量子/クォンタム詐欺を助長する映画|アントマン&ワスプ(アントマン2)2018 ネタバレ

ここでは2018年7月4日以降に公開された映画「アントマン・アンド・ザ・ワスプ」をネタバレでご紹介しています。

MCU内の現在地と現実の出来事/タイムライン(劇中の時代設定)

1987年|ジャネットが量子世界へ消えた年。ソ連のクルスクからミサイルが発射された。当時ホープは7歳。
2018年|「シビルウォー」から2年後。ソコヴィア協定違反を受けてFBIの管理下で、2年の自宅軟禁中だったスコットが、ハンクたちと共に、ジャネットを量子世界から連れ戻すまで。さらにエンドクレジット後のシーンでは、ハンク、ジャネット、ホープの3人が、サノスのデシメーションで「灰」になるまで。

*ジャネットが消えたのがきっちり30年前とするならば、今作の劇中は2017年になる。そうすると、映画「キャプテンアメリカ/シビルウォー」は2015年の出来事で映画「アベンジャーズ/エイジオブウルトロン」は、2014年の出来事。

戦争で成長するシリコンバレー

現実世界の1987年では弾道ミサイルは発射されることなく、むしろ、ミサイル撤廃条約が署名された年でした。

中距離核戦力全廃条約 – Wikipedia

ゴルバチョフとレーガンによる出来事でしたが、実質これによって「冷戦時代」が終了に向かった象徴的な出来事の一つです。

民主主義と共産主義の対立と言われる「東西冷戦」は、実際は、バチカンと天皇の覇権争いでした。

RAPT | 東西冷戦とはバチカンと天皇の権力闘争でした。

また冷戦によって大きく恩恵を受けたのがシリコンバレーでした。

実際に冷戦時代、核戦争の「危機」があり続けたことによって、IT業界に資金が注ぎ込まれ大きく発展しました。

スマホに搭載されている機能・アプリは元はと言えば、戦争に使うための機能がほとんどです。カメラもGPSも通信やパスワード(暗号)も戦争に必要なものでした。

インターネットの基礎技術に一つになっている「WWW」という通信方法が提案されたのが冷戦が終わる頃の1989年でした。

しかしこの条約が失効になったのがコロナパンデミックが始まる少し前の2019年8月。そして2019年年末にコロナパンデミックが始まり、世の中はスマートシティという監視社会へ大きく舵を切っています。

監視社会の集大成とも言える「スマートシティ」ですが、ウクライナ危機を元に再び軍事費(防衛費)が増大しているところを見ると、監視社会と軍事は密接に関係していることがわかってきます。

「防衛費の増額」は、統一教会(勝共連合)の教義だった!! 「日本は生活水準を3分の1に減らし、税金を4倍、5倍にしてでも、軍事力を増強してゆかねばならない」 | RAPT理論+α

日本の防衛費が6兆円を突破、過去最高額に 国民の救済より軍需産業を潤す岸田内閣 | RAPT理論+α

欧州軍事費、冷戦時代並みに 国際平和研 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

世界の軍事費、初の2兆ドル超え 20年で10倍の中国が進める「軍民融合」 | 実業之日本フォーラム

これら無益な争いを引き起こそうとしている悪魔崇拝者がことごとく崩れ去ることを願います。

ヒーローのアントマン&ワスプは現実に存在する悪魔崇拝一族名

ちなみに「アントマン」シリーズの「ワスプ」であるジャネット・ヴァン・ダインの家族名「ファン・ダイン」は、古くからのニューヨークのイルミナティ13血族の一つとして知られています。

(ファン・ダイン家)
15世紀半ばにオランダからニューヨークに移り住んだオランダ代表のイルミナティ一族。しかし、謎に包まれており、情報も少ない。この家族の中に米国家族計画連盟創設者、大地主、秘密情報将校がいることが判明している。中でもエドワード・S・ファン・ダインは1933年「米国家族計画連盟」を発足しており、この連盟は、イルミナティ系各種財団から多額の寄付金を得ながら、出生率の調整管理を行うことを目的に、避妊、妊娠中絶、断種、不妊化などを推進している。

RAPT | イルミナティが天皇中心の世界統一政府を樹立しようとしていることを裏付ける幾つかの客観的事実。

そんなイルミナティ一族と同じ名前の人物が「量子力学」を元にした「アントマン・ワスプスーツ」を使っているのがアントマンシリーズなのです。

MCUでの「量子」という概念は映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」で地球を救う重要な概念になります。簡単にいえば「タイムマシン」を作動させる根拠が「量子」なのです。

そしてこの量子は量子力学や量子物理学など「とても難解なもの」というイメージがありますが、私たちがよく知っている言葉で言い換えれば「幽霊」または「霊界」といえます。

RAPT | 「神」も「悪魔」も「あの世」もないという無知蒙昧な人たち。人は自分の理解を超えたものを「異端」としたがります。

この量子力学は「カタカムナ」を元にして作られた空想に近い学問です。

RAPT | 「神」も「悪魔」も「あの世」もないという無知蒙昧な人たち。人は自分の理解を超えたものを「異端」としたがります。

RAPT | RAPT×読者対談〈第79弾〉カタカムナとあらえびすとイヤシロチ詐欺。

また現在の物理学がいかにインチキで、SFやただの空想に成り果てているということは、以下の記事を読んでいただければわかります。

RAPT | RAPT×読者対談〈第81弾〉ジョン・タイターが予言した三つに分断された日本。

そしてこのようなハリウッド映画が大々的に「量子」を取り上げるのには大きな意味があります。

それはこの世に無神論を広め、神がいないと人々に信じ込ませるためです。霊界が存在しない、または霊界について話す人たちを怪しいカルトだと広めるために、彼らは「量子」というインチキを発明したのです。これも一種のプロパガンダなのです。

RAPT | 悪魔とは空想の産物ではなく、架空の存在でもありません。悪魔崇拝者たちはそんな非現実的なものを拝む連中ではありません。

人間は自由意志が与えられ世の中を統治できる能力が与えられています。人間のみが万物をコントロールする知恵を与えられています。そしてインスピレーションなどの「霊感」を受けねければ、高度な統治はできません。

さらにいえば善なる「霊感」を受けなければ、よりよい統治はできません。善なる霊感を受けない支配層が統治している世界だからこそ、私たちの住む世界にはお友達政治が成り立ち、一部のものだけが富を独占する世界になってしまいました。

また権力者たちが自分に都合に良い情報だけを流すので、嘘の情報ばかりがマスメディアによって広められるという世界になっています。

さらにインチキ物理学の「量子力学」を元にして、上級国民たちがボロ儲けし続けているのです。

【インチキ物理学者】慶應大学長に物理学者の伊藤公平が就任 | RAPT理論+α

【“参政党”は詐欺師の集団】コロナワクチンの危険性を訴える一方、幹部の「野中しんすけ」が看護師としてワクチン接種を実施 「吉野敏明」はコロナウイルスを無毒化するインチキ商品を“統一教系メディア”で宣伝 | RAPT理論+α

こちらのツイートの人のように、真面目に考えようとしてもわからないようにできているのが「量子力学」なのです。また似ていると言及されている「ウイルス学の分離詐欺」はこちら。

世界中の国々がコロナウイルスの存在を証明できないと認める | RAPT理論+α

スペイン最高裁「コロナウイルスは存在しない」との判決を下す 政府はウイルスの存在証明を提示できず | RAPT理論+α

『豚熱』の原因は、国策のワクチン接種が原因だった!! 家畜の“全頭殺処分”に専門家から異論の声 | RAPT理論+α

多くの人がこれらの詐欺や嘘の情報を見分けて、一度しかない人生を大事に生きられること願っています。

登場するロケーション/地名

ミュアウッズ

ピムたちが移動式ラボを持って逃げた場所。高速を出て二本目の林道を進んだところにある。ピムたちはここで量子トンネルの作動に成功し、ジャネットがスコットに乗り移り、装置を正常に動作させるための正しいプログラムを入力した。このことによりジャネットの元に移動する方法が確立されたが、ハンクたちは直後にFBIに逮捕され連行されてしまう。ミュアウッズはスコットランド系アメリカ人のジョン・ミュアに由来する「ミュアウッズ国定公園(ゴールデンゲートブリッジから北へおよそ20キロ)」がある場所として有名で、巨大なセコイア、セコイアメスギ/レッドウッズが知られる。1908年にルーズベルト大統領によって国立公園に指定された。

サンフランシスコ・カリフォルニア州

スコット・ラングがルイスと共同生活をしている家、ピムの邸宅、マギー・ラングの家などが所在する今シリーズの舞台。サンフランシスコは世界最大化つ最古の中華街/唐人街がある。1849年に54人、1850年に787人、1852年に3000人、ゴールドラッシュ後の1860年に35000人、1870年に63000人。サクラメント通りのデュポン街(現在のグラント街)、ポーツマス広場、ジャクソン通り、カーニー通り、ストックトン通りあたりいが1853年頃までのチャイナタウン。圧倒的な男性優位社会で、売春宿、阿片窟、ギャンブル場、ジョスハウス(偶像をあがめるための中国の寺院)が建設され、道教、仏教、キリスト教の教会や寺院が建てられる。特に、英語教育はメソジスト、第一バプティスト、カトリック、会衆派、米国聖公会などの英会話教室によるものだった。キリスト教伝道所はチャイナタウンの困窮者たちの救済や保護により、改宗者を獲得した。これらのサンフランシスコ移民を行ったのは、満州で建国された清国の時代であり、王族は愛新覚羅/アイシンギョロ氏。清国の支配地は中国本土とモンゴル高原。02.pdf Chinatown, San Francisco – Wikipedia。ちなみに、1840年に清国(中国)は、イギリスとの間でアヘン戦争が勃発し、イギリスに敗戦。不平等条約によって中国も半植民地化された。

そのほかの登場するロケーション/地名

ブルックモント小学校・サンフランシスコ|キャシーが通っている小学校。トロフィーの中に古いアントマンスーツを隠していたために、スコットたちがキャシーのカバンからスーツを取り戻しに向かった。
ピア39/サンフランシスコ湾|ジャイアントマンが、遊覧船に乗って逃亡を図ったバーチから、小型化可能ラボを取り戻した場所。サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフの桟橋の一つで、観光の中心地としてホエールウォッチング船が出ている。
レストラン「ウィ Oui」・サンフランシスコ|ソニー・バーチが所有するレストラン。ホープがソニー・バーチと量子安定剤の取引をした場所。闇市場での武器販売などの裏の活動の拠点として利用している。衛生状態は最悪らしい。元泥棒の警備コンサルタント会社・サンフランシスコ|ルイスが社長を務める警備会社。元泥棒だったルイス、カート、デイヴたちが、その知識を活かしたサービスを提供するが、会社は赤字で倒産の危機にあるらしい。しかし、ジャイアントマンの事件がマスコミで報道された際に、重要クライアントと目されていた、カラペティアンの邸宅の警備の話がまとまり、倒産の危機は免れた様子。
FBIサンフランシスコ事務所|サンフランシスコ湾でスコットが巨大化・ジャイアントマンになった時に映った通信室。かねてからスコットを監視下に置いており、スコットが規則を破らなければ、この日に自宅軟禁の期間が終えることになっていた。FBIは、アントマン/ジャイアントマンの中の人がスコットだとは特定できず、すっと家にいたかのように見せかけたスコットは、無事に自宅軟禁の期間を終える。ソニー・バーチと内通し、ハンクたちがミュアウッズいることをウーに告げたFBI捜査官のスタルツがいる。
エイヴァとフォスターの隠れ家・カリフォルニア|ピムの移動式ラボを盗んだゴーストことエイヴァがラボを持ち帰った場所で、アントマンスーツによりラボの現在地を探知したハンク、スコット、ホープたちがラボを取り返しに来るが、3人とも捕まる。

登場人物/キャラ

ビル・フォスター教授

元シールドでピム夫妻の研究の共同研究者。現在はバークレー大学教授。同じ研究チームで働いていたハンクとは仲が悪く、表向きは30年以上、関係を持っていないと話している。今回の一件後、肉体が正常に戻ったエイヴァと生活を共にすることを約束している。「独立系では粒子は安定したフェーズ状態で共存する。だが、干渉が生ずる安定は混乱へと転ずる。予測不能で危険で美しい。独立量子系では相反する状態同士が量子もつれから元に戻ろうとする。あるいは、対象物は並行する別世界の間を行き来しているとも言える。」「脳内でスコットとジャネット がつながったのはポズナー分子が量子もつれを起こした?」エライアス・スターの研究事故でゴースト化し両親を失ったエイヴァの保護観察を担当する。ゴライアス計画に関わっていた。

エイヴァ・スター

エライアス・スターの娘。別名ゴースト。分子の不均等で、体が透明化していることkらゴーストと呼ばれる。実態がないという体の異常を治すためにでシールドに入るが、シールドに訓練された結果、「見えない工作員」としてシールドに利用される。分子の不均等は量子世界から戻ったジャネット・ヴァン・ダインの「不思議な力」によって正常に戻され、普通の人間のように物質として生活を送れるようになる。理解者であるビル・フォスターと生活をするようになる。

ソニー・バーチ

闇市場(ブラックマーケット)の売人で、その拠点としてOuiなど自身のレストランを複数運営している。量子分野にビジネスチャンスを見出し、ピムのラボを10億ドルから競売にかけようとしている。量子装置に必要なスタビライザーを奪われる。FBIのお友達はウーの部下。典型的な南部出身の人相。

スタルツ捜査官

ウーの部下。バーチとつながっている悪徳FBI捜査官。ピムの小型化可能なラボをバーチの元へ持っていこうとするが、エイヴァに横取りされる。バーチが言う「特別な友人」のこと。

エライアス・スター

元シールド。ピムの同僚でエイヴァの父。量子研究所所属でピムの部下。ピムにクビにされ、名誉も傷つけられた。本当はピムの量子装置の図面を盗み、完成させようとしていたため、ハンクはエライアスをクビにした。

スコット・ラング

シビルウォーの行動から、ソコヴィア協定第16条3項に違反し(スティーブ・ロジャースたちに手を貸したことから)逮捕されるが、国土安全保障省、ドイツ政府と取引し帰宅を許される。その条件は、二年の自宅軟禁と三年の保護観察で、無許可の活動と昔の仲間との交流が禁止されていた。ジャイアントマンになった「シビルウォー」の後は3日間寝込んだほどにスーツを利用には副作用がある(巨大化サイズは19.8mで、ビル・フォスターの同様の実験より大きくなったと自慢げ)。エイヴァのための”量子ヒーリング粒子”採取のために亜原子の世界へ向かうが、現実世界でサポートしていたハンク、ジャネット、ホープの三人がサノスの”指パッチン”で世界から姿が消えてしまったため、亜原子世界に取り残される。

ハンク・ピム/初代アントマン

1987年に量子世界へ消えた妻のジャネットを、現実に連れ戻すことに成功する。ホープ同様、当局からの逃亡生活を送っている。元シールドで、1989年にシールドを退職(喧嘩別れ)してからは、独自に量子研究所や、ゴライアス計画などを行っていた。サノスの指パッチンで塵と化す。

ジミー・ウー捜査官

スコットラング自宅軟禁の監視担当のFBI捜査官。中華系アメリカ人。教会の青年部のリーダー(Pastor プロテスタント系の地域の教会にする牧師)。ドラマ「ワンダヴィジョン」にも登場。

ホープ・ヴァン・ダイン

スコットのソコヴィア協定違反の影響で当局から追われている身で、父のハンクとともに隠目立たないように生活している。ワスプスーツを母ジャネットから継承し、スコットと共に母を量子世界から連れ戻すために活躍し、およそ30年ぶりに無事、母との再会を果たす。サノスの指パッチンで塵と化す。

ジャネット・ヴァン・ダイン

ピムの妻。ホープの母。スコットの脳にアンテナを入れ、量子装置を起動したときに、スコットに自分に意識を移しスコットの体を利用して、現実界に現れる。亜原子空間の周波数0.4~0.6の間にいて、電話の逆探知のように、ジャネット の声を頼りに位置を特定した、ピムが量子ポットに乗って迎えに行く。ジャネットがいる亜原子の場所、現実界がつながるような”並び”になるのは二時間ほどで、次に同じ並びになるのは100年後。量子世界に「適用」しようとしたために「以前の私ではない」と話す。この量子世界で変化した力によって分子の不均等で肉体が実体化していなかったエイヴァ・スターの体を正常に戻す。サノスの指パッチンで塵と化す。

そのほかの登場人物/キャラ

ウーズマン|バーチの部下。自白のプロ。元SIS(イギリス秘密情報部)。
ルイス|X-CON(元泥棒)セキュリティコンサルタントの社長。赤字で倒産寸前の会社が生き残れるかの鍵となる案件カラペティアン家のアパートの案件が決まる。祖母は飲食店を経営し、その店のジュークボックスはモリッシー専門。モリッシーを愛称の「モズ」と呼ぶ。祖母はスペイン語話者。会社の経営は資金が尽きて倒産寸前で、カラペティアンアパートの契約が成立して延命する。誕生日にキャシーからプレゼントしてもらった「ペッツ」は、巨大化して敵を倒した。「ワザー!」
カート|ルイスの仲間。スラヴ民話の魔女のバーバヤーガ伝説を恐れている。
車を小さくされる老人(スタンリー)|ピム・ディスクにより愛車が目の前で縮小化され「60年代にラリったツケが回ってきたかな。」と独り言を言う。

世界観/設定/アイテム

ゴライアス計画(Project G.O.L.I.A.T.H. /ゴリアテ計画)

シールド時代のハンク・ピムが主導して行なっていた量子実験。ピム粒子を使った巨大化実験のこと。同僚の研究者スターがピムの図面を盗み強行して実験を行った結果失敗し、研究室は爆発。その際の事故で生き残ったのはスターの娘で、体が透明化してしまったエイヴァだけだった。

量子世界/量子のもつれ

記憶や意識が交錯・もつれること(他者の意識が、自分の意識に入り込んでくる)。ハンクたちが作った装置を稼働させた際に、ジャネットの意識がスコットに入り込むという現象が起きた。量子世界にはクマムシが存在していて、見た目は可愛いけど人を食べるので危険とされている。「時間の渦」は入ったら終わりと言われている。最終的にハンクがジャネットを量子世界内部で発見し連れ戻してくる。ジャネットは、この世のならざる力を持っている様子で、エイヴァの「全身の分子結合異常」を治癒する力がある。

シールド

この時点(キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー以降)ではシールドは、表向きは存在しない組織となっている(実際はフィル・コールソン長官のもと、アメリカ大統領の許可の上で”存在しない組織”として活動している。ちなみにそのシールドは、サノスのデシメーションのころに、2091年にタイムワープしていると言う設定になっている)。ゴライアス計画の関連人物の一人だったエライアス・スターの娘で、量子実験の被害を受けて体が透明化(全身の分子結合が弱いために、幽霊のように物質をすり抜ける”量子フェージング能力”の影響)したエイヴァに助けると声をかけシールドに引き入れる。その後シールドは、エイヴァを「見えない工作員」として育て任務に利用。盗み、スパイ、殺人を行ったが、エイヴァ自身はこれらの過去を恨んでいる。

移動式研究所/ピム粒子による小型化アイテム

アントマンスーツやワスプスーツの他にも小型化アイテムがあるが、今作でハンク・ピムは所有する車も小型化した持ち歩いている。このケース内の車は「曼陀羅」の形に配置され収納されている。また、前作で自身の会社ピムテック社屋が爆破し消滅したことから、モバイルラボ/移動式研究所を利用している。リモコンで縮小と復元が可能で、スーツケール大にして持ち運びができる研究所。この中に量子空間移動装置が設置されており、ジャネットが戻ったのも、この研究所の中だった。

アントマンスーツ/ワスプスーツ

亜原子サイズになることでチタン製の壁を突き抜けることができる(この際のミサイルの製造番号は15A MM2-X9V 218 EACx.10)。ハンクがスコットに託したアントマンスーツは、盗まれることを危惧したスコットが縮めてルイスに郵送しておいた。家に飾ってあるトロフィー(受賞名は”世界一のおばあちゃん”)の内部に隠していた。このアントマンスーツにより、バーチらに盗まれたスーツケースサイズまで縮められるハンクのラボを追跡し、取り戻すことができた。

大まかなあらすじ

イエロージャケットとの戦いで、量子世界から奇跡的に生還した二代目アントマンのスコットラン具の成功例を機に、ハンクは、1987年以来、量子世界に行ったきりの妻ジャネットを連れ戻そうと、娘のホープと共に研究を続けていた。
量子転送装置の稼働を始めたところ、FBIの監視下で自宅軟禁中だったスコットと妻ジャネットの意識がつながったことが判明する。

ブラックマーケットの売人ソニー・バーチにピムのモバイルラボを狙われたスコットたちだったが、そこに現れたゴースト/エイヴァにモバイルラボを盗まれてしまう。
なんとかモバイルラボを取り戻したスコットたちは、装置を作動させ、ハンクが量子世界に入っていく。そんな中、モバイルラボが再びバーチの手に渡り、モバイルラボを取り戻さなければ、ハンクたちを現実世界に戻すことができない状況に陥る。

スコットは意を決してジャイアントマンになり、バーチからモバイルラボを取り戻すことに成功。量子世界でジャネットと奇跡的に再会を果たしたハンクは、無事、現実世界に戻ってくる。
またジャネットは、量子世界で「以前の自分とは変わった」と言い、「分子の不均等」によって幽霊状態にあったエイヴァの体を不思議な力で治癒するのだった。

自宅軟禁の最後の日の出来事で、外出ばれたら一大事だったスコットは、手品の基礎「注意を逸らす」作戦で、無事自宅に戻り、自宅軟禁の期間を終えるのだった。

その後、スコットたちは、エイヴァの治癒のための量子ヒーリング粒子を採取のための実験を行い、無事、スコットを量子世界へ送り込む。
しかし、装置を制御していたハンク、ジャネット、ホープらは、サノスのデシメーションの影響で灰と化し、スコットは量子世界に取り残されることになってしまう。