ドラマ【エージェントカーター 2】ネタバレあらすじ。ゼロマターはテリジェンクリスタルかモノリスかグラヴィトニウムか

2017年7月からDlifeで放送のドラマ【エージェント・カーター シーズン2】

キャプテン・アメリカの恋人として有名なペギー・カーターが主人公として、第2時世界大戦後のアメリカを舞台に活躍します。

マーベルシネマティックユニバースに入り、映画「アイアンマン」から始まる映画/ドラマシリーズと世界観を共有する作品。シーズン1では、映画「アントマン」やエージェントオブシールドに登場する二トラミン爆弾や「ブラックウィドウ」ことナターシャ・ロマノフの生い立ちにも関わる「レッドルーム プロジェクト」などが登場しました。

ここではドラマの最終話までのネタバレストーリーをご紹介します。

【MUCクロスオーバー】エージェント カーター シーズン1全体の出来事/伏線 3つの視点のあらすじ

ドラマ【エージェントカーター 2】第1話から5話までのストーリー【ネタバレ】

【第1話】「SSR ロサンゼルス支局」あらすじストーリーネタバレ

1947年。ロサンゼルスのエコーパークの湖で氷の中に閉じ込められた女性の遺体が見つかる。その遺体の発光現象の謎を追うべく、人手不足でロサンゼルス支局に呼ばれたペギー・カーターは、アイソダイン・エナジーに潜入。そこで、研究者のジェイソン・ウィルクスと出会ったペギーは、遺体として見つかったジェーン・スコットがアイソダイン・エナジーのオーナー、カルヴィン・チャドウィックの愛人だと知る。

ペギーとジャービスはチャドウィックとその妻でハリウッド女優のホイットニー・フロストに接触するが、情報は得られずにいた。直後、訪れたロサンゼルスの検視局で、ジェーンの遺体を調べていたメルツァー検視官が固体化し謎の死を遂げる。その際に、ジェーンの死因が刺殺ではなく毒殺だということに気づいたカーターとロサンゼルス支局長のスーザはヘンリー刑事が関与していることに気づく。ヘンリーはウィルクスを誘拐して、自分の体の異変を直せと脅すが、若手警官の誤発砲により命を失う。SSRはジェーンを殺したのは誰なのかを突き止めるため捜査を続ける。

メモ

<エコーパーク湖の女の水死体「湖のレディキラー」事件>刺し傷2年前を同じ、靴が左右逆。発光している。放射性同位体である謎の物質が空気中の窒素分子と血液を電離しているため、ジェーンの遺体は発光する。それはウランを作り出す時と同様の反応。粒子加速器のそばにいたということ。テネシーのマンハッタン計画やロサンゼルス付近のパサデナの「アイソダインエナジー」で使っていた。

<アイソダインエネジー>20世紀の燃料構想に貢献する開発研究所。

【第2話】「天文台の夜景」あらすじストーリーネタバレ

「9人評議会」により、カルヴィン・チャドウィックが主導していた、原子力を過去のものにし、数十億円規模の価値のあるゼロマター研究「アイソダインプロジェクト」は中止となる。SSRに搬送していたジェーン・スコットの遺体はルーファス・ハントに奪われ、搬送していたエージェントも殺害される。トンプソンのとった令状によりアイソダインエナジーに強制捜査に向かおうとするペギーとスーザだったが、放射能漏れから調査は不可能となっていた。そこで、ウィルクスからメモを受け取ったペギーは、ダンバー・ホテルでウィルクスと落ち合う。

ウィルクスからグリフィス天文台に連れてこられたペギーは、アイソダインエナジーの極秘研究「ゼロマター」の実験映像を見て、事の大きさを知る。直後にハントら殺し屋から追われ、奪った車の座席から、ドッティが金庫から盗もうとしたピンを見つける。チャドウィックからアイソダイン計画中止を知ったホイットニーは、アイソダインエナジーにゼロマターを取りに行くが、そこに居合わせたウィルクス博士ともみ合いになり、ゼロマターは爆発する。ウィルクスは姿を消し、ホイットニーはおでこに、ゼロマターの亀裂が入ってしまう。ペギーはウィルクスを失ったことで気が動転していた。

メモ

<9人評議会 Nine Council>鎧の仮面のガードを上げると秘密の部屋の扉が開く。メンバーにロクソン石油社長、ヒュー・ジョーンズ、金融業のトーマス・グロースター、上院議員候補のアンダーソン。

<ハワードのレジャーカー>シャンパンセット。スイッチで窓ガラスに変化を起こし、外からは見えないようにできる。「取り込み中サイン」は車を乗り捨てた時のための追跡装置。天井には鏡。

<ゼロマター>アイソダインエナジーは戦時中、新兵器の開発をしていたが成果は出ず。戦後も続けていた研究の最中、ゼロマターを発見。モハべ実験場(Mojave Site 1946/10/4)ゼロマターの特徴は完璧な液体で熱を伝えない。常に自分自身にエネルギーを引き込んでいる存在。何よりも冷たい。ウィルクスはゼロマターを保存する、磁力を使った容器の開発に携わる。

MCUクロスオーバー

ゼロマターは、グラヴィトニウムかテリジェンクリスタルか、モノリスか?

<ゼロマターが登場する作品>MCUでは、エージェント・オブ・シールドのシーズン1第19話「ひと筋の光 ”The Only Light in the Darkness”」で、マーカス・ダニエルズが持つ能力として、

シーズン3第13話「ラスト・ショット ”Parting Shot”」で、ロシアの高官でインヒューマンズのアンドロヴィッチが持つ「ダークフォース」として、

さらに、シーズン4第6話「良きサマリア人”The Good Samaritan”」にも登場。

ゼロマターは、ダークフォースとも呼ばれています。

【第3話】「女優の秘密」あらすじストーリーネタバレ

ウィルクスの自宅を捜査すると、銃やロシアへの航空券などが発見され、ペギーはアイソダインがウィルクスをはめようとしていると推理する。ハワードと協力し、アリーナクラブへ潜入したペギーは、「9人評議会」の秘密の会議室に盗聴器を仕掛けるペギーようとするが、室内は盗聴器が仕掛けられないよう作られていたが、そこで、チャドウィックの上院議員選のライバルアンンダーソンが出馬中止と一面に印刷された、翌日の日付の入った新聞を目撃する。ヴァーノンに「アイソダインプロジェクト」の実験映像の回収を命令されたトンプソンは、自分勝手に捜査をするペギーにニューヨークに戻るように言い渡す。ペギーの周りに重力場の分裂があることから、ハワードは新薬を使い、ペギーの近くにいたウィルクス博士を可視化させ、アイソダインエナジーの爆発事故の時に、ホイットニーがいたことを知る。

ペギーはホイットニーに直接会いに行き、事故現場にいたことを伝える。ペギーが会いに来たことを恐れたホイットニーは、チャドウィックにハントを介してペギーの始末を強く勧める。ハントがペギーを襲うが、ペギーはジャービスの助けもあり辛うじて助かる。ウィルクスを生身の体として治すために研究していたハワードは、恩師のブロディ教授がいるペルーへ向かう。ペギーはスーザの調査で、ホイットニーがアイソダインエナジーの研究者アグネス・カリーだったことを知る。トンプソンは、アリーナクラブでアンダーソン出馬中止の新聞を見る。ホイットニーは、ケネス監督と些細な言い合いから、「ゼロマターの力」でケネスを飲み込んでしまう。

メモ

<ベルビータ チーズ>ハワードが好きなうまいチーズ「ベルビータ」。詳細は以下のサイトをご覧ください。

ヴァロンの生活あれこれ(料理とレシピ、生活用品)

<ローン・レンジャー>1930年代に放送された西部劇を題材にしたラジオドラマ。「インディアン、嘘つかない」や「ハイヨー、シルバー!」などの流行語などの元ネタ。出典:ウィキぺディア

<ゼロマター>今世紀最大の発見。自然かには存在しないパワー。

<不可視となったウィルクス博士の症状>ペギーの周囲の金属が浮くのは、重力場の分裂が起きているから。4度気温が下がる。硝酸銀は感光性のある薬品だから画像をフィルム状に再現できる。目に見えない紫外線、X線、赤外線などの電磁波を可視・記録できる新薬品。

<ハワードがウィルクス博士を可視化するために揃えた薬品>生理食塩水・滅菌水・ハロゲン化銀・チオ硫酸アンモニウム・重金属をありったけ

<アリーナ・クラブ>スタークも長年勧誘されている。白人男性のみ入会が許され る社交クラブ。1906年ロサンゼルスに設立。町中の権力者・金持ちなどの腹黒い連中がいる。女人禁制。入会者はドッティが盗もうとしたピンを持つ。ルーズベルト大統領夫人も断られる。アイビーリーグ出身者がほとんど、ハーバード、イェール、プリンストン、先月ブラウン卒業生が入会。月一でコーラス練習がある。表向きは図書室となっている評議会室は、盗聴器が仕掛けられないように作られている。

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【第4話】「煙と鏡」あらすじストーリーネタバレ

ウィルクスの調べにより「天才を超える才能」を持つことがわかったアグネス・カリーことホイットニー・フロスト。ホイットニーはマウスを使い自らの体の異変を実験し、おでこの亀裂痕が、何かを飲み込むたびに大きくなっていることを確かめる。チャドウィックの選挙事務所に張り込んでいたペギーとジャービスは、運転手をしていた男が、ペギーを襲ったアリーナクラブの警備主任で殺し屋のルーファス・ハントだと突き止め、麻酔銃で誘拐し、スーザとともにハワードの薬でハントの取り調べをする。

ホイットニーはおでこの亀裂痕が徐々に広がっていたことから「ライフマガジン」の表紙の取材をすっぽかす。スーザは連邦検事局の友人に令状をつくってももらいアリーナクラブのガサ入れに動き出すが、ヴァーノンが監査状をもち、止めに入り、重要な証拠は持ち出される。ペギーとスーザは盗聴器をつけてわざとハントを逃し、チャドウィック宅を盗聴する。ハントはチャドウィックに高飛びをさせろと脅すが、ホイットニーはゼロマターの力でハントを飲み込むのだった。

<ホイットニーの回想>1920年オクラホマ州ブロンクストン。自宅のラジオをたやすく直す。世話になっているおじさんを嫌う。1928年、オクラホマ大学を受験するも受からず、母とおじの関係が悪化し、母親から女性がいくら頭が良くても武器にならないと現実を突きつけられる。1934年にオリンピア映画館の前でネッド・シルバーにスカウトされ、4年後、アンヴィル映画の稼ぎ頭になる。

<ペギーの回想>幼少期、お転婆で母親を困らせていたペギー。1940年ブレッチリー・パークで暗号解読員として働いていた頃、フレッドに告白され婚約する。ちょうどその頃、暗号解読能力を評価されSOE(特殊作戦執行部)にスカウトされる。1940年ハムステッド。婚約パーティで兄から「冒険いっぱいの人生」を選べと諭され、結婚式当日に兄の戦死を知らされ、その後、決意を変えてSOEへ入部する。

メモ

<エリオット・ネス気取りではしりまわってる>映画「アンタッチャブル」の元となった自伝「アンタッチャブル」を書いたアメリカの酒類取締官。

<ショー マスト ゴーオン>一度始まった劇(ショー)は、どんなハプニングがあっても最後までやり遂げなければならないという意味。

<ハリウッド・テン>ヴァーノン・マスターズが「(ペギーの自立した考えに対して)ハリウッド・テンも自分たちを自立した考えの持ち主だといったらしい」といった意味は・・・

1940年代後半から1950年代中ごろ、マッカーシズムによる赤狩り旋風が吹き荒れる中、その中心的機関であった下院非米活動委員会が取調べを行なうため、ハリウッドを中心とする娯楽産業で活躍していた映画監督、脚本家や映画俳優などの芸能人の中で人生のある時期に共産党と関連があったとして列挙した人物のことで、そのうち召還や証言を拒否して議会侮辱罪で有罪判決を受けた主要な10人をハリウッド・テン (Hollywood Ten) と呼ぶ。出典:ウィキペディア

<アグネス・カリーの偉業>ロスアラモスの高速中性子路(原子炉)は最大25キロワット その3年前、アイソダインエナジーのアグネス・カリーは反応炉の特許をとる。理論上ではロスアラモスの1000倍のパワー。

モデルはキュリー夫人。

<SOE(特殊作戦執行部)>チャーチルが陣頭指揮を執り、スパイ工作・破壊工作・ゲリラ戦などのエージェントを育成する組織。1940年にペギーは兄の進言によりスカウトされ、兄の死ののち入部する。

<ハントに注射したハワード・スターク発明の薬>ハワードは当初、風邪薬を作っていたが、反対に、数分で重症になる薬ができる。

<ウィルクスのゼロマターに対する仮定>自分の体の原子が量子単位でまとまりを失ったと考えたが、そうではなかった。

MCUクロスオーバー 映画「キャプテン・アメリカ」へ

ペギーの1940年の回想シーンの少し後にペギーはMI5を経て、SSR(戦略科学予備軍)に所属し、スーパーソルジャー計画に携わる。

その該当作品が「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」

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【第5話】「決死の5人組」あらすじストーリーネタバレ

ウィルクスはジェーン・スコットの生体サンプルからゼロマターを吸収したことで、ハントに盗まれたジェーンの遺体がトーマス・グロースターの所有する冷蔵所にあることを突き止める。その頃、スーザは用意していた指輪を紛失しながらも、ヴァイオレットにプロポーズする。ホイットニーはチャドウィックとともに、冷蔵所にいき、ジェーン・スコットの遺体に触れジェーンの中のゼロマターを吸収すると「ウラン爆弾を手に入れなければならない」という。ロクソン石油の弾頭が収容されている施設に侵入すべく、ペギーらはサンバリー博士に協力を頼み「記憶妨害機」を使ってヒュー・ジョーンズから施設の特殊なエレベーターの鍵を盗む。

ローズとサンバリー博士を加えた5人でロクソンの施設に潜入し弾頭がある分厚い部屋に向かうペギーたち。ホイットニーも元恋人・マンフレディに協力を頼み、施設にきていた。サンバリー博士が施錠の回線を誤りジャーヴィスは弾頭の部屋に閉じ込められるが、スーザに指示をされながら弾頭を持ち帰ることに成功する。ホイットニーと戦い、落下したペギーは鉄の棒が腹に刺さり負傷し、ヴァイオレットの家で、応急処置される。そのころホイットニーが眠っている間に、評議会を急遽集めるチャドウィック。ヴァイオレットは怪我をしたペギーを心配するスーザの姿を見て、スーザがペギーへの気持ちを捨てきれていないことを見抜く。ペギーの無事を案じるウィルクス博士は突如透明化してしまう。

メモ

<ヒュー・ジョーンズがペギーに言いかけた赤毛のこと>

元々赤毛は、ケルト系のルーツを持つ人(スコットランド、アイルランドなど)に多い事から、昔のケルト差別の名残なのでしょうかね。昔アイルランドでも、赤毛の女性は「不運の兆し」というように言われていたようです。(中略)実際、殆どのイギリス人の髪の毛の色は茶色か金髪が多いです。イギリスとアイルランド(特にスコットランド)では特に赤毛が多いです。[出典]

<SSR研究所サンバリー博士の発明品>

  • 「記憶妨害機」こめかみに2つの電極をあてると、2分前の記憶を消失する。副作用がある。ロクソン石油社長、ヒュー・ジョーンズはなんどもその餌食となる。
  • 「人探知機」15m先の人間を探知。ロクソン石油の極秘施設で活躍する。
  • 「電磁吸収機」ロクソン石油の極秘施設に入るときに活躍。サンバリー博士自らが、ローズと共に、警備員が池の前で使用する。

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