォードを脅すが、逆にウォードはコールソンを自分の手で殺そうと動き出す。
別動いていたバンクスとフィッツ&シモンズはマリックらのいるグロスタシャーの城で捕まってしまう。マリックらはシモンズから「死の星」からの戻り方を聞き出そうと拷問する。見かねたフィッツは自分が星に同行することを決め、ウォードらヒドラ兵士と「死の星」向かう。
臨時の長官を任されたマックは、リンカーンとジョーイたちとともに応援を拒否するコールソンのもとへ乗り込む決断をする。コールソンは「死の星」への扉が閉まる前にクインジェットからスカイダイブし、奇跡的にあポータル(扉)をくぐることに成功する。

第10話 死の星/Maveth

フィッツとウォードらは、死の星でヒドラの彫像を発見。ウィルと合流しともに出口を見つけに行く。
コールソンはロザリンドの夢を見ながら死の星で目覚め、フィッツの足跡を追う。ウィルはわざと「飛行禁止区域」へ入り込み、ウォードたちをまいてフィッツと逃げ出そうとする。フィッツは逃げているときその星にかつて古代文明があったことを知り、その時、ウィルがすでに死んでいて、体を「あれ」に乗っ取られていたことを知る。戦いの末フィッツがウィルを撃ち殺し、後から合流したコールソンは殺されそうになっていたフィッツを助け、ウォードを殺害し義手を置いて「時空の扉」で地球へ戻ることに成功する。
マックはマリックらがいるグロスタシャーの城に2チームに分かれて攻め込み、扉の制圧とシモンズの救出に動く。リンカーンが施設を停電させ、そのすきにシモンズが自力で逃げる。シモンズはATCUから運ばれてきたガーナー博士(ラッシュ)のモジュールを見つけて、彼を解き放つ。シモンズはメイに救出され、マックとデイジーは扉(ポータル)を開ける装置の部屋に残って死の星からのコールソンらの帰還を待つ。
「あれ」が地球にこないようにと、戻らなくても城を破壊する手はずだったことから、メイはマックらの帰還を確認できないまま、城に向けてミサイルを撃つが間一髪マックとデイジーはフィッツとコールソンとともに帰還する。
城から空港へ向けて逃げていたマリックの目の前に、「死の星」にいたインヒューマンズである「ハイヴ」に乗っ取られたウォードに遭遇する。

第11話 高速移動する女/Bouncing Back

コールソンはエリス大統領と会い、シールドは今まで通り影の存在として活動し、表向きはATCUとして働くことになる。コールソンはリンカーンのパワーを利用して脳障害のあったウェルナー・ストラッカーの記憶を”掘り起こし”、マリックに連絡を取る。
高速移動するインヒューマン、エレナ・ロドリゲス(通称・ヨーヨー)がコロンビア警察が所持する武器を盗むという事件の調査の最中、マックはヨーヨーに捕まる。マックはヨーヨーから尋問されるが、デイジー、ハンター、ボビーが助けに来る。ジョーイらがヨーヨーから事情を聞き出している間に、ハンターとボビーはヨーヨーのいとこを見つけるが、そこにコロンビア警察のラモン大佐とインヒューマンズのルシオがやってきてヨーヨーのいとこは殺害され、ハンターらは拘束されてしまう。ヨーヨーがシールドのチームに加わり、ボビーとハンターを無事助け出すが、拘束していたルシオはヒドラの連れ去られてしまう。
フィッツはコールソンの新たな腕を完成させ、シモンズは、死の星から生還後も微妙だったフィッツとの関係を最初からやり直そうと、2人は改めて握手を交わす。 マリック率いるヒドラも能力者獲得に向けて動き、ウォードの体をのっとり瀕死の状態だった最初のインヒューマンズである「ハイヴ」は徐々に回復していた。
ヨーヨーとジョーイは普段の生活に戻り、リンカーンはシールドに残ることを決める。エリス大統領から連絡があり、コールソンの部下にタルボット准将がつくことに決まる。

第12話 スパイを探せ/The Inside Man

体力の回復したハイヴはルシオに自らの菌を寄生させ、自分に従わせ、さらに生きたままの人間を5人要求し、彼らの生命を吸い取り、瀕死状態だったその肉体は完全に復活する。
タルボット准将は家庭より仕事を選んだと、妻のカーラと離れ離れになる。そこにコールソンが現れ、台湾のシンポジウムにともに向かうというが、タルボットは「私はお前の部下でも、相棒でもない」という。メイとリンカーンはコールソンの警護の任務につき、怪しい動きをしていたクリールを倒すが、クリールはタルボットの護衛であることが明らかになる。
シンポジウムでの任務の目的はマリックと接触する人間の特定と他国のインヒューマンズの情報を集めること。コールソンは、まだ完全に信用しきれないクリールを同行させる。潜入するハンター、メイ、ボビー。会議の途中クリールが持ち場を離れたことからハンターが追跡。トラックでタルボットの息子が入った「ジェルマトリックスタンク」を発見するが、ハンターはクリールに気絶させられてしまう。そんななか、会議中突如タルボットがコールソンの正体をバラし、そこへマリックが現れる。マリックは、タルボットの息子を人質にし利用して、コールソンを殺そうとしていたのだった。その後、タルボットはマリックに裏切られコールソンともども殺されそうになるが、護衛として連れてきていたクリールが二人を助ける。さらにタルボットの息子もメイによって助け出される。
その頃、ハンターとボビーはマリックの行き先を突き止め、マリックがロシアの代表だったペトロフとともに移動する機内に潜り込む。コールソンはマリックの上に「何か」がいるかも知れないという。
フィッツシモンズはリンカーンの意見を聞きながら、インヒューマンズについて実験し、クリールの血が、テリジェネシスの石化から回復する作用があることを知る。

第13話 ラスト・ショット/Parting Shot

ロシアで建設中のインヒューマンズ保護施設への潜入捜査することになったシールド。マリックの狙いだけを突き止めるという任務で、施設へ潜り込む。そこではペトロフと閣僚らが密会する予定で、台北から移動していたマリックとペトロフが到着。ボビーがマリックとペトロフの話を盗聴したところ、マリックらインヒューマンズ保護区推進派による、反対派のロシア首相らを殺害するクーデターだとということが判明。こうしてシールドはメイが暴れる間にハンターが首相を連れ出し、ロシア高官のアンドロヴィッチをマック、デイジー、ボビーが連れていく。しかしアンドロヴィッチは影(ダークフォース)を操るインヒューマンズで、ボビーは影の本体であるアンドロヴィッチ本人を銃殺し、その場で拘束されてしまう。さらに、ハンターはロシア首相を連れて逃げていたところを拘束されてしまう。
アメリカ大統領のエリスの力でインターポールで取り調べを受けることになったボビーとハンターはインヒューマンズを働かせているシールドを守るために、自分たちはシールドともアメリカ政府とも関係がないとして釈放される。エリス大統領、コールソン、ロシア首相の話し合いで死刑を免れたボビーとハンターだったが、二度とシールドに戻れない身となる。
バーで飲むボビーとハンター。二人は、そこに来ていたコールソンチームの面々とスパイ流のお別れで乾杯する。
その頃マリックは、娘のステファニーと話しハイヴについて疑問を感じていると漏らす。

第14話 番犬たち/Watchdogs

マリックはATCUの倉庫からミサイルを入手するために、ウォッチドッグスを使って自作テロを演じる。 近くにいた休暇中のマックは現場に向い、デイジー、フィッツと向かった農場の調査中に、シールドの仕事をしていることを隠していた弟・ルーベンに遭遇してしまう。その際にフィッツがニトラミン銃を浴び死のふちを彷徨うが、ヒドラ兵士からヒントを得て一命を取り留める。
コールソンはリンカーンとシールド崩壊後行方がわからなくなっていた元シールドエージェントのブレイクがニトラミンにこだわっていたことからブレイクの隠れ家を追跡し、彼らの狙いがインヒューマンズであることに気づく。 ウォッチドッグスからインヒューマンズだと勘違いされたマックは、ルーベンとウォッチドッグス兵士らと戦い、怪我をしながらもかろうじて助かる。ルーベンは兄の本当の姿を知って安心する。

第15話 ロビン/Spacetime

ガーナー博士は次の変身でラッシュのまま戻ることはできないとシールドに投降しメイと最後の時を過ごす。コールソンらはインヒューマンのチャールズ・ヒントンの任務の最中にウォードが生きていることを知り、その正体がインヒューマン化した何かであることに気づく。体に触れるだけでそのものにこれから起こる未来を見せる能力を持つ浮浪者チャールズ・ヒントン。彼に触れ未来を見たデイジーは危険なことを知りつつ現場に向かい、インヒューマンズ化したことから娘に触れることができずに苦しんでいたチャールズに娘を守ることを約束する。
デイジーは死ぬ直前のヒントンに触れ、宇宙空間でペンダントが浮遊し、爆発するクインジェットの中の未来を見る。ハイヴから「真の力」を見せてやると言われたマリックはトランジア社の強化ギプスを装着し強力な力を得ながらも、恐怖に怯えていた。

第16話 儀式/Paradise Lost

自分たちの尻拭いばかりしていることからむないしいと弱音を漏らすコールソン。チームはヒドラの武装チームがGT農業社から機材を持ち出したという情報から現地に乗り込む。別行動となったリンカーンとデイジーはアフターライフの住人だったジェームズの元へと向かう。リンカーンは彼がアフターライフから追放される時「大昔のインヒューマンズが死人を蘇らせる」と喚いていたことを思い出し、気がかりだった。コールソンらはGT農業社に乗り込み、ギエラを捉え、そこに残された昆虫などのサンプルを持ち帰る。フィッツとシモンズはウォードの姿をした正体が、パラサイトした菌なのではないかと結論する。コールソンは、死の星でウォードを殺したのはただの復讐で、そのことでヒドラが勝ったと自分の行いを悔いていた。
リンカーンとデイジーはサウスダコタに隠れ住むジェームズをうまく騙して、彼が持っていたクリー星の玉を持ち帰る。基地に戻る途中、リンカーンはデイジーに過去に自分の過ちで交際していた女性を事故に合わせてしまったことを話す。するとメイから連絡があり、ゼファーワンがギエラに占領されたという知らせを受け、デイジーは「シークレットウォーリアーズ」の準備をする。
そのころ、ハイヴはマリックの館を訪れ「本当の姿を見せる」といい<石の儀式>のメンバーを集めるよう、ステファニー・マリックに指示する。ヒントンに触れられてから自分がハイヴによって殺される未来を見てしまったギデオン・マリックは怯えていた。そして、ハイヴは集まった儀式のメンバーの前で、本来の姿に変態する。ハイヴはギデオンがその父親と同じく<石の儀式>で石をすり替えて生贄にならないように偽装していたことをステファニーに暴露し、ステファニーに菌を乗り移らせ殺害する。ギエラがシールドの飛行機を乗っ取ったと連絡を受けたハイヴはマリックに「もう過ちは償われた、もう恐れるな、一緒にやり抜こう」と声をかける。

第17話 チーム/The Team

「能力を正しく使おう」シークレットウォーリアーズは再集結し、コールソンらを救出に向かう。メイが重症を負うが無事助け出し、マリックを捕虜とし尋問を始める。ジョーイはルシオを自らの手で殺害したことからショックを受けていた。フィッツとシモンズはそのルシオが死んでいるにも関わらず代謝が続いていることを研究しその原因がハイヴの菌により洗脳/感染されていることだと突き止める。
マリックからもインヒューマンズを信じるなと助言されていたコールソンは混乱を避けるため秘密裏に基地を閉鎖するが、デイジーらに気づかれ、罠にはめる形で隔離室に閉じ込める。ジェームズの元から持ち帰ったクリー星の玉がロッカーに入っていたリンカーンの洗脳が最も疑われるが、隔離されてているはずのデイジーはリンカーンのもとに現れ、リンカーンはデイジーがハイヴに洗脳されていることを知る。デイジーはマリックを殺し、スプリンター爆弾を使って証拠を隠滅。テリジェンクリスタルとクリー星の玉を盗み、パワーを使って基地を破壊し姿を消す。 その頃ハイヴはマリックの死を受けて、ギエラにデイジーを探せと命令を出す。

第18話 特異点/The Singularity

ハイヴらは、ジェームズからクリーの「玉」とついになるものを手に入れ、ジェームズ自身にテリジェンミストをくぐらせインヒューマン化させる。ハイヴに洗脳/感染されたデイジーによってシールドの基地はダメージを受け、マック、シモンズ、フィッツは、デイジーの感染を解く方法を探りに、超人主義者のラドクリフに接触を試みる。
フィッツとシモンズはサイバネティック眼球を手土産に表向きはナイトクラブになっている、秘密研究施設に入り込み交渉を試みるが、そこにハイヴ、デイジーらがやってきて、ラドクリフを連れ去っていく。コールソンはアリーシャを仲間にしようと接触するがすでにハイヴにより洗脳されていた。ジェームズの家に向かったコールソンたちだったがハイヴらに先を越され、仕掛けられていた爆弾を食らう。しかし、メイとコールソンはコールソンの左腕シールドによって助かる。その後、タルボットが進めていたヒドラの基地を破壊する「首切り作戦」が成功し、ヒドラのインフラは全滅する。
その頃ハイヴは、マリックの金でサウスワイオミングの街を買取り、全ての人間をインヒューマンズ化させる薬(菌)の作成をラドクリフに命令するのだった。

第19話 実験失敗/Failed Experiments

デイジーがサウスワイオミングの自動車工場で発見され、マックとメイと兵士4人でハイヴの殺害に向かう。フィッツとシモンズはデイジーの感染を治癒する血清を作るが、その危険性から人体実験を諦める。しかし、リンカーンが勝手に血清を自分の体に打ったことで経過を観察していたが、効果はなく実験は失敗に終わる。
ラドクリフのインヒューマンズ化の実験は失敗し、生きているクリー人の血が必要だということから、クリー星の玉と無線装置でクリー人の戦士リーパーを呼ぶ。メイがジェームズを騙してハイヴたちの目論見を聞き出し、メイと兵士はハイヴを倒しに向かい、マックはデイジーの説得に向かう。マックはクリー人を倒し採血していたデイジーを説得するがデイジーに殴られる。そこへ、ハイヴ殺害に失敗したメイらがやってきて助けられシールドは緊急脱出する。シールドメンバーはデイジーがマックを傷つけたこと、そして、ハイヴへの攻撃が無意味であったことにショックを受ける。
その頃ハイヴは戦闘して倒したリーパーの心臓を手に入れ、シールドに情をもつデイジーに疑いをかける。しかし、デイジーは自分の血にはクリー人の血が流れているから私を使えと言う。

第20話 解放/Emancipation(映画「キャプテン・アメリカ/シビルウォー」の後日談)

場末の酒場で待ち合わせをしたタルボットとコールソン。タルボットは「ソコヴィア協定」が締結されたことから、シールドも合法化し世間に公表すべきだというが、コールソンは拒否する。2人は酒場のテーブル席のままシートベルトを締め地下にあるシールド基地へと向かう。
「プリミティブズ」を作るべくデイジーは血を提供し続けていたが体力も奪われていた。ハイヴはヘルファイア(ジェームズ)をおとりに、ウォッチドッグスの兵士を捕らえ「プリミティブズ」の実験に使い成功する。
シールド基地の隔離室にいたリンカーンはデイジーからの通信を受け、デイジーの手助けのもと、シールドの基地から脱出を試みる。リンカーンを乗せて自動操縦でハイヴの元へ送られたクインジェットだったが、そこに乗っているのは、メイがリンカーンと協力して乗せたラッシュだった。ラッシュは迎えに来たハイヴを倒し、デイジーからハイヴの洗脳菌を抜き去る。ラッシュはヘルファイアに殺されるが、デイジーはシールドの基地に帰還する。大事をとって面会謝絶となったデイジーだったが、フィッツとシモンズは、デイジーの話からハイヴの狙いが加工された菌を空から撒いて、人々を「プリミティブズ」へと変化させようとしていることを突き止める。そして、ハイヴたちがATCUから盗んだものが、核弾頭だということに気づくのだった。

第21話 許されざる罪/Absolution

(死の星でモジュールの中、デイジーとコールソン。他のものは皆死んでしまった。なんとか脱出を試みるデイジー・・・) 太平洋に浮かぶミサイル基地にハイヴらがいることを突き止めたシールド。メイとマックらはステルスを使いレイダーをかいくぐり島に上陸する。発車防止コードを国防兵站局ビルから聞き出しギリギリでミサイル発射の阻止に成功する。
ハイヴはラドクリフを使ってミサイルの手動発射をさせるがメイが阻止。マックらは記憶錯乱装置を使いハイヴを弱らせジェル容器での捕獲に成功する。しかし、ギエラとヘルファイアは核弾頭を盗み、基地から脱出していた。フィッツ、シモンズ、ラドクリフは「プリミティブズ」の菌の中和する研究を始め、リンカーンはハイヴの一件が終わったらシールドをやめることをコールソンに伝えるのだった。自分の行いを絶対に許せないというデイジーをマックは慰め、たとえ悪魔に支配されても本人次第で勝つことができると励ます。
ハイヴのジェル容器を調べにいったフィッツだったが、貨物室に送られていた荷物が爆破し、プリミティブズ化させる菌が撒かれてしまう。シモンズがコンパイラー理論で要塞化されていた基地の扉を開き、フィッツは間一髪救いだされる。シールドのエージェントを取り込んだプリミティブズらはハイヴをジェルの中から助け出し、クインジェットを使って菌をばらまこうとする。それに気づいたデイジーはモジュールでハイヴの元へ向かい、もう一度ハイヴによる洗脳を懇願するのだった。

第22話 上昇/Ascension

ラッシュとの戦いの最中に、デイジーはハイヴに洗脳されない体になっていた。デイジーはハイヴに洗脳されないことの「苦しみ」よりも洗脳を求めていたが、この事実を知ったデイジーは怒りハイヴに牙をむく。基地内を知り尽くす28人のシールドエージェントがプリミティブズと化してしまったシールドは、基地内に追い詰められ境地に陥る。
その頃、核弾頭を持ったギエラとヘルファイアが基地に到着し、ハイヴはゼファーワンに核弾頭を乗せ、成層圏まで上昇しヨーロッパ全土に菌をばらまこうとする。
プリミティブズたち追い詰められたシールドだったが、シモンズが基地の温度を上げたことで、視覚の弱いプリミティブズたちから気づかれずに動けるようになる。クインジェットでハイヴらのいるゼファーワンへ向かったコールソンが、3Dホログラムでハイヴの注意をそらしているすきに、チームはハッチからゼファーワンへ侵入する。
ヘルファイアとの戦いで負傷したリンカーンは、デイジーが償いのために核弾頭とともにクインジェットで宇宙空間まで行こうとするのを阻止し、リンカーン自身がハイヴとともにクインジェットへ乗り込む。ハイヴとリンカーンは地球を眺めながら宇宙空間で爆発する。そこにはヨーヨーがマックに渡したはずのロザリオが漂っていた。
半年後。デイジーはシールドを離れ、世間では「クエイク」と呼ばれ、身を隠し単独で義賊のような活動をしながらながら生活していた。ヒントン夫人とその娘・ロビンに接触し木彫りのコマドリ(ロビン)を渡すデイジーを捕らえようとするコールソンらだったが、またしても逃げられる。マックとバディを組んでいたコールソンは「また失敗したと長官に伝えろ」と指令を出す。

リンカーンとハイヴの最後の会話のセリフ

リンカーン「世界を回る夢が叶った」
ハイヴ「美しいな。想像より小さい」
リンカーン「ああ」
ハイヴ「いい世界にしたかった」
リンカーン「わかってる」
ハイヴ「繋がりたかった。君は繋がってるな。自分を犠牲にして人々の過ちを背負って」
リンカーン「みんな人間だから」

『ネタバレ【エージェントオブ シールド3】全話あらすじ|リンカーンとの別れ シモンズが見た死の星での出来事』へのコメント

  1. 名前:かず 投稿日:2022/08/17(水) 16:22:18 ID:572345b8f 返信

    遅ればせながらエージェントオブシールド全シリーズ見終わりました。
    とにかく面白くて夢中になってデイジー(スカイ)の大ファンになりました。
    だからこそどうしても許せないというか、受け入れられないシーンがあって、ずっとひっかっています。
    21話の終わりから22話の初めに私を戻してと洗脳を懇願するシーンです。やっと戻ってきてマックやみんなと和解できたのに何故という感じです。字幕で確認したりしてもっと別のニュアンスを探したのですが全く納得できませんでした。洗脳が戻せないと分かると急に怒り戦い出すのも何だかおかしな感じもします。
    シーズン4でもっと深い心情を話すかと見直しましたが、あまり納得できる内容はなかったです。
    錯乱していたとか、アメリカの感覚だからとか色々考えるのですが。
    デイジーが大好きであるが故にこのシーンで、デイジーを好きでいられないのです。
    それくらいこのドラマにハマってしまったという事は、制作側の意図にすっかりハマっているのかもしれませんね。
    この話がモヤモヤして誰か同じこと思っている人いないかなと思ってここに辿り着きました。

  2. 名前: 投稿日:2023/05/07(日) 08:56:15 ID:feee77a3e 返信

    映画1984では恐怖(ネズミ)で洗脳します。ソビエト式でしょうか。古い方のTVシリーズのV、でも恐怖から洗脳してました
    今回は快楽中枢ドーパミンを刺激する洗脳なのでましてや異星人からの洗脳なので、頭から霧がなくなっても快楽は身体と潜在意識にあるのでああなったのではないでしょうか。覚醒剤や麻薬をやめてもまた使ってしまう人がたくさんいるように。やめるとしんでしまうのでダウン系麻薬(眠る快楽モルヒネ系)を国が病院に麻薬患者に与えている国も現在あります。
    ルシファー、スローンズ、炎と血(本)等を最近見てこちらを見始めました(遅いですね笑)
    アベンジャーズは映画館で見てましたがこのTVシリーズは全く知りませんでした
    宇宙ものは大好きです

  3. 名前:カズ 投稿日:2023/09/08(金) 11:09:18 ID:08fb4f139 返信

    あさん
    遅くなりましたが、コメントありがとうございます。
    一年経ち、記憶も曖昧になったので、もう一度ゆっくり全部見直しましたが、
    やはり弱さというのが正しい解釈なんでしょう。自分はちょっと日本人的な潔癖なところがあるので、前回ほどではないですが、やっぱり違和感は残りますね。

    エージェントオブシールドはよくできていて、面白いなあと改めて感じました。
    日本でも同じくらい面白いものができないかと思うのですが、日本人だと俳優の先入感があり、演技とかでも、どうしても入り込めなかったりするのですが、海外ものだと俳優の先入観が少ないのと吹き替えの質でグッと入り込みやすくなるなと思います。
    日本で海外で受けそうなのはSPECくらいだと思うのですが、いつか世界配信してほしいと思っています。