ネタバレ【エージェントオブ シールド6】ドクター・ストレンジともクロスオーバーする地名・世界観・設定などのキーワードメモ

映画「アベンジャーズ」のスピンオフドラマ「エージェント・オブ・シールド」もシーズン7で完結すると発表されていた今作。

ここではシーズン6で登場するアイテムや地名、世界観などの設定をネタバレで残しています。

また、シーズン6の冒頭のシーンは2018年で、その一年後の2019年が「シーズン6」の時間軸の主な舞台です他、そしてなんと最後のシーンでは1931年のニューヨークが登場。

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これは同じくABC制作のドラマ「エージェント・カーター」につながる可能性があり、シーズン7にはダニエル・スーザ役のエンヴェア・ジョカイの出演が決まっています。

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是非ドラマ「エージェント・カーター」も振り返ってみてください。

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シーズン6放送中・前・後の公開映画(物語の進行の関係性)

ドラマ「シーズン6」の放送期間|2019年5月10日〜2019年8月2日(アメリカ本国放送)(日本放送は2019年12月7日~ Dlifeにて)。

以下、マーベル 映画とドラマの世界の最も早い公開・放送期間です。

2017年11月3日「ソー:バトルロワイヤル(ラグナロク)」
2017年12月1日〜ドラマ「シールド Season5」
2018年2月16日「ブラック・パンサー」→シールド season5 #10と#11の間
2018年4月25日映画「アベンジャーズ:インフィニティ ウォー」→シールド season5 #18と#19の間
2018年6月28日映画「アントマン・アンド・ザ・ワスプ」
2019年3月6日映画「キャプテン・マーベル」
2019年4月24日映画「アベンジャーズ:エンドゲーム」(劇中では→2018年と2023年)
2019年5月10日〜ドラマ「シールド Season6」(劇中では2019年→1931年)
2019年6月28日「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」(劇中では2024年夏)

地名・ロケーション|AoSシーズン6

ドリル星|デイジー、シモンズ、パイパー、デイヴィスの四人がフィッツを探しに向かった星。フィッツの宇宙船の積荷の供給元がトロクTrokという宇宙人であることを突き止め、デイジーとシモンズが尋問し、フィッツの宇宙船の残骸がこの星の廃品回収所に打ち捨てられていることを突き止める。(1)
キャッスルトン(バーモント州)|ジャコ、 ティンカーが現れた場所。この公園がレイライン上にある。(1)
シモンズとデイジーたちがフィッツ探しの際に訪れた場所|トリワナの海、パイリー星の月(1)
バー|マックが常連にしているバー。メイはここでマックとベンソンを引き合わせる。(1)
クロニコムの宇宙船|フィッツを乗せて宇宙を周遊させていたが、ある宇宙船に攻撃をうけて真っ二つになる。宇宙船の破片の半分は、トロクたちによってドリル星に回収される。低温凍結チェンバーを発見するがフィッツたちはすでに移動していた。(1)
自然史博物館(インディアナ州マンシー)|サージが大型トラックで現れた場所。(1)
ナロ・アツィア|フィッツを保管していた低温凍結チェンバーの製造元。ドリル星よりもさらに深宇宙にある惑星。(1)イノックとフィッツは低温凍結で未来に行ってからシモンズたちと会うという計画だった。
シンシナティ(オハイオ州)|サージたちが盗みに入っていたボブの店がある場所。コンテナヤードでサージたちが警備員に地球上にはない銃で発砲。その後、PEG(クリスタル・水晶)を入手するために宝石店へ強盗に入る。サージたちは、壁面にスプレーをすることで「空間をワープ」できるアイテムで金庫の壁からトラック内部へ逃げる。(2)
クロニカ2号星/白鳥座|他の星で起きたことと同じように突如破滅させられ、破滅寸前のところに乗っ取りにやってきた「同盟」に星を乗っ取られそうになるが、アタラたちが交戦し「同盟」の宇宙船を横取りした。(5)星全体が燃え上がりマグマに覆われ、マグマは石になった。このようにして全てが死滅した。(6)クロニカ二号星は、シュライクが集合し、シュライクを呼び寄せたビースト=アイゼルによって滅ぼされた。「同盟」は滅ぼしたというのはアイゼルのウソ。アイゼルはモノリス(ディアラス)を探してクロニカ二号星にやってきた。サージたちはそれを阻止するために、その兆候がある地球にやってきた。宿主が一箇所に集まり、シュライクたちがビーストを呼ぶ準備をはじめることで破滅が始まる。(8)
キットソン星|キットソンシティのゲームハウスでフィッツとイノックは金を稼ぐことになる。(2)アタラに捕まっていたフィッツ、シモンズと二人を助けたイノックが惑星間転送ディスクでやってくるが、直後に、ディスクをゲームハウスの客に使われてしまい、フィッツたちはキットソン星に足止め状態になる。(7)
シヴィア星|ヴィロなどシヴィア人の故郷。シヴィア人はよそ者を嫌う。フィッツが出身地だと嘘をついていた星。北の北の方の出身だと言い張るが、その地域は放射能で不毛の土地になっている。(2)
ディークの会社(カリフォルニア州)|シリコンバレーに所在。フレームワークを使ったVRゲーム「レモラスバスター」を発売する会社。現実世界を変える。一つの主食で皆が満腹になる。オーガニックで持続可能で手頃な食料「マッシュルームスナック」などで「ポストフードムーブメント(脱食料運動)」などを計画している。スクーターで徒歩が減り、相乗りで飲酒運転が減った。食物を不要にするのが目的。重力ベルト、義手からシールドを出す装置などシールド由来のテクノロジーを元にした商品が多い。企業利益の0.5%は、「未来を創るショー基金」に回されている。(4)会社の敷地は4500平方メートル。(9)
リノ(ネバダ州)|サージたちが、バスに乗ろうとしていた男で、シュライクの宿主であるシムコーを殺した場所。(4)
モンテカルロ(モナコ)|フィッツがキットソンシティの賭博場ゲームハウスに入った時に「モンテカルロとは大違い」と発言。(3)
サウススーシティ(ネブラスカ州)|レイラインの交わる場所で、サージが殺した男シムコーが向かおうとしていた場所。(4)
サクラメント(カリフォルニア州)|ハロルド・シムコーの居住地。1週間前から行方不明で、突如、家族を捨ててリノからスーシティへ向かおうとしていた。 (4)
ユカタン半島(メキシコ)|ベンソンがパチャクティクの手がかりを探すために向かった場所。(5)アイゼルは、三つのモノリスのパワーが閉じ込められているグラヴィトニウムの装置で、恐怖の次元を開けようとする。その寺院の場所を突き止めるためにマックとヨーヨーを人質にしてベンソンに会いに行く。二つのレイラインの交差地点。この寺院は三つのディアラス(モノリス)のために作られたもので、石が美しく響き合った時に故郷(恐怖の次元)との扉が開く。こうすることでアイゼルに支配された世界(シュライクの宿主だらけ)になる。(11)アイゼルがマックとヨーヨーを人質にして、モノリスを復元できる能力を持つフリント(アイゼルの力による幻の一種の存在)を呼び出す。アイゼルはそのフリントの中に入り込み石を復元し「恐怖の次元」を開くことに成功する。(12)
タヒチ(南太平洋フランス領ポリネシア)|メイが死にゆくコールソンの最後をみとった場所。(5)
ライトハウス(ニューヨーク州オンタリオ湖)|三つのモノリスが倉庫に保管されている。約一年越しに、デイジー、パイパー、デイヴィスが帰還。ジェマ、フィッツ、イノックはアタラたちの宇宙船に捕われる。(5)学者だったクロニコムらが配置換えになり、ハンターとなったクロニコムたちと彼らを指揮するマラカイらの襲撃にあい、中枢部を乗っ取られる。マラカイタチは、ライトハウスにあったフューリーのツールボックスの知識をもとに地球乗っ取る。21階はディークのラボがある。ディークはフィッツたちに断りなく、自社の社員を呼び寄せて研究をしていた。(13)
ジェマ・シモンズの部屋(ヘレンフォードシャー)|フィッツとシモンズが大脳融合装置にかけられたことで二人が共有した記憶として登場。7歳6ヶ月の頃のジェマの部屋。チンパンジーの観察をする学者らしき女性の写真。子供用顕微鏡。熊のプーさんのぬいぐるみ。あらゆる蝶々に関する標本。蝶々の瓶詰め。イド・シモンズを生み出した「悪口が閉じ込められたオルゴール」などがある。(6)
フォートドッジ(アイオワ州)|シュライクが寄生する宿主がいた場所。アジア系の男性をシールドの武装隊が保護する。
デモイン(アイオワ州)|シュライクが寄生する宿主がいた場所。ヨーヨーが髭の男性を保護する。
スコットランド|フィッツの故郷。ディークにとってもルーツである為、ディークは、フィッツとシモンズ一緒にスコットランドへ行きたいと願っていて、お城を買おうと話す。(11)

そのほかの宇宙の惑星/宇宙人

カルサン星|ジェマたちが不時着した場所(6)
サルドン星|夕日が三つ沈む星。ダイヤモンドの崖があり、デイジーは星の住民に襲われてそこで大暴れした(6)
シヴィア人|「ジャ ギブラム シヴラ」は「僕シヴィア語できます」と言う意味。(6)
ライトナー星|イザイヤがいた星。住民たちは洞窟に住んで糞を燃料にしている。(8)
マズタッツ|「マズタッツとの一件を除けば(フィッツと一緒にいた時間は)実に刺激的だった」とイノックが言及。

世界観・設定メモ|AoSシーズン6

キットソン星/キットソン一族

「キットソン」というその言葉の響きは「さかりのついた獣の鳴き声」。「キットソンでの恥は人を毒し破滅させる」と言われ、この星で行くところは「カジノ」か「売春宿」と言われている。実際にフィッツとイノックは、無一文になり、自らの体を担保にギャンブルに興じ、負ければ売春宿行きだった。初代キットソンはヨーカリア星の奴隷20人と夢を持ってキットソン星にきて起業。モジュールのギャンブル場、小さなドーム売春宿などを足がかりに文字通り素手でキットソンシティを切り開いていった。創業当時から見せ物として行っているのが「死のゲーム(断頭台)」(銀河一密度の高い金属であるヴェルビアン・スチール製の断頭刃につながる紐を自らの手で掴み、力が尽きた時が命の尽きた時)。しかし実際は、ミスターキットソンが持っているスイッチで参加者の生き死にが決まるようになっている。キットソンの部下の名前はモンタルバン。

フィアーディメンション(恐怖の次元)/マルチバース/ゼロマター/量子領域/ダークディメンション/地獄/アストラルディメンション/アイゼルとパチャクティクのいた世界

マルチバースは「様々な次元の総称」。サージ、アイゼルがやってきた次元が「恐怖の次元(フィアーディメンション)」。シーズン4でフィッツとコールソンが一時的に入り込み、エイダによって救出されたものと同じ。映画「アントマン」映画「ドクターストレンジ」映画「ブラックパンサー」ドラマ「エージェント・カーター」でも描かれる。シーズン5でヘイル准将が「クリーオーブ」に仕込んだ爆弾の爆発と、その影響により「三つのモノリス」とが反応して開いた亀裂も「恐怖の次元」で、フィッツとシモンズが挙式を上げたところもこの原理から発生した幻の場所だった。「三つのモノリス(ディアラス)」がこれらの命を生み出した。白いモノリスは時間、黒いモノリスは空間、灰色のモノリスは「生き死に(命)」を司る。灰色のモノリスは「命の源」を司り、悪魔崇拝者にとっては「恐怖」が生きる動機になっているとも言える。灰色のモノリスは「命をつなぐためのもの」としてアイゼルが作り、何千年も前に盗まれた。元々アイゼルやパチャクティクは「音のない世界」「肉体のない領域、形のない世界」の生命体で「恐怖の次元」の裂け目は肉界と霊界の「境目」のこと。サージは「ディアラス(三つのモノリス)」の爆発を機に形=肉体を与えられた。パチャクティクの意味は「あらゆるものの死」。ティオティワカンやユカタン半島、南米のインカ遺跡にインカ人が崇拝した女神「アイゼル」の伝承が伝えられていた。マック率いるコールソンチームが戦っていた場所は、マヤ時代に建てられたメキシコのピラミッド型寺院。通称「忘却の寺院」。メキシコのユカタン半島の二本のレイラインが交わる場所にあり、モノリス=ディアラスと同じ石の素材で建てられている。恐怖の次元では生と死に意味はなく、実際にこの次元に送られたメイは、腹部に剣が刺さっていたが、死ぬことはなかった。メイは恐怖の次元の中で、サージが持っていたアイゼルを倒せる剣で、次元を開こうとしていた3人の悪魔を倒す。この倒された3人のエネルギーは、別のものに宿る(生まれ変わる)とされる。アイゼルの歌声によって現実と恐怖の次元がつながる。悪霊たちは現実に来て「自分の声を見つける」と言われている。

モノリス/ディアラス

三つの岩「モノリス」が発動するのは「歌声」「あ~」。音程はド→レ# →レ→ド→レ# →レ(C→D#/E♭→D→C→D#/E♭→D) 。ブラックモノリスは「空間」、ホワイトモノリスは「時間」、グレーモノリスは「創造」。三つのモノリス=ディアラスで願いが叶い、同胞(=悪魔・サタン)たちにも「形」を与えることができる。何十億という宿主が、ディアラス発動(=霊体が肉体を持つと言う目的)に必要だった。インカの文章ではモノリスの目的は「囚われし魂自由を求む」と表現される。二つのレイラインの交差点で「塔」は建てられ、そこで、破滅が始まる(10)。寺院の扉扉が開き、恐怖の次元からアイゼルの同胞たちが合流し、肉体を手に入れる。彼らにとって肉体を得ることは「飢え・渇き・快楽・痛み」を得ること。

サージの目的/シュライク検出器(The Shrike Detector)/アイゼルの体乗っ取り

シュライク検出器はシュライクの宿主を発見するためのテクノロジー。クリスタル(PEG)をもとに、ショットガン型の銃で大気に格子状の膜・センサーを張り巡らせることで、シュライクが入り込んだ宿主が特定できる。正確には地球人以外の人物を特定するというもので、もともと地球の人間ではないディークが誤って宿主として特定された。サージたちはアイゼル(創造主・モンスター)の言うところの同胞たちを作らせないために、シュライクが宿った人間・宿主を見つけて、特殊なナイフで刺殺している。ナイフを刺してからその体から結晶が発現し、命も奪われるが、中のシュライクが完全に死ぬまではナイフをしばらく刺したままにしておかなければならない。宿主たちは「塔」を作るためにスー・シティなどレイライン上の地点に向かう。その塔は地上のパワーを吸い取り、崩壊した後にシュライクが世界中へ散らばり、全てを飲み込むことでその星は「滅亡」する。(星が破滅する際の詳細は「クロニコム」の見出しも参照してください。)宿主の遺体の血液検査から、シュライクのものと思われる神経毒が充満し可燃性が高いが不活性化状態となっていて、一種の「燃焼促進剤」に近い状態になっている(燃えやすい状態)。似たような生態を持つ生物にアマゾンのアリに寄生する菌がいる。簡単に言えば「宿主をゾンビ(寄生生物に操られている状態)にして自滅させる」。ゾンビ状態にしているのは特殊なナイフ。ケラーはシュライクが体内に入ったのちに鎮静剤を打ったが、直後に発作が起こり心停止し、その直後に再び蘇生、その後、体が高熱になり結晶化が始まる。あばらの下をナイフで突き刺すことで、その奥に入り込んでいるシュライクを殺すことができる。ナイフを刺してからおよそ6時間後に麻痺が全身に及び、シュライクは死亡する。死亡したシュライクは突き出たトゲと同じ成分の結晶構造で固まる。この結晶構造は「三つのモノリス」のうち、生死を司どる「灰色のモノリス」に似ている。宿主が死ぬと暴れ出して、新たな宿主を探す。他の人間に乗り移れないと叫び声を上げ、宿主のエネルギーを破壊の力に変える。これを「スーパーチャージ」と言う。惑星の通り道と言われているレイラインで宿主が集まることで、星の破滅を引き起こすほどのパワーを得ている。(5)。ナイフが抜くのが早すぎるとシュライクは死なず、ケラーの時のように宿主は死んでもシュライクは生きている状態になる(7)。アイゼルの体乗っ取りを防ぐ方法はディークとフィッツ、ジェマが発見する。ナイフは共鳴周波数によってシュライクを殺している。「原子」は結局は空間のことで、共鳴することで原子の並び方を変えることができるので、共鳴周波数を乱す。耳には聞こえない周波数の中で、ナイフや剣と同じ周波数で位相を変えることで、アイゼルの乗っ取りを無効化=音のバリアになる(→#12でfひー陸開発したアイゼルの乗っ取りを防ぐリストバンドへ結実)(11)。

クロニコム/ハンター

紛争には参加しないが、船を得るなど特定の目的の場合には交戦することがある。その軍備力は「同盟」を制圧できるほどの力持っている。その中でもアタラが最も殺傷能力が高い。故郷はクロニカ2号星(白鳥座)。何者かに故郷が破壊され、生き残ったクロニコムは船に乗って生き延びた。「空間に小さな綻びができて、異物が入り込んだ。対策の実行には至らず手遅れになった。異物は増大し、星を飲み込んだ。」空間の歪みの原因は不明(5)。クロニカ2号星は燃え上がりマグマに覆われ、マグマは石に変化した。(6)。クロニカ二号星を破滅させたのはアイゼルだった。アイゼルは命を繋ぐための「ディアラス/モノリス」を探してクロニカ二号星へやってきた。(その他シーズン5の「クロニコム」も参照してください)(8)。新たな故郷を手に入れようとするクロニコムたちは、それまで学者だったクロニコムたちをも戦闘力の高いハンターに配置換えを行う。その後、新たな故郷を「地球」と定め、ライトハウスを襲い乗っ取りに成功。その際にフューリーのツールボックスも手に入れたことで、数世紀にわたる人類の研究記録をも手に入れる。さらにクロニコムは、人間の思考の中に入り込むことができる技術を持っているために、イノックの試算では地球が乗っ取られることは避けることができなかった。そのためにイノックはフィッツとシモンズにとって「最大の苦行」になるであろう計画を実行に移す。(この計画の全貌はシーズン7を通して描かれる。)(13)

フレームワーク

ディークが自らの会社でフレームワークを利用した仮想空間ゲームを開発している。(4)シーズン4でメンバーが戻ってきてからは、ライトハウス内の倉庫に保管されている。コールソンをはじめ、エージェントたちの記憶が残されているのもフレームワークなので、ジェマとフィッツは、クロニコム(マラカイたち)にそれらのデータが渡らないようにと、そのデータともども自爆死しようとしていた。(13)。

大脳融合装置

クロニコムにとっては効果抜群の技術だが、人間にとっては非倫理的で危険を伴う方法。別々のデータを掘り出すには最高の方法。人間の場合は、感情があるため危険とても危険。ベッドのようなところに寝る状態になり、頭部にあるセンサーによって、寝ている二人の脳内を「融合」する装置。お互いがお互いの記憶の中に入り込むことができる。(6)

シェルターチャージャー

サージたちが所持するバリア機能を持つテクノロジー。触ると火傷をする膜を張り巡らせ、一定地域を立ち入り不能状態にする。ヨーヨーの能力でも入ることはできない。

同盟

シーズン5で登場した宇宙規模の評議会。クリー人のカサイアス一族やスカヴェンジャーズの「レモラス」らも参加する。地球からはアメリカ軍が参加しおり、きっかけは「ニューヨーク決戦」で通信装置を発見したことだった。ギデオン・マリックがシールドに捕まった頃に、フィッシャー大将からヘイル准将に地球の代表者としてがの立場が引き継がれる。|同盟はイノックらの故郷「クロニカ二号星」を乗っ取ろうとするが、アタラたちクロニコムの戦闘集団の反撃にあい、船を奪われれると劇中では言及されるが、実際は「同盟」を名乗る「アイゼル」がクロニカ二号星を破滅した。

ジャンプドライブ(ショードライブ)

ディークが会社のエンジニアたちと共に制作した超地域限定型の核融合式転送装置(空間ワープ装置)。ディークの会社が特許申請中だが、元々はフィッツが考案した装置で、フィッツは、宇宙の悪党集団「レモラス」たちが持っていた装置を元にしている。ディークによるこの装置の実験では、実験マウス(ネズミ)をほとんど全滅させている。ディークが使用してライトハウスからインカの寺院へジャンプすることに成功。続けてジャンプすることはできず、次のジャンプまでには30分ほどのチャージ時間が必要。インカの寺院で逃げている中でシュライクの宿主(ゾンビ)に追われている最中に脱ぎ捨て、ゾンビに奪われる。(12)

ゼファーワン

ゼファーワンは、アイゼルとの決戦の最中のインカの寺院で、シュライクの宿主たちに襲われ損傷が激しい状態だった。しかし突如、シモンズと防護服を着た数名のシールドエージェントが現れ、アイゼルとパチャクティクとの決戦で生き残ったデイジーたちを助けにくる。そしてイノックの壮大な計画の内容の一部を知るシモンズらによってデイジーらは「ゼファーワン」に救助される。そのゼファーワンは以前とは違い、タイムワープ装置(ジャンプドライブ)を備えており、直後にゼファーワンは1931年へタイムワープする。(13)