2018年4月から放送のマーベルドラマ【エージェントオブシールド】シーズン4。
前作シーズン3の放映中には映画「シヴィル・ウォー:キャプテン・アメリカ」と「ドクター・ストレンジ」が公開され、放送後には「スパイダーマン:ホームカミング」の公開へと繋がっています。
マーベル・シネマティク・ユニバース (MCU)全体ではフェイズ3に位置しています。
ここでは【エージェントオブシールド】シーズン4の第17話ネタバレと、それまでの物語の経緯を振り返り、物語をより深く理解できるようになればと思い、まとめさせていただいます。
シーズン3のあらすじの詳細は以下の記事を御覧ください。
◯ドラマ【エージェントオブシールド】シーズン3全話あらすじ。死の星のインヒューマンズが目指したものは?
第16話までの経緯|ドラマ【エージェント オブ シールド 4】
世間からお尋ね者の「クエイク」として一人”反インヒューマンズ組織”「ウォッチドッグ(番犬)」撲滅のため活動していたデイジーは、悪魔と契約し「ゴーストライダー」として処刑をし続けていたロビー・レイエスと出会う。
コールソンに代わってシールド長官となった国際問題に詳しい元ジャーナリストのジェフリー・メイスは、「インヒューマンズの長官」として世間で有名になっていた。しかし、メイスが持つ超人的な力は、タルボットが指揮をとった「パトリオット計画」の薬によって得られる一時的なものであった。
「ウォッチドッグ」が取引していた「量子バッテリー」からゴーストとして出てきた元「モメンタム研究所」研究員ルーシー・バウアーは、自らの体を治すべく”悪魔の書”として知られ、無限の知識を得られる書物「ダークホールド」を手に入れ、ロビーの叔父・イーライ・モローに協力をさせる。しかし、イーライの真の狙いは「ダークホールド」を読み「無」から物質を作り出すことができる「神の力」を手に入れることで、その動機はルーシーの夫・ジョセフたちから「バカにされ見下されたことへの復讐」だった。ルーシーとウォッチドッグを利用して「神の力」を入れたイーライだったが、シールドがエイダとともに製作した「次元間ゲート」と、自らの甥で「ゴーストライダー」のロビーにより、この世に関与できない「異次元」へと閉じ込められることになる。
その最中、生後数日で命を落とした娘・ホープの死の悲しみを抱くマックは、その弱みにつけこまれ一時的にゴーストライダーに体を乗っ取られてしまう。マックとの関係が進展しないことにいじらしい思いをしていたヨーヨーは、マックの抱えるものを知り、互いの理解を深めていた。
ロビーとイーライを異次元に送り込む装置をダークホールドの力により作り出しエイダは、フィッツとラドクリフが手がけるライフ・モデル・デコイ(LMD)という新たなアンドロイドだった。しかし、ラドクリフは「ダークホールド」の真の力を知り、人類を死から解放するという目的のもと、シールドが隠していたダークホールドを盗もうとする。ラドクリフはかつてルーシーに触れられ「怯え死に」で生死をさまよったメイから記憶を取り出し製作した「メイLMD」を使ってシールドからダークホールドを入手することに成功する。こうしてシールドからも追われる身となったラドクリフは、反インヒューマンズを標榜するエレン・ナディール議員を通して「ウォッチドッグ」を指揮する”サペリアー”ことアントン・イワノフに匿われることになる。
「ニューヨーク決戦」で母親を亡くし、シールドとインヒューマンズを憎むようになったエレン・ナディール議員は、七ヶ月のテリジェネシスを経てインヒューマンズとなった自らの弟・ヴィジェイを「ウォッチドッグ」メンバー、タッカー・ショックリーの力を借りて苦しみながらも秘密裏に殺害する。情に負けて弟をかばったナディール議員がインヒューマンズなのではないかと疑うショックリーは、ラドクリフから得た「テリジェンクリスタル」をナディール議員の目の前で割る。しかし、テリジェンミストを受けてインヒューマンズとなったのはショックリー 自身だった。サペリアーに忠誠を誓うショックリーは、自らが囮となり、サペリアーたちにメイスを誘拐させる。
サペリアーは、コールソンこそが、異星人の侵略の裏にからならず存在していた諸悪の根元だという「陰謀論」を信じ、かつての同僚の命を奪ったコールソンへの復讐を目論んでいた。こうしてサペリアーはエイダとラドクリフの協力のもと、シールドをおびき寄せ、フィッツ、マック、コールソン、メイスをLMDと入れ替えることに成功するのだった・・・。
お互いがLMDと入れ替えられていないことを確かめたデイジーとシモンズは、コールソンLMDらの占拠する「プレイグラウンド」からメイLMDに手助けによりパイパーらともに抜け出すことに成功。ヨーヨーと合流したのちにハッキングによりで「フレームワーク」に入りあっちのコールソンたちを助けようとする。
「フレームワーク」に入った二人はヒドラに支配される世界の中、インヒューマンズ擁護派のウォードに助けられる。しかし二人は、ヒドラの長官として君臨するマダム・ヒドラ=エイダにより現実への出口を破壊され「フレームワーク」から出られなくなる。デイジーはコールソンに接触し、完全に「現実」を忘れていたコールソンに働きかけ、わずかながら記憶を取り戻させるのだった。
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第17話ネタバレ|ドラマ【エージェント オブ シールド 4】
記憶を取り戻したコールソンと合流したシモンズとデイジー。コールソンの情報からラドクリフが生きていることを知ったデイジーはヒドラに戻り、ハッキングによってラドクリフの居場所を突き止め流。しかしメイに呼び止められたデイジーは、ラドクリフの居場所のメモをウォードに託し、フィッツの命令の元、反乱分子を捕獲する任務に向かうことになる。デイジーとメイの部隊はマックと娘のホープを捕らえ尋問し、ホープに「お父さんを助ける」と約束したデイジーだったが、メイに命令されたマックにはめられ、反乱分子であることがバレてしまいヒドラに捕らえられ拷問されてしまう。
ウォードの協力により「インヒューマンズレジスタンス」として知られるシールドのアジトへ向かうシモンズとコールソン。合流したウォードがデイジーから預かっていたラドクリフのいる「オギュギア」へ向かうシモンズ、コールソン、ウォードの3人。
現実を取り戻そうとするシモンズたちの計画を阻止できる「鏡の国プロジェクト」を進めながらも、マダム・ヒドラに不信感を抱くフィッツは、死んでいるシモンズを追うマダム・ヒドラにその事情を話してくれと訴える。フィッツの記憶が戻ることを恐れるマダム・ヒドラは、全てはフィッツとこの世界を守るために、かつて人間以下の扱いをされた「向こう」の世界に侵略されずに、この世界を守るためだとフィッツを説得するのだった。そこで「オギュギア」へ侵入者を感知したマダム・ヒドラは、フィッツと兵士と共にラドクリフの元へ向かう。
ラドクリフはフィッツに記憶が戻るようにと、ここがバーチャルの世界であること、そして、かつて現実で実際に起こったことを必死に話す。しかし、マダム・ヒドラの洗脳が深く、現実の記憶が戻らないフィッツは「ラドクリフがアグネスのようなニセモノを使ってこの世界を支配しようとしている」というマダム・ヒドラのいうこと信じ、ラドクリフの説得も虚しくフィッツはマダム・ヒドラそっくりのアグネスを撃ち殺してしまう。
フレームワーク内でフィッツが殺された場合、現実の世界でも生きる望みが薄れることを知っていたシモンズは、フィッツを殺そうと銃で狙うウォードを必死に説得をして引き止める。しかし、フィッツがアグネスを撃ったことから銃撃戦となってしまい、コールソン、ウォード、シモンズは一度基地に戻るらざるを得なくなる。フィッツの命を奪えた状況であったにも関わらず、それを引き止めたシモンズに疑いの目を向けるメイスやウォードたち。わずかながら現実の記憶が残っているコールソンは、シモンズの話を最後まで聞いてくれと二人を説得する。そんなさなか、デイジーをヒドラに売り払い「娘の目を見れらないことをしてしまった」と自分の行いを悔いるマックがやってきて、シールドに協力させて欲しいというのだった。
その頃、捕らえたラドクリフへの拷問を終えたフィッツは、すでに激しく拷問されたデイジーの元にやってくる。デイジーの説得も虚しく、ヒドラのナンバー2としてマダム・ヒドラに忠誠を誓っているフィッツは検査によって「潜在的インヒューマンズ」の反応が出たデイジーに、無情にもインヒューマンズの能力をあぶり出す「装置」にかけようとするのだった・・・。