ここでは2019年に公開された映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」をネタバレでご紹介しています。MCU全体のネタバレもしていますので、ご了承ください。
- MCU内の現在地と現実の出来事/タイムライン(劇中の時代設定)
- 登場するロケーション/地名
- 登場人物/キャラ
- トニー・スターク / アイアンマン
- スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ
- ブルース・バナー / スマートハルク
- ソー・オーディンソン
- ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ
- クリント・バートン / ホークアイ / ローニン
- スコット・ラング / アントマン
- キャロル・ダンヴァース / キャプテン・マーベル
- アベンジャーズ/シールド関係者
- ブラックパンサー/ワカンダの関係者
- アントマン/スコット・ラングの関係者
- スパイダーマン/ピーター・パーカーの関係者
- ガーディアンズオブギャラクシーの関係者
- ホークアイ/クリント・バートンの関係者
- ドクター・ストレンジの関係者
- マイティ・ソーの関係者
- トニー・スタークの関係者
- スティーブ・ロジャースの関係者
- サノスの関係者
- 世界観/設定/アイテム
- 大まかなあらすじ
MCU内の現在地と現実の出来事/タイムライン(劇中の時代設定)
2018年の映画「インフィニティウォー」のサノスの指パッチンの後、映画「キャプテンマーベル」と「アントマン&ザ・ワスプ」が公開されました。この2作はともに、最終シーンが映画「インフィニティウォー」のサノスのデシメーションと時系列的に一致するように描かれ、アントマン/スコット・ラングに関しては、「量子世界に取り残される」という衝撃の結末もありました。
今作ではフューリーの双方向ポケベルの救難信号からアベンジャーズに合流したキャロル・ダンバースによって、トニーとネビュラが地球に帰還。二日前にあったデジメーションからサノスが惑星ガーデンにいることが判明。残ったアベンジャーズらによってサノスは殺され、次作映画「スパイダーマン/ファーフロムホーム」を持って、MCUのフェイズ1〜3までの総称「インフィニティサーガ」が終わりを迎え、フェイズ4以降へ進み「マルチバースサーガ」へ突入しました。
サノスのデシメーションから5年後の2023年。アントマンが奇跡的に帰還。これによって「時間泥棒作戦」を開始し成功。タイムトラベルからもどったのは1分後で、スマートハルクの指パッチンで5年前に消えた人たちが生還し、トニーの指パッチンでサノスをはじめとするヴィランたちが消え去りました。
そして今作の時間泥棒作戦でアベンジャーズたちが訪れたのが以下の年代です。
2012年ニューヨーク→1970年のキャンプリーハイ(ニュージャージー州)
2013年アスガルド
2014年モラグ、ヴォーミア
ちなみに2023年、トニー・スタークがペッパー・ポッツとの間の子「モーガン・H」と共に自然豊かな場所で暮らしている様子が描かれていますが、さりげなく「昆虫食」を入れ込んでいました。
引退生活をするトニーが娘との食事に「コオロギ入りのサンドイッチを作った」と話すシーンあります。
【昆虫食は必要なし】日本で年間612万トン、世界で13億トンもの食料が廃棄 食糧危機はやはり茶番だった!! | RAPT理論+α
昆虫食は害しかありませんし、そもそも昆虫食を必要とするほど、地球の資源は乏しくはありません。ただ、支配者・上級国民たちが「食糧危機」を捏造し、スマートシティを推し進め、監視社会を到来させようとしているだけです。
【捏造される食料危機】鳥インフルエンザの影響で、養鶏業者の倒産が相次ぐ 昨年の倒産件数は、前年比3倍の15件 | RAPT理論+α
【捏造される食料危機】テキサス州の酪農場で爆発火災 1万8000頭の牛が焼死 アメリカでは畜舎の火災により1年間で約68万匹の家畜が死亡 | RAPT理論+α
【食料危機はいずこへ?】国産りんごの輸出量、6年連続で3万トン超え 今年2月までの6ヶ月間、前年同期比3割増の3万2390トン 輸出額162億4千万で過去最高 | RAPT理論+α
以下の記事を読んでいただき、一人一人が、後世の世代のためにも悪政を完全に終わらせることができるよう、個人ができることを最大限行って欲しいと思います。
【じげもんの常識をブッ壊せ!!】Vol.50 – 昆虫食の普及は、中国共産党の計画だった!! | RAPT理論+α
ビル・ゲイツが警告する食糧危機は、農作物の破棄、畜産動物の殺処分によって捏造されていた!! | RAPT理論+α
食糧危機を演出し、世界中に「昆虫食」を普及させている黒幕も「中国共産党」だった | RAPT理論+α
【ついに監視社会が到来】『くら寿司』がAIで不審な行為を検知する監視システムを導入 社長は池田大作を崇拝する創価学会員 | RAPT理論+α
また「インフィニティサーガ」で命を落としたトニー・スタークは、ずっと「AI」をその相棒としてアイアンマンスーツやコンピューターに利用してきました。これは今話題の「チャットGPT」そのものです。「チャットGPT」は中国共産党のプロパガンダの一種だということが明らかになっています。
中国政府、AIチャットシステムに『中国の社会主義的価値観』を反映し、中国共産党のプロパガンダを流布することを義務付け | RAPT理論+α
登場するロケーション/地名
ニューヨーク・ニューヨーク州|「NY決戦」の最中、ドクターストレンジは近くの病院で手術中だった。スマートハルクがエンシェントワンを説得し、タイムストーンを手に入れる。ロキの杖のマインドストーンは一度入手に失敗するが、1970年のキャンプリーハイにワープし、「ピム粒子」と「マインドストーン」を入手。
アスガルド|ロケットとソーが、2013年アスガルドの王宮で、映画「マイティソー/ダークワールド」の際に保管されていたリアリティストーンを取りに行く。
モラグ|2014年ローディとネビュラが訪れ、ピーター・クイルが入手する際に「オーブ/パワーストーン」の横取りにすることに成功。ネビュラは地球には帰還できず、ここに取り残され、サノスに捕まってしまう。
ヴォーミア|2014年、ナターシャとクリントが訪れ、ナターシャの命と引き換えにソウルストーン入手。
キャンプリーハイ・ニュージャージー州|2012年のニューヨークでパワーストーンを奪うのに失敗したトニーとスティーブが1970年のシールド基地だったキャンプリーハイを訪れる。ピム粒子とパワーストーンを無事入手。
トニーの別荘・ニューヨーク|葬儀が行われた場所。スタークのエココンパウンド。
消滅者の壁・サンフランシスコ|帰還したスコット・ラングが見に行ったサノスのデシメーション/指パッチンでこの世から消滅した死没者の名前が彫られた石碑。
倉庫 U-STORE-It Self Storage・サンフランシスコ|スコット・ラングのバンが保管(放置)されていた倉庫。ここでスコット/アントマンが量子世界から帰還する。
ペギー・カーターの自宅|物語の最後に、過去に戻ったスティーブ・ロジャースとペギーがダンスをしていた家。ペギーは1949年にワシントンDCに移り住み、一人暮らしを始める。1946年が舞台のドラマ「エージェント・カーター」ではニューヨークに暮らしており、翌年の1947年は任務のために、ロサンゼルスのハワード・スタークの豪邸に滞在した。
ガーデン|サノスの農園。サノスはやるべきことをやったら、自然の中で静かに暮らす予定でいることを、ネビュラに話していた。ソーがサノスの首を切り殺害した場所。
ニューアスガルド・トンスベルグ|ノルウェーのトンスベルグに作られた新たなアスガルドの民の居住地。2023年以降は、ヴァルキリーが王として君臨する。
登場人物/キャラ
トニー・スターク / アイアンマン
ネビュラと共にサノスのデシメーション/指パッチン後も宇宙空間で生き延び、キャロル・ダンバースに救助され、その後はペッパー・ポッツとの間に女児モーガン・Hが誕生し育てていた。その後は時間泥棒作戦に関わる。ストレンジの策略により、最終的にトニーがデシメーション/指パッチンを引き起こし、サノスたち悪の軍団を消滅させ、世界に平和をもたらし命を落とす。ピーター・パーカーを手の中で失ったことから、家族との生活を捨てることになるという葛藤を抱えながらも「時間泥棒作戦」に参加する。
スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ
サノスのデシメーション/指パッチン後は、グループセラピーなどを開くなどして前向きに生活していた。スコット・ラングが戻ってからはトニーらと共に2012年のニューヨークや1970年当時のキャンプ・リーハイなどへタイムトラベル。ムジョルニアを持つことができる「選ばれしもの」となり、インフィニティストーンとムジョルニアを元の場所に戻した後は、ペギー・カーターと生きる人生を選び、高齢になった姿で2023年に戻り、キャプテン・アメリカの盾をサム・ウィルソンに受け継がせる。
ブルース・バナー / スマートハルク
ハルクとバナーの体が融合した「スマートハルク」となっており、その姿のまま生活をしている。「時間泥棒作戦」で取り戻したインフィニティストーンでデシメーション/指パッチンをして、5年前にサノスが消した人類を取り戻した。スティーブ・ロジャースが過去にムジョルニアとストーンを戻しに行く際に、タイムマシーンを制御する。
ソー・オーディンソン
アスガルドの王子で雷の力を宿す神。農園にいたサノスの首をとり、その後はトンスベルグに築いた「ニューアスガルド」で飲んだくれの日々を送っていた。ロケットとスマートハルクに説得され「時間泥棒作戦」に参加。トニーの死後は、ガーディアンズギャラクシーのメンバーと共に宇宙へ旅に出る。
ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ
人類が半減した後も、彼女にとっての「家族」であるアベンジャーズの中心となり指揮を取る。ソウルストーンを手に入れるためにクリント・バートンと向かった2014年のヴォーミアで、ストーンと引き換えに死亡。
クリント・バートン / ホークアイ / ローニン
サノスのデシメーション/指パッチンを生き延び、全てを失ったことから「ローニン」として世界各地で悪人を殺害していた。ナターシャに説得され「時間泥棒作戦」に関わり、ヴォーミアでソウルストーンを手に入れるが、特別な関係だったナターシャの死を誰よりも悲しんだ。
スコット・ラング / アントマン
サノスのデシメーション/指パッチンが起こった時、量子世界に入り込んでいたため影響を受けず、2023年に突如作動した量子転送マシンから戻ってくる。スティーブやナターシャに「タイムワープ」の可能性を話し、「時間泥棒作戦」に関わる。まだ子供だった娘のキャシーと5年会っていなかったが、2023年にティーンになったキャシーと再会。スコット自身は年齢を取っていない。
キャロル・ダンヴァース / キャプテン・マーベル
フューリーのポケベルでの知らせから地球へ向かい、デシメーション/指パッチンがあったことを知らされる。その後、ネビュラとトニー・スタークを助ける。2023年には、アベンジャーズと定期的に連絡をとりながら、地球以外で救援活動を行っている。トニー・スタークの葬儀に参加し、その後の動向については不明だが、ドラマ「ミズ・マーベル」に登場。
アベンジャーズ/シールド関係者
ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ|マインド・ストーンを利用した“ヒドラ”の人体実験で、テレキネシス、マインドコントロールなどの特殊能力を得た強化人間。その後ワンダが伝説の魔女「スカーレットウィッチ」になるまでの様子が、ドラマ「ワンダヴィジョン」で描かれ、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバースオブマッドネス」に登場。またドラマ「エージェント・オブ・シールド」に登場した魔術書「ダークホールド」も重要なアイテムとして登場。
ネタバレ【エージェント オブ シールド4】MCUの地名・世界観・設定を解説
ネタバレ【エージェント・オブ・シールド 4】全話あらすじ|ドクター・ストレンジへの伏線 ダークホールド の来歴
マリア・ヒル|元S.H.I.E.L.D.副長官。S.H.I.E.L.D.崩壊後はスターク社にトニーとペッパーの秘書として就職し、ウルトロンとの戦いの後はフューリーと共に行動していた(おそらく映画「スパイダーマン/ノーウェイホーム」ではスクラル人のところにいる)。
ニック・フューリー|元S.H.I.E.L.D.長官にしてアベンジャーズ計画の発案者。S.H.I.E.L.D.崩壊後は自分の死を偽装したまま行方を眩ましており、ウルトロンとの戦いの後はマリアと共に行動していた。
サディアス・“サンダーボルト”・ロス|かつてアメリカ陸軍将軍時代にハルクを軍事利用しようとしたアメリカ国務長官。ブルースの元恋人であるベティ・ロスの父親でもある。フューリー、マリア・ヒルと共にトニーの葬儀に参列。
フィリス・ジェンキンス|1970年当時のキャンプ・リーハイの女性職員。施設内で遭遇したトニーとスティーブを怪しみ、警備に通報する。演じているのはYvette Nicole Brown。
ブラックパンサー/ワカンダの関係者
ティ・チャラ/ブラックパンサー|ワカンダの国王で、ヴィブラニウム由来のスーパーパワーを持つ、ワカンダの守護者“ブラックパンサー”の異名を持つ。最終決戦で復活し、オコエ、妹のシュリ共に登場。
シュリ|ティ・チャラの妹。ワカンダの王女であり天才科学者。前作の作中では生死に触れられなかったが、兄と同様に消滅していた設定が判明。映画「ブラックパンサー/ワカンダフォーエヴァー」では兄の死後、葛藤を抱えながらもブラックパンサーを受け継ぐ。
オコエ|ワカンダ王家の親衛隊“ドーラ・ミラージュ”の隊長。トニーの葬儀に参列。
エムバク|ワカンダの山奥に棲む、ジャバリ族の族長。最終決戦の際にワカンダ軍の一員として率いて参戦。
アントマン/スコット・ラングの関係者
ホープ・ヴァン・ダイン/ワスプ|ハンク・ピムとジャネット・ヴァン・ダインの一人娘で二代目ワスプ。
ジャネット・ヴァン・ダイン|初代ワスプ。ホープの母親。この世のものではない不思議な力を持っている。
ハンク・ピム|ピム粒子を発見した初代アントマン。ホープの父親。1970年時に、若き日の姿で場し、最終決戦後には妻やスコット、ホープと共に復活して登場。
キャシー・ラング|スコット・ラングの一人娘。本作にてデシメーション/指パッチンを免れていたことが判明し、14歳に成長した姿で登場。母と母の再婚者と暮らしていた家に住み続けていた。
スパイダーマン/ピーター・パーカーの関係者
ピーター・パーカー/スパイダーマン|クモ由来のスーパーパワーを持つ高校生ヒーロー。復活し、最終決戦に参戦。「マルチバースサーガ」では、マルチバース発生の原因をつくってしまう張本人。
メイ・パーカー|ピーターのおば。トニーの葬儀に参列。
ネッド・リーズ|ピーターの親友。最終決戦後はピーターと共に学園生活に戻っていることが描かれる。「マルチバースサーガ」では、霊的に敏感な家系であり、ストレンジも使うあるアイテムを操れるようになる。
ガーディアンズオブギャラクシーの関係者
ピーター・クイル/スター・ロード|ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのリーダー。半分は地球人、半分は天界人/セレスティアルズという宇宙人とのハーフ。天界人/セレスティアルズは映画「エターナルズ」の主要登場人物たちや「太陽」を造った「神のような存在」。
ロケット|人体実験によりアライグマの姿になった元賞金稼ぎ。ガーディアンズの一員で、優秀なエンジニアでもある。サノスのデシメーション/指パッチンを生き延び、2023年にはネビュラと共に活動し、アベンジャーズと連絡を取り合っている。時間泥棒作戦ではソーと行動を共にし、彼を励ます。
ドラックス|ガーディアンズの一員であるパワー・ファイター。
グルート|ガーディアンズの一員である樹木型ヒューマノイド。
マンティス|ガーディアンズの一員で、共感力/エンパシーを持つ宇宙人。
ガモーラ|ガーディアンズの一員。サノスの養女でネビュラの義姉。ソウル・ストーンにささげる生贄としてサノスに殺された。今作では「時間泥棒作戦」でネビュラたちが訪れる2014年のガモーラとして登場。ピーター・クイルと恋仲になる前のガモーラだが、未来でネビュラとの信頼が回復されることを知り、養父サノスを止めようとする。未公開シーンではトニーのデシメーション/指パッチンによるサノス軍消滅後も生存しており、ヒーローたちがトニーに哀悼の意を示しているさなかに、いずこかへと姿を消す。
ネビュラ|過去のガモーラに、現在のガモーラの知覚情報が転送されてしまったことにより、2023年のアベンジャーズの「時間泥棒作戦」がサノスに露見してしまう。過去のガモーラと和解し、過去の自分自身であるネビュラを殺害する。トニーと二人だけで過ごしていた間にゲームで盛り上がるなど、それまでの冷徹な性格が和らいでいる様子が描かれる。
コーグ|全身が岩で構成されたクロナン人で、惑星サカールの元剣闘士だったソーの友人。昆虫型宇宙人のミークと常に一緒に行動している。
ハワード・ザ・ダック|惑星ノーウェアのコレクターのショップやショップ崩壊後は惑星“コントラクシア”にいたアヒル型宇宙人。本作では最終決戦にラヴェジャーズと共に参戦している。
ホークアイ/クリント・バートンの関係者
アキヒコ|東京を縄張りにする日本のヤクザ。ローニンとなったクリントと交戦し、最後はクリントに首元を斬られて死亡する。
ローラ・バートン|バートンの妻で、かつてフューリーの部下だった。サノスのデシメーション/指パッチンで子供たちと同じく消滅していたが、アベンジャーズのデシメーション/指パッチンで戻る。ドラマ「ホークアイ」では、シールド時代の彼女の時計をめぐる物語がある。シールドのエージェント時代のコードネームが「19 ナインティーン」だったことが推察される描写がある。
ドクター・ストレンジの関係者
スティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジ|元天才外科医で、タイム・ストーンを守護するマスターズ・オブ・ミスティック・アーツの魔術師。
エンシェント・ワン|カマー・タージの主にして、至高の魔術師“ソーサラー・スプリーム”の称号を持つ、700歳を超えた年齢不詳のケルト人女性の魔術師。“ゼロッツ”との戦いで死亡している。2012年のニューヨーク決戦の際には、その近くにいたことが明らかになった。
ウォン|魔術師の総本山カマー・タージの書庫の番人。ストレンジの盟友である魔術師。「マルチバースサーガ」では、ストレンジの跡を継ぎ「ソーサラースプリーム」になっている。
マイティ・ソーの関係者
ロキ|ソーの義弟。インフィニティウォーの冒頭で「スペースストーン」をサノスに奪われた直後に殺害されている。2012年のニューヨーク決戦で敗れた直後にスペースストーンを盗むロキと、2013年のアスガルドの牢獄で幽閉されていた頃のロキが登場。2012年にスペースストーンを盗んだロキのその後はドラマ「ロキ」で描かれる。この「ロキ」は、神聖時間軸を汚した罪で「TVA/時間取り締まり局」に逮捕・連行されていた。
フリッガ|ソーの実母で、アスガルドの元王妃。ダーク・エルフのアスガルド侵攻時に殺されている。時間泥棒作戦でソーたちが訪れる2013年の彼女が登場する。
ジェーン・フォスター|ソーの元恋人であり、天文物理学者。時間泥棒作戦でソーらが訪れた2013年のアスガルドを訪れていた頃の彼女が登場。
ヴァルキリー(ブリュンヒルデ)|アスガルド王を守るヴァルキリー部隊出身のアスガルド人女性。オーディンの娘でソーの姉であるヘラに全滅させられたヴァルキリー部隊の唯一の生存者。2023年以降、ニューアスガルド(場所は地球のノルウェー トンスベルグ)の王として君臨する。
トニー・スタークの関係者
ペッパー・ポッツ/レスキュー|スタークインダストリーズの社長でトニーの妻。トニー・スタークとの間に娘モーガン・Hを授かり育てている。
ハワード・スターク|スターク・インダストリーズ創始者兼天才発明家であり、S.H.I.E.L.D.幹部でもあったトニーの実父。1970年当時、ハンク・ピムらと共にシールドの本部だった「キャンプリーハイ」に勤務していた。1991年に洗脳されたバッキーによって暗殺されている。
エドウィン・ジャーヴィス|ハワードの執事であり、トニー・スタークのナビゲーションAI「J.A.R.V.I.S. ジャービス」のルーツ。1970年にもハワードの運転手として働いており、トニーと別れた後のハワードを車に迎える。2015年のドラマ「エージェント・カーター」ですでに登場しており、ドラマシリーズから映画へと逆輸入された初の人物で、ドラマと映画、双方で演じている人物も同じジェームズ・ダーシー。
モーガン・H・スターク|トニーとペッパー・ポッツの一人娘。サノスのデシメーション/指パッチン以後に生まれた人物。名前の由来は母ポッツの叔父の名前から。
ハッピー・ホーガン|トニーとペッパーの親友である、スターク社CEO専属の運転手兼ボディガード。
ハーレー・キーナー|「アイアンマン3」に登場した少年で、トニーの葬儀に参列。サム、バッキー、ワンダの後ろに一人で立っている青年がハーレー。
ジェームズ・“ローディ”・ローズ/ウォーマシン/アイアン・パトリオット|「シビルウォー」で下半身付随の重傷を負うが回復し、アベンジャーズに参加。ネビュラと共に、モラグでパワーストーンを回収する。
スティーブ・ロジャースの関係者
サム・ウィルソン/ファルコン|元アメリカ空軍の落下傘兵にして、スティーブの現代における親友であり相棒。飛行装置で武器である「ファルコン」を装着して戦闘する。ドラマ「ファルコン&ウィンターソルジャー」では葛藤を乗り越えジョン・ウォーカーの後の「キャプテン・アメリカ」になる。
バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー|ヒドラによって暗殺者ウィンター・ソルジャーに改造・洗脳されたスティーブの親友。ワカンダで洗脳を解かれた後は、アベンジャーズに協力する。サム・ウィルソンの相棒としてサムのキャプテンアメリ就任を見届ける。
マーガレット・エリザベス・“ペギー”・カーター|エージェント・カーターのコードネームを持つ女性士官でS.H.I.E.L.D.創設メンバーにして幹部。2016年に老齢のため死亡。1970年時のS.H.I.E.L.D.本部だったキャンプ・リーハイに勤務していた頃の彼女が描かれる。姪にシャロン・カーターがいる。
ブロック・ラムロウ|S.H.I.E.L.D.の精鋭部隊「S.T.R.I.K.E.」にリーダーとして所属していたヒドラ構成員。ラゴスでのテロ事件にてスティーブとの相討ちを狙って自爆した人物。
ジャスパー・シットウェル|S.H.I.E.L.D.にエージェントとして所属していたヒドラ構成員。ドラマ「「エージェント・オブ・シールド」にも登場し、バッキーの襲撃で死亡している。
アレクサンダー・ピアース|S.H.I.E.L.D.に理事として所属していた、ヒドラの中心的人物。インサイト計画の際に死亡している。時間泥棒作戦で2012年、ロキを捕らえたアベンジャーズらの前に現れ、ロキの引き渡しを要求する。
ジャック・ロリンズ|S.H.I.E.L.D.の精鋭部隊「S.T.R.I.K.E.」に所属していたヒドラ構成員で、ラムロウの片腕的存在。ラムロウらと同様、ニューヨーク決戦直後の彼がスターク・タワーに登場する。
ヒッピー|1970年時のキャンプ・リーハイに向かって叫ぶ長髪の男性。演じているのはスタン・リー。
ヨハン・シュミット/レッドスカル/ストーンキーパー|ヒドラの創設者で、現代ではヴォーミアでソウルストーンの守護者を務めるアーリア人。時間泥棒作戦で2014年のヴォーミアに訪れたナターシャとクリントを迎える。
嘆く男|グループセラピーで、恋人(家族)との話をスティーブに語るゲイの男性。演じているのは監督のジョー・ルッソ。
サノスの関係者
サノス|宇宙の均衡を目指して大量虐殺を行うヴィラン。デシメーション/指パッチン後に兼ねてからの夢だった農園での生活をしている際にアベンジャーズにより殺害された。過去のサノスは「時間泥棒作戦」に気づき、アベンジャーズたちと最終決戦を始める。偽のガントレットで指パッチンをした直後に、トニーが行ったデシメーション/指パッチンで塵と化して消滅。
エボニー・マウ|ブラック・オーダーの一人。前作において死亡したが、本作では2014年の過去のマウが登場。
世界観/設定/アイテム
時間泥棒作戦/Time Heist|量子トンネルとピム粒子による量子スーツと、過去に「転送する装置」によって、インフィニティストーンを全て取り戻すという作戦。5年の空白期間を経て、アベンジャーズたちは半減した地球の人口を元に人口に戻した。この際の犠牲者として鉄を利用したヒーローであるアイアンマン/トニー・スタークがあげられる。
大まかなあらすじ
2018年のサノスの指パッチンの後、フューリーの双方向ポケベルの救難信号からアベンジャーズに合流したキャロル・ダンバースによって、トニーとネビュラが地球に帰還。二日前にあったデジメーションからサノスが惑星ガーデンにいることが判明。残ったアベンジャーズらによってサノスは殺される。
その5年後の2023年。エイヴァのためのヒーリング粒子を取りに量子世界に入り込んだままだったアントマンが奇跡的に帰還。ピム博士らが残した量子マシンによりインフィニティストーンを取り戻すという「時間泥棒作戦」を開始する。2012年のニューヨーク、1970年のキャンプ・リーハイ、2013年のアスガルド、2014年のモラグなど、過去に戻り六つのインフィニティストーンを全て取り戻すことに成功したアベンジャーズ。
タイムトラベルからもどったのは1分後で、その後、スマートハルクの指パッチンで5年前に消えた人たちが生還。「時間泥棒作戦」は成功のうちに終わる。しかし、アベンジャーズ達が過去を飛び回っているさなか、サノスがネビュラの記録装置から、アベンジャーズの行動を知り、2023年のアベンジャーズコンパウンド周辺はサノスに爆撃され、アベンジャーズは、再びサノスとの最終決戦に挑むことになる。
そこにサノスのデシメーション/指パッチンで亡き人になっていたヒーロー達も合流し、最終的にはドクター・ストレンジがかつて見たサノスに勝つ可能性を実践し、サノスに偽のガントレット(グローブ)をはめさせ、アイアンマンが指パッチンをして、サノスたちが全滅。事件は収束する。
以前の世界に戻った地球だったが、トニー・スタークはインフィニティストーンの力に耐えられず帰らぬ人となり、多くの人が参加するなか葬儀が行われる。
またソーは、ノルウェー トンスベルグのニューアスガルドに住むアスガルドの民達を統治する王にヴァルキリーを指名し、自らはガーディアンズ・ギャラクシーらと共に旅に出る。
スティーブ・ロジャースは、ムジョルニアとインフィニティストーンを元に戻すために過去に戻った際に、キャプテン・アメリカを「ファルコン」ことサム・ウィルソンに引き継ぐ決意をしヴィブラニウム製の盾を手渡すのだった。