2018年4月から放送のマーベルドラマ【エージェントオブシールド】シーズン4。
前作シーズン3の放映中には映画「シヴィル・ウォー:キャプテン・アメリカ」と「ドクター・ストレンジ」が公開され、放送後には「スパイダーマン:ホームカミング」の公開へと繋がっています。
マーベル・シネマティク・ユニバース (MCU)全体ではフェイズ3に位置しています。
ここでは【エージェントオブシールド】シーズン4の第19話ネタバレと、それまでの物語の経緯を振り返り、物語をより深く理解できるようになればと思い、まとめさせていただいます。
シーズン3のあらすじの詳細は以下の記事を御覧ください。
◯ドラマ【エージェントオブシールド】シーズン3全話あらすじ。死の星のインヒューマンズが目指したものは?
第18話までの経緯|ドラマ【エージェント オブ シールド 4】
世間からお尋ね者の「クエイク」として一人”反インヒューマンズ組織”「ウォッチドッグ(番犬)」撲滅のため活動していたデイジーは、悪魔と契約し「ゴーストライダー」として処刑をし続けていたロビー・レイエスと出会う。
コールソンに代わってシールド長官となった国際問題に詳しい元ジャーナリストのジェフリー・メイスは、「インヒューマンズの長官」として世間で有名になっていた。しかし、メイスが持つ超人的な力は、タルボットが指揮をとった「パトリオット計画」の薬によって得られる一時的なものであった。
「ウォッチドッグ」が取引していた「量子バッテリー」からゴーストとして出てきた元「モメンタム研究所」研究員ルーシー・バウアーは、自らの体を治すべく”悪魔の書”として知られ、無限の知識を得られる書物「ダークホールド」を手に入れ、ロビーの叔父・イーライ・モローに協力をさせる。しかし、イーライの真の狙いは「ダークホールド」を読み「無」から物質を作り出すことができる「神の力」を手に入れることで、その動機はルーシーの夫・ジョセフたちから「バカにされ見下されたことへの復讐」だった。ルーシーとウォッチドッグを利用して「神の力」を入れたイーライだったが、シールドがエイダとともに製作した「次元間ゲート」と、自らの甥で「ゴーストライダー」のロビーにより、この世に関与できない「異次元」へと閉じ込められることになる。
その最中、生後数日で命を落とした娘・ホープの死の悲しみを抱くマックは、その弱みにつけこまれ一時的にゴーストライダーに体を乗っ取られてしまう。マックとの関係が進展しないことにいじらしい思いをしていたヨーヨーは、マックの抱えるものを知り、互いの理解を深めていた。
ロビーとイーライを異次元に送り込む装置をダークホールドの力により作り出しエイダは、フィッツとラドクリフが手がけるライフ・モデル・デコイ(LMD)という新たなアンドロイドだった。しかし、ラドクリフは「ダークホールド」の真の力を知り、人類を死から解放するという目的のもと、シールドが隠していたダークホールドを盗もうとする。ラドクリフはかつてルーシーに触れられ「怯え死に」で生死をさまよったメイから記憶を取り出し製作した「メイLMD」を使ってシールドからダークホールドを入手することに成功する。こうしてシールドからも追われる身となったラドクリフは、反インヒューマンズを標榜するエレン・ナディール議員を通して「ウォッチドッグ」を指揮する”サペリアー”ことアントン・イワノフに匿われることになる。
「ニューヨーク決戦」で母親を亡くし、シールドとインヒューマンズを憎むようになったエレン・ナディール議員は、七ヶ月のテリジェネシスを経てインヒューマンズとなった自らの弟・ヴィジェイを「ウォッチドッグ」メンバー、タッカー・ショックリーの力を借りて苦しみながらも秘密裏に殺害する。情に負けて弟をかばったナディール議員がインヒューマンズなのではないかと疑うショックリーは、ラドクリフから得た「テリジェンクリスタル」をナディール議員の目の前で割る。しかし、テリジェンミストを受けてインヒューマンズとなったのはショックリー 自身だった。サペリアーに忠誠を誓うショックリーは、自らが囮となり、サペリアーたちにメイスを誘拐させる。
サペリアーは、コールソンこそが、異星人の侵略の裏にからならず存在していた諸悪の根元だという「陰謀論」を信じ、かつての同僚の命を奪ったコールソンへの復讐を目論んでいた。こうしてサペリアーはエイダとラドクリフの協力のもと、シールドをおびき寄せ、フィッツ、マック、コールソン、メイスをLMDと入れ替えることに成功するのだった・・・。
お互いがLMDと入れ替えられていないことを確かめたデイジーとシモンズは、コールソンLMDらの占拠する「プレイグラウンド」からメイLMDに手助けによりパイパーらともに抜け出すことに成功。ヨーヨーと合流したのちにハッキングによりで「フレームワーク」に入りあっちのコールソンたちを助けようとする。
「フレームワーク」に入った二人はヒドラに支配される世界の中、インヒューマンズ擁護派のウォードに助けられる。しかし二人は、ヒドラの長官として君臨するマダム・ヒドラ=エイダにより現実への出口を破壊され「フレームワーク」から出られなくなる。
メイス率いるシールドと合流したデイジーとシモンズだったが、デイジーはヒドラエージェントのメイの策略により囚われの身となり拷問を受ける。デイジーは、隣の獄に入れられていたラドクリフから「出口のありか」をきき、ヒドラの隠し真実を知ったメイによってインヒューマンズの能力を覚醒されるのだった。
ラドクリフがヒドラに捕まり、ゼロから現実に戻る手立てを探すハメになったシモンズは、シールドとともに「ヒドラ啓発センター」に囚われている人たちを助けに向かうが、そこでメイス長官はヒドラのクインジェットに爆撃されたビルに飲み込まれ命を落とし「現実」でも帰らぬ人となってしまう。
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第19話ネタバレ|ドラマ【エージェント オブ シールド 4】
インヒューマンズを擁護するレジスタンスのリーダー・パトリオット(メイス)が死んだことで混乱し始めていたコールソンやウォードたちシールド。
ヒドラから寝返ったメイによってテリジェネシス経たデイジーは、インヒューマンズとしての力を得てマダム・ヒドラを倒し「トリスケリオン」からメイとともに逃亡。連絡員からの無線を受けたバロウズはコールソン、マックとともに二人と合流し、メイとデイジーは無事シールドに合流する。
マダム・ヒドラが意識不明の重体となり、新たにヒドラのリーダーとして指揮を取り始めた「博士」ことフィッツは、テロリストとして指名手配していたメイとデイジーに逃げられた父・アリステアに怒りをあらわにする。フィッツはマダム・ヒドラに言われるがまま「鏡の国プロジェクト」の設計の完成までこぎつけ、その完成を喜ぶマダム・ヒドラに「一緒に連れて行って欲しい」と願う。さらに、ラドクリフがデイジーらとグルであると父・アリステアから報告を受けたフィッツは、シールドを捕らえるために次なる計画を進める。
その頃トリプレットが潜入していたヒドラから持ち帰った研究資料を見ていたシモンズは、エイダが「量子エネルギー操縦装置」を現実世界と同じサペリアーの基地で製造していることを突き止めトリプレットとともに現場に向かう。しかし、そこに装置はなく、シモンズは、エイダがその装置を現実で稼働させ、本物の人間の肉体を手に入れようとしていることに気づくのだった。
メイのボディカメラに収められた映像を見ていたコールソンたち。ラドクリフから聞いた現実に戻ることができる「出口」に向かうべきだというデイジーに、コールソンは、その前にヒドラを分断して国を救うことが必要だと判断する。「国家の敵を探してるって?」コールソンは、メイ、ウォード、デイジーらとともにヒドラのテレビ局を占拠し、ヒドラ啓発センターで洗脳教育が施されていた映像とともに、真実に目覚めて立ち上がって欲しいと民衆に訴えるのだった。
こうして「フレームワーク」の世界で多くの人がシールドの元に集う状況となっていたころ「現実」のエイダは、サペリアーとともに「肉体を作り出す装置」を作動させようと最終段階に入っていた。これが成功すれば、LMDとしてエージェントを守ることがプログラムされ「自由」を奪われている二人は、それぞれの願いを実現するまでもう少しのところに来ていた・・・。