ネタバレ【エージェント オブ シールド 5】最終話まであらすじをじっくり

2019年3月からDlifeで放送のマーベルドラマ【エージェントオブシールド】シーズン5。(以下「シールド5」)

仮想現実「フレームワーク」からの生還という形で現実に戻ったのもつかの間、ヒドラが造った「アンドロイドデイジー軍団」がタルボットを発砲したことで、コールソンたちは追われる羽目に。捕まる前に腹ごしらえとダイナーでの食事を楽しんでいたコールソンたちの前にやってきたのは、丸坊主の男と兵士たち。しかも動きを止められて運ばれていってしまうコールソンたち・・・。

「シールド5」はマーベル・シネマティク・ユニバース (MCU)全体ではフェイズ3に位置しており、ドラマ内の出来事は映画「マイティ・ソー/バトルロワイヤル(ラグナロク)」「ブラックパンサー」「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」「アントマン・アンド・ザ・ワスプ」そして、2019年3月15日に日本でも公開される映画「キャプテン・マーベル」やフェイズ3の最後を飾る「アベンジャーズ/エンドゲーム」にも関わる可能性があります。

ここでは【エージェントオブシールド】シーズン5のあらすじを全体を振り返ることを目的に、キーワードをポイントにしてご紹介しています。

(2019/07/28追記)今作、シーズン5が「エージェントオブシールド」の当初の最終シーズンとして構想されていたと、マーベルテレビジョンのジェフ・ローブが明言しています。参考サイト:【速報】マーベルドラマ初の長編ドラマシリーズ『エージェント・オブ・シールド』が、シーズン7で終了! | 海外ドラマNAVI

主要キャラクターはこちらの記事でご紹介しています。

ドラマ【エージェント オブ シールド 5】主要キャストとあらすじ。1~4シーズンのざっくり振り返りとチェックしておきたいマーベル映画

*出来事が起こったエピソード数を()内の数字で記載・第15話以降が2018年

シーズン5オリジナル放送中・放送前後の公開映画

ドラマシーズン5の放送期間|2017年12月1日〜2018年5月18日(アメリカ本国放送)
2017年11月3日映画「ソー:バトルロワイヤル(ラグナロク)」
2018年2月16日映画「ブラック・パンサー」
2018年4月25日映画「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」
2018年6月28日映画「アントマン・アンド・ザ・ワスプ」

1話 「オリエンテーション 前編(Orientation part1)」

夕食の途中でイノック(サイラス)らに連れ去られたコールソンチーム。意識を取り戻したコールソンたちは白いモノリスに飲み込まれる。フィッツ以外のメンバーが送り込まれたのは宇宙だった。そこで出会ったヴァージルから”コールソンたちが人類を救う救世主だ”と聞かされる。
クリーに捕らえられてしまったコールソンたちは、ブレスレット「メトリック」の交換をヴァージルから請け負っていた人間、ディークに助けられる。そしてコールソンたちは気づき始める。自分たちがいる場所が、クリーによって管理されている場所で、地球が崩壊したおよそ90年後の世界だと言うことに。

第一話 劇中曲 トーキングヘッズ

冒頭、イノックが支度する時に流れている楽曲|トーキングヘッズ「This Must Be the Place (Naive Melody) 」

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2話 「オリエンテーション 後編(Orientation part2)」

宇宙船「トローラー」に乗りながら、目の前の宇宙空間に漂ってるのが破壊された地球であることに気づいたメイとジェマ。クリーにより管理された居住空間「ライトハウス」は「命によって命を得る」と言うクリー人カサイアスの法律により、低所得者の者たちが殺し合いをすることで、度々「命の清算」がなされる非情な世界。クリーの元で奴隷状態の人間たちは、生き延びるために他人の命をうわなければならない世界で希望もなく暮らしていた。
コールソンたちはヴァージルの友人・テスに手引きされ解決の方法を探し始めるが、「けが人の治療」と言う「法律違反」をしたことからジェマがクリーの居住区に連れ去られ「ライトハウス」の支配者・カサイアスの召使いとされてしまう。その頃、ディークの後を追ったデイジーは、ディークが「フレームワーク」の技術を利用したアヘン窟のような「娯楽」を生業としていることを知る。さらにデイジーは、90年前に粉々になった地球を破壊したのが「クエイク」のパワーだったと教えられる。

3話 「奪われる命(A Life Spent)」

カサイアスの指示で分子密度を操るインヒューマンズ、アビーの訓練を担当することになったジェマ。ジェマの「思いやり」により「セレモニー」で大男の命を奪うまでに力をコントロールできるようになったアビーは、カサイアスにとっての大事な客人、レディ・バーシャに売られて行く。
その頃コールソンたちはテスとともにトローラーで宇宙に漂うガレキの回収へ乗り出す。ヴァージルが残した「航海日誌」をヒントに「616」という大岩へ向かったコールソンたち。しかし、コールソンたちを「反乱分子」だと疑うグリルの部下、ゼブに手荒なことをしたことから、コールソンたちは処刑されることに。そこで機転を利かせたヨーヨーの働きで、禁制品の「拳銃」を所持していたゼブが処刑されることになり、コールソンたちは一命を取り留める。マックがヴァージルが秘密に利用していた通信機を修理したことから、「616」が地球からの通信を反射している岩で、ヴァージルが地球の人類と連絡を取り合っていたことが判明する。
その頃、カサイアスの元に囚われていたジェマを助けようとしていたデイジーは、グリルから盗んだ「タブレット」を使い、カサイアスの元へ向かう。引き止めるディークを振り払い、デイジーは一人カサイアスの元へ向かう。しかしディークが、インヒューマンズの能力を貴重と考えるカサイアスにデイジーの居場所を密告し、デイジーはカサイアスのトラップに捕らえられてしまう。

4話 「得られる命(A Life Earned)」

ディークによってカサイアスに売り渡されてしまったデイジー。「地球を滅ぼした女」として、その名が知られているデイジーは、近々「セレモニー」で宇宙の商人に売却されることに。
その頃、デイジーとジェマを救出しようと動き出したシールドは、マックがグリルから得た情報をもとに、研究開発フロアの35階へ向かう。ディークの力を借りたどり着いた35階でコールソンとメイがそこで見たのは、生まれたての「赤子」だった。ディーク曰く「リニューアル」で人口が減ったため、新たに子供が補充され売買される頃だという。「ライトハウス」では、高値で売れるインヒューマンズを育てるため、能力者の血液を採取し赤子を誕生させ、人間は妊娠しないように食品に混ぜ物をする「管理体制」がカサイアスによって確立されていた。そんな中、メイはシナラに捕らえられてしまう。
ジェマ以外に仲間はいないのかとカサイアスからの尋問を受ける中で、デイジーは能力者のベンと知り合い、カサイアスが「ライトハウス」を破壊しようとしていることを知り、反撃のための時機を見計らうようになる。
破壊された地球に降り立ち、人間の手助けをし、再建したにも関わらず、人間が神や予言にばかり夢中になることに恨みを抱いていたカサイアスは、予言を信じる「長老」や「学者」たちをみな殺してしまっていた。
そんな中開かれた「セレモニー」。そこに商人として現れたフィッツは、「クエイクが死ぬまで戦わせるべきだ」と、他の商人やデイジーが見ている前でカサイアスに申し出るのだった。

5話「巻き戻し(Rewind)」

シールドメンバーとの夕食の時、一人取り残され、地図に載っていないアメリカ軍の基地「ブルー・レイヴン・リッジ」に捕らえられていたフィッツ。フィッツは、アメリカ軍のヘイル准将へ、コールソンたちが姿を消した謎の解明する情報提供をしながら、脱獄方法を考えサッカー雑誌への意見投書によって外部へ助けを求めていた。
半年が経った時、かつてのシールドメンバー、ランス・ハンターが弁護士としてフィッツのもとへやってくる。再会を喜びながらも脱獄した二人は、コールソンたちを連れ去ったトラックをヒントに、3万年前から人類を監視しているクロニコムと言う宇宙人種のイノック(サイラス)のもとへ向かう。
フィッツはコールソンたちが地球の滅亡を救うため、74年後の2091年に送られたと教えられる。さらにフィッツが一人残されたのも、コールソンたちと合流し地球を救うためだと、未来を予知する能力を持つインヒューマンズのロビン・ヒントンから教えられる。低温凍結カプセルを利用して長い眠りについたフィッツは、イノックの協力を得て、2091年に目を覚まし、コールソンたちの救出へ向かうのだった。

6 話「残酷なゲーム(Fun & Games)」

多くの敵を殺し、莫大な富を持つ略奪者”ボシュトック・ザ・スペース・マローダー”としてライトハウスで行われる「セレモニー」へ、イノックとともに向かったフィッツ。穏便にことを進め、デイジーを買い取ることでコールソンたちを助け出そうとするフィッツだったが、カサイアスの兄・フォールナクが来たことで状況は一変。カサイアスの召使となっていたジェマととともに、デイジーとシナラが命を懸けて戦っていた「セレモニー」の最中に行動を起こし、デイジー、フィッツ、ジェマの三人はかろうじてカサイアスの元から逃げ出すことに成功する。
その頃コールソンたちは、テリジェネシスを経て能力を獲得したテスの友人で16歳の青年・フリントと知り合う。コールソンたちの正体を知り、殺そうとするグリルは、フリントが得た石を操る能力により殺され、コールソンたちはフリント、テスとともにライトハウスを抜け出そうとする。しかし、テスがフリントを匿ったとして見せしめに殺害されてしまい、次の手を考えざるを得なくなる。
テレパシーの力を持つインヒューマンズ、ベンの対戦相手として「セレモニー」で殺し合いをさせられるも、フィッツの機転で地上へ送り込まれることになっていたメイ。フィッツから指示を受けたイノックは、クリーになりすまし、ヴレルネクシアンの餌食として地上へ送り込まれていたメイの救出へ向かっていた。

7話 「2人の誓い(Together or Not at All)」

マローダー(フィッツ)、デイジーやジェマらに逃げられ負傷したカサイアスは、クエイク探しに部下のマストン・ダーを向かわせる兄・フォールナクを泳がせ時機を見計らっていた。腹心のシナラが、クエイクを追跡するマストン・ダーを殺害したのちに、カサイアスは兄・フォールナクを自らの手で殺める。カサイアスは、「兄はクエイクに殺された、その仇を討ち、クエイクを捕らえた」という筋道を立て、これからデイジーを捕まえて父の元へ突き出せば、ついに父も自分のことを認めてくださる、「ついに私たちの望みが叶う」と希望を抱く。
その頃、フィッツ、デイジーとジェマは追っ手から逃げているうちにディークに助けら、コールソンたちと合流することに成功。ディークは、閉じ込められていた自分の部屋の窓を破り逃げ出していたという。完全に信頼を置けないながらもディークの持っていた「反重力装置」で、宇宙船「トローラー」へ向かい「ライトハウス」から飛び立ち、崩壊後の地球の表面へ不時着したコールソンたち。
しかし、マックとヨーヨーは「ライトハウス」の人たちを守るというフリントとともに「ライトハウス」に残ったたため、コールソたちとは別行動になる。
その頃、処刑として地表へ送られていたメイのもとに、イノックが現れ、大怪我を負って、まともに戦うことができずにいたメイをゴキブリどもから助けてくれる。そんな二人のもとに重力嵐がやってくるが、二人は突如何者かに拐われていく。
メイが目を覚ましたのは「ゼファーワン」の中だった。目を覚ましたメイの前に立ち「またあなたに会えるのとすっと待っていた」という老婆の手には「木彫りのコマドリ」が握られていた。

8話 「最後の日(The Last Day)」

破滅した地球の破片のゼファーワンで生き残っていたロビンやヴォスたちと合流し一安心するコールソンたち。しかしロビンの予言は謎が多く、気まぐれなため、コールソンはライトハウス に残るマックたちの援護に向かおうとしていた。フィッツとシモンズは白いモノリスを制御する装置を動かそうと動き始めるが、突如部屋に閉じ込められてしまう。
過去にヴォスたちが助けたディークの父・オーウェンが、かつてフィッツが設計していた装置を完成させたことから、コールソンたちは過去から人類を救うために送られてきた。しかし、ヴォスたちは地球を滅ぼしたデイジーを悪者とみなし殺害しようとしていた。デイジーたちにその目論見がバレたヴォスは、これ以上予知ができないようにとロビンを殺害してしまう。
その頃、ライトハウスのマックたちは、フィッツが隠しておいた武器を手に、クリーが人間の居住フロアに放ったゴキブリたちを駆逐することに成功。生き残った人間たちと共にクリーに反撃を始める。
カサイアスは、人間が住める場所ではないとされていた地表へシナラを送り込み、コールソンたちを全滅させようとする。
ロビンの死を看取ったメイ。そこでメイは自分がかつて、母を亡くしたロビンを育て、必ず地球を救うと約束していたことを知り、ロビンから、破滅した地球を取り戻す方法を教えらえる。それには、白いモノリスを利用し過去へ戻る方法と、インヒューマンズとなったフリントの力が必要だった。

9話「作戦の行方(Best Laid Plans)」

「フリントが白モノリスを再生し、過去に戻り、未来を変える」ロビンがメイに託した予言を信じ、フリントと合流するためライトハウス に向かおうとするコールソンたちだったが、八十年も動かしていないゼファーワンは正常に作動せず、重力嵐を避けるため一同は洞窟へ逃げることにする。このゼファーは次世代型に改良され、宇宙船としても利用でき、シモンズは錨を外して、重力嵐に乗って宇宙空間へ行けばRCSスラスターで飛行できると考え、洞窟に移動した一部の地球人たちを残し、コールソンたちはゼファーで移動し、ライトハウス に向かうことを選択する。錨を外す際、デイジーはシナラに襲われるもディークの協力を得て難を逃れる。こうしてコールソンたちは地表を離れ、マックたちとの合流を目指す。
その頃ライトハウスのマックたちは、クリーの蘇生術で生き返り、カサイアスのメッセンジャーとしてマックたちの元へ送り込まれたテスから情報を得て、カサイアスがライトハウスの酸素システムに仕掛けていた爆弾を発見。さらに、カサイアスが命の次に大事にしていたテリジェンクリスタルを占拠。カサイアスが持つ起爆スイッチを奪い取ろうとマックとヨーヨーは、カサイアスと直接対面する。
話の長いカサイアスの性格を利用して、マックたちが時間稼ぎをしている間に、ライトハウスに居住する各フロアの地球人たちは力を合わせ、爆弾を一箇所に集め、カサイアスがスイッチを押す頃には、他の場所に避難し害を逃れることに成功する。地球人が避難したことを確認したマックは、カサイアスの前でテリジェンクリスタルを全て破壊。地球人を自らの支配下から逃し、テリジェンクリスタルまでも全て消し去られたカサイアスは発狂する。
コールソンとマックたちがお互いの無事を通信で確かめ合っていた頃、カサイアスもまた、自らが抱える予言者の力で、コールソンたちがライトハウスやってくることを知り、迎え撃つ準備を進めていた。

10話 「過去への扉(Past Life)」

マックと合流し、「フリントの能力で白モノリスを再生させ過去へ戻る」というロビンの予言を実現させるため、ゼファーワンで「ライトハウス」に乗り込んだコールソンたち。
コールソンたちと合流する前に、インヒューマンズがもう一人生きていると知ったヨーヨーは、独りでインヒューマンズの救出へ向かう。そのインヒューマンズは、カサイアスに捕えられ、血液やDNAを採取されるためにことあるごとに蘇生させられていた「クローンエレナ」だった。ヨーヨーは、自分自身であり、タイムループから抜け出せなくなっている彼女に、「コールソンの命を助けようとするシールドメンバーの忠誠心が地球の破滅を招く」と教えられる。
一方フィッツとシモンズはフリント、マックと合流し、ワープするための「白モノリス」を、「白モノリスのかけら」と、宇宙空間に漂う石灰岩から作ることに成功する。「過去に戻ったら地球を破壊してしまう」と言い、「ライトハウス」に残ろうとするデイジーをアイサーで眠らせ、強引に連れてきたコールソンたちと合流したマックだったが、ヨーヨーがまだきていないことを知り探しに行く。そこでマックは「オディアム」を飲み凶暴化したカサイアスと戦闘の末に、シモンズに助けられカサイアスを殺害。目の前でクローンエレナが殺害され、絶望していたが、本物のヨーヨーと再会し安堵する。
同時進行で白モノリスの制御装置「等時性サイクロトロン」の制御を任され一人で行動していたイノックはクリーたちに行動がバレて襲撃される。そこへディークが合流し、イノックの動力源であるバッテリーを「等時性サイクロトロン」の起動エネルギーとして利用することを決断。こうして白モノリスがコールソンたち呑み込み、チームを過去に送り込むことに成功する。しかしその時の爆発でライトハウスの数フロアは壊滅。イノックとディークは爆発に巻き込まれ死去する。数名のインヒューマンズとともにトローラーで「ライトハウス」から脱出していたテスとフリントは、地球再建に向けて希望を抱いていた。

>>>>2018年2月16日「ブラック・パンサー」の最速公開

11話 「安らぎの故郷(All the Comforts of Home)」

コールソンたちは白いモノリスによって、2018年頃の地球へ帰還。それはフィッツがイノック、ハンター、ロビン、ポリーらと共に訪れた頃のライトハウスだった。そこはクロニコムのノアが人類監視の拠点としており、さらに三つのモノリスの保管場所でもあった。その上シールドエージェントたちは、タルボットを意識不明にした”クエイク”を含め、世間では「最高ランクのお尋ね者(容疑者)」となっていた。
そんな中コールソンたちは、数週間前からミズーリ州セントルイスの研究所から上空へ光が発っせられていることをノアから教えられる。それはヴォスが言っていた地球崩壊のきっかけの兆候で、その正体はかつてハイヴが利用したクリーを呼ぶ装置「クリーオーブ」だった。コールソンたちは危険を顧みながらも、デイジーをライトハウスへ残し現地へ向かう。
そこにいたのはコールソンたちが2091年に送られた後、アメリカ軍に協力していたパイパーだった。久々の再会を喜ぶコールソンたちとパイパーだったが、フィッツとシモンズが「クリーオーブ」に人間が取り付けたタイマーを発見した時、パイパーはコールソンたちに銃を向け、アメリカ軍に投降するよう要求する。さらにそこへ、タルボットの後任のヘイル准将が送り込んだルビーとロボット兵がやって来る。その戦闘の最中、ヨーヨーはルビーの「リングブレード」によって、クローンエレナが言っていた通り両腕を失ってしまう。
その頃、ライトハウスにいたデイジーは、ディークがモノリスによってこの時代にワープし、しかも警察に捕まっていることを知り、ディークのソーシャルワーカーを装い、捕らえられていた警察署からディークをライトハウスへ連れ帰る。そこへ、「クリーオーブ」と両腕を失ったヨーヨーとともに、コールソンたちがライトハウスへ帰還。速やかに、シモンズがヨーヨーの手術を始める中、倉庫に移動させた「クリーオーブ」がノアを巻き込み大爆発を起こしてしまう。
研究所でシールドをおびき寄せて一網打尽にする計画だったヘイル准将は、娘・ルビーが予定通り行わなかったせいで作戦が失敗したことを責める。その後ヘイル准将が向かったのは、タルボットのボディガードを辞めた後フィラデルフィアで生活していたカール・クリールのところだった。「もう政府要人の護衛はしない」と話すクリールに、ヘイル准将は「チームを作る」と言いクリールをスカウトする。

第11話の劇中曲 Jude Shuma , The Bent Scepters

オープニング、ルビー・ヘイルがイヤホンで効いていた楽曲| Jude Shuma 「Float」
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ディークが、リバーズエンドのバーで呑んだくれていた時にかかっていた楽曲| The Bent Scepters「Gassed」
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12話 「時空の裂け目(The Real Deal)」

ノアを巻き込み爆発したクリーオーブ。このことはヘイル准将の宣戦布告を意味すると同時に、近くにあった三つのモノリスが爆発に巻き込まれたことで、人々の恐怖が実態化して現れる怪現象が起き始める。それはその爆発で生み出された次元の裂け目によるものだった。ディークのバックルのグラヴィトニウムから作る装置を避け目の近くで起動させることで一時的に裂け目を消すという解決策をフィッツが考え出すが、それは、誰か一人が裂け目の近くまで行かなければならない危険な任務だった。コールソンがその任務に当たることをかって出るが、メンバーたちから猛反対を受け、その口論の最中コールソンは意識を失って倒れてしまう。
シモンズの検査によると、コールソンの細胞組織は急激に壊死が進行しているという。それはコールソンがかつてゴーストライダーと取引したことが原因で、コールソンが間も無く死ぬことを意味していた。これまでこの問題をメンバーに相談せずにいたコールソンに、”人生の全て”を与えてくれ特別な存在であるコールソンを失ってしまう現実にデイジーは深く悲しむしかなかった。
こうして地下に向かったコールソンは、自らの恐怖が生み出したクローンマイクピーターソンとともに次元の裂け目に吸い込まれそうになるが、コールソンはギリギリのところで正気の戻る。そこへデスロック(マイク・ピーターソン)が現れ、コールソンとともに迫りくる恐怖と戦い、コールソンが装置を起動したことで次元の裂け目は閉じられる。デスロックはシールド崩壊後のエージェントたちと行動を共にしていて、コールソンの指示を受け街に出ていたディークの通信を受けてライトハウスにやってきたのだった。
その後コールソンたちは、ライトハウスの27階に出現した森の中でフィッツとシモンズのささやかな挙式を挙げる。メイ、デイジー、マック、デイヴィス、デスロック、ディークらが参列する中、ディークが町の質屋で買ってきた指輪を交換をし、コールソンのもと、二人は晴れて夫婦となるのだった。
その頃、デイジーの目撃情報を追ってディークが捕まっていたリバーズエンド警察に来ていたヘイル准将は、部下のキャンディス・リーの調べにより、ディークが唯一、フィッツ、シモンズと生物学的に関係があることを知る。

13話 「プリンシピア(Principia)」

次元の裂け目を閉じていた装置の効力が弱まったため、新たにグラヴィトニウム を求め、かつてヒドラにいた科学者たちすべての死亡証明書にサインをしている男に会いに行ったコールソンたち。その男はマックの大学時代のルームメイトのケイン(トニー)だった。ヒドラにいた科学者をアメリカが受け入れる「ペイパークリップ作戦」に加担し、経歴偽造に関わっていたと言うケインから話を聞き、元サイバーテック社の科学者の一人ゲッティ博士に接触。彼によると、移送途中に嵐に巻き込まれたグラヴィトニウムは、海底8000メートルに沈んでいると言う。捜索したところ船は海底には見当たらずじまいだったが、ディークの気づきにより、落雷で帯電したその貨物船は重力場を発生させ上空に浮かんでいることを突き止める。こうしてコールソンたちは空飛ぶ船「プリンシピア号」に残されていたグラヴィトニウムを持ち帰り、さらにマックは、そこで戦ったスリーパーメカを一体持ち帰る。
それは両腕を失い、これから起こる未来を変えることはできないと落ち込んでいたヨーヨーにとって朗報だった。
この最中、次元の裂け目が開いたことで、母親の幻を見たディークは母がよく言っていた言葉を思い出し、それと同じ言葉をシモンズが話していることを知り、シモンズとフィッツが母方の祖父母であることに気づいていた。
その頃シールドを追っていたたヘイル准将は、娘のルビーを使い、シールドの情報を知っているウェルナー・ストラッカーを自分たちの計画に協力させることに成功。しかし母・ヘイル准将に反抗心を持っていたルビーは、ウェルナーとともに母親たちを乗っ取ることを目的として、ウェルナーが自分に従うように仕向けていた。

14話 「悪魔コンプレックス(The Devil Complex)」

一刻も早く次元の裂け目を閉じなければ、ライトハウスごとメンバーたちは破滅してしまう。この危機を前に無力を痛感するフィッツは自分の中の「悪」を体現するフィッツ博士の幻影を見、デイジーの能力を利用して、次元の裂け目を閉じるという苦渋の決断をする。そのためにフィッツは、ロボ戦士を修理しマックたちを襲わせ、その間にデイジーを一人にして捕らえ、人類滅亡とデイジーの脳障害のリスクを負いながらも、デイジーの体内に埋め込まれていた能力抑制装置を取り外す。こうしてデイジーは能力を使いグラヴィトニウムを次元の裂け目を閉じる装置に入れ替え、その装置で次元の裂け目は閉じられることになる。このことにフィッツもシモンズも大きくショックを受け、ディークはシモンズを励ますため、自らがフィッツとシモンズの孫であることを伝え、さらに二人は絶対にこの困難を乗り越えこの先も大丈夫だと言葉をかける。
その頃、パイパーから電話番号を教えられ、ヘイル准将を捕え尋問していたコールソンとメイだったが、それはコールソンを捕らえるためのヘイル准将の罠だった。身体中にダイナマイトをつけたクリールと、ヘイル准将に脳を管理されいいなりになっているサペリアーとともに、コールソンは一人クインジェットでメンバーの元を離れヘイルの懐へ向かう。
ヘイル准将は計画の「鍵」となるコールソンを捕え、計画がもう直ぐ終わることをクォヴァスに報告する。クォヴァスは、もし失敗した場合「同盟」の伝統の通り、最後まで華々しく戦うようにとオディアムをヘイル准将に手渡す。

15話 「ヒドラ・アカデミー(Rise and Shine)」

28年前(1990年)。アカデミー時代、ヘイルはキャプテン・アメリカ以上の最強戦士を作ろうと研究を続けていたホワイトホール博士と上層部に、その強靭な意志力と男勝りの体力、任務を遂行する冷徹な実行力を買われ、人工授精で最強の戦士を生み出すための適任者に選ばれる。宇宙飛行士をも夢見ていたヘイルは、アカデミー卒業後「種ができたら務めを果たす」という条件でアメリカ空軍へ配属されることになるが、それは当時のヘイルにとって苦しい決断でもあった。
2年前(2016年)。ルビーがアカデミーからの卒業を控えていた頃、ギデオン・マリックが捕まりヒドラは壊滅へと向かっていた。ヘイルの上司、フィッシャー大将は、異星人連合体「同盟」との通信手段であるテレポーターの管理と異星人とのやりとりをヘイル准将に引き継ぎ服毒自殺をする。ルビーは、ヒドラアカデミーの最後の試験である飼い犬を殺すという課題をクリアできないことを理由に、卒業を許されず担当教官と口論となっていた。その様子を見たヘイル准将は、ためらわずに引き金を引き、その担当教官を殺害する。
半年前。クローンデイジーに頭を撃ち抜かれ、前頭葉に損傷を負って入院していたタルボットを引き取ったヘイル准将は、「同盟」との契約を解消するため、ヒドラの武器のありかをタルボットから聞き出そうとするが、タルボットの抵抗に遭いその目論見は頓挫する。
24時間前。こうしてコールソンを連れてきたヘイル准将は、彼を説得し「同盟」のクォヴァスとコールソンを引き合わせる。巨大な戦艦が地球を破壊しに来ること、その異星人との戦争で地球が破壊されることを防ぐためにヘイルの前任者フィッシャーが「同盟」と人類との間に保護協定を結んでいることをコールソンは知る。同盟が求めているものは、インヒューマンズとメカ戦士、グラヴィトニウムの三つだった。しかし、ヘイル准将は同盟との契約を解消しようと考え、そのためにはホワイトホールがかつて研究していた「世界滅亡装置(素粒子注入チェンバー)」を作り、その装置でデイジーを最強の戦士として生まれ変わらせる必要があると説く。しかしコールソンは未来を見てきたことを理由に「それこそが地球を破滅へ向かわせる行為だ」とヘイルを説得するが、ヘイルはそのことを受け入れることはなかった。
現在。コールソンをヘイル准将に連れ去られ、フィッツを牢に監禁し、ヨーヨーも手術を終えたばかりで、戦力が大きく低下したシールドメンバー。次の行動を模索していたメイとデイジーは、フィッツとの話し合いの中でロビンに予言を聞くことを選択する。
苦渋の決断をしてデイジーから恨まれてしまったフィッツは、
シモンズからディークが自分たちの孫であることを教えられる。それはフィッツとシモンズの娘が生まれるまでは、二人が生き延びているということを意味していた。

第15話 劇中曲

アカデミー時代のヘイルが部屋で着替えている時にかかっていた音楽Motion Pictures「Twisted Avenues」
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ルビーが着替えている時にかかっていた音楽Last August「Now you see me,now you don’t」
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16話 「閉じ込められた声(Inside Voices)」

ヘイルとの決裂により部屋にあった椅子とベッドを奪われ、一週間”圧力”をかけられ閉じ込められていたコールソン。
ヘイルは不確かな部分の多いグラヴィトニウムをより深く知るためにクリールを実験台にする。グラヴィトニウムに触れたクリールは、直後からコールソンへの怒りを感じるようになり、それは、グラヴィトニウムに取り込まれたホール博士の感情でもあった。こうしてクリールはコールソンを殺そうとするが、タルボットがヘイルにより廃人とされたことを知り、コールソンに味方するようになる。タルボット、コールソン、クリールの三人は施設から逃げ出そうとするがメカ戦士と遭遇してしまい、コールソンとタルボットは「同盟」とのテレポーターを利用して逃げ出すことに成功するが、ワープした先は三つの峰をいただく山のある雪山の麓の森の中だった。
その頃シールドの臨時リーダーとなっていたデイジーは、コールソンを探すためロビンと久々の再会を果たす。自分の死を予見してからショックで絵を描けなくなっていたロビンだったが、未来で母親となっていたメイに再会したこときっかけに再び絵を描くようになる。デイジーたちはその中の一枚から、コールソンとタルボットらしき人物が描かれた絵を頼りに捜索を続ける。
同じ時、シモンズはデイジーのやり方とは別にコールソンの居場所を突き止めようと、義手を装着し現場復帰可能となっていたヨーヨーとともに、フィッツを監禁室から出すためにマックを騙してフィッツを連れ出すことに成功する。こうしてフィッツ、シモンズ、ヨーヨーの三人は、クインジェットでヘイルが使うであろう施設へ向かっていた。
ウェルナー・ストラッカーに協力させグラヴィトニウムを我が物とし「世界を滅亡させた女」を目指していたルビーは、母の命令を受けて雪山でワープしたコールソンとタルボットを追っていた。
…4年前。ギャレットからレイナの仲介でグラヴィトニウムを手に入れたクインは、レイナとともに移動中のトラックの中で、グラヴィトニウムに取り込まれてしまう…。

17話 「ハネムーン(The Honeymoon)」

雪山にワープしたタルボットとコールソンを母の命令で追ったルビーは、二人を助けにきたデイジーに敗北し母により部屋に閉じ込められてしまっていた。しかし、チェンバーの使い方を解明したウェルナーは、ルビーをそそのかし今こそルビーがチェンバーを使い「世界を滅ぼす力」を得るべきだという。こうしてルビーは母を騙し自分の部屋に閉じ込め、ウェルナーとともにフィッツたちが向かっていたヒドラの施設へ向かう。
仲間を裏切ったことから監禁されていたフィッツとともに、ヘイル准将がチェンバーを所持していると思われるイギリスの施設へ向かったシモンズとヨーヨー。未来に自分たちが生きていることを根拠に自分たちがそう簡単に死なないと考えていた三人は、フィッツの読み通りマリックが言っていたヒドラの施設で素粒子チェンバーを発見する。装置の心臓部を破壊して逃げようとした三人だったが、警備を担当していたサペリアーと戦うことになり窮地に陥る。ヨーヨーがサペリアーとの格闘の末勝利するが、そこへチェンバーを独り占めしようとするルビーとウェルナーがやって来る。勝ち目のないフィッツは、ルビーに言われるがままチェンバーを修復することにする。それは人類を破滅へ向かわせる行為でもあった。
その頃、タルボットとコールソンを助けに行った際に被弾して重傷を負ったディークは、マックとパイパーに手術を受けて奇跡的に一命を取り留める。コールソンはデイジーを無理やりリーダーにしようとしていることをメイから責められ、さらにメイから「愛している」と告白され困惑していた。
そんな中ヘイルに全ての情報を話してしまい自分を責めていたタルボットはデイジーの好意で妻と息子へ電話することを許される。しかし電話先ではヘイルの部下、キャンディス・リーが待ち構えていて、タルボットは妻・カーラを通して洗脳状態に目覚めさせられてしまう。

18話 「すべての道は…(All Roads Lead…)」

ヒドラの服従プログラムにより、ロビンを誘拐しようと動き出したタルボット。その頃シールドチームは、デイジーを指揮官に次なる作戦に動き出す。デイジーとメイはアパラチア山脈の元軍事シェルターへ乗り込みヘイルの身柄を拘束、同時にクリールを保護する。そこでルビーとウェルナーが世界破滅装置を利用してグラヴィトニウムから力を得ようとしていること、そこにフィッツ、シモンズ、ヨーヨーがいる事を知り、デイジーとメイはヘイルとともにヘレンフォードへ向かう。
後方支援としてライトハウスに残ったコールソンとマック、ディークはタルボットがポリーを気絶させ、ロビンを連れ去ろうとしていることに気づく。そして、洗脳され自殺を選ぼうとするタルボットをかろうじてオネンネ銃で眠らせることに成功する。
デイジーたちが到着した頃、ルビーはチェンバーに入りグラヴィトニウムを8%取り入れてしまっていた。ルビーはクリールと同様、ホール博士とクインの感情に苛まれ、苦しみ、正気を保てず、途中から合流したヨーヨーに「世界を救うため」として殺されてしまう。
息を引き取ったルビーの遺体は空中で爆発しその際にヘイル准将は「同盟」のクォヴァスの元へワープしていた。娘を殺されたヘイルは、シールドを倒せば、グラヴィトニウムを手に入れられるとクォヴァスに伝える。

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19話 「完全包囲(Option Two)」

ゼファーワンで大気圏外に出て太陽に向けてグラヴィトニウムを飛ばして消滅させる。コールソンの指揮のもと、地球破滅の危険を秘めたものの処理に向け動き出していたシールドメンバー。デイジーは、ポリーやロビン、クリールを逃がす任務のためライトハウスを出て行く。そこにはコールソンを延命するという裏の目的があった。
しかしライトハウスの上空にクォヴァスの宇宙船が現れたことで状況が一変。「再生プロジェクト」が発動し、ライトハウスは15年の完全封鎖状態に入る。しかし、クォヴァスは配下の悪党集団レモラスを、地球とやりとりをしていたテレポーター(Phase Harmonic Teleportation Device)を利用して、ライトハウス内に侵入させる。それぞれに対処していたシールドメンバーだったが、電気・通信機器がすべて使えず、武器を手に防御するしかない状況になる。タルボットとシモンズがグラヴィトニウムと世界破滅装置(チェンバー)があるラボで、コールソンたちは管制室で、それぞれレモラスたちに襲われてしまう。
そんな中、自分の犯した過ちを悔いていたタルボットは、チェンバーの存在に気づき、命を顧みずチェンバーに入りグラヴィトニウムを注入し、最強の力を手に入れるのだった。こうしてタルボットは最強の力を手にれ、ラボや管制室のレモラスたちを驚異的な力で全滅させる。さらにタルボットは「自分が解決すると言ったろ」と言い、コールソンを連れライトハウスから姿を消してしまう。
その頃、マックの友人トニーから最後に残されていたムカデ血清を手渡されたデイジーは、ギャレットの血清に入っていた”回復成分”が見つかった場所を教えられ、自らの母・ジャーインのお墓を掘り返していた…。

20話 「我らすべてを救うもの(The One Who Will Save Us All)」

「すべて解決する」というタルボットはコールソンを連れてクォヴァスの宇宙船へ乗り込む。そこでクォヴァスをひざまずかせたタルボットは、クォヴァスとともにテレポーターで「同盟」との交渉へ向かう。タルボットは正気を失い、強引に話を進め、同盟の一人を殺害。さらにクリー族、カサイアス家の家長・タリアンから「地球に手付かずのグラヴィトニウムがあり、サノスを止めるにはそれを手に入れ、タルボットが最強の『地球の盾』となるしかない」と教えられる。こうしてクォヴァスの宇宙船へ戻ってきたタルボットは、行き過ぎた行動を止めようとするコールソンをもひざまずかせ、説得しようとしていたヘイル准将を殺害する。
そのころライトハウスに戻ったデイジーは、ヨーヨーと意見の対立で悩みながらも、ムカデ血清とジャーインの遺伝子でコールソンの命を助けることができると、シモンズに薬の開発を頼む。この頃フィッツの設計で、人工重力などを装備したゼファーワンはシールド初の宇宙船として生まれ変わり、デイジーとメイはコールソンとタルボットを助けるため、クォヴァスの宇宙船へ向かう。
素手で乗り込んだデイジーとメイだったが、あっけなくタルボットに制圧され、コールソンともども戦争捕虜とされてしまう。
デイジーはタリアンに捕らえられ、カサイアスの星へ連れていかれようとしていた。

21話 「運命の重み(The Force of Gravity)」

タリアンに捕らえられ星に持ち帰られようとしていたデイジーは、アストラルスコープを通してタリアンに状況を教えられていた。「弟子として教えよう」とを隷属させようとするタリアンだったが、デイジーは強い意志でアストラルスコープを破壊し、牢獄にいて、ディークに助けられたコールソンとメイと合流する。メイとディークはミサイルの標的をクォヴァスの宇宙船に変更し、テレポーターでライトハウスへ帰還。クォヴァスはミサイルの標的が自らの宇宙船になっていることに気づかず自ら発射ボタンを押し、宇宙船ごと爆破される。メイたちと別行動を取りゼファーワンに戻り、デイヴィスとともにライトハウスへ帰還するコールソンとデイジーだったが、コールソンは壊死が進行し再び意識を失って倒れてしまう。
その頃ライトハウスにいたマックとヨーヨーは力を得て殺害を続けるタルボットが、父親としての面目を保つための行動であることを突き止め、カーラとジョージがいるタルボットの家へ向かう。しかし、最強の力を持つタルボットの前に全く歯が立たずライトハウスに帰還する。
こうしてライトハウスでミーティングをするシールドエージェントたち。フィッツとシモンズはムカデ血清とジャーインの遺伝子でコールソンを助け、ムカデ血清とオディアムを合成し、注入することでタルボットの暴走を止めることができると解決策を提示する。
しかし、デイジーの口から「ムカデ血清は地球に残る最後の一つだ」と言われ、エージェントたちは”コールソンを生かす”か”地球の滅亡を救う”の二択に迫られることになる。
その頃ロビンとポリーを捕らえていたタルボットは、ロビンの描いた絵で、タルボットがグラヴィトニウムを地球を割って取り出した場所はどこかとロビンに問い詰めていた。(マックが見ていたモニターではニューヨークが崩壊と報道されている→映画「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」とクロスオーバー)

22話 「結末(The End)」

「希望によって一つになるんだ。」”未来の自分”が言っていた忠告を守ろうとするヨーヨーと、コールソンを救うと考えるマックやデイジー、メイたちの間には深い意見の不一致が起きていた。マックはムカデ血清を誰にも渡さないと言うヨーヨーを説得、さらにメイが、残されていた「オディアム」の瓶を破壊したため、チームとして”コールソンの命を救う”と言う決断を下すことになる。
こうしてムカデ血清とジャーインの遺伝子を利用した治療薬が完成し、メイはコールソンに「使うかどうかはあなたが決めるべき」と判断を委ねる。
その頃、ロビンからグラヴィトニウムの残りがシカゴの地中深くにあると教えられたタルボットは、街を破壊しながらグラヴィトニウムを集め始めていた。
回復したコールソンとともに、シカゴへ救出へ向かうことになったチーム。デイジーはリーダー座をマックに明け渡し、チームは人命の救出とタルボットを倒す最後のミッションへ向かう。
タルボットの宇宙船の被害にあったビルでロビンやポリーを救出に向かったメイ、マック、フィッツの三人。ポリーの救助に行ったマックと、助けを待つポリーの二人が未来にいないことに気づいたフィッツとメイは、レモラスに取り囲まれていたマックとポリーを間一髪助けることに成功。その後、ビルから逃げている際にロビンは「何かが違う」とつぶやく。
その頃デイジーはタルボットの説得に失敗し、戦っている最中に衝撃波が発生し、その影響でフィッツは瓦礫の下敷きになり、腹部に致命傷を負いマックとメイに看取られ命を失うことになってしまう。
タルボットがデイジーの力を得ようとデイジーを飲み込もうとした時、デイジーはアームガードの中にコールソンが使うはずだった治療薬を発見し、自らに打ちパワーアップし、タルボットを宇宙へ吹き飛ばす。
こうしてシールドは地球破滅の危機を救うことに成功する。
治療薬を打たず心停止していたコールソンも一命を取り留め、チームの決断は未来を変えたが、フィッツの死という犠牲をだしてしまう。
ディークは姿を消し、ロビンが描いた予知の絵は焼き捨てられ、白いモノリスは破壊。しばらくしてチームはコールソンのささやかな引退パーティを行う。
「私はヒーローに囲まれてきたが、君たちが最高だ。命がけで人を守る仕事に就いた日から君たちはヒーローだ。なぜなら、別れを覚悟してる。良き友を得ていつか失うことを。皆誰かを失ってる。それを忘れるな。」
失った悲しみを乗り越えろというコールソンに、シモンズは答える。
「いいえ、お言葉ですが、乗り越えるんじゃありません。心の中にしまうんです。扉を閉め、鍵をかけて時々は訪れる。離れはしません。別れを言っても。」
こうしてコールソンとメイはシールドを離れ、タヒチで二人だけで最後の時を過ごすことになり、フィッツはイノックの低音凍結カプセル(チェンバー)で蘇生措置がとられていた。
シールドはマックを新たな長官とし、ライトハウスを拠点に宇宙船となったゼファーワンとともに、新たにな”盾”として生まれ変わる。

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