2014年に公開された第1作から3年ぶりの2017年に公開となった第2作目映画【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス】
第1作ではロナンの攻撃からザンダー星を守り、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」と名乗ることになったピーター・クイルたちが描かれました。
ここでは、マーベル・シネマティック・ユニバースのフェイズ3にはいり、「ドクター・ストレンジ」に続き、「スパイダーマン:ホームカミング」へと繋がる作品映画【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス】のキャストやあらすじをネタバレでご紹介しています。
MCU内の劇中の「現在」と登場する過去年代/時代設定
劇中での冒頭は1980年のミズーリ州。ピーターが生まれる前が描かれました。エゴとメレディスが恋仲になりたてで、ミズーリでエゴが巻いた「タネ」が根付いていました。ここからピーターの年齢を推測すると、ヨンドゥに誘拐された1988年は8歳か9歳と推定されます。
そして主な物語の舞台は2014年。オーブをロナンから奪い取りノバ星を救ったことから「銀河の守護者」として名を馳せた後、ソヴリン星の女王アイーシャの依頼を受けて電池を守る仕事をしていることから物語はスタート。
同じ頃MCUでは映画「キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー」では、ヒドラが内部に入り込んでいたことによる、秘密諜報機関シールドの崩壊とキャプテンの逃亡が描かれ、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」が、同じ2014年にスタートしました。
これまでの作品では公開年と劇中の年代は必ず合っていましたが、今作はそのほとんどが2014年です。しかし最後までよく見ると、ミドルクレジットのところで成長したグルートが登場します。おそらくこのシーンまでに3年が経過し、2017年になったということで間違いないでしょう。
そしてその翌年の2018年の映画「アベンジャーズ/インフィニティウォー」へつながります。
映画【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス】第1作目からざっくりネタバレあらすじ
第1作目「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」では、1988年に母親をガンで無くした幼いピーターをヨンドゥ率いるラヴェジャーズに拉致されることが描かれ、その26年後の2014年に「オーブ」を盗もうとするピーターがクリー人・ロナンと遭遇し、追跡され、ザンダー星でロケット、グルートらと奪い合いののちにキルン刑務所に入り、そこで出会ったドラッグス、ガモーラとともにガモーラにオーブの買い手がいると知った五人は刑務所から脱出。
その後、ロナンの手に渡ってしまったインフィニティストーン「オーブ」を取り戻すべくヨンドゥ率いる「ラヴェジャーズ」と協力し、ザンダー星にダーク・アスター号は追突するも、ピーターは「オーブ」を間一髪ロナンから奪い、ガモーラ、ドラックス、ロケットらとともに「オーブの力」でロナンを滅ぼす。このことから、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」と呼ばれ、五人は前科歴を全て消去されその名は宇宙に知れ渡ることになる。
その後の2014年。
完全な子孫を残すべく出産ポッドで子孫繁栄を管理し、黄金の肌を持つソヴリン人。電池を盗もうとしてソヴリン兵に捕らえられていたガモーラの妹・ネビュラを引き取ることを条件に、女王・アイーシャと契約した「アニュラックス電池」の警護の仕事を終えたピーター・クイルら「ガーディアンズ」。しかし、ロケットが電源の一部を盗んだことからソヴリン軍に追われることになり、そこでクイルの父・エゴに助けられ、エゴ自身が作り出したと言うエゴの星に向かう。
「お前も私同様、神になれる」と話すエゴに半信半疑ながらも、エゴの目論む「拡張」という宇宙支配に「永遠」を見せられ洗脳されかけるピーター。宇宙中に子孫のタネをまき、その子供を拉致しエネルギーを吸収し生き延び、自らの母親・メレディスにガンを入れたのが自らの父・エゴの仕業だと知ったピーターは、自らが「神」になることを放棄し、ガーディアンズらとともにエゴのコアである脳を破壊することに成功する。
コアの爆発の時にエゴの星に取り残されたピーターを抱きかかえ、宇宙空間に逃げ延びたヨンドゥは、最後の一着である宇宙服をピーターに着せ「いい息子が持てた」と言って息をひきとるのだった。
ヨンドゥの死の知らせを聞いたラヴェジャーズはピーターらの宇宙船に集い弔いの儀式を行い、ラヴェジャーズのリーダーで、ヨンドゥの育ての親・スタカー・オゴルドは、ラヴェジャーズ再結成を宣言、そして、「アニュラックス電池」の一部を盗まれ、多くの戦闘機を失ったアイーシャはラヴェジャーズをも倒せる息子「アダム」が誕生するというのだった。
登場するロケーション/地名
ミズーリ州
ピーター・クイルの生まれ故郷。1980年当時、ピーターの母親メレディスが住んでいた場所。エゴはこの時までにこの地に自らの卵を地中に埋め込み根付いていた。これが2014年に全宇宙を支配するためのエゴの分身となって動き出した。エゴはメレディスの元に3回訪れていて、そのうちの一回は、メレディスに癌を発症させるためだった。
エゴの星
地球の月と同じくらいの大きさ。洞窟には、他の人種とエゴとの間にできた子供達の骨が打ち捨てられている。天界人が自らの体として作った星で、その中心部には人間の脳と同じ形の「コア」があり、鉄鉱石で保護されている。グルートがこれを破壊したことで、この星自体が破壊される。
そのほかの登場するロケーション/地名
惑星ノーウェア|天界人の頭部がそのまま街になった。パワー・ストーンの保有者で2014年の映画「ガーディアンズオブギャラクシー 1」に登場したエソン・ザ・サーチャーやクイルの父親エゴも天界人。
ベアハート星|ソヴリン軍に襲われたミラノ号が不時着した惑星。ピーターはこの星で初めて自分の父親エゴに対面する。エゴの星に行かなかったグルート、ロケット、捕虜として捕まっていたネビュラらがヨンドゥのチームに襲われ、最終的にネビュラがヨンドゥとロケットを倒し、反ヨンドゥ派と行動を共にする。
コントラクシア星|ヨンドゥとスタカーが顔を合わせた雪の降る風俗店のある星。風俗店の働く女性はロボット。ガーディアンズを追跡するアイーシャがヨンドゥのもとにガーディアンズを捕まえてほしいと相談にやってくる。
カイロス星|ドラックスの生まれ故郷。かつてサノスの傘下のロナン軍により破壊され、人口を半減させられた。この時ドラックスの妻と娘も命を奪われた。綺麗な湖がある。
世界観/設定/アイテム
ソヴリン星人
DNAを管理し、出産ポッドで子孫繁栄をコントロールしている種族。肉体的にも精神的にも共同体の目的にあった完璧な子孫作りをしている。遠隔操作の戦闘機を持っている。肌は黄金に輝く。怒りっぽい。女王アイーシャはガーディアンズとの戦いで完敗し、遠隔戦闘機を相当数失った。このことから審議会にかけられ、避難されることが予測された。しかしアイーシャは、新型の出産ポットでこれまでにないソヴリン人「アダム」を作ったことで、審議会メンバーも納得するだろうと考えている。
アニュラックス電池
ソヴリン星のエネルギー源の一つ。シーモンキーに破壊されそうになるところをソヴリン国に雇われたガーディアンズたちが守る。ものすごく高価。この電池の警備の報酬はネビュラの身柄の引き渡しだった。ネビュラはアニュラックス電池を盗もうとしてソヴリン人に拘束されていた。ガモーラはネビュラを売り払って懸賞金を手に入れようとしていた。
キャスト登場人物キャラクター
ピーター・クイル/スター・ロード(クリス・プラット)
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのリーダー。自らがセレスティアルズのエゴと、地球人のメレディス・クイルの息子であることが判明する。母がガンで死去した際に、エゴから依頼されたラヴェジャーズのヨンドゥに拉致されるが、父親の元には送られず「小さいところでも盗みに入れた」と言う理由でラヴェジャーズの一員をとして働くことになる。しかし、ヨンドゥがエゴとの契約を破った理由は、エゴが子供たちを誘し自らのエネルギーとするために「(カニバリズムのように)吸収」していることを知ったためだった。ヨンドゥを目の前で看取り、火葬の際に「長い間探し回っているものは、すぐそばにあるのに気づかない」と話す。マンティスのエンパシーによりガモーラへの性的な愛を持っていることが判明する。
ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーでまとめ役。サノスによって訓練された暗殺者でネビュラの義姉。ガモーラ自身を恨む妹・ネビュラから執拗に追われながらも、決してネビュラを殺すようなことはせず、みずからも生きることで必死だったからネビュラに優しくできなかったと謝る。マンティスが感情を読み取ろうとしたが拒否し、「アゴを砕かれる恐怖を感じるだけだ」と言い放つ。
ドラックス(デイヴ・バウティスタ)
家族を殺したロナンを探す戦士で、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー。ドラックスの故郷カイロス星には湖があり、娘と一緒に訪れたことが思い出。謙虚だが、性に対してオープン過ぎ、ピーターらに呆れられる。宇宙には踊るか踊らないかの人種しかおらず、妻のオヴェットは踊らない女で、ガモーラもそうだと言う。タイプではないマンティスに過去の悲しみを知られ、徐々に心を許すようになる。アニュラックスバッテリーが覚えられず「ハビュラリーバッテリー」と覚えている。
ベビー・グルート( ヴィン・ディーゼル)
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー。第1作で苗木状態になっていたところから成長し背丈が15センチほどに成長。ヨンドゥに「フィンの試作品」を持ってくるように言われ、ヨンドゥのパンツ、オルローニ、(眠る時に外されている)ヴォーカーの目、机、切断された親指など間違ったものを持ってくる。エゴのコアに起爆装置を仕掛ける大役をこなすが、エンドロールでは人間で言えば中学生ほどにまで成長し部屋でゲーム三昧のニート状態となる。
ロケット (ブラッドリー・クーパー)
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー。武器と機械、操縦のエキスパート。ソヴリン星のアニュラックスバッテリーを盗み、ソヴリン軍に追われるきっかけを作るが、そのバッテリーがエゴのコアを破壊することにつながる。両親に売り払われた過去を持つヨンドゥに「お前は俺と同じだ」と言われ、「電池を盗んだり、仲間を突き放すのも心の大きな穴を隠したい臆病者だからだ」と科学者たちかに作られた自分のパーソナリティを指摘される。ヨンドゥの死後、ヨンドゥと関わりがあったものたちに連絡をする。アライグマ(ピーター)、ゴミパンダ(ピーター)、三角顔のサル(エゴ)、ドブネズミ(ヨンドゥ)と呼ばれ、ゴミパンダの意味がわからず、褒められているのかと思う。
ネビュラ(カレン・ギラン)
ガモーラの義理の妹で、サノスに育てられた戦士。アニュラックスバッテリーを盗もうとしてソヴリン兵に捕らえられるが、ガーディアンズに引き取られ、ベアハート星でグルートを言いくるめヨンドゥのフィンを撃ち壊す。テイザーフェイス率いるラヴェジャーズと取引し、サノスへの復讐のために賞金を得る約束をする。体に施された改造は、姉と戦い、負けた時にサノスが施したもので、勝ちを譲らなかったガモーラ、改造を繰り返す父・サノスへの復讐を心に決めていた。しかし、宇宙船で襲撃したガモーラに助けられたことから、ガモーラに勝つことを誇りたかったわけではなく、本当は姉を求めていたことを告白し、のちにガモーラからも一緒に子供たちのために戦おうと「ガーディアンズ」に誘われ涙する。
マンティス(ポム・クレメンティエフ)
エゴと共に生活する肌が緑色の宇宙人。幼虫だった時にエゴに育てられ、共感能力(エンパシー)を持つ種族。主な役割は「子供のことを考えると眠れない」というエゴを眠らせること。エンパスは感情を読み取り、テレパスは思考を読み取るもの。ピーターにはガモーラへの恋心を、ガモーラには恐怖心を指摘する。エゴの目論見に気づいていたが言えずにおり、ドラッグスと仲良くなりガーディアンズに協力するようになる。エゴと二人だけで暮らしていたため笑顔が苦手。
アイーシャ( エリザベス・デビッキ)
ソヴリン星の女王。ピータークイルに「親から受け継いだ凄まじく無謀な性質」を感じ取り、アニュラックスバッテリーを盗んだガーディアンズを追い詰める。取り返すことに失敗し、自らの息子「アダム」により復讐を目論む。
エゴ(カート・ラッセル)
宇宙に漂っていたことが最初の記憶で、数百万年の訓練を経て周囲の分子を操り、一つの星を作り、意味を知りたくなり生命体に出会うために宇宙を駆け巡り、宇宙の星のいたるところに「卵」を産み付け、同時に、他の種族との結合で子供も作っていた。これらの子供はエゴに吸収され命が奪われる。生命体に出会って「他の生命と出会いたいと言う本能的欲求は、共存するのではなく、支配すること」だったと話す。エゴの星を拠点に、あらゆる星に埋め込んだ「卵」を元に、ピーターの力と合わせて「拡張」という宇宙支配を目論んでいた。その「拡張」が一人の力ではできないため、ピーターのように天界人の遺伝子を正確に引き継ぎ、エネルギーを操れる子孫を探していた。ピーターの母・メレディス・クイルに腫瘍を入れたことを暴露する。「天界人(セレスティアルズ)」とは神に近い存在のことで、生命を誕生させ滅ぼすことができる。第1作目に登場する惑星ノーウェアの本体や、パワー・ストーンの保有者で第1作目に登場したエソン・ザ・サーチャーも同じ天界人で、クイルらが訪れた「ノーウェア」という街は天界人の頭部がそのまま街になったという設定。
メレディス・クイル(ローラ・ハドック)
ピーターの母親で、セレスティアルズのエゴとの間にピーターを授かる。エゴからは”リバーリリー”と呼ばれている。のちにエゴに腫瘍を入れられて命を落とす。ルッキング・グラス「ブランディー」を始め、歌に詳しい。
ヨンドゥ・ウドンタ(マイケル・ルーカー)
ラヴェジャーズのリーダーで、ピーターの育て親。エクレクター号の艦長。Mr.ブルースカイ。両親に捨てられクリーの奴隷戦士だった時にスタカーに救われラヴェジャーズの一員となるが「子供を取り引きするな」という掟を破って破門される。ピーターの実の父・エゴからの依頼で、ピーター・クイルを地球から連れ戻そうとするが、エゴの依頼を破り、「狭いところでも入れる」ことを理由に盗賊として育てることにし、その結果ラヴェジャーズの掟を違反し、スタカー・オゴルドら本派から追放される。しかし、実際はエゴが子供たちを食べていたことを知ってピーターを守ろうとしたことが明らかになる。元々はエゴが多種の宇宙人との間に作った子供達の回収をエゴから請け負い、報酬をもらっていた。素材「ヤカ」で作られた矢を、フィンを装着し口笛で操る。部下に謀反を起こされるも、ロケットとグルート、クラグリンとともに生還し、エゴの星が爆発した時に自らの命と引き換えにピーターを生きながらえさせる。葬儀は多くの他のリーダーが率いるラヴェジャーズたちに弔われ、このことがきっかけでスタカーはバラバラになっていたラベジャーズを再びまとめることになる。クリー帝国の12の州で賞金が賭けられている悪人。
スタカー・オゴルド(シルヴェスター・スタローン)
ラヴェジャーズをまとめるリーダー。ヨンドゥをクリーの奴隷戦士だった時にラヴェジャーズに引き入れる。「お前の葬儀に、自由のホルンは鳴らない。オゴルドの光がお前の亡骸を照らすことはない」と、コントラクシア星で再会したヨンドゥに言い放つが、エゴを滅亡させたピーターを助けたヨンドゥを称え、葬儀に参列する。原作コミックでは通称「スターホーク」
クラグリン(ショーン・ガン)
ヨンドゥの部下。ヨンドゥに謀反を起こしたテイザーフェイスに従うが、仲間を殺されたことから、再びヨンドゥに忠誠を誓い、エクレクター号からの脱出に協力する。エゴの星が破壊されたのち、ロケットが修理した「ヤカ」を受け継ぎ、ヨンドゥの遺志を継ぐ。俳優のショーン・ガンはロケットのモーションキャプチャーを担当している。
グランドマスター(ジェフ・ゴールドブラム)
映画「マイティ・ソー バトルロイヤル」にて正式に登場するキャラで、エンドロールで踊っている姿で登場。原作ではコレクターと兄弟のような関係。
そのほかのキャスト登場人物
少年期のクイル(ワイアット・オレフ)|ヨンドゥがピーターに武器を教えている回想シーンで登場。
デビッド・ハッセルホフ(デビッド・ハッセルホフ)|ピーターの「理想の父親」として名前があがる。エゴが変身するときに一瞬登場し、 エンディングクレジットで、「辛くて苦しい時は思い出せ、『We are GROOT』」という。「ナイトライダー」「アーノルド坊やは人気者」で知られるアメリカの俳優。
クイルの祖父(グレッグ・ヘンリー)|地球がエゴの卵に襲われているシーンに登場。
ハワード・ザ・ダック(声:セス・グリーン )|惑星ノーウェアの店で「アヒルとやるならオヒルにね」と話す。
マルティネックス(マイケル・ローゼンバウム) |キラキラして、透明感のあるギザギザの頭部を持つ生命体。原作では科学者という設定。「DOPE(賛成だ)」といってラヴェジャーズ再結成に賛同する。
チャーリー27(ヴィング・レイムス) |ラヴェジャーズのメンバーとして登場した肌の黒い大男。
アリータ(ミシェル・ヨー)|ラヴェジャーズ再結成に賛成する、黒髪の女性。原作ではスタカーの妻だが、「アリータ 愛してるがお前はイかれてる。」とスタカーが話していたことから、仲違いし別のラヴェジャーズを率いていた様子。
メインフレーム(マイリー・サイラス) |クイルの仮面のような、アイアンマンの面のようなアンドロイド。
クルーガー|尖った耳のようなものが特徴的な半魚人のような姿。ドクター・ストレンジ同様魔術を操る。
テイザーフェイス(クリス・サリヴァン)|ヨンドゥ率いるラヴェジャーズの部下で謀反を起こして新たなリーダーとなった宇宙人。睡眠中にフィンの試作品を盗まれ、ヨンドゥにエクレクター号もろとも滅ぼされる。ロケット、ラヴェジャーズのメンバー、アイーシャの側近から名前を笑われる。テイザーフェイスはテイザー銃に撃たれた顔と言う意味。
タルク(トミー・フラナガン)|最後までヨンドゥに忠実に従い、宇宙空間に放り出されたヨンドゥ率いるラヴェジャーズのメンバー。「タクル」は滑石の意味。水酸化マグネシウムとケイ酸塩からなる鉱物で、粘土鉱物の一種。Mg3Si4O10(OH)2。チョークやベビーパウダーのほか、食品添加剤としても使われる。輝石、角閃石、カンラン石といったマグネシウムのケイ酸塩を主成分とする岩石が熱水変成して生じる変成岩。
ギフ(スティーヴ・アジー)|100万の四分の一が25だと思っている肥満気味でゴーグルをかけているラヴェジャーズのメンバー。グラスで飲み物を飲んでいるときにヨンドゥの矢に攻撃される。
ブラル(ステファン・ブラックハート)|ベアハート星でロケットに「おもちゃがないと何もできないだろう!」と挑発し仲間の銃で撃たれたラヴェジャーズのメンバー。
宇宙飛行士(スタン・リー)|とある星に迷い込んだ様子で、以前はデリバリースペースマン(宇宙の配達人)をしていたと話す。スタン・リーが話していた巨大なハゲ頭と白目にマントを羽織った男たちは原作で世界を監視する賢者「ウォッチャー」のこと。
参考サイト
- トリビア満載!『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』イースターエッグまとめ
- 「マイティ・ソー:ダーク・ワールド」鑑賞後の徹底解説:ネタバレ含む
- 【特集】『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の愉快な悪党たち、宇宙海賊ラヴェジャーズのメンバー&その素顔に迫る
現実とリンクするトリビア。ヨンドゥの武器の名前「ヤカ」について
ヨンドゥの使っている矢の素材「ヤカ」は悪魔の名前。
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スリランカで信じられている悪魔や悪鬼で、インドのヤクシャ、仏教の夜叉と同じで、スリランカの原住民ヴェッダ人のことをシンハラ人が読んだ名称。
ヤカに見られた人間は不幸がもたらされるという。
セイロン島にはヤクシニーが支配する国で、シンハラ人の祖先ウィジャヤがヤカを追い出してセイロン島を支配。ヤクシニー(ヴェッダ人)は人を食う民族だったと言われている。
かぼちゃを半分に切り、呪詛を断ち切る。「コディウィナ=呪詛」をキャピーナするという。呪術師と家族で一晩中かけて行われ、病人以外の近隣に知られてはいけないと戒められている。
ヴェッダ人とは自らワオワンニヤレット (Wanniyalaeto, Wanniyala-Aretto)「森の民」と名乗るスリランカの民。
スリランカの霊山・スリー・パーダは、山頂に聖なる足跡(パーダ)があることで知られる聖地で、仏教、ヒンドゥー教、イスラーム教、キリスト教の共通の巡礼地として、アダムスピークとも呼ばれるが、元々はヴェッダの守護神である山の神のサマンを祀る山。
スリランカとは、「ランカー島(スリー・ランカー)」と言う意味とシンハラ人の自称の名称。「セイロン島」がスリランカの国土。
シンハラ人とは、獅子(シンハ)の子孫(ラ)と言う意味で、スリランカの民族。シンハラ人は自らをシンハ・ディーパと呼び、セレンディープ(アラブ人商人)、セイラーン(ポルトガル)、セイロン(イギリス)と名前が名称が変化して今に至る。
ウィジャヤは紀元前540年ころのスリランカの最初の王。
夜叉とはインド神話の鬼神のことで、アスラとも言う。男はヤクシャ、女はヤクシニー。スリランカでは「ヤカ」と言われる病魔。鬼子母神、荼枳尼天とも関連がある。
RAPT | 天皇もロスチャイルドも日本の歴代首相もみんな実はゾロアスター教徒です。
マーベル・シネマティク・ユニバース (MCU)とのクロスオーバー
これからますます、宇宙が舞台となる可能性の高いマーベル・シネマティク・ユニバースですが、その中でもガーディアンズ・オブ・ギャラクシー シリーズは今からそれぞれの関係性を理解しておくのに重要な作品です。
ヨンドゥが死去し、新たにラヴェジャーズが再結成し今後のストーリーに関わる可能性もありますし、マンティス、ネビュラらもガーディアンズの一員として旅をともにしそうな予感もあります。
そして、何よりもソヴリン星の女王・アイーシャが自らの息子だと言う「アダム」が本格的に登場することになるようです。
究極の人造人間であり、サノスを倒すという設定で原作に登場するアダム・ウォーロックが、映画シリーズではどのように描かれるのか気になるところ。
タイタンの魔人サノスが6つのインフィニティジェムを手に入れ、インフィニティ・ガントレットにより、無限の力を得ることになり、それを阻止するためにマーベル・ヒーローたちが登場する原作コミック「インフィニティ・ガントレット」がその該当する作品です。
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サントラ劇伴曲と流れたシーンまとめ
(時系列順。アマゾンへリンクしています。)
- オープニング、1980年のミズーリでメレディス・クイルとエゴの登場シーンの曲。「ブランディー」ルッキング・グラス
- 34年後(2014年)ガーディアンズが「ハビュラリー電池」を守る任務の時。怪獣アビリスク登場直前の曲。「Showtime a hole」 タイラー・ベイツ
- タイトルオープニングで、グルートがダンスするシーンの曲。「ミスター・ブルー・スカイ」エレクトリック・ライト・オーケストラ
- ソヴリン星から出発し、ネビュラをノバ軍に引き渡しに行く時の曲。「Lake shore drive」Aliotta Haynes Jeremiah
- ベアハート星からエゴの星に行く時、ロケットに別れを告げるときの曲。「ザ・チェイン」フリートウッドマック
- ベアハート星にネビュラ、グルートと残ったロケットがラヴェジャーズと戦うときの曲「サザンナイツ」グレン・キャンベル
- ピーター、ガモーラ、ドラックスがエゴの星に到着した時。「マイスウィートロード(My sweet lord)」ジョージ・ハリソン
- ロケットとともにラヴェジャーズに捕まっていたヨンドゥが脱獄するときの曲。「もっと寄り添って(Come a Little Bit Closer)」 Jay& the americans
- ピーターがガモーラとダンスする時の曲。「Bring it on home to me」サム・クック
- エゴがピーターに「俺たちはこの歌の登場人物だ」と話す時の曲。 「ブランデー」ルッキング・グラス(1と同じ。)
- ソヴリン軍が再攻撃を仕掛ける時にクラグリンが聴いていた曲。「WHAM BAM (SHANG-A-LANG)」シルバー
- エゴに取り込まれそうになったピーターが反撃した時の曲。「チェイン」フリートウッドマック(5と同じ。)
- ヨンドゥ埋葬後、ピーターとグルートが一緒に聴いていた曲。ラヴェジーズの葬儀のシーン。「ファーザーアンドサン(Father and Son)」キャット・スティーブンス
- エンドロール1でかかっていた曲。「サレンダー」チープトリック
- ラヴェジーズ再集結の後のエンドロールに流れた曲。「Flash light」パーラメント
- アイーシャが「アダム」の誕生を話した後のエンドロールに流れた最後の曲。「Guardians inferno」ザ・スニーパーズ(ハッセルホフ参加)