2018年4月から放送のマーベルドラマ【エージェントオブシールド】シーズン4。
前作シーズン3の放映中には映画「シヴィル・ウォー:キャプテン・アメリカ」と「ドクター・ストレンジ」が公開され、放送後には「スパイダーマン:ホームカミング」の公開へと繋がっています。
マーベル・シネマティク・ユニバース (MCU)全体ではフェイズ3に位置しています。
ここでは【エージェントオブシールド】シーズン4の第22話ネタバレと、それまでの物語の経緯を振り返り、物語をより深く理解できるようになればと思い、まとめさせていただいます。
シーズン3のあらすじの詳細は以下の記事を御覧ください。
◯ドラマ【エージェントオブシールド】シーズン3全話あらすじ。死の星のインヒューマンズが目指したものは?
第21話までの経緯|ドラマ【エージェント オブ シールド 4】
「無から有」を作り出すという自然法則に反したことを実現できる悪魔の書「ダークホールド」に取り憑かれ、自らの手で人体をも作り出せることができるようになったイーライ・モロー。
その甥っ子で悪魔と契約し「ゴーストライダー」として悪人を処刑していたロビー・レイエス。親代わりに兄弟を育ててくれた叔父が多くの人命を奪おうとしていることを知り、シールドと協力し、自らの体ごと叔父とともに別次元へと消えていったロビー。
この際にフィッツとともに製作したアンドロイド「エイダ」に「ダークホールド」を読ませ、その脅威的な力を見せられた超人間主義のラドクリフ博士もまた「ダークホールド」に心奪われ「永遠の命を手に入れられる!」という思いから、シールドが極秘に隠した「ダークホールド」を奪うことに成功する。
そこで匿われたロシアの実業家でウオッチドッグのトップに君臨する「サペリアー」ことアントン・イワノフと行動をともにすることになったラドクリフだったが、自らのプログラムに整合性を取れなくなったエイダに殺害され「フレームワーク」に閉じ込められてしまう。
エイダはフィッツが構想した「フレームワーク」技術を「ダークホールド」の知識で高度化させ、現実丸ごとを仮想現実として作り上げていた。
「その人間が抱える後悔を一つ取り除く」というルールのもと、運営されていた「フレームワーク」だったが、肉体を手に入れ本当の「幸せ」を知りたいと願うようになったエイダは、自らにプログラムされている「エージェントを守る」という「足枷」から解放され自由を手にれようと考えるようになり、シールドの幹部エージェントを「フレームワーク」に送り込み、「フレームワーク」のなかで「ダークホールド」の知識から肉体を作り出す装置をフィッツに開発させていた。
「フレームワーク」に送り込まれる前に異変に気付いたシモンズとデイジーは、エイダに乗っ取られたシールドの秘密基地「プレイグラウンド」からパイパーらと逃げ出し乗っ取られた「フレームワーク」のかなへ向かいコールソン、メイ、マック、フィッツたちを助け出そうとする。
かすかに「現実」の記憶を持っていたコールソンとヒドラが支配する「フレームワーク」で反乱軍として活躍していたメイス率いるシールドと協力して、民衆に真実を伝えることができたデイジーたち。
「最大の後悔」を取り除かれ、ヒドラのナンバー2としてメイスやアグネスの命を奪い、深くマダム・ヒドラ=エイダに洗脳されていたフィッツたちをなんとか現実に戻すことができたデイジーとシモンズ。しかし現実に娘がいないことを知ったマックは「フレームワーク」に残ることを選択するのだった。
「鏡の国プロジェクト」によって肉体を得ることに成功し、愛するフィッツを連れ去ったエイダは、フィッツがシモンズへの愛を抱いていることを知り、怒りに任せ暴れサペリアーとともに世界征服を目論む。
コールソンたちはデイジーとシモンズによって助け出され、未だ現実に戻らないマックも命を守られる。向こう側での悪なる行いに自責の念にかられるフィッツだったが、ヨーヨーはマックを取り戻しにフレームワークに入ってしまう。
廃墟とかした「プレイグラウンド」には、異次元からゴーストライダーが戻ってくる。
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第22話ネタバレ|ドラマ【エージェント オブ シールド 4】
フィッツにフラれ「フレームワーク」のスイッチを切ってしまったエイダ。マックを連れ戻しに行ったヨーヨーは、消えゆく「フレームワーク」の中でラドクリフに助けられマックを現実に連れ戻すために説得に向かう。メイス無きレジスタンスを指揮するようになっていたマックはバロウズらとともに基地から移動を始めるが、バスに乗っていた乗客をはじめ「フレームワーク」の世界は次々と消え去って行く。それでもホープと別れることを惜しみ、最後まで一緒にいようとするマックだったが、フィッツやデイジーの現実からのハッキングによる時間稼ぎも限界にきており、マックが腕に抱いていたホープも消えてしまう。マックとホープの関係を見てヨーヨーもまた大切なマックと一緒にいたいと「フレームワーク」に残るといい出してしまう。
「ダークホールド」の力で肉体を得たエイダが誕生した時、そこに現れた裂け目から現実に戻ることができたロビーは、サペリアーLMDとエイダの元に向かい「ダークホールド」を奪い返そうとするが、「ダークホールド」を持ったエイダに逃げられてしまう。その後シールドと合流したロビーは、シールドについて開かれた国際諜報審問会にコールソンらと向かう。そこでインヒューマンズの恐ろしさを演出して、シールドを潰そうと計画するエイダが送り込んだサペリアーLMDらを倒したコールソンたちだったが、エイダが「フレームワーク」でのケンブリッジ事件と同じように、デイジーLMDを利用し「インヒューマンズ」と「シールド」の危険性を世に知らしめシールドを崩壊させようとしていることに気づく。エイダを倒す「いい考えがある」というコールソンの発案で「プレイグラウンド」に戻り「ダークホールド」をエサにエイダを迎えるシールドメンバー。シールドと同じくらいフィッツを憎むエイダは、フィッツの目の前でシモンズLMDを殺害し、フィッツからコールソンが「ダークホールド」でゲートを開けようとしていると聞く。そこで「ダークホールド」を奪いに向かったエイダだったが、LMDと入れ替わっていたシモンズに銃で撃たれ、さらに、ゴーストライダーと契約したコールソンに捕らえられ、ゴーストライダーの力で焼き消されてしまうのだった。
ロビーとともにマックとヨーヨー救出のため「フレームワーク」に出口を作っていたデイジーだったが、未だマックが戻らないうちにコンピューター上からマックの姿を見失ってしまう。絶望的な状況に諦めかけようとしていた時、ヨーヨーが現実に戻り続いてマックも意識を取り戻し現実に戻ってくる。
国際諜報審問会でデイジーLMDに頭を撃ち抜かれたタルボットが一命を取り留めるも、「メイス長官の死の謎」や「メイスがインヒューマンズではなかったという疑惑」「プレイグラウンドの爆破」などから世間から追われる身となったコールソンらシールドメンバーたち。全ての責任は自分のせいだというフィッツに「私たちに謝る必要はない」とデイジーはフィッツを慰め、メイもまたこれまでの代償はチーム全員で払っていけばいいと話し、メンバーもみんな合意してフィッツを許すのだった。
捕まる前に腹ごしらえしようというコールソンの提案で食堂に行ったメンバーたち。突如停電する食堂にやってきたエノクは、時間停止装置を使いコールソンたちを連行して行くのだった。
「よしフィル。遊びは終わり 仕事にかかるぞ」ベッドから起き上がり隕石が漂う外の景色を眺めるコールソンは、そう自分に言い聞かせ寝ていた部屋から出ていくのだった・・・。
♪コールソンが食事に誘った食堂で流れていた曲 Johnny Doe 「The best that i can do」