ドクターストレンジにつながる霊界=量子世界から戻った盗賊|アントマン 2015ネタバレ

ここでは2015年7月に公開された映画「アントマン」の内容をネタバレでご紹介しています。

今作は、マーベル・シネマティック・ユニバースのフェーズ2の最後となる重要な映画。

この映画の後には、同じMCUの世界観を共有するドラマの「エージェント・オブ・シールド」シーズン2と「エージェント・カーター」がリリースされました。

そしてMCUはフェイズ3へ入り、アベンジャーズ通しの仲違いが描かれた「シビルウォ/キャプテン・アメリカ」から新たな段階のスタートが告げられました。

MCU内の現在地と現実の出来事/タイムライン(劇中の時代設定)

1963年?|ピム博士が原子間の距離を変える方法を得る。縮めることでスーツに力を与える。
1987年|分離主義者がソ連のクルスクでミサイルサイロを乗っ取りアメリカに向けてミサイル(ICBM)を発射。このミサイルを止めるためにシールドからアントマンとワスプが送り込まれた。ミサイルを無効にする必要があり、ミサイルの素材であるチタンをすり抜けるためジャネットが量子世界へ消える。ホープはこの時7歳で、直後に、寄宿学校に入れられた。
1989年|ハワード・スタークとミッチェル・カーソンがピム粒子を勝手に研究していたことを知ったハンク・ピムがシールドを離れる。ハンクはピムテクノロジーズを設立。
1997年頃まで|ハンク、ジャネットを助けようと量子世界について研究を続ける。ホープ17歳。
2004年|スコット、勤務している会社ヴィスタ・コープのイベントで写真を撮る。この写真がヴィスタ・コープ事件の新聞記事に利用される。
2012年|ヴィスタ・スコープ事件発生。スコットが逮捕され、サンクエンティン刑務所に入る。
2015年(現在)|東欧の小国「ソコヴィア」でのアベンジャーズとウルトロンとの戦いから数ヶ月後の7月。7月17日 スコットがサンクエンティン刑務所から出所。キャシーの誕生日。
8月2日 ピムテック爆破、イエロージャケット/ダレン・クロスとの戦い。
8月4日 ハンク、ホープに「新たなワスプスーツ」を贈る。
12月15日 スコットは、ファルコン/サム・ウィルソンがアントマンを探していることをルイスから聞く。


アントマンシリーズでは「量子」という概念が導入され、魔術をテーマに持つ「ドクター・ストレンジシリーズ」とつながる作品でもあります。

そしてこの量子はラプト理論によって「霊界」のことであると明らかになっていますが、ドクター・ストレンジで描かれるものは、「霊界」のうちの悪魔側のことであるといえます。

ハリウッドは悪魔崇拝者が蔓延る業界ですので、彼らが描き出す「霊界」は、そのどれもが「悪霊」に関係することです。そのことを理解してこのシリーズを見た方が身のためだと思います。

ぜひ、以下のサイトなどで、霊界の正しい姿を知っていただければと思います。

RAPT | 「神」も「悪魔」も「あの世」もないという無知蒙昧な人たち。人は自分の理解を超えたものを「異端」としたがります。

RAPT | 悪魔とは空想の産物ではなく、架空の存在でもありません。悪魔崇拝者たちはそんな非現実的なものを拝む連中ではありません。

また、今作ではハンクの妻のジャネット=初代ワスプが量子世界に消えていったきっかけが、ICBMの無効化の出来事でした。

このICBMを調べてみると、原子力詐欺や宇宙詐欺と密接に関わっていることがわかりました。

まず世界初のICBMはソビエト連邦が開発した「R-7」と言われていますが、これは、宇宙競争でアメリカよりも優位に立ったソビエトが打ち上げた「スプートニク」や「ボストーク」の打ち上げの原動力として利用されたものでもありました。

元々はナチスの技術であったものをソビエト連邦が改良し、冷戦時代の宇宙競争で優位に立ったのでした。

宇宙詐欺がこのICBMをきっかけに強化されたといえます。

【出口王仁三郎の子孫】前澤友作、「宇宙っていう場所が本当にあった。地球はマジで丸いし青い」と必死でRAPT理論を否定するも、早くもワイヤーアクションがバレる | RAPT理論+α

【宇宙ビジネス詐欺】宇宙飛行士・野口聡一、5月2日に地球に帰還予定 | RAPT理論+α

【宇宙詐欺】防衛省、存在しない宇宙空間の警戒・監視、人工衛星の修理・補給を担う「宇宙巡回船」の建造を検討 さらなる税金の強奪を目論む | RAPT理論+α

【出口王仁三郎の子孫】前澤友作が国際宇宙ステーションへ到着したフリをして人々を洗脳しようとするも、早くも嘘だとバレる | RAPT理論+α

【じげもんの常識をブッ壊せ!!】Vol.10 – フラットアース説は本当か? 地球が平面であることを誰でも簡単に確認できる方法 | RAPT理論+α

またこのミサイルは核弾頭を搭載することもでき、世界を核の恐怖に陥れたミサイルともいえます。

第二次世界大戦の後「原爆詐欺」を継続するために、ICBMや宇宙開発が冷戦下で行われたとみることもできます。

【じげもんの常識をブッ壊せ!!】Vol.23 – 太平洋戦争はすべて出口王仁三郎の計画通りに実行された!! 本土空襲や原爆投下の犯人も出口王仁三郎 | RAPT理論+α

【第33回】ミナのラジオ – 広島・長崎に原爆を投下したのは、実は中国人だった‼︎ アメリカの背後にうごめく出口王仁三郎とその親族たち〜ゲスト・RAPT&KAWATAさん | RAPT理論+α

【第12回】ミナのラジオ – 原爆も原発も放射能も存在しない!! – ゲスト•KAWATAさん | RAPT理論+α

福島第一原発で東電社員2人が内部被ばく「被ばくは恐ろしい」「原発は危険」と国民を洗脳するためのフェイクニュースを定期的に報じる東電とマスコミ | RAPT理論+α

菅首相、原発処理水(=ただの水)について全漁連会長と会談 | RAPT理論+α

【原発詐欺】 オノ・ヨーコが「核廃絶」訴える | RAPT理論+α

この「量子」は電磁波の一種ですが、私たちが日々接する、色・光や音なども「電磁波」の一種ですし、私たち人間が考えるときや、痛みを感じる時なども、この「電磁波」があってこそです。

そのような電磁波の世界=霊界についての正しい知識は以下の記事をご覧ください。

RAPT | 悪魔を倒すためには「霊界」と「地上界」の両方から挟み撃ちにしなければなりません。

RAPT | 悪魔崇拝者を根本的に滅ぼし尽くす方法。それは「霊界」の奥義を知ることから始まります。

RAPT | 「霊界」という奥義について。悪魔崇拝者たちは「霊界」の存在をひたすら我々一般庶民に隠してきました。

また今作では、量子世界に入り込んだ初代ワスプは「死んだ」と考えられていました。

これはこの世に蔓延る「肉体の死で全てが終わる」という思想そのままともいえます。

この思想を元にすると「肉体がある間だけ、目的のない現世を生きればいいのだ」と考えるようになり、そのような思想を持ってい生きている人が多いように感じます。

しかしこれは、この世を支配するイルミナティが広めたプロパガンダの一つですので、その考えを持って苦しみを感じる方は、上の記事を読むことで心が救われる可能性もあると思いますので、ぜひお読みください。

登場するロケーション/地名

トリスケリオン|1989年、当時このシールド社屋は建設中だったが、幹部のハワードやペギーらは、すでにこの社屋内で働いている。
サンクエンティン刑務所|スコットが3年入っていた刑務所。ルイスとは刑務所仲間だった。出所する際には囚人のピーチーという大男と殴り合いをする儀式がある。
ミルグロムホテル|ルイスらスコットの生活の拠点。デイブ、カートもここで暮らしている。
ピムテクノロジーズ|ハンク・ピムが、妻の失踪後、シールドから離れてから設立した研究所。通称ピムテック。ナノテクノロジー、人体強化、分子・原子研究の分野で世界的に有名。2015年まではダレン・クロスが社長。フューチャーズラボ(未来ラボ)はダレンが主導している研究室で、ピム粒子を再現し、「イエロージャケット」として兵器化することを目指している。
ハンク・ピムの家|ハンク・ピムが暮らす家。地下に通信設備が完備されたコントロールルームがあり、アントマンからの映像を見ながら指示を送ることができる。地下の金庫にはタイタニックと同じ素材でできたカーボンデールの金庫がある。
アベンジャーズコンパウンド|ニューヨーク北部にあるアベンジャーズの活動拠点となる施設。ウルトロン以降、所有者であったトニーがリフォームした。以前はスターク家の所有する倉庫で、ハンクの信号デコイの試作品がここに保管されており、スコット・ラング/アントマンが盗みに入った。
パクストンの家/マギーの家|サンフランシスコ警察のパクストンの持ち家。スコットの元妻マギーと二人の間の娘キャシーが暮らす。ウィンター通り840。イエロージャケットとの決戦の場となり、キャシーの部屋が激しく破壊される。
バスキンロビンス・31アイスクリーム|サンクエンティンから出所したスコット・ラングが働いていたアイスクリームチェーン店。雇った人間の身元調査をしっかりとしているため、スコットは働き始めた初日に解雇される。

登場人物/キャラ

スコット・ラング/アントマン(二代目)

元ヴィスタ・コープのエンジニア。電気工学の修士号を持っている。「客からぼったくりをして儲けていた会社を告発してクビになり、その後、会社の防衛システムに侵入し、客にお金を払い戻した。そして社長の車をプールに落とした」というヴィスタ事件で一躍有名になった。このヴィスタ事件を機に逮捕され、職も家族も失いサンクエンティン刑務所に3年入っていた。その侵入の見事さをハンク・ピムに評価され、二代目アントマンとなる。

ダレン・クロス博士

ピムテックの社長。ハンク・ピムの後継者で、世間的に有名な科学者。アントマンの存在を隠すハンクに対抗し、自らの小型化スーツ「イエロージャケット」を完成させる。このスーツはヒドラに売却され、その仲介をしたのが元シールド幹部のミッチェル・カーソン。毎朝瞑想をしている。

ハンク・ピム/アントマン(初代)

ピムテックの創業者。ホープの父親。数年前に娘の力で会社から追い出されている。ルイスの友人のアーネストの初体験の相手であるエイミーに「引退した会社社長の家の地下に大きい金庫があり、その老男性は一週間家を留守にしている」という情報を流して、スコットの盗みの腕を確かめた。スコットの一件で娘との関係も修復し、妻ジャネットが使っていたワスプを娘に継がせようと決心する。

ホープ・ヴァン・ダイン

ハンク・ピムとジャネット・ヴァン・ダインの娘。ピムテックの会長で、ダレン・クロスの側近。母の死の真相を知らず、父のことを恨み、会社から追い出した過去がある。それらの恨みは全て誤解であることが明らかになり、ハンクとの関係も修復される。母の死後にはじめたマーシャルアーツに優れる。アリを操る能力もすでに習得している。

ジャネット・ヴァン・ダイン/ワスプ(初代)

ホープの母親。ハンク・ピムの妻。ハンクと共にシールドに所属し、ハンクはアントマン、ジャネットはワスプとして任務に関わっていた。1987年、発射されたミサイルの無効化のためにチタン素材をすり抜ける必要があり、亜原子サイズまで小型化し、縮小し続けるという状態になり量子世界へ消えていった。ハンクは妻を失ったと考えていたが、スコット・ラングが量子世界から生還したことから、ジャネットが生きているのではないかという希望を持ち始める。

ハワード・スターク

アイアンマンであるトニー・スタークの父親。シールドの創設者。1989年、シールドでピム粒子の活用を目指していたが、ハンクに内緒で進めていたため、そのことがバレてからは、「私が生きている間はピム粒子の製造法を誰にも渡さない」と言われ、研究は進められなくなる。その上、このことを機に、ハンクはシールドを去ることになった。この2年後の1991年に交通事故で他界するが、その事故の真相は映画「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」で描かれる。

ミッチェル・カーソン

ピム粒子の軍事利用を目論む元シールド幹部。ハンクが妻のジャネットを救えなかったことの悪口を言い、ハンクに暴力を振るわれ鼻から血が出る。1989年当時から、ピム粒子の軍事利用を目指していた。2015年、ダレンクロスのイエロージャケットを最初に入手するために、20%上乗せの価格で購入することを決める。現在はヒドラと共に政府転覆を狙っていて、このためにダレンのイエロージャケットを利用しようとする。

サム・ウィルソン/ファルコン

ウルトロン後にできたニューヨーク北部のアベンジャーズ施設でアントマン=スコットの侵入に対処し、逃げられる。このことから、映画「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」の際にアントマンを、スティーブ_ロジャースが率いる「ソコヴィア協定反対派」の仲間にする。

マーガレット・”ペギー”・カーター

シールド創設メンバー。キャプテン・アメリカの恋人。シールドの幹部だった1989年当時、ハワードとミッチェルがピム粒子を勝手に研究してハンク・ピムと仲違いした現場に居合わせた。

そのほかの登場人物/キャラ

ルイス|スコットの出所の迎えに行ったスコットの仲間。サンクエンティンの刑務所仲間。2014年には出処している。刑務所の「別れの儀式」の際に大男のピーチーを殴り倒したのはルイスだけ(らしい)。彼女とは別れ、母親は亡くなり、父親は送還された。ルイスはスムージーマシンを2台盗んで逮捕され刑務所に入った。デイブ、カートと共同生活をし、犯罪をしている。
デイブ|黒人。ルイスのグループの運転手。
カート|ルイスのグループの頭脳担当。ハッキング技術や電波妨害などの知識を持つ。刑務所に5年いた。
フランク|イエロージャケットを「つまりスーツだな」と話していた男性。その後、ダレンから邪魔と判断され、小型化の装置でジェル状にされ死亡。

キャシー|スコットとマギーの間の娘。父であるスコットの良き理解者。巨大化したアリを飼う。2015年7月に8歳。
マギー|スコットの元妻。現在は警察官のジムと婚約し、すでに同居している。スコットには娘の養育費を払うことで話し合いの余地を残していたが、ダレン・クロスの一件の後は、スコットを受け入れ、娘と会えることを許している。
ジム・パクストン|サンフランシスコの地元警察官。マギーの婚約者。イエロージャケットとアントマンの決戦値になり、キャシーの部屋が破壊される。今回の事件後は、スコットの罪を帳消しにし、キャシーと会うことを許すようになる。

デイル|バスキンロビンスの店長。スコットの犯罪歴を知り、その行動に敬意を示しながらも、解雇を言い渡す。

ライター/市民記者の女ボス(演Anna Akana)|ルイスの友達のイグナシオがバーで話した中華系アメリカ人女性。地元新聞の市民記者のリーダー格で、やばい友人や知人と繋がりがあり、スコットは、このライターを通してサム・ウィルソンがアントマンを探していることを教えられる。

世界観/設定/アイテム

小型化実験/ピム粒子/クロス粒子

この原理を利用したスーツを着た人物のことをアントマンまたはワスプと呼ぶ。原子間の距離を変えて、密度と強度を増加させる。シールドとの仲違いの後ハンクは兼ねてから「アントマンは空想話だ」と言い続けてきた。ハンクの弟子で助手だったダレン・クロスがこの研究を続け、無機物の小型化に成功。その後、着用した人間ごとアリほどの大きさに小型化できる「イエロージャケット」を開発することに成功。現実を改変してしまう危険性があるため、ハンクは、スタークには渡したくないと考え、シールドやアベンジャーズとは距離を置いている。ハンクは何年もアントマンスーツを着ていたために副作用が出ており、これ以上スーツを着ることができない。調整機をいじることで亜原子レベルまでサイズを小さくすることができてしまうので、これは禁止されている。亜原子レベルになると量子世界に入り込み、時空とうい概念がなくなり、小さくなり続けてしまう。ハンクの妻のジャネットは、1987年にこの量子世界に入り込み、未だ見つかっていないが、スコット・ラングが初めて量子世界から帰還したことから、ハンクは量子世界から妻ジャネットを連れ戻す可能性を見出し、映画「アントマン&ワスプ」以降、その実験を行う。

スコットとルイスの窃盗団

ルイスとスコットの窃盗団グループは、ピムの邸宅に入る際、道具屋、中古車屋、リネン業者などで、必要な道具や、車、ユニフォームなどを手に入れる。ピムの自宅の近くの電話線を不通にし、ヘッドセットを使ってグループでリアルタイムで通話できる装備を用意した。スコットはカーボンデールという指紋認証の金庫を開けるために、ハンクの家のドアノブのハンクの指紋を粘着テープに付着させ、接着剤をその上にたらし、火で炙って固形化させ、固形化した接着剤にはハンク・ピムの指紋が形作られるので、それを指紋認証のスキャナーにかざすことで、セキュリティを解除した。このメンバーは最終的にイエロージャケットを破壊するためにハンクに雇われ、無事任務を成し遂げる。

アリ/アントマンと協力するアリ

アリは体重の50倍の重さのもの運ぶことができ、建設、耕作などもアリ同士が協力することで可能。ピムたちが活用しているアリはクロオオアリ=大工=カーペンター、サシハリアリ=弾丸=バレット、おかしい=クレイジー、アカカミアリ=火=ファイアーの4種。
ヒゲナガアメイロアリ:電気を伝えることができ、電子機器の破壊の際に活躍。通称:クレイジー。
サシハリアリ:痛さはシュミット指標では最高位。通称:弾丸。
クロオオアリ:陸と空の移動に最適なアリでアントニーがこの種類。通称:大工。
アカカミアリ:優れた建築家でもあり橋やロープなど、移動の手伝いをしてくれる。通称:火。

シールド/ヒドラ

1989年当時シールドの幹部だったカーソンは、現在ではヒドラの幹部と繋がっており、ヒドラと共にイエロージャケットを利用して、政府転覆を画策している。ダレン・クロスのイエロージャケットスーツはヒドラとカーソンに売却したが、燃料となるクロス粒子は、その都度、ダレンから購入する必要がある。これにより、ピムテックは、150億ドルの利益を得る。2014年の時点でアメリカの国防組織「シールド」はヒドラの決起により崩壊しており、フューリーはこの後も、「ただの親父」としてMCUで登場する。ドラマシリーズではコールソンが新生シールドの長官に就任し、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」シーズン2からシールドの再建を手がけている。またヒドラの幹部だったピアース、ストラッカーらがこれまでに倒され、映画で確認できるところではウルトロンの際にストラッカーの側近だったリスト博士と、映画「アベンジャーズ」安全保障委員会のメンバーとして(フューリーとの話し合いの際のシルエットのみで)登場したギデオン・マリックがヒドラの幹部として活動を続けている。リスト博士はドラマ「エージェント・オブ・シールド」シーズン2にも登場。

そのほかの世界観/設定/アイテム

カーボンデール|ピムの自宅の地下の金庫。金庫には「Safe&Lock Co. Raleigh ,NC」と記載されている。カーボンデールはタイタニックと同じ金属でできているが、これは低温に弱い。アメリカのノースカロライナ州(NC)の街ローリー(Raleigh)は、今作の監督のペイトン・リードの出身地。
信号デコイ|シールド時代のハンクが作った通信妨害機器の試作品。ピムテックないの「未来ラボ」の通信ブロッカー対策として使うために、保管されていたニューヨーク北部のアベンジャーズ施設から取り戻す。
クラウン ヴィクトリア|カリフォルニアでは潜入捜査官が頻繁に利用する車種として知られている。

大まかなあらすじ

1989年、ハワード・スタークらシールドがピム粒子を勝手に利用してようとしていることに気づいたハンク・ピムは、シールドをやめると言い放ち、これ以降、人間の小型化を可能にするピム粒子は、ハンク以外使うことができなくなっていた。

2015年7月、働いていた会社の不正を正義感から暴露したことで刑務所に3年入っていたスコット・ラングが出所する。二代目アントマンに相応しい人物を探していたハンク・ピムは、スコットを自宅の金庫に盗みに入らせ、正式に彼をアントマンにスカウトする。
妻の死をめぐり、娘のホープとの関係が悪いハンクだったが、初代ワスプだった妻のジャネットが命を落とした事実を打ち明けることで、娘との関係は修復に向かっていく。

自らの弟子でありながら、ピムの小型化粒子を再現し軍事利用で儲けようとするピムテック社長のダレンの目論見を阻止すべく、ハンクは、スコットにアントマンとしての訓練を積ませる。

こうしてピムテックに忍び込み、ダレンが開発した小型化スーツ「イエロージャケット」を盗もうとするスコットたちだったが、彼らの目論みに気づいていたダレンによって阻止されてしまう。
スコットは、ヒドラに売却されたイエロージャケットを取り戻すべく、イエロージャケットを着たダレンとの戦いを繰り広げる。
娘のキャシーの命を狙われたスコットは、愛する娘を助けるため、現実には戻ってくることができない「亜原子サイズ」になり、イエロージャケットのダレンを倒すことに成功する。
量子世界に入ってしまったスコットは、調整機をいじり奇跡的に量子世界から現実の世界に帰ってくる。

ハンクはスコットが量子世界から戻ってきたことから、1987年に同じく量子世界に入り込んでしまった妻のジャネットが生きているかもしれないという希望を持つようになる。

こうしてハンクは娘のホープにワスプスーツを見せ、妻のジャネットに次ぐ二代目ワスプとして、これまで使わずに保管してあったワスプスーツの完成を目指すようになる。

アベンジャーズコンパウンドでアントマンと一戦交えたサム・ウィルソン/ファルコンは、スコットのことを探していた。