2018年4月から放送のマーベルドラマ【エージェントオブシールド】シーズン4。
前作シーズン3の放映中には映画「シヴィル・ウォー:キャプテン・アメリカ」と「ドクター・ストレンジ」が公開され、放送後には「スパイダーマン:ホームカミング」の公開へと繋がっています。
マーベル・シネマティク・ユニバース (MCU)全体ではフェイズ3に位置しています。
ここでは【エージェントオブシールド】シーズン4の第16話ネタバレと、それまでの物語の経緯を振り返り、物語をより深く理解できるようになればと思い、まとめさせていただいます。
シーズン3のあらすじの詳細は以下の記事を御覧ください。
◯ドラマ【エージェントオブシールド】シーズン3全話あらすじ。死の星のインヒューマンズが目指したものは?
第15話までの経緯|ドラマ【エージェント オブ シールド 4】
世間からお尋ね者の「クエイク」として一人”反インヒューマンズ組織”「ウォッチドッグ(番犬)」撲滅のため活動していたデイジーは、悪魔と契約し「ゴーストライダー」として処刑をし続けていたロビー・レイエスと出会う。
コールソンに代わってシールド長官となった国際問題に詳しい元ジャーナリストのジェフリー・メイスは、「インヒューマンズの長官」として世間で有名になっていた。しかし、メイスが持つ超人的な力は、タルボットが指揮をとった「パトリオット計画」の薬によって得られる一時的なものであった。
「ウォッチドッグ」が取引していた「量子バッテリー」からゴーストとして出てきた元「モメンタム研究所」研究員ルーシー・バウアーは、自らの体を治すべく”悪魔の書”として知られ、無限の知識を得られる書物「ダークホールド」を手に入れ、ロビーの叔父・イーライ・モローに協力をさせる。しかし、イーライの真の狙いは「ダークホールド」を読み「無」から物質を作り出すことができる「神の力」を手に入れることで、その動機はルーシーの夫・ジョセフたちから「バカにされ見下されたことへの復讐」だった。ルーシーとウォッチドッグを利用して「神の力」を入れたイーライだったが、シールドがエイダとともに製作した「次元間ゲート」と、自らの甥で「ゴーストライダー」のロビーにより、この世に関与できない「異次元」へと閉じ込められることになる。
その最中、生後数日で命を落とした娘・ホープの死の悲しみを抱くマックは、その弱みにつけこまれ一時的にゴーストライダーに体を乗っ取られてしまう。マックとの関係が進展しないことにいじらしい思いをしていたヨーヨーは、マックの抱えるものを知り、互いの理解を深めていた。
ロビーとイーライを異次元に送り込む装置をダークホールドの力により作り出しエイダは、フィッツとラドクリフが手がけるライフ・モデル・デコイ(LMD)という新たなアンドロイドだった。しかし、ラドクリフは「ダークホールド」の真の力を知り、人類を死から解放するという目的のもと、シールドが隠していたダークホールドを盗もうとする。ラドクリフはかつてルーシーに触れられ「怯え死に」で生死をさまよったメイから記憶を取り出し製作した「メイLMD」を使ってシールドからダークホールドを入手することに成功する。こうしてシールドからも追われる身となったラドクリフは、反インヒューマンズを標榜するエレン・ナディール議員を通して「ウォッチドッグ」を指揮する”サペリアー”ことアントン・イワノフに匿われることになる。
「ニューヨーク決戦」で母親を亡くし、シールドとインヒューマンズを憎むようになったエレン・ナディール議員は、七ヶ月のテリジェネシスを経てインヒューマンズとなった自らの弟・ヴィジェイを「ウォッチドッグ」メンバー、タッカー・ショックリーの力を借りて苦しみながらも秘密裏に殺害する。情に負けて弟をかばったナディール議員がインヒューマンズなのではないかと疑うショックリーは、ラドクリフから得た「テリジェンクリスタル」をナディール議員の目の前で割る。しかし、テリジェンミストを受けてインヒューマンズとなったのはショックリー 自身だった。サペリアーに忠誠を誓うショックリーは、自らが囮となり、サペリアーたちにメイスを誘拐させる。
サペリアーは、コールソンこそが、異星人の侵略の裏にからならず存在していた諸悪の根元だという「陰謀論」を信じ、かつての同僚の命を奪ったコールソンへの復讐を目論んでいた。こうしてサペリアーはエイダとラドクリフの協力のもと、シールドをおびき寄せ、フィッツ、マック、コールソン、メイスをLMDと入れ替えることに成功するのだった・・・。
デイジーとシモンズは、お互いがLMDと入れ替えられていないことを確かめ、どこかで捕らえられている生身のコールソンを探すために基地「プレイグラウンド」から逃げるために、マックLMD、メイスLMD、コールソンLMDらと戦い破壊する。
二人は、途中パイパーらと合流し、デイヴィスの操縦でゼファーワンに乗り基地から脱出することに成功しヨーヨーと合流。ハッキングで「フレームワーク」に入りあっちのコールソンたちと接触することでエイダに捕らえられているコールソン達を助け出すために、デイジーとシモンズはヘッドセットをつけて「フレームワーク」へ入りこむ。その頃わずかながら本来の「メイ」の感情を持ち合わせていたメイLMDは、目の前にいるコールソンLMDではなく、愛する人間のコールソンを助けるために、LMDに占拠されたプレイグラウンドを爆破させるのだった。
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第16話ネタバレ|ドラマ【エージェント オブ シールド 4】
「フレームワーク」の中にハッキングによって入り込んだシモンズとデイジー。デイジーは「スカイ」の名でメイ、ウォードらとともに「トリスケリオン」にヒドラエージェントとして勤務していた。同棲を考えている同僚のウォードとともに出勤したデイジーは、インヒューマンズを擁護した疑いのあるヴィジェイを尋問する。上官のメイに言われヴィジェイを「博士」と呼ばれるフィッツの元に連れて行ったデイジーは、フィッツがインヒューマンズの能力を調べるためだとして「体を焼くような装置」を使っていることを知り、現実のフィッツとは全く違うことにショックを受ける。そこにコールソンからの内通者情報が入り、シモンズが生きていることを知ったデイジーは待ち合わせ場所に向かう。
その頃、シールドアカデミーの裏に殺害され埋められていたシモンズは、カフェで二人組のヒドラエージェントから取り調べを受け、二人を倒して車を奪いデイジーとの待ち合わせ場所に向かう。しかし、デイジーには会えず待ち合わせ場所のベンチに「X」マークをつけ、高校教師のコールソンを尋ねる。現実の記憶を全く覚えていないコールソンにシモンズの必死の説得は届かず、シモンズを反乱分子だとみなしたコールソンはヒドラに通報する。コールソンの教え子で、ウソばかり教えるコールソンを嫌っていた生徒のバーネルは、シモンズから「ヒドラと戦っていたコールソン」のことや「ヒドラがナチスだったこと」などを聞き、落書きで乗れなくなってしまったシモンズの車の代わりに自分の車を貸し出すのだった。この時フィッツの作った「ドワーフ」の監視システムによりシモンズの存在を知ったヒドラ長官のマダム・ヒドラ=エイダは、シモンズが用意した脱出用のループホールを削除していた。
その後待ち合わせ場所で落ち合ったシモンズとデイジーは、インヒューマンズを擁護するレジスタンスで、ヒドラに潜入していたスパイのウォードに助けられデイジーのアパートに戻る。不利な状況に、一度現実に戻ってヨーヨーたちと作戦を立て直そうとする二人だったが、シモンズが用意した脱出用スイッチはマダム・ヒドラが出口を削除したために起動せず二人はフレームワークから抜け出せなくなってしまう。
こうしてデイジーは、わずかな可能性を信じてコールソンに接触し、自分にとってコールソンがいかに大切な存在であるかを伝える。するとコールソンは「デイジー」とつぶやき「現実」の記憶をわずかに取り戻し始める。