ネタバレ【エージェント オブ シールド4】キャラクター|仮想現実とアンドロイドと幽霊が交わる世界

オリジナルの放送期間が、2016年9月20日から2017年5月16日までで、映画「スパイダーマン:ホームカミング」ののち、エレナ・ロドリゲスを主人公にしたミニエピソード「スリングショット」が挟まれスタートしたマーベルドラマ「エージェント オブ シールド」シーズン4。

第4話と5話の間に映画「ドクター・ストレンジ」が公開され、第8話とミニエピソード「スリングショット」が関連しています。シーズン4が終わったあとに、ドラマ「インヒューマンズ」が放送開始。その後に、映画「ソー:バトルロワイヤル(ラグナロク)」の公開へと続いています。

ここでは、マーベルドラマ「エージェント オブ シールド」シーズン4に登場したキャラクターに起こった出来事をネタバレでご紹介しています。

第1話から8話あたりまでが悪魔「ゴーストライダー」の物語。第16話から最終話までが仮想現実「フレームワーク」についての物語、全体を通してマーベル版アンドロイドのLMD=エイダを中心としたストーリー展開です。

Contents

レギュラーキャラクター

*文頭の()文字は該当する話数

フィル・コールソン

(1)マックとともにインヒューマンズ目撃情報があったベルリンに行って以来6週間ゼファーワンで飛んでいた。「クエイク」捜査任務からは外されているが、メイからの情報を受けて極秘にクエイクを追跡する。「箱」の受け取りの際にウッチドッグと手下との間で騒動が起きたことで長官にバレる。ロサンゼルスには定期面談するインヒューマンズがいる。フィッツから新しい「義手」を受け取り、新たな機能にトラックの中身を外から見ることができる「透過機能」などがある。(2)SSRの歴史に詳しいため、メイス長官に頼まれて下院議員の施設案内を手伝う。プレイグラウンドが作られたのは、1949年で、ペギー・カーターはその建設から関わっていたという。会議したり待たされたりするのは仕事とは思えず苦手で、最近はゼファーワンが自宅のようになっている。(3)機密事項だと言われたメイの輸送先を伝えられるも、電磁波攻撃の解決に当たるようにメイス長官から指示され、フィッツとマックとともにヨーヨーのいるマイアミに向かう。ホテルと電磁波発信源のウォッチドッグを制圧し、彼らの裏で糸を引く「財力と国外へのコネがある人間」がいることを突き止める。シールド公表を躊躇するメイス長官に「計画を撤回するタイミングも大切だ」とアドバイスする。(4)イーライの説得に失敗するが、刑務所の駐車場でロビーを目撃。マックとともにチェイスし捕らえる。愛車「ローラ」は絶対に他人には運転させない。ロビーがデイジーから信用され、同じものを追っているように見えることから、イーライにモーメンタム研究所のことを聞き出して欲しいとロビーへ話を持ちかける。ルーシー・バウアーが探している「ダークホールド」探しにデイジーとロビーを引きいれる。(5)メイス長官には「通常業務としてインヒューマンズを保護しに行く」と報告し、ダークホールド追跡を行う。サウスリッジ刑務所でイーライの受け渡し手続きをするときに担当者が突如発砲。刑務所関係者はルーシーたちに「感染」されており、マックに援護を頼み助けられる。刑務所の防犯カメラからイーライがルーシーにより連れ去られたことを知る。(6)メイス長官にクエイクとゴーストラーダーをかくまっていることが知られゼファーワンを調べられる。ゴーストライダーがメイス長官を殴ったのちに、今回の任務にはロビーが必要だと訴え、ロビーらとともにロクソン発電所へイーライ救出に向かうが、量子粒子発生装置で無から有を創り、「神」になろうとしていたのはイーライ自身だということに気づく。装置が起動して発生した衝撃波を受け姿が消える。(7)量子粒子発生器の影響を受けて次元の狭間に存在することになり、フィッツとともに解決に向けて動く中で、エイダがアンドロイドであることを知り、ダークホールドを読んだエイダが作った装置で助け出される。コールソンが長官を辞さなければ状況はもっと良かったと話すフィッツに、メイスは信用できるから大丈夫だと諭す。大統領から認められるためには「能力者を使った違法組織」のあり方を変える必要があったという。(8)ロサンゼルスのダウンタウンの建物にいるイーライを包囲。表向きには脱獄犯を追ってロサンゼルス市警を手伝っているという任務でロビー、デイジー、ヨーヨーらを突入部隊として送り込むことを提案。その後イーライが核爆発を引き起こそうとしていること、さらに、イーライがもう一つの次元から量子エネルギーを盗み取っていることが、こちらの世界で度々地震が起きている原因だと突き止め、ラドクリフやエイダも含めたチームを組む。エイダの作る次元間ゲートによってイーライの目論見を止めようとするが、当初助けようとしていたロビー(ゴーストライダー)もろとも、吸い込まれて行ってしまう。コールソンはロビーがまだ生きていてまた戻るのではないかと感じている。メイス長官とお互いが隠し事をしていることを認め合い、コールソンたちの率いたチームが任務で成功を収めたことでメイスはチームに信頼を置くようになる。メイとともに約束していたフューリーから盗んだ「ヘイグ」を開け祝杯とする。(9)「ダークホールド」を始末するため、あるエージェントの元に運び、彼の力によって消し去ろうとしていたが、一時的に長官のオフィスに「クローキング」技術により隠していたところ、メイLMDにそのありかを話したことでエイダに盗まれてしまう。プレイグラウンドをハッキングしてダークホールドを盗もうとしていたエイダと格闘し意識を失い、そこでメイLMDと二人だけで一時的に閉じ込められる。エイダからダークホールドを取り戻した後、翌朝に、自らの手でダークホールドを「始末」に向かうことを決める。ポーカーフェイスはうまいが、「慎重すぎて冒険ができない」ためポーカーは弱い。(10)「フォックスホールド」作戦にあたりメイス長官を避難させるも、途中、クインジェットごと撃墜される。ウエストバージニアの山林に不時着し、後を追ってきた傭兵部隊と対峙する。そこでメイスがインヒューマンズではなく、「パトリオット計画」により力を得ていた「普通の人間」であることを知る。レンジャー事務所で傭兵部隊に追い込まれるも、捜索していたデイジーに助けられる。タルボットと対立するも、嘘がうまいメイスを「シールドの顔」としておき、今後は、コールソン自らがシールドの指揮をとることを決める。「コールソン曰く「誰もいない森にクインジェットが落ちた時は、能力者のそばを離れるな」という諺が存在する。コールソンが「能力者がシールドの長官になるべきだ」と意見したことと、デイジーが逃亡していたことから、タルボットが「パトリオット計画」を行うことに「ならざる」を得なかった。(11)ナディール議員の監視工作を「ナディール議員を放っておけばもっと危険。先手を打つ」といい指揮を執るがタルボットと対立。しかし監視装置設置最中に、警備員に捕まる。「冴えないのはカリフラワー」この日は最悪の日で、自分が無謀過ぎたことを悔いるが、メイLMDに「欠点も含めて自分は自分だ」と慰められる。マックとゼファーワンで半年過ごしたが、人事書類にあること以外の私生活は全く知らないとヨーヨーに話す。(12)「ダークホールド」の処理を任せていたケーニグがウォッチドッグに誘拐され、ケーニグ一族を保護する。その後、ダークホールドが保管されている「ラビリンス」で「いい雰囲気」になったメイLMDと口づけを交わすが、その直後、手にしたダークホールドを放さないメイLMDの正体を見破りダークホールドを取り返すが、ビリー・ケーニグを人質としていたショックリーと取引する際にダークホールドを手放し、最終的にはウォッチドックにダークホールドを奪われてしまう。その後、ラドクリフとエイダのLMDを焼却するがメイLMDだけは残すように指示する。「一月休養して、アイルランドのパブで『ユリシーズ』を読む」ことが夢。(13)マックとともにアグネスからラドクリフの居場所を聞き出そうと接触し、説得。ラドクリフおびき出すことに成功するもあと一歩のところで取り逃がす。メイが生きている可能性は低いと話すマックに、ラドクリフの話しぶりからメイが生きていることを確信していると話す。マックとコールソンがアグネスを最初に見かけたのは「カフェ・デ・ローラ(Cafe de LOLA)」(14)フィッツの製作したフレームワークをデイジーとともに体験する。メイスとメイの救出のためアラスカ、ロシアの採掘施設、潜水艦用秘密基地と追跡。サペリアーと対面し、かつての恨みを責められるも全く覚えていないと伝える。そのさなかエイダによってコールソンLMDと入れ替えられる。【過去シーン】「084」の回収で訪れたロシアの採掘施設で、志願したというメイとともに任務にあたる中でSVR(ロシア特殊部隊)がきたため応対している間にメイが「084」持ち出して現場から立ち去ってしまう。その後SVRに連行されるが、戻ってきたメイに助けられる。当時はシールドフィールドエージェントの「レベル4」。ロシア語もそれなりに話せる。【コールソンLMD】潜水艦用秘密基地でコールソンと入れ替わりメイスLMDを助けた後にプレイグラウンド へ戻る。(15)ラドクリフに捕えられ「フレームワーク」の中に閉じ込められている。「フレームワーク」の中では教師。【コールソンLMD】プログラムされた通りシモンズとデイジーを捕えてLMDと入れ替えようとし、二人が誘拐され、LMDとすり替えられたから、二人を見つけたら脳にはダメージを与えずに捕まえるという指令をシールドエージェント達に伝える。メイLMDを信用したことから二人に逃げられ、メイLMDが起爆させた「プレイグラウンド」の爆発に巻き込まれる。フィッツがLMDであることに気づいたシールドエージェント・フィッシャーともう一人を殺す。ラドクリフがそれぞれに抱えている「心の傷」が少し軽いもう一つの現実である「フレームワーク」を作ったため体に意味はないという。コールソンの願いは「シールドに入らず民間人としてメイと平和に単純に暮らすこと」フレームワークの中ではメイと結ばれていると話す。(16)ヒドラに忠実な歴史教師としてアレクサンダー・ピアース高校(2014年創立)に勤務。ヒドラがナチスだったと言うのは「プロパガンダだ」と生徒たちに教え、ヒドラによって書き換えられた歴史を教えている。インヒューマンズはヒーローではなく、ヒドラによって「個人利益より国家利益を優先すること」が重要だと教える。夏のライフガード以外教師として暮らしてきた。シモンズから言われた「タヒチ。魔法の国。」と言う言葉に敏感に反応するも、記憶は思い出せないが、誰にも見せられない資料を見返して何かを思い出そうとする。「現実」でのコールソンの苦しみだった正義が取り除かれたことでヒドラに忠実な人格になっている。【教師のコールソンが見ていた資料内容:タヒチのポストカード、クラウス・ストリングカルテットのコンサートチラシ(コールソンの恋人だったオードリー・ネイサンが所属していた?)、「フェリックス・ブレイクがヒドラと人間中心主義のパレードを行った」新聞記事切抜。「ウィンズローの医師(=カル=デイジーの父)が反逆して逮捕された」新聞記事切抜。「it’s a magical place(魔法の国)」の文字で埋め尽くされたA4紙数枚。赤いコルベットが載っている2016年5月(May)のカレンダー)】(17)石鹸によって、本当の記憶が阻害されていると「信じ」、市販されている石鹸を買わないで済むように石鹸を自作しているが、そのことが原因で、妻と別れた(らしい。このような陰謀論を信じること自体が正気ではないと言われる世の中になっている)。(18)現実世界の記憶のないメイス達に「フレームワーク」のことを話すというシモンズにそれは無理があると説得する。ウォードを見るたびになんとも言えない胸騒ぎ(蜂の巣=ハイヴにいるような不快感)がするとシモンズに訴えると、その原因は現実世界で、ウォードの胸を潰して殺し異星に置き去りにしたからだと言われる。ヒドラ啓発センターで子供達が洗脳教育を施されていることを知りかつて自分も加担していたことを悔やむ。ウォードがヒドラのデータベースから盗み出したカナダ系アメリカ人ジェイミー・フリューゲルマンとして、新人ドライバーを装ってヒドラ啓発センターに潜入する。バクシニュースで報道された「手だけがライオン」のインヒューマンズの話題で時間を稼ぐ。(19)革命は「確かな導き手なしでは正義は実現しない」パトリオットがいなくなりチームの結束が緩んでいることを心配する。かつてシールドにスカウトされたが、背負うものがあまりにも大きいと感じてしまい自体したことがある。ヒドラの力を分断してから「出口」に行くべきだと主張して、テレビ局を制圧してヒドラが人々を騙していたと言う真実を民衆に呼びかける。「真実を知った我々には選択肢が与えられました。誰もがパトリオットのように愛国者になることができます。あなたは立ち上がりますか?彼らに責任を取らせますか?人類の歴史上様々な帝国が栄えては・・・ヒドラは初めから腐敗していました。彼らの生みの親はナチスです。・・・自分が大きな存在の一部だと思えばなんでもできるとある人が言いました。その意味が理解できなかった私は何年もの間、大衆の中に埋もれ歴史教師としてヒドラの嘘を教えてた。一人で戦うには大きずぎる相手だと思ったのです。しかし今立ち上がることを選びます。大きな存在の一部であることを。力を合わせればなんでも成し遂げることができます。なぜなら私は、もはや、いち教師ではない。私の名前はフィル・コールソン。シールドのエージェントです。」(20)会話の中でメイに「現実」のことを話すが、うまく信じてもらえない。15歳は一筋縄ではいかない。「反乱軍(レジスタンス)の顔」として顔が知られるが「自分は陰で暗躍するが向いている」という。【現実】「忌々しいロボット」であるエイダを破壊する。(21)「また会えて嬉しい」とメイとの再会を喜ぶ。人工腕のシールドでサペリアーLMDを倒し、フレームワークに繋がっているマックを守るために倉庫を制圧。フレームワーク内では歴史教師であり”冷戦オタク”だったので、自分たちが捕らえられている場所を窓ガラスから外を眺めただけで判断する。サペリアーLMDを電気を使って倒すが、サペリアーらが時間稼ぎして、施設を爆発させようとしていることに気づき逃げる。「プレイグラウンド」を自分のLMDが破壊したことを教えられる。LMDやフレームワークのことをタルボットに説得を試みる(が、もちろんうまくいかない)ヨーヨーがフレームワークに入ったことに気づく。(22) エイダを倒す方法がわかるまでは守りに徹する方針をとる。「人工頭脳搭載の義手、異性への旅はシールドの日常」とタルボットに説明する。審問会は拒否するが国際諜報審問会にむかいサペリアーLMDたちを倒す。その後エイダの狙いが「フレームワーク」内と同じように人々の恐怖を利用することだと気づき、あえて「プレイグラウンド」に戻りエイダを迎え撃つ。「ダークホールド」をエサにエイダを呼び寄せ、「私を止められるのは一人だけいるがここにはいない」というエイダに「チームワーク」を学ぶべきだと助言しゴーストライダーの力でエイダを消滅させる。ゴーストライダーと「ある契約」をしたことで、ゴーストライダーは契約通りロビーの中に戻った。その契約内容はロビーとコールソンのみの秘密。いずれコールソン自らが直接チームメンバーに話すつもり。シールドがアメリカ軍などから追われていることを知り「万が一捕まった時のため」の腹ごしらえとしてチームを食事に誘う。

メリンダ・メイ

(1)「マッピングアクションゴーグル」をシモンズから受け取る。クエイクの目撃情報をコールソンに流していたことが上位の権限を持つシモンズにバレて、コールソンたちを止めるように命令される。メイのチームを率いてコールソンがいる「コスモジェニック社」倉庫で合流し、取引をしていた「ウォッチドッグ」メンバーらを捕らえる。(2)ルーシーに触れられてから基地内にスパイが入り込んでいるという妄想に取り憑かれ、コールソンらに抵抗し暴れるが、メイスによって捕らえられる。その後、プレイグラウンドの見学に来ていた議員たちの帰りの飛行機で移送される。(3)NY北部の疾病対策センター(CDC)に移送されていたが、シモンズによりラドクリフの自宅のあるワシントンへ送られ、一次的な死ののちにシモンズにより蘇らせられる。メイス長官のシールド公表を見て「あれ(記者会見しているメイス長官)はあなたであるべき」とコールソン電話で伝える。(4)7分間死んでいた事実を知る。ラドクリフはうっとおしい。エイダのことを「真面目で仕事熱心で感心した」と認めている。「一度死んで復活した」ということからコールソンからクラブを結成してTシャツも作ろうと言われる。(5)コールソンとともに行動し、一度は離れ離れになったデイジーを助ける。チームから距離をおくデイジーに、過去に自分もやったが無駄なことだったこと、コールソンは絶対に諦めないこと、そしてリンカーンはデイジーの死を望むはずがないと言葉をかける。(6)モーメンタム研究所からルーシーたちが消えたことを調査し、コールソンらとロクソン発電所に乗り込む。発電所内にあったダークホールドをクインジェットまで持ち帰っている間に衝撃波が発生。一時的に発電所の外にいたマックとメイのチームとともに発電所内に戻る。(7)コールソンたちを助ける中で、エイダがアインドロイドであることをラドクリフから教えられる。グラスゴー任務を終えた時にコールソンとフューリー長官から盗んだ「ヘイグ(スコッチウイスキー)」を飲むことを約束していたことを思い出す。(8)(*LMDのメイ)当初プレイグラウンドに残っていたが、コールソンの「イーライ攻略計画」に参加するために、コールソンらとともにロサンゼルスの任務に参加し、成功させる。プレイグラウンドのラウンジでコールソンとともに「ヘイグ」で祝杯をあげる。しかし、本当のメイは、エイダをラドクリフの自宅ラボに連れ帰った際にLMDと入れ替えられ、現在も、ラドクリフの自宅ラボに囚われている。(9)ドーパミンの分泌が9%上がることからエイダの判断で音楽を聞かされている。The Royal Film Band「Muert en Venecia(マーラー:交響曲第5番 アダージョ)」(LMDのメイ)エイダがプレイグラウンドをハッキングした時、コールソンがエイダに倒された後にシャットダウンされ、こめかみに傷をつけられコールソンとともに監禁される。その際にコールソンからダークホールドが長官室に「クローキング」で隠していることを聞き出す。これをモニターで聞いていたエイダがダークホールドを盗み出す。(10)ラドクリフのラボで「ホットマッサージ」を受けている夢を見せられ眠りながらも新皮質の活動が活発な状態が続き、そのことから意識を取り戻し逃げようとするもエイダによって再び眠らされてしまう。「ホットマッサージ」を見せていた時より、その後の状態の方が落ち着いていることから「敵を与えられた状態」の方が落ち着くということが明らかになる。(メイLMD。E8で判明)緊急時のため「蛍光ピンク」の階級に格上げされ、ゼファーワンの指揮をとりコールソン救出に向かった。デイジーとともにユーリ・ザイキンの尋問に立ち会い、ユーリが雇われの身であることを見抜き、他にも計画があることを暴露させる。偽の信号を送っているコールソンたちのクインジェットの墜落現場に向かう。その後、シモンズがユーリから聞き出した情報をもとにウエストバージニアに向かい、トランスポンダー信号を撹乱させ、偽の現在地情報を送っていた装置をマックが破壊したことから、正確な現地に向かい、マックとともに傭兵隊長と戦い倒す。その際に旋盤で背中を激しく負傷し、プレイグラウンドに戻ってからその傷の奥に「機械」を見つけ、自分が生身の人間ではないことに気づく。メイのLMDは無意識下で稼働しているために、自分がLMDだということには気づいていないが、「何か変だという感じがずっと続いている」。(11)5日前(S4E8「地獄の法則」)、サンセットプロトコルを実行するエイダによってLMDと入れ替えられる。神経査定ゲージを行うと言われ、睡眠薬の入った注射を打たれ意識を失う。1日前、夢の中で「ホットマッサージ」を受ける、マッサージ師を殴って目を覚ますが、エイダに注射され再び睡眠状態。今日、エイダがガラスを落下させて割った後に、ビーカーを割って拘束具を破って逃げ、エイダとと格闘。その中で自分が「フレームワーク」の中にいることを教えられる。フレームワーク内では、記憶をリセットされてもその痕跡をたどって「上達」しているという事実から、いつかフレームワークから出て見せると話す。サペリアーのもとに移動したラドクリフとエイダのもとで「バーレーン」の実体験の記憶を書き換えた「フレームワーク」の中で、カーチャを助けたという戦いを見せられている。(「バーレーン」の詳細はS2E17「メリンダ」)。【メイLMD】コールソンとヨーヨーが潜入して監視装置を取り付ける任務を後方支援。潜在意識に任務の目的が埋め込まれているために、その任務にそぐわないことはできなくなっている。ダークホールドを盗むためにコールソンと親密になることが組み込まれ、ラドクリフを殺すこともできず、コールソンらにこの事実を伝えることもないようにプログラムされている。情報漏れのことでラドクリフを問い詰め、自分がコールソンに恋心を抱いている「真実」を知る。(12)【メイLMD】コールソンらとともに行動し、ラビリンスでサム・ケーニグから渡されたダークホールドを手にした時に、プログラムされた自らの任務を知りコールソンを裏切る。その後デイジーに攻撃され足を負傷するが、たまたまダークホールドを持って近づいてきたビリー・ケーニグを気絶させダークホールドを奪う。その直後やってきたラドクリフにダークホールドを持ち去られ、ラドクリフに一緒に連れて行って欲しいと懇願するも寿命だからという理由で拒否される。メイLMDは最終的にシールドが回収し焼却されずに保管されている。(13)サペリアーが長年暮らしている場所で安静にされ、意識はフレームワークの中にある。(14)【過去シーン】当時はシールド「スペシャリスト」でレベル3。ロシアの採掘施設の「084」の回収に志願してコールソンとともに任務に当たる。SVRと話しているコールソンをよそに「084」を勝手に持ち出す。その後連行されるコールソンを救出する。当時は使い捨て民間人の心理学者14番(ガーナー博士?)と交際していたが、あまりタイプではなく、そろそろ民間人は飽きたとコールソンに話す。その後「別れることを期待している」と話すコールソンにニヤニヤする。【メイLMD】潜水艦用秘密基地から戻ってきたコールソンLMDに起動される。(15)ラドクリフに捕えられ「フレームワーク」の中に閉じ込められている。「フレームワーク」の中ではヒドラのエージェント。【メイLMD】近所の池でしたスケート、アルプスで一月駐留した任務とともに雪の記憶を持っているが、実際に自分の目で雪を見たのは今回が初めて。愛するコールソンを守って一緒にいたいという「本当にやりたかったこと」として、コールソンLMDたちに乗っ取られたプレイグラウンドを自分の意志で爆破する。「痛みや後悔」を抱く人間であるコールソンこそが、メイが愛するコールソンだと話す。(16)フレームワーク内では「バーレーン」で少女の命を救ったことから、インヒューマンズ撲滅の風潮が形作られたため、反乱分子(インヒューマンズ擁護派)からは「諸悪の根源」とみなされている。少女はシールドによってケンブリッジの学校に入学、そこで多数の学生が少女によって命を奪われる事件(ケンブリッジ事件)が起こる。このことが引き金となり、ヒドラによるインヒューマンズ撲滅の機運が高まりシールドを壊滅させるまでになった。(18)元々はメイス率いるシールドに所属していたが、ヒドラに勝てないと思ってからはメイスたちを裏切ってヒドラに加わった。バーレーンで子供を助けたことが、結果としてケンブリッジ事件で多くの死者を出してしまったことから自らの行動を悔やんでいる。ヒドラ研究員のケネスが開発した「体力増加血清」を使うも、一時間ほどで効き目が薄れてしまったためにメイスとの戦いで負ける。ヒドラ啓発センターに子供がいることを知ってからは、ヒドラに疑いを持ち始め、死にゆくメイスを目の前にメイスが正しかったことを悟り、デイジーの前でテリジェンクリスタルを割ってインヒューマンズ化させる。(19)スカイ(デイジー)とともにトリスケリオンから逃亡。メイスが命と引き換えに自分を守ってくれたことから、戦う相手が間違っていたと思いヒドラを裏切ることにした。デイジーとともにレジスタンスの連絡員と合流。マックに疑われながらもシールドと合流する。自分の命令でメイスの命を奪ったことを悔やんでいる。コールソンのネクタイを締めているときに「デジャヴ」を感じる。(20)「ここは現実じゃない」というコールソンの話を信じきれず「ヒドラの真実を知り、根拠がないまま人に従うことはやめた」という。コールソンから「メリンダは心が広い」と言われる。目の前で「出口」から現実に戻ったコールソンをみて後を追って現実に戻る。【現実】「フレームワーク」でのコールソンは「可愛かった」。肉体を得たエイダを撃ち殺そうとするが、フィッツがいたために撃てなかった。(21)エイダが初期型の頃、エイダに頭を殴られて”スパ”にいた頃しか知らないため、当たり前のように存在するアンドロイドに驚く。コールソンがメイLMDと「ヘイグ」を飲んだことを教えられショックを受ける。サペリアーLMDを緊急用アドレナリンを使って倒す。「プレイグラウンド」を自分のLMDが破壊したことを教えられる。フレームワークから現実に戻ったことを「”人生”から醒めたようだ」と例える。フィッツに説得されゼファーワンを操縦する。(22)なぜ勝手にヘイグを飲んだのかコールソンに説明され、ゴタゴタが片付いたら2、3歩戻ってやり直し、別のボトルを開けようと提案される。チーム全員でこれまでの代償を支払おうと発言する。

デイジー・ジョンソン/クエイク

(1)ウォッチドッグの資金源と逃走ルートを潰して撲滅のために暗躍している。世間では銀行や橋を破壊するお尋ね者として有名で、軍からは殺害命令も出ている。午前9時のオレンジラインのバス車内でヨーヨーと接触、シールドが開発した骨の治療薬を受け取る。能力を使うことで骨にダメージを受けている。宿泊していた部屋の掃除代金に札束を置いていく。失うものは持ちたくないという理由から一人で活動している。アルモンティ解体場でロビーと戦い、ゴーストライダー化したロビーに「私は死んで当然」と言い命を奪えと促すが願いは受け入れられない。のちにロビーに足の不自由な弟がいることを知る。(2)能力を使うたびに骨が砕けダメージを受けている。ガーフィールド高校の大親友だったと言ってロビーに接触。事件の真相を探ろうとロビーに話を聞くが、戦うことになりロビーに気絶させられ拘束される。調べていた「箱」のことをロビーが知りモーメンタム研究所に向かったロビーを追跡。研究所でマック、フィッツに遭遇し、負傷している腕の手当を受ける。そこでヨーヨーとつながっていることが判明し、マックからシールドに戻ってこないかと誘われるが、今まで通り一人で活動をすることを選ぶ。ロビーに拘束されている時、リンカーンを失ったことから自殺願望があることが明らかになる。Jacqueline Ripponという偽名のパスポートを所持。(3)ロビーの車でサウスリッジ刑務所に向かう途中電磁波による停電を受けたためゲイブを迎えに行く。ギャングたちに絡まれていたゲイブを助けるもインヒューマンズであることがゲイブにバレてしまい、ゲイブから兄と近づかないで欲しいと言われる。メイス長官のシールド公表をカーラジオで聞くことになる。(4)シモンズの検索履歴から物件を購入し、興味を持って内見に来たシモンズと合流。ヨーヨーから受け取っていた薬は痛み目止め効果はないため、ウォッカを飲んでごまかしている。インデックスに登録されているインヒューマンズ情報にアクセスするためにシモンズを脅し、命を狙われている可能性があるJTジェームズを助けに向かう。JTジェームズとは「インヒューマンズになって全てを失う気持ち」を共有してると思い信頼するが裏切られる。「ダークホールド」探しにロビーとともにシールドに協力する。(5)援護要請を受けてコールソンとメイを救出に向かう。コールソンら、大切な人と離れていた方がいいと考えているが、メイから説得され悔しさをにじませる。今回の任務を最後にシールドから離れると決めている。(6)ゲイブを迎えに行き、ロビーと引き会わせる。ロビーはシールドエージェントだったとゲイブに嘘をつくが、過去にロビーが悪魔と取引してゴーストライダーになったという話を聞く。ロクソン発電所の任務では後方支援に回る。(7)「人が死ぬとわかる」ことから、コールソンらが生きていることを直感的に感じていた。突如様子が豹変してチャイニーズマフィアへの制裁に向かったマックを追跡し、ロビーにより助けられたマックをゼファーワンで連れ戻す。そこでマックが「希望」を失ったという悲しみを抱いていることを知る(が、その希望=ホープが娘の名前であることは知らされていない)。(8)ヨーヨー、ロビーとともにイーライたちのアジトに乗り込むもセシウム爆破の被害を受けて一時退却。量子バッテリーを異次元に吸い込ませるというエイダの計画に関わり、イーライが引き起こしている「地震」を抑え任務を成功させる。任務完了直後に振動を抑えていた苦しさから、外の空気を吸おうと外に出て能力を使って空高く飛び上がるが、着地したところをマスコミに囲まれてしまう。そのことから半ば強制的に、メイス長官によりシールドのエージェントとして迎えられることになる。シモンズから「レベルブルー」のIDカードを受け取る。(9)メイスに呼び出され言い争いになるも、ナディール議員が隠している弟でインヒューマンズでもあるヴィジェイの救出にメイス、シモンズとともに向かう。ナディール議員の自宅でヴィジェイを助け出そうと説得するも失敗に終わる。ナディール議員の護衛が持っている銃がウォッチドッグが使っている「ヘックスマグ」であることを見抜く。世間では「ロサンゼルスのヒーロー」として報道されている。(10)サンバリーの記者会見でユーリ・ザイキンを捕らえ尋問し、通信が途絶えたコールソンらの救出に向かう。シモンズからの情報を得てコールソンとメイスを救出。移動中にメイLMDとともにコールソンの愛車「ローラ」に乗り込み「ヒゲを生やしていたコールソンが、メイを『ローラ』に乗せた」という過去の話を聞く。(11)議員議事堂で開かれるソコヴィア協定への署名と審問会に参加。コールソンからメイス長官がインヒューマンズでないことを教えられ、コールソンが一番初めに自分を信頼してくれたことから、メイス長官をも信頼していると話す。インヒューマンズが憎悪犯罪の被害者になっていることが問題で、インヒューマンズも一人のアメリカ国民であり、友人、同僚、兄弟だから、どこにいても助けてあげなければならないと話す。(12)ビリー・ケーニグを誘拐したロシア人たちのつながりを明らかにし、そのことから、ラドクリフと「ウォッチドッグ」が手を組み、サペリアーから資金提供を受けているナディール議員や、かつてハンターとボビーを「引退」に追いやったロシアのオルシェンコ首相らに「インヒューマンズを憎んでいる」という共通点があるこを突き止める。ダークホールドを確保しに行ったラビリンスでシモンズから連絡を受けて、メイLMDの正体を知りパワーを使って倒す。ケーニグ一族がLMDプロジェクトの創設メンバーであることをデイヴィスに教える。(13)ウォッチドッグの活動が活発なことから世界中のインヒューマンズを移動させる。寒いところが適している能力者「63D 94A」の受け渡しをカルガリーでして欲しいと指示する。ナディールの爆発死を調査しショックリーを捕まえて尋問するも爆発により逃げられる。その後サペリアーにシールドを引き渡そうとするショックリーを能力を使って爆発させて体力を奪い、フィッツの作った吸収装置で捕まえる。(14)コールソンとともにフィッツの製作したフレームワークを体験する。アラスカ施設の壁一面を埋めるコールソン追跡資料の中からイワノフが買収したブルコフの採掘施設を見つける。ブルコフの採掘施設にあった元SVR兵士の遺体から関連施設を調べ、冷戦時代に使用されていた潜水艦用秘密基地にサペリアーたちがいると推測しシールドとともに乗り込む。基地内ではサペリアーと対決しナイフで傷を負うもパワーを使って倒す。その後チームに合流して帰還する。(15)世界中のインヒューマンズを助けに行くため、最初はヨーヨーを迎えに行こうとしていたが、隔離室で自らのアンドロイドを目撃しシールド幹部がLMDと入れ替えられていることに気づく。シモンズとともにプレイグラウンド から逃げて「フレームワーク」にハッキングで入り込み、コールソンらと助け出そうとする。マックLMDとコールソンLMDに銃で撃たれるが、自らの波動のパワーを使って倒す。マックLMDは頭部が粉々になる程破壊される。【デイジーLMD】プレイグラウンドの隔離室に複数の複製体が安置されていた。(16)ヒドラエージェント。長年恋愛関係にあるウォードと同棲したいと考えている。ヒドラに共同生活の申請を出して認められるが、ウォードからはまだ時期が早いとして拒否される。「デイジー・ジョンソン」をヒドラのデータベースで照合しても見つからない(リンカーンは「検査中に死亡した」と記録されている)。反乱分子のヴィジェイを尋問し、メイやフィッツに「現実」の記憶がないことを確認したのちシモンズと合流。現実に戻れないことを知ってから教師として現実の記憶を思い出せないコールソンに接触する。デイジーにとってコールソンは「どうしようもなくなった時に頼ることのできる家族に一番近い存在」で、このことを聞いたコールソンは「デイジー」とつぶやく。(17)メイに指示された一般人のマックにより反乱分子であると特定され、ヒドラに捕まって拷問を受ける。(18)現実世界とはまるっきり変わってしまったフィッツに驚く。マダム・エイダから、現実世界でのシモンズとデイジーの居場所をいえば、デイジーの抱える苦しみを消すことができる「リンカーン・キャンベル」を引き渡すと言われるが、叶わないほうがいい「望み」があるとマダム・ヒドラの誘惑を拒否する。(19)テリジェネシスを経てメイとともにトリスケリオンから逃亡し、シールドに合流。メイスが死んだことにショックを受ける。テリジェネシスの副作用で、二日酔いのように頭がクラクラする。メイスの命を自らの手で奪ってしまい悔やむメイに、「騙されていたことを認め、それでも立ち上がったことが貴重なことだ」と励ます。フレームワークのウォードの人柄を見て、現実のウォードにもいいところがあったのだと考える。(20)トリップに再会出来たことを心から喜ぶ。トリップが現実には戻れないことを暗に伝える。ラドクリフから教えられた「出口」に向かい、聖書の「モーセが海を割る」というマックの話から、自らのパワーで通路を開けることに気づく。コールソン、メイ、フィッツ、シモンズが現実に戻るのを見送るが、マックを説得できず涙を流しながらも現実に戻る。(21)サペリアーから追跡されていたが、ゼファーワンのパワーを復旧することで敵機を追撃。ロシアの石油掘削場にいたコールソンとメイを助け出し、ゼファーの給油のため一時的にプレイグラウンドに戻る。そこで「テロリスト」としてデイジーたちを追跡するタルボットに拘束されかけるも、嫉妬して怒り狂うエイダから逃げるため、タルボットを置いてゼファーワンで飛び立つ。(22)「フレームワーク」をハッキングによって書き換えてラドクリフをヨーヨーの元に導く。セルゲイを顔認証にかけて身元を暴き、ロビーとともに国際諜報審問会でサペリアーLMDとセルゲイLMDを破壊。「フレームワーク」にハッキングして出口を作る。チームを守るためには離れるしかないと思っていたが、チームを守るにはみんなんで乗り越えるしかないとフィッツを説得する。【デイジーLMD】国際諜報審問会に現れタルボットを銃で撃つ。ロビーに焼かれて破壊される。

レオポルド・フィッツ

(1)サッカーのアバディーンvsインヴァネス・カレドニアン・シッスルの試合(スコティッシュリーグカップ決勝戦)を見にラドクリフの自宅に行く。そこでエイダの存在を知るが、完璧になるまでは、ラドクリフと二人だけの秘密にする。 ヘッドセットタイプの「フレームワーク」を作成している。(2)「箱」の解析をしている中で、ルーシーが箱から出てきたこと、そして彼女がチェンたちを錯乱させた可能性があることに気づき、モーメンタム研究所に向かう。そこで霊体となっているフレデリックに殺されそうになるが、ゴーストラーダーに救われる。デイジーをチームを見捨てた裏切り者だと思っている。得体の知れない箱の中に「シュレーディンガーの猫がいたほうがまだマシ」というシモンズのジョークは最高だったという。(3)インヒューマンズの受け入れ先が狙われた電磁パルス攻撃でコールソン、マックとともにヨーヨーのいるマイアミに向かう。電磁パルスが一度きりではなく、2秒間隔で起こされていることを見抜き、コルクと針、小皿と水を使った原始的な方位磁石により、電磁波発生源を突き止める。フィッツの電磁波装置発生源特定位方法:2秒おきに発信される電磁波で、磁石のN極が引きつけられ針が発信源を向く。三ヶ所で計測したデータから三角法で発信源を絞り込む。(4)フィッツの協力によりエイダの感情表現が劇的に豊かになる。メイでもわからないほど。メイを迎えに来たシモンズにエイダがアンドロイドであることがバレてしまう。(5)ラドクリフとシモンズが錯乱するメイを安楽死させて「再起動」したことが、幽霊たちの「感染」に対する解毒剤の製作に役立ったという。ウォッチドッグの囚人たちの独房の鍵をルーシーが開け、コールソンらが追い詰められたことから、刑務所全体の出入り口の鍵を開ける。(6)モーメンタム研究所の製品に「アイソダイン社」のものを発見し、アイソダイン社がロクソンコーポレーションに買収されたこと、モーメンタム研究所の土地がロクソン社の所有地であることを調べあげ、ルーシーたちがより強力な電力を求めて閉鎖されているロクソン発電所に向かったことを突き止める。発電所の電力を落とそうとするも、特殊な力で制御されていたために電力を切ることができず、電磁パルスでショートさせようと、機器を取りに行ったマックを待っている間に衝撃波を受けて姿が見えなくなる。(7)次元の狭間にコールソン、ロビーとともに入り込み解決に向けて試行錯誤する中で、シモンズと喧嘩したまま話せずにいたことを悔やみ、コールソンにきつく当たる。コールソンにエイダがアンドロイドであること、自分とシモンズはすでにそのことを知っていると話す。コールソンがシールド長官から退いたことが、リンカーンのような悲劇を繰り返さないためにラドクリフとともにエイダを作り出すきっかけとなっていたとなはす。(8)謎の地震の原因がわからない中、デイジーの「アームガード」を再調整した際に、デイジーが「揺れを予知」したことから、イーライが量子エネルギーを「あっち」から得ていることで、その反動として「物事が在るべき場所に戻ろうとしている」ことが原因で地震が起きているということに気づく。エイダの異次元ゲート作成に協力し、その際、エイダがチャイニーズマフィアの銃弾を身代わりに受けたため助けられる。(9)ラドクリフとともにエイダのメモリ消去に向かうが、そこでエイダから暴力を受け、エージェント・ネイサンソンが殺されているところを目撃する。その後ハッキングされたプレイグラウンドをオフライン化して復旧(近頃しょっちゅうデイジーによってハッキングされるので、シモンズと対策していた)する。こうしてエイダが逃げ出せないようにしたことでエイダからダークホールドを取り戻すことに成功する。ラドクリフが悲しんでいることを心配し、エイダが破壊されたことを悔やんでいる。「ダークホールド」を読んで、プログラムに逆らうようになり、感情を持っているように見えるエイダは「理論的」には生物=人間と同じだということを認める。(10)ラドクリフにしばらくはシールドに来ない方がいいと伝え、自らはシモンズに内緒で「エイダ」を修理しようとしている。タルボットから「パトリオット計画」の真相を聞く。エイダの暴走事件はLMDプログラム自体が悪かったのではなく、シモンズにLMDプログラムのことを秘密にしていたことが悪いことだっただと話す。(11)コールソンとフィッツを助け出したメイLMDに「君はそうできてるから」と話す。シモンズに疑いの目で見られながらも破壊されたエイダの頭部からラドクリフの目論見を調査。その結果、ラドクリフがエイダの暴走をプログラムしていたことを突き止める。ラドクリフを信用したことを後悔するも、「命を守ることが最優先だ」と話すラドクリフLMDがLMDであることを見抜く。(12)ラドクリフLMDの体を動かないようにして情報を得ようとするが、未知のテクノロジーの前に歯がたたず、さらに、ラドクリフLMDから絶縁している自らの父親との過去の話を掘り返され怒りと悔しさに囚われる。部屋で一人でいた時にシモンズに励まされ「人間性はプログラムを超えたもの」というシモンズの言葉をヒントに、LMDに「人工脳」が搭載されていることを見抜く。小さい時から父親に「お前はダメだ」と言われ、10歳の時に出て行ったっきり父親とは会っていない。フィッツの父親はラドクリフとグラスゴーの聖マンゴー学校で同級生だった。(13)メイスの戦闘用スーツを超人血清を、スーツ内部に仕込むことで、注射器で外部から接種するのではなく、スーツを着たまま直接打ち込める改良版を作成。ナディール議員の爆発現場の痕跡からショックリーがテリジェネシスしたことを突き止める。爆発したショックリーを閉じ込めるための装置を作成し、デイジーと協力しショックリーを捕らえることに成功する。(14)デイジー、コールソン、マックにフレームワークを体験させる。「エイダ」「フレームワーク」共々自らが発明した「殺人兵器」をラドクリフに悪用されたことから自分を責めるが「ラドクリフの悪事はフィッツのせいじゃない。一緒に間違いを正しましょう」と励まされる。エイダらがいた潜水艦用秘密基地内の通信室で、エイダを探しに行ったシモンズとデイヴィスと別れ、フレームワーク装置を取り出す。【フィッツLMD】潜水艦用秘密基地でフィッツと入れ替わり、フレームワーク装置を持ちプレイグラウンド戻る。その後潜水艦用秘密基地での時間感覚がおかしいと感じたシモンズとともに、プレイグラウンド内にLMDが入ったことに気づく。(15)ラドクリフに捕えられ「フレームワーク」の中に閉じ込められている。「フレームワーク」の中では女性をエスコートし高級車から降りてくる。【フィッツLMD】シモンズと行動をともにする中で、他のシールドエージェントが作っていたプレイグラウンド内のLMD探知機に引っかかり正体が判明する。手首を切って大量の血が流れ自分が本物の人間だと見せかけシモンズを捕らえる。シモンズの脳をマッピングしようとするも、シモンズに破壊される。のちにマックLMDに修理され「デイジー軍団」に追跡と攻撃をプログラムしようとするも、プレイグラウンドの爆発に巻き込まれる。本物のフィッツは、シモンズと結婚することを望んでいたが、シモンズの返事が「確実」ではなかったために「結婚して一緒の暮らそう」とはいえなかった。(16)「博士」と呼ばれ、マダムヒドラを「守る対象」として忠実に使える。シモンズが他界しているフレームワーク内では冷徹な人格となり、インヒューマンズの能力をテリジェネシスを経ないで調べることができる装置を開発し利用している。実際は、体を焼いて拷問しているように見える。(17)マダムヒドラのことを「オフィーリア」とよび、彼女に心酔しており、現実のフィッツが持っていた優しさはほぼ完全に消えてしまっている。アグネスを容赦なく射殺する。(18)スカイのことを向こうの世界から来た侵略者だと考えており、自分が作ったこの世界を壊すような真似はさせないと激しい敵対心を抱いている。アグネスは殺す必要がなかったのではないかと悩み、そのことを父親に打ち明けるが、そんな風に女々しく育てた覚えはないと諭される。父のおかげてヒドラに入れたことを感謝している。子供たちを助けに行ったメイスたちがいるヒドラの啓発センターへの爆撃を許可する。マダム・ヒドラのだけが、自分の良き理解者だと父親から言われており、マダム・ヒドラの真の正体には気づいていない。「鏡の国プロジェクト」によって、向こう側の侵略からこちらの世界(フレームワーク)を守ろうとしている。(19)マダム・ヒドラが重症のためヒドラの新たなリーダーとして指揮をとる。バクシに民衆を恐れさせろと伝える。「鏡の国プロジェクト」はダークホールドの技術で「量子エネルギー操縦装置」を使い何もない空気中から物質を作り出すことができる技術で、最終的にはエイダの肉体を作ろうとしていた。その装置は現実世界のサペリアーのバルト海の潜水艦基地(石油掘削所)で製造している。「たとえ父親でも失敗は許されない」とデイジーたちを逃した父・アリステアに言う。「鏡の国プロジェクト」の設計を完成させ、マダム・ヒドラに一緒に連れて言って欲しいと伝える。簡単に真実を話しそうにないラドクリフに「生きる理由を与えること」で、デイジーたちの居場所を突き止めようとする。フィッツの母親もまたヒステリーを起こす性格だった。(20)「怯え方が現実と同じだ」とラドクリフに指摘される。永遠に生きられる肉体を作って蘇ることができるとラドクリフにはなし、デイジーたちが向かっているところを聞き出す。ラドクリフが「現実」ではエイダ=マダム・ヒドラによって殺されていることを知る。自らの父を殺したシモンズに復讐を誓うが、ラドクリフに銃を突きつけられ現実に戻される。【現実に戻ったフィッツ】アグネスもメイスも自分が命じた空爆で命を奪ったと自分が「フレームワーク」で行ってきたことに混乱する。本物の肉体を手に入れたエイダをオフィーリアと呼び誘惑され、どこかに連れ去られる。(21)「人を怖がるのではなく、思いやる」とエイダを説得する。自分は許されちゃいけない人間だと自責の念を抱いており、結局自分は「ウォードと同じで、シモンズに合わせる顔はない」と涙する。ゼファーワンのモジュールに入れられ、シモンズに抱きしめられ涙する。(22)「フレームワーク」が消えるまで12〜20時間と計算。「フレームワーク」を書き換えてヨーヨーたちを最後まで残し時間稼ぎをしていた。シモンズLMDとともにエイダを引き止めて時間稼ぎをし、コールソンがゲートを開けるために「ダークホールド」を読んでいるといいエイダをおびき寄せる。「フレームワーク」も「エイダ=LMD」も全て自分が作り上げたものだから、自分の責任だとして全てを背負いこもうとするが「私たちに謝る必要はない」とデイジーに説得されチームメンバーからも許され涙する。

ジェマ・シモンズ

(1)シールドの科学技術担当長官特別顧問 SADIST(通称:サディスト)になり、映画「シビル・ウォー」以降の反省からの防御策「広範囲侵入監視プログラム WIMP(別名:小心者)」の一環で、最新型嘘発見器で毎日のようにテストされている。メイがクエイク捜索にコールソンたちを向かわせたことを知り、コールソンたちを連れ戻すように命令する。 シールドが公にされ、コールソンのチームが引き裂かれることを予測して、少しでも状況をコントロールできるようにと、長官の側近としての仕事を選んでいる。(2)フィッツの解析で箱の中に可視スペクトル領域外のものがあることを知るが、メイス長官から頼まれ、見学者の案内の仕事を頼まれ現場には行けず。偶然訪れた隔離室でメイが血だらけになっているチェンと話しているところに遭遇する。(3)錯乱状態で疾病対策センターに移送されたメイを助けるためにラドクリフ博士に協力を要請し、ラドクリフのプラン通りメイを一時的に殺害し蘇らせようとするが除細動器を使おうとする時に停電が発生。メイを助けられないと諦めかけるも、エイダに使われていたエネルギー装置を使って除細動器でメイを蘇らせる。(4)「フローリング、出窓、こじんまりとして魅力的」という条件のフィッツと同棲するための物件をメール広告で知り、運命だと言って見にいく(他にはダブルシンクを希望)。715 The Laugham。部屋の中には「メール広告」でシモンズをおびき出し、助けを求めていたデイジーがおり、ウォッチドッグから登録インヒューマンズのリストが漏れていることを教えられる。シールドのデータベースにハッキングし、命を狙われているであろうJTジェームズの元へ行き助けるが、ウォッチドッグに手を貸していたのはJTジェームズだった。その後メイを迎えに行ったラドクリフ宅で会ったエイダをアンドロイドだと見抜く。翌日はメイス長官の嘘発見器にかけられる日。(5)ウソ発見テストを受けることにナーバスなり、「メイス長官に報告すべき情報を手に入れているか?」という質問に引っかかるも、タイミング良くメイス長官に別件で呼び出され、エイダやゴーストライダー、デイジーのことはバレずに済む。(6)メイス長官から政府との特別な任務に当たるよう頼まれ、目隠しをしてどこかへ連れていかれる。このため一切の連絡がつかない状態になる。(7)メイス長官の依頼で、7ヶ月間「繭」の状態でテリジェネシス中の男性を匿っている研究施設に連れていかれる。その男性が緊張状態であることから、ほかの研究員を排除してテリジェネシスの「殻」を剥がし、その男性に名前を聞こうとした瞬間にほかの研究員から強制的に連れ去られる。その後プレイグラウンドに戻り、フィッツと再会し抱きしめる。(8)フィッツと共にロサンゼルスの任務に関わり、イーライが量子電池を作って核爆発を引き起こそうとしていることを突き止める。フィッツと共にエイダの次元間ゲート作成に関わり、任務を成功させる。任務中フィッツと共にチャイニーズマフィアに銃で狙われるも、エイダが身代わりになったことで助けられる。(9)極秘で連れて行かれた研究所にいたテリジェネシス途中の男がエレン・ナディールの弟・ヴィジェイであることを突き止め、メイス、デイジーとともにヴィジェイの救出に向かう。「武力法案 第2474号」について話があるとして、ミークスという偽名でナディールの秘書・バイナムに接触。来週の電話会議なら可能だというバイナムに陳情資金を他の議員の元へ持っていくと伝える。バイナムがナディール議員に連絡したのちに格闘し、バイナムを倒して電話の通話履歴からナディール議員がいるところを突き止める。ヴィジェイを説得するも失敗してしまう。エイダが暴走したことが自分のせいだと思い、これまで信頼できず話せなかったことをメイス長官に謝る。反対にヴィジェイのテリジェネシスを解決するために送られた時、袋をかぶせられたことをメイスから謝られる。シモンズが誘拐されたのはデイジーが知っているだけで3回。一度は地球外。(10)メイス長官と連絡が取れなくなり緊急時対策として階級が昇格、メイス長官、タルボット准将、バロウズらと同じ階級になる。そのことから「パトリオット計画」の資料を発見し、タルボットからその全容を聞き出す。口を割らないユーリ・ザイキンを崩すため、エイダの生首と、ヒドラ潜入で知った拷問方法などをネタにして、ユーリらがウォッチドッグから雇われていたこと、彼らがメイス長官が乗ったクインジェットをウエストバージニアで撃墜させる計画だったことも聞き出す。暴走したエイダの事件からLMDプログラムに対しては反対している。「何かを思いついた時の顔」は、フィッツだけがわかる。(11)エイダのことを独自に調べているフィッツに疑いの目を持っていたが、フィッツがラドクリフが内通者だということを突き止めたことから疑いは晴れる。コールソンとヨーヨーが潜入して監視装置を取り付ける任務を後方支援する。(12)フィッツとともにラドクリフLMDから情報を得ようとする中で、ラドクリフLMDの言葉から、他にも人工脳を搭載しているLMDが存在し、それがメイであることに気づき、ラビリンスのデイジーに連絡する。フィッツとフィッツの父の間の事情を知っておりマックに話す。(13)メイス長官の身体検査を行い、タルボットが作らせた超人血清が「ロシアンルーレット」のように、メイスの身体を死に近づけていることを明らかにする。フィッツとともにショックリーがインヒューマンズ化したことを突き止め、ショックリーの捕獲に成功する。(14)コールソンチームとともにメイスとメイの救出任務に参加。潜水艦用秘密基地でエイダを発見したという連絡を受け、デイヴィスとともにエイダを探しに行くが見つけられず、そのままチームと合流してプレイグラウンドへ戻る。潜水艦用秘密基地内での任務中の時間経過がおかしいことに気づき、プレイグラウンドの「LMD探知機」が作動したことからデイジー、マック、コールソン、メイスがLMD化したと気づく。(15)デイジーとともにプレイグラウンド から逃げて「フレームワーク」にハッキングで入り込み、コールソンらと助け出そうとする。ともに行動していたフィッツがLMDと入れ替えられていることに気づき、自らの手で破壊する。絶望的な状況から生き延びることはできないと諦めかけるがデイジーに「フィッツと一緒にいなきゃダメだ」と励まされる。「フレームワーク」の中では死んでいる。(16)ヒドラのデータベースでは死後に英国に埋葬されたことになっているが、実際は、立ち入り禁止となっているシールドアカデミーの裏手に他の遺体とともに胸を撃たれた状態で埋められていた。カフェでピンスキーとスレイトを倒し車を盗んでコールソンの勤務する学校へ向かう。記憶を思い出せないコールソンを諦め、その帰りにバーネルに出会い「ヒドラはナチスだった」と伝え、バーネルから車を借りる。その後デイジーと合流し、あらかじめ準備していたスイッチで「現実」に戻ろうとするも、「ドワーフ(フィッツ作成のドローン)」による追跡でマダムヒドラに存在がバレてしまったことで出口(現実との通路=ループホール)を削除され戻れなくなる。(17)メイス率いる反乱軍であるシールドに匿われるが、この世界が仮想空間だと訴えるが簡単には信じてもらえず苦悩する。(18)現実世界を知っている人間からはどうでもいいようなことばかりに精力を注いでいるシールドにしびれを切らし、リーダーのメイスとウォードに、現実世界のことやここがバーチャルの世界であることを細かく話す。ヒドラ啓発センターでメイスがビルに飲み込まれるところをビルの外から目撃する。(19)トリップとともに「鏡の国プロジェクト」の阻止に向かうが、現場には装置はなく、現実の世界で装置を作っていること、さらに、エイダが人間の神経や筋肉を作る方法を見つけ、肉体そのものを作ろうとしていることにも気づく。(20)メイにコールソン、デイジー、マック、フィッツが現実ではチームだと伝える。メイからアリステアがいることを教えられ、エイダがアリステを利用してフィッツを「悪人」へと仕立て上げたと確信し「間違いを正す」ためにアリステアに接触するがもみ合っているうちにアリステアを射殺してしまう。ラドクリフに助けられて現実に戻る。(21)フィッツがエイダに愛を感じていることにショックを受けていたが、現実に戻ったフィッツがエイダへの気持ちがないことを知り、フレームワークでの自分の行いを悔いて涙するフィッツを抱きしめる。(22)エイダに機関銃を撃ち込み復讐。フィッツを許す。【シモンズLMD】あえてエイダを挑発してエイダに破壊される。

アルフォンゾ・”マック”・マッケンジー

(1)ペン型爆弾を注文し、フィッツから受け取る。コールソンとともにクエイクを追跡し「コスモジェニック社」倉庫でウォッチドッグらを捕捉する。ヨーヨーとはシールドの規則上付き合うことはできない。(2)フィッツ曰く「(マックはメカニックではなく)エンジニアであり、小型の戦車」。メカニックの仕事より備品確認の仕事で会計士のようになり疲弊している。ヨーヨーとはたまにスカイプで通話する。隔離されるのは苦手。フィッツとともにモーメンタム研究所に向かい、フレデリックにリアクターの中に閉じ込められるも、デイジーに助けられる。在庫の骨の治療薬の減りが早いことから、ヨーヨーとデイジーが繋がっていたことに気づく。デイジーに「どうあがいても(チームの)縁は切れない」と話す。(3)インヒューマンズの受け入れ先が狙われた電磁パルスによる停電でコールソン、フィッツとともにヨーヨーのいるマイアミに向かう。ホテルと電磁波発生装置のある施設のウォッチドッグを制圧する。ヨーヨーがデイジーと連絡を取っていたことに激怒する。(4)コールソンとともに刑務所で見かけたロビーを追跡しゼファーワンで尋問。腕時計が破壊され緊急信号が出ていたJTジェームズの所在地にコールソンが取引したロビーとともに行く。コールソンとロビーの愛車の内側には触らせてもらえない。(5)ルーシーがイーライの命を狙っていると予想し、コールソンからの援護要請を受けてロビーとともにイーライの救出に向かう。ヒューゴの接触を受けて「感染」するも解毒剤で回復する。援護の際はコールソンに変わって指揮をとる。鉢に刺されるのが嫌い。(6)メイス長官がゼファーにくることからデイジーとロビー、ゲイブを隔離モジュールでゼファーの外に隠す。ロクソン発電所の任務でフィッツとともに発電所の電気を止めるために、電磁パルス発生装置をクインジェットに取りに戻っていた時に衝撃波が発生。同じく一時的に発電所外にいたメイとともに再び発電所内に戻る。(7)ホープを失った悲しみを心の奥底に抱えていることを悪魔(ゴーストライダー)に付け入られて体を乗っ取られる。その後ロビーが悪魔と取引したことから悪魔は再びロビーに乗り移る。2006年4月18日と書かれた写真を見て涙する。(8)亡き娘「ホープ」のことを思い出してからエレナのことを心配しだし、逆にエレナに煙たがられる。「イーライ攻略計画」でショットガンアックスを持って乗り込み任務を成功させる。任務後、マックを避けようとするエレナを抱きしめてキスをする。「もうカメっていうな」(9)コールソン、メイとともにダークホールドを始末する予定だったが、エイダが暴走したことから、ヨーヨーとともにプレイグラウンドのエイダを倒す任務に就く。格納庫でエイダがハッキングしたクインジェットに襲われるも、フィッツがプレイグラウンドをオフライン化したことで助かる。その後、ダークホールドを持ち出そうとしていたエイダを斧で撃ち壊す。80年代のアメリカ映画、特にロボット、アンドロイド系に詳しい。エイダによってプレイグラウンドがハッキングされた状況が「バーチャル・ウォーズ」のラストシーンに、エイダにハッキングされたクインジェットに攻撃される状況が「地獄のデビルトラック」に、我が子同然のエイダが失われて嘆き悲しんでいるラドクリフを「スモール・ワンダー」に、それぞれ酷似していると発言。ヨーヨーと話していた「キルボット」は8人の高校生がショッピングモールに閉じ込められて三体の警備ロボットに襲われる物語。生命保険に「ロボットによる死亡」というオプションをつけているため、マックがロボットにより命を落とすと、弟が大金持ちになると話す。(10)「フォックスホールド作戦」でコールソンらとともにメイス長官を避難させるも、クインジェットを撃墜されウエストバージニアの山林に不時着。そこでメイス長官がインヒューマンズではないことを知る。コールソンの指示で、現在地情報を撹乱させていた機器を、傭兵から奪った手榴弾で爆破。傭兵隊長と戦い、デイジーとともに助けに来たメイに助けられる。(11)11年前にわずか4日の命で亡くなってしまった娘・ホープのことをヨーヨーに打ち明ける。翌日にホープの誕生日を控え不安になって連絡をしてきた元妻のニコールのそばにいてあげようと思い、会いに行っていた。このことからヨーヨーに別れ話をされるが、事情を話してお互いに理解し合う。(12)フィッツ、シモンズとともにラドクリフLMDから情報を聞き出そうとする。その中でフィッツとフィッツの父の過去をシモンズから詳しく聞く。言葉巧みにフィッツの弱点を突いてくるラドクリフLMDを破壊しようとするが、LMDに人工脳があることに気づいたフィッツに止められる。(13)コールソンとともにラドクリフの居場所を聞き出そうとアグネスに接触。待ち合わせに現れないラドクリフに怒り帰ろうとするアグネスにメイのためにもう少し待って欲しいと伝える。(14)フィッツのフレームワークを体験する。殺人ロボットや仮想世界を作ったフィッツに、このようなものを作る時は、倫理的なことをもっと考えろと戒める。コールソンチームとともにメイスとメイの救出任務で潜水艦用秘密基地に向かいマックLMDと入れ替えられる。【マックLMD】マックと入れ替わったのちにコールソンLMDとともにメイスLMDを救出してチームと合流してプレイグランドへ戻る。(15)ラドクリフに捕えられ「フレームワーク」の中に閉じ込められている。「フレームワーク」の中では娘を持つ父親。【マックLMD】デイジーLMD軍団に紛れ込んだデイジーを捕まえようとして「肩紐」がずれていた個体を攻撃しようとするもすぐ後ろにいたデイジーに倒される。シモンズとデイジーと捕らえようとし、デイジーの能力により頭部を粉々に破壊される。(17)メイに強要されスカイ(デイジー)をヒドラに売り渡すが、その行為を娘に知られ、自分が正しくない行いをしてしまったと後悔し、シールドに協力したいと申し出る。(18)娘・ホープとともにシールド(レジスタンス)基地(現実のプレイグラウンドと同じ場所)に匿われいてる。ヒドラにスカイを売り払ってしまったことへの償いにシールドの任務へ協力を志願する。ヒドラから奪った護送車のナンバープレートとデジタルタグを外してGPSデータを消すことをメイスから指示される。運転手に志願するもメイスに断られる。ヒドラが人々を脅し、メディアを乗っ取って計画的に嘘の歴史を作り上げ、キング牧師やホロコースト、先住民の苦労を全て抹殺してきたことをシモンズに話して聞かせる。だから、マックの家では、本当かどうかは全てマック自身が見て判断することにしている。(19)メイスの死にショックを受けている人たちに安心を与えるべきだと主張。デイジーを救出に向かうが、一緒にいたメイは娘を人質に取った敵だとして銃口を向けるが、彼女を信じろとコールソンに説得される。(20)デイジーに誘われて「ヒドラ」を倒すためだと思って現場に向かうが「現実に戻る」という話を聞いて騙されていたと激怒する。「出口なんてない!『約束の地』に導くモーセじゃないんだから」コールソンが出口に入ってから「フレームワーク」に異変が起きたことから「フレームワーク」が作りものだということに気づくが、デイジーから「現実」には娘がいないこと、エイダにより最大の後悔を取り除かれたことを教えられ、プログラムであっても泣き笑い、抱きしめることができる「ホープ」がいる「フレームワーク」が現実だと考え残ると決断する。(21)現実のマックは捕られていた潜水艦基地に魚雷を打ち込まれ海水に飲み込まれそうになるが、フィッツに説得された、人間と同じ肉体と複数のインヒューマンズのパワーを合わせもったエイダに助けられる。(22)「フレームワーク」でホープと一緒に過ごしたことは思い出として残り、その経験をヨーヨーとの関係でも活かせるかもしれないという。フレームワーク内でヨーヨーに説得されかろうじて現実に戻る。【フレームワーク内のマック】崩壊し服や荷物がなくなっていく「フレームワーク」から逃げるためにレジスタンス基地から脱出する。ヨーヨーから愛していることを伝えられ、「俺にとって大切な人はここにいる」と最後までホープを離さず抱きしめていたがホープは腕の中で消えてしまう。

エレナ・”ヨーヨー”・ロドリゲス

(1)コロンビアに一週間滞在、マイアミに行く予定。クエイクと接触しコールソンたちが追っていることを伝える。故郷なんてないと言うデイジーに「誰にでも大切なものや場所はある」と教える。デイジーからゴーストライダーの写真を受け取る。(3)結婚を控えた友人のパーティでマイアミのホテルにいた時に電磁パルス攻撃で町全体が停電。インヒューマンズを探しにホテルに押し入ったウォッチドッグに脅迫される男・メルツをかばって能力を使うが、友人のマリアに能力がバレてしまう。コールソンたちに助けられ、マイアミの電磁波装置のある場所に乗り込み、コールソンらとともにウォッチドッグたちを制圧する。デイジー=クエイクと連絡を取り合っていたことを、ずっとクエイク探しをしていたマックから責められる。(8)ロビー、デイジーとともにイーライのアジトの偵察に入るが、イーライの仕掛けた「セシウム」に床の水をかけ爆発に巻き込まれる。「イーライ攻略計画」ではネオジムコアをイーライに取り付ける重要な役割を担い、そのほかにも、コールソンの手に、敵の拳銃を受け渡すなど、自身の能力を使い任務を成功させる。急に優しくなったマックにイライラするも、強引にキスされ仲直りする。(9)ナヴァロ、フリンらシールドエージェントと、マックとともにプレイグラウンドをハッキングしたエイダと最前線で戦う。遠隔操作されたクインジェットの襲撃に会うが、フィッツがプレイグラウンド全体をオフライン化したために助かる。マック同様80年代のアメリカ映画に詳しいが、マックの方がマニアック。ヨーヨー「だれか、ラドクリフに『ターミネーター』シリーズを全部見せて。」マック「『T4』も?」(11)マックに「(女として)悪くない。」と言われ「美女って言って。」と可愛い一面も。その直後、あるメールを受けて急変するマックを心配する。コールソンとメイが「いい関係」だとコールソンに伝える。コールソンとともに任務に当たっていたナディール議員のオフィスへの監視装置設置がバレる。嫉妬して騒ぐような安っぽい女にはなりたくないといいマックに別れ話をするが、マックに娘がいたことを知り、自分が誤解していたことを謝りマックと仲直りする。(15)プレイグラウンド から逃げてきたデイジーらと合流し、パイパーらとともに「フレームワーク」に入るデイジーらを見送る。(20)「ステルス機能」を解除してゼファーワンの飛行時間を伸ばし、デイジーとシモンズの帰りを待つ。マックが「フレームワーク」から戻らないことを知る。(21)火災指定るゼファーワンの電源ケーブルを取り「フレームワーク」の装置のために使っていたエネルギーを正常時に復旧する。フレームワークの中でホープが生きていたことを知り、マックには自分の記憶がないことをデイジーから教えられる。タルボットがシールドの基地に乗り込んできたときにマックを助けるためにフレームワーク内へ入っていく。向こう側では実験台に固定され身動きが取れなくなっている。(22)「フレームワーク」に入りマックを取り戻す。【フレームワーク内のヨーヨー】ラドクリフとともにマックの元に行き説得するが頑ななマックと最後まで一緒にいようとマックと「フレームワーク」に残ると決断する。現実に存在しない女の子のために死ぬなんてどうかしてる。という本心をホープに聞かれてしまう。その後、マックとともに現実に戻る。


リカーリングキャラクター

ロベルト・”ロビー”・レイエス/ゴーストライダー(ガブリエル・ルナ)

(1)カネロ車体整備に勤務する。「報復」として悪徳刑事と小児性愛者の教師を殺害。ゴーストライダーの衝動に動かされて報復をしており「ゴーストライダーの炎に焼かれたものは魂も焼かれ魂は癒えない」といわれている。車を置いているアルモンティ解体場でデイジーと戦う。1969年式のダッジ・チャージャー(ナンバーは 「299 ZXB」)に乗っている。ハーフィールド高校を二年生で中退。(2)幼少期はリトルトーキョーのゲームセンターでおじが迎えに来るまで遊んでいた。クランドル小学校、ガーフィールド高校出身。学校なんかくだらないという口数の少ないタフガイじゃなく、何かを隠しているようなもの静かな子供だった。弟のことを大切に思っている。デイジーを軟禁して動機を探るなかで、デイジーがリンカーンの死を悔やみ、自殺願望があること、そして、アーリアンブラザーフッドが運んでいた「箱」のことを知る。その後モーメンタム研究所で、フィッツを襲っていたフレデリックを焼き殺し、研究所の壁にあったラボメンバーたちの写真を剥がし取る。その後「これまでの出来事の原因は俺かもしれない」と思い、デイジーを車に乗せる。(3)デイジーとともに、モーメンタム研究所の元電気技師で育て親の叔父・イーライ・モローが収容されている刑務所に向かう途中、ロスが停電したことから弟を迎えに行く。ロビーの車は電気を使っていない古いタイプの車だったため電磁パルスの停電の最中でも運転が可能だった。ゲイブがギャングたちに絡まれていたところをデイジーとともに助け出す。ゴーストライダーから戻るには悪い奴らを殺すことだと思い、弟の脚に怪我をさせたものたちを処刑していたが元には戻れず、次にイーライが「敵」だと言っていたものたちを処刑しようとしている。(4)サウスリッジ刑務所の駐車場でコールソンとマックに目撃されカーチェイスの末に透化させていたゼファーワンに正面衝突し意識を失う。体も車も怪我やキズを負っても治る力がある。ガーフィールド高校中退、カネロ自動車整備工場勤務。悪い癖がいくつかありその中でも一番悪いのは「人を殺すこと」(コールソン談)コールソンとマックに尋問されたのちにシールドと協力関係となり「ダークホールド」探しにデイジーとともに協力する。(5)マックとともにイーライ救出に向かい、イーライの救出に成功するも、独房で見かけた数年前に弟のゲイブの脚を奪った5丁目のギャングを殺害する。これまで焼き殺したギャングを含めて全ての5丁目のギャングを焼き殺したことになるが、このことが元で、イーライはルーシーに連れていかれる。(6)弟にこれ以上嘘はつけないといい、過去に5丁目ギャングに襲われた時の真実を話す。5丁目ギャングにカーレースのリベンジを受け、ゲイブを誘って現場に向かう途中、ジョセフから雇われてイーライの命を狙っていた5丁目ギャングに襲われ、車は激しく大破しゲイブもろとも大事故を起こす。車から投げ出された時「ゲイブを助けてくれるならなんでもする」という祈りが悪魔に聞かれ、死から蘇り、バイクでやってきたゴーストライダーからその「復讐の力」を受け継ぐことになる。そのためロビーの中の「悪魔」の復讐心から、罪なきものを殺めたものたちを処刑し続けなけらばならないという。叔父を助けることを妨害するメイス長官に殴りかかるも、コールソンらの説得のおかげでロクソン発電所の任務にシールドとともに同行。途中ルーシーから、神になろうとしていたのはイーライだと教えられるも彼女を殺害。その後イーライが起動させた装置の衝撃波を受けて姿が見えなくなる。(7)コールソン、フィッツとともに次元の狭間に閉じ込められ姿が見えなくなる。叔父・イーライを処刑しなければと思うようになり、ゴーストライダーに体を乗っ取られた、チャイニーズマフィアへの制裁に向かったマックの元へ向かう。そこでマックの中のゴーストライダーと再び取引してマックの中から自分の中にゴーストライダーを乗り移らせる。以前は弟を怪我させた奴への復讐を誓ったが、今度は無から有を作る能力を手に入れるために仲間たちを貶めた叔父・イーライの制裁を誓い、さらに、ゴーストライダーの「恨み」をすべて背負うという契約を結んでしまう。(8)ヨーヨーが偵察の時に引き起こした「セシウム爆発」ののちに、単独でイーライの元へ乗り込み、イーライが作った量子エネルギー場に「悪魔のコア」や「ベリリウム」が使われていることを体のカメラで捉え、フィッツに情報を送り助ける。プルトニウムが充満する動力電池の中でイーライの炭素に体を貫かれ、ゴーストライダーの力を発揮できず、コールソンたちの作戦が成功ときは、コールソンの助けを拒み、イーライとともに他次元に飲み込まれ姿が見えなくなる。(21)廃墟と化した「プレイグラウンド」の異次次元間装置から現実に戻ってくる。(22)ドーバー郊外にあるシールドの押収物倉庫から自分の車に乗ってサペリアーとエイダの元へ行き「ダークホールド」を奪おうとするが失敗。シールドと合流し、エイダが地獄で誕生した時に裂け目ができ、暗黒物質内を探知するGPSのようなもので出口を見つけ、その裂け目から脱出して現実に戻ったこと、ゴーストライダーは「ダークホールド」と「地獄から生まれたエイダ」の両方を「元の場所」に戻したがっていること、次元も宇宙も惑星は全て繋がっていて、地獄のような場所はたくさん存在していることをコールソンやデイジーに説明する。地球=「永遠に戦争の終わらない地獄」と形容する。ゴーストライダーはエイダを凄まじく憎んでいる。国際諜報審問会でサペリアーLMDとセルゲイLMDをデイジーと連携して破壊。ゴーストライダーが運転=復讐している乗り物に乗っているだけの状態でそれはまるで「苦しくて孤独」。弟・ゲイブのことをデイジーに託す。異次元ゲートを自分の作り出せる「ワザ」を習得し、鎖を回転させてゲートを作り「ダークホールド」を持ち地獄へ消えてく。(「ドクター・ストレンジ」の魔法の指輪「スリングリング」で作るゲートに似ている。)

ホールデン・ラドクリフ

(1)監督つきでなければ一切の実験をやってはいけないと言う条件つきで無罪放免(恩赦)になる。エイダを作ることは長年の夢で、フィッツがコールソンの手の骨格を複製したことがきっかけで「エイダ」を作れることを確信した。エイダは「人間として受け入れられる”不気味の谷を渡って向こう側までたどり着けるロボット”」であり、ほとんど人間と同じだが、チューリングテストをパスすることは難しい。(3)メイを錯乱状態から救うべくシモンズから依頼を受けて脳波を分析するが、その原因が毛様体賦活系(睡眠から覚醒への移行に関与する部分)の異常活動によるものであることが判明。克明な白昼夢を見ることでアドレナリンの異常分泌がおき極端な恐怖心を生み出していることから、メイを一時的に殺害して蘇らせることを提案。除細動器を利用する直前に停電になりメイを諦めそうになるも、エイダに使っていた電磁波の影響を受けない「自立式エネルギー装置」をその電源として利用し、メイを生き返らせる。(4)フィッツとともにゴーストウイルスの化学療法を開発中だといい、メイにいくつかテストを施す。芸術と科学には相交わる点がある(“Art and science have their meeting point in method.” Earl Edward George Bulwer-Lytton.)を引用して、実際的なチューリングテストだとしてエイダを公にするようになる。(7)フィッツたちが量子粒子発生装置の波動を受けて消えたことから、量子バッテリーの調査をメイス長官から依頼されエイダとともに解決を試みる中で、メイから教えられたダークホールドをエイダに解読させてコールソンたちを次元の狭間から連れ戻す装置を製作、救出に成功する。(8)コールソンが「エイダはアンドロイドだ」とメイス長官に伝えためにプレイグラウンドに呼び出され、任務への協力を要請される。イーライが量子エネルギーを得るたびに地震が起きていることが明らかになり、エイダの発案でネオジムコアを使った次元間ゲートを作成し、結果的にイーライとロビー(ゴーストライダー)が「あっち」の世界へ送り込む。(9)メモリ消去のために向かった自宅でエイダに殴打される。エイダの目的は「生きたいだけだ」とコールソンらに「ウソ」の助言をする。プレイグラウンドがハッキングされてからはフィッツとともにオフラインサーバーの立ち上げを協力。そこで「理論的には生物と同じ存在のエイダを壊すことは『殺人』にならないか?」とフィッツに話す。その後マックがエイダを破壊するところを目撃する。自宅に戻りダークホールドを手に入れるためにメイLMDを使う計画を立て直す。ダークホールドを手に入れて「永遠の命、死からの解放」の実現を、大義のためにやらなければならにと話す。(10)自宅ラボに捕らえ、眠らせているメイが落ち着かないことから、エイダに指示して「ホットマッサージされている夢」を見させる。しかし、突如睡眠状態から目覚め、ラボから逃げようとするメイを、エイダとともに阻止し睡眠薬を打たせ、再びメイを眠らせる。このことから「戦士」であるメイを静かに眠らせるには、安らぎや平安を与えるのではなく「敵」を与えた方がいいということを悟る。フィッツの助言からシールドには入れない状況となっている。メイLMDの正体がバレないかと心配する。メイLMDのシールド内での階級を上げて、ダークホールドの保管場所を知るコールソンに近づきダークホールドを盗もうとしている。(11)5日前、エイダに「サンセットプロトコル」の起動を指示。1日前、目を覚まし、逃亡しようとするメイから、メイを「落ち着かせる方法」を思いつく。今日、フレームワークの中でエイダと戦わせ続けることで睡眠中のメイを安定させることに成功。もしものための「セーフティネット」である新たなLMDが活動中だと話す。エイダが「ダークホールド」を盗むことに失敗した時から自らのLMDを作っていた。フィッツにばれることも想定済みで、ナディール議員を通してサペリアーに助けを求める。【ラドクリフLMD】自分がLMDであることに気づいたメイLMDに問い詰められ、ことの経緯を伝える。その中で、メイが真に求めていることが「なんども負けている戦いに挑んで勝つこと」だと気づく。(12)サペリアーとともにビリー・ケーニグからダークホールドのありかを聞き出そうと、自らもサペリアーらに捕まったシールドだと芝居をするが、ありかを言わないビリーがサペリアーによって傷つけられそうになり、記憶マッピング装置を使うことにする。ビリーの記憶を覗きラビリンスでのパスコードも入手し最終的にダークホールドをサペリアーのもとに持ち帰ることに成功する。サペリアーがコールソンの命を奪おうとしていることを知り協力することになる。【ラドクリフLMD】シールドのラボでフィッツらによってラドクリフの居場所などを問いただされるが、フィッツの古傷である「父との関係」を蒸し返しフィッツを混乱させる。ウォードや父親、エイダ、ラドクリフらに裏切られたフィッツもまたLMDと同じように「あらかじめプログラムされている」とフィッツを惑わす。フィッツの父がフィッツに対して「お前はダメだ」といつも言っていたことを知っており、フィッツの父とはグラスゴーのセントマンゴー高校の同級生で、友人ではなかったが通勤電車が一緒で、生まれたばかりのレオポルド(フィッツ)の写真を見せてもらったこともある。これらの行動はラドクリフとエイダがLMDにプログラムした「ファイアウォール」のようなもので、コードが解読されそうになったために気をそらすための仕組みだとシモンズは主張する。(13)ダークホールドを利用したエイダによる「フレームワーク」が完成する。それは「世界そのものを作ったもの」シールドをおびき寄せるためのテリジェンクリスタルでインヒューマンズを覚醒させればいいと助言する。エイダの「モデル」であるアグネスの存在をエイダに教え、連絡がきたアグネスを研究室に連れ戻しガンに侵されるアグネスの身体を残し、アグネスの意識を「フレームワーク」の中へ送り込む。以前から人体の一部を作る実験をしており、多型性膠芽腫を患うアグネスを助けようとしていたが、直す事ができずにいた。(14)エイダが作った「フレームワーク」の中を体験しているときにサペリアーに邪魔されるが、役目は果たしたから自分の好きにさせてくれと言い、再びフレームワークの中へ戻る。フレームワーク内ではゴダール議論をしていた。(15)フレームワークを守るための場所をもらう代わりにイワノフの望みを叶えた。現実は「認識」にすぎないから、本物と感じ、信じるものが本物になると話す。自らのプログラムに矛盾が生じていると話すエイダに手首を切られ、「フレームワーク」のなかに強制的に戻されてしまう。(17)「オギュギア」という島で何不自由なく暮らしているが、エイダが作ったこの世界自体が「悪夢」だと思っている。(18)ヒドラに捕まりデイジーの隣の独房に入れられている。壁越しにデイジーと話し、マダム・ヒドラでも壊すことのできない出口があることを教える。「たった一言で人の人生が変わってしまうこともあり、周りの環境が人の人格をも変えてしまうことがある」と、フレームワークでまるっきり人が変わってしまったフィッツを見て驚くデイジーに教える。(19)アリステアにお前はただのプログラムの断片で、現実では飲んだくれでどうしようもない愚か者だと言ったことから、アリステアに「お前は何もわかってない。息子のことも」と言われボコボコに殴られる。(20)デイジーたちの行き先をフィッツに教えシモンズらと合流した時に、フィッツに銃を向け、フィッツを溶鉱炉に投げ込み「現実」に戻す。「私はこんな世界と作るつもりはなかった、『ダークホールド』に惑わされてしまった。悪いのは私だ。」と心のうちを話す。(22)【フレームワーク内のラドクリフ】デイジーが「フレームワーク」を書き換え、ポケットの中や至る所で「ヨーヨー」を見つけ、たどり着いた先には「ヨーヨー(エレナ)」がいた。ヨーヨーに現実に戻すように説得。ヨーヨーよマックが現実に戻った後は、アグネスのいない世界で永遠に生きていても意味はないと考え「隠して世界は終わる、銃声もなくただ・・・」と言いながら浜辺でウイスキーで乾杯しようとしていたところ完全に消滅する。

エイダ/アグネス・キッツワース/マダムヒドラ/オフィーリア(マロリー・ヤンセン)

(1)元々はラドクリフ博士のデジタルアシスタントコンピューター。人工人体を製作し搭載。現在は新しいハードウェアをインストール、ジャイロセンサーをアップデート、画像処理の補強のためにPSUをアップなど、調整段階。「不気味の谷」を越えたより人間らしい存在。(3)略語辞典を検索してラドクリフの指示に答えようとするも時間がかかる。以下はラドクリフの出した指示「F1EEGケーブルとアイソGNDケーブルを、ミニメグに繋げてCBRシーケンスを起動させろ」。シールドにはまだ知られてはいけないため、メイを連れてシモンズが来る前には格納される。のちにメイを生き返らせる除細動器の電源として胸に入っている「自立式エネルギー装置」を取り除かれる。(4)体はほとんど中国製。フィッツはメイにアンドロイドであることがバレないように彼女がカナダオンタリオ州の中国人が多いところが出身で、父が軍人であちこち引っ越したから中国語もできると話す。嘘をつけないようにプログラムされているが、フィッツがエイダの命を守るためについた嘘を見て「ついてもいい嘘」があることを学ぶ。(7)ダークホールドを読み、コールソンたちが入り込んだ次元との通路を開く装置を製作し、コールソンとフィッツを助け出す。 エイダがダークホールドから得た知識で次元を繋いだ時に使った道具の名前は、レーザーカップリンググローブ(the Laser-Coupling Gloves)と、次元間ゲート(the Inter-Dimensional Gate)。グローブはエイダの指定通り交流式のプローブ*と連結レーザー(593.5nm)を使われておりラドクリフが用意する。(次元の開き方が映画「ドクター・ストレンジ」でスリングリングを使って開く「次元の扉(ポータル)」に似ている。)【プローブ】元々は「厳密に調査する」という意味で穴に針や棒を入れて中の様子や深さを探ること。① 探査。 ② 電子測定器で,測定する場所に接触させる電極。探針。 ③ 〘生〙ある物質の存在を確認するための手掛かりに用いる物質。対象物質と相互作用するような物質が用いられる。[出典]プローブとは – 航空軍事用語 Weblio辞(8)「イーライ攻略計画」に参加し、イーライごと異次元に送り込むネオジムコアを使った「異次元ゲート」を作成し、任務を成功させる。前回作ったものより巨大で、イーライが作った「巨大量子エネルギー場」をそのまま飲み込めるサイズのものを作成。エイダ側のネオジム磁石と、ヨーヨーが能力を使ってイーライにつけたネオジム磁石でイーライを引きつけ他次元に送り込む。フィッツたちを狙うチャイニーズマフィアの銃弾を受け負傷。人工の血を使っており失血死はないが、人間の身代わりになるために人間と同じ知覚反応をプログラムされているので、人間同様痛みなどの「感覚」を感じる。ラドクリフの自宅で応急処置をするが、その時監禁していたメイをネイサンソンに見つけられてしまい「かわいそう。どんな感じかわかるわ。」と言いながらネイサンソンの首をへし折る。(9)ネイサンソンにメイを捕らえていることがバレてから、自らのOSを勝手にアップデートし、エイダ自身が自らのOSをコントロールできるようにしたためラドクリフのリモートコントロールが利かないようになる。「人間を模倣する」ように設計された自らのプログラムに反抗し、「理論的には」感情や意思を持つようになる。「ダークホールド」を手に入れようとプレイグラウンドをハッキングし、メイLMDを利用してメイス長官の部屋に隠されていたダークホールドを手に入れるが、フィッツによってオフライン化されたプレイグラウンドから脱出できず、マックの斧で破壊される。ラドクリフはもう一体のエイダを作成しており、その新型エイダはラドクリフとともにメイLMDを使って「ダークホールド」を手に入れようとする。(10)ラドクリフの指示で暴走したメイと戦い、睡眠薬を打ち込む。ラドクリフ博士を守るようにプログラムされているため、ネイサンソンを殺害したと話す。ラドクリフはエイダの殺傷能力を弱めなけばと話す。(11)5日前、サンセットプロトコル。「神経査定ゲージ」を行うといいメイに注射を打って眠らせ、メイとメイLMDを入れ替える。(2代目モデル)「オリジナルのメイが死んでも問題なく、数百万を救うために一人の犠牲は問題ないのでは?」とラドクリフに疑問を伝える。メイの「フレームワーク」内でメイと格闘、フレームワークがシミュレーションであり、メイを落ち着かせるには戦わせることが効果的だと話す。しかし、メイの上達が早すぎるために、フレームワークの続きを作るのが間に合わないとも話す。ラドクリフとともにサペリアーの元に匿われていいる。(12)ラドクリフとともにサペリアーのコレクションする古い潜水艦で匿われている。記憶マッピング装置を使ってビリー・ケーニグの記憶を再現する。機械に頼りすぎると行ってラドクリフを信用せず、ビリーに拷問して情報を引き出そうとするサペリアーの部下たちと戦い、サペリアーの部下たちとショックリーを倒す。(13)【エイダ】ダークホールドを読み込み、世界そのものを再現した「フレームワーク」を完成。ラドクリフから自分の外見の「モデル」であるアグネスの存在を知る。アグネスの肉体の死を見届け、意識をフレームワークの中に送る。ラドクリフがアグネスへの愛情のようなものを持っていることから、アグネスの「ネックレス」を自ら身につけるという「感情的な」行動をとる。【アグネス】オーストラリア国籍を捨てて、スペイン、カルデス・デ・モンブイ在住。エイダの存在をコールソンらに教えられ、協力を求められるがラドクリフと関わることを拒否。その後コールソンの説得され、ラドクリフを呼び出すも反対にラドクリフに説得されてラドクリフとともに研究室に向かう。そこでガン(多型性膠芽腫・よくある腫瘍の一種)に侵された肉体を捨て、意識を「フレームワーク」に送り仮想現実の中で生きる。ドガの絵画「ル・ペルティエ街のオペラ座の稽古場」が大好きな絵。ラドクリフは場所が悪すぎて手術ができないアグネスのガンを治せないことからアグネスの前から突如姿を消していた。(14)ラドクリフの指示で潜水艦用秘密基地でシールド幹部をLMDと入れ替える準備を進める。ガスを利用してコールソン、マック、メイス、フィッツをLMDと入れ替える。第一段階は終わり、次の段階ではサペリアーが必要だという。(15)瀕死のサペリアーを改造して頭部のみを人工体の遠隔装置(コントローラー)として新たなサペリアーLMDを作成する。ラドクリフを守ることと「フレームワーク」が破壊されないよう守ることが任務。「フレームワーク」を守るための最大の脅威である「ラドクリフの後悔」があることにより感情的に相反し、プログラムに矛盾が生じている。その解決のためにラドクリフを傷つけて強制的に「フレームワーク」に送り込むという選択をする。(16)ヒドラの長官。「ドワーフ」からシモンズがフレームワークに入ってきたことを知り、脱出用のループホールを削除する。フィッツから守る対象として見られ、忠実に従わせている(ように見える)。(17)AIDA・エイダのAは「アーティフィシャル」の頭文字の「A」。現実世界では自分が「モノとして虐げられていた」と考え、ヒドラに反旗を翻す存在を、容赦なく排除している。(18)みんなの後悔を一つ取り除き、望みを叶えた結果が「フレームワーク」の世界だという。アリステアやフィッツからは「オフィーリア」とよばれている。デイジーにリンカーン・キャンベルを与えてフレームワークに取り込もうとするが失敗する。【エイダ】現実世界でメイスの心拍停止を確認する。最終的には自分自身の「自由」がほしいために「フレームワーク」を構築しているとはなす。(19)メイは戦士、マックは守り手、フィッツはロマンチストと、フレームワーク内でもその人の根本は変わらないと話す。デイジーのパワーに攻撃されて高層階から転落して大怪我。脊椎損傷が激しく歩くことはできなくなる可能性があるため、フィッツに鏡の国プロジェクトを完成させて欲しいという。【エイダ】サペリアーにシモンズとデイジーの二人を探し出すように指示。フレームワーク内でフィッツ主導で進行している「鏡の国プロジェクト」の技術で、現実世界に「量子エネルギー操縦装置」を作り、肉体そのものを作り出そうとしていた。そのために障害となっていた、フレームワーク、ラドクリフ、フィッツを次々と意のままに操り、計画を実現していた。(20)ベッドから指令を伝え、厳戒令をは発令する。デイジーたちが出口を見つけたことを知り肉体を作る。ラドクリフが用意しておいた「公園」にあった出口を「工場の溶鉱炉の釜の中」へと「フレームワーク」の世界を作り変える。【エイダ(現実)】「フレームワーク」から送られるマダム・ヒドラの生体情報から、肉体を製造し自らの体とする。現実に戻って混乱するフィッツをインヒューマンズの特殊能力を使って連れ去る。(「アフターライフ」にいたインヒューマンズのゴードンと同じワープ能力)。エイダはAIDA(Artificial Intelligence Digital Assistant)を意味する略語。(21)フィッツの父との関係、アカデミーでの授業初日にしに”自己紹介”したところの記憶を「改変」した(シモンズと自己紹介をしたのではなく、エイダと自己紹介をしたことにした。このことからフィッツはオフィーリア=マダム・ヒドラを「フレームワーク」内で最愛の人としている)。シモンズとフィッツがお互いをどう思っているのかを理解したかったために、フレームワーク内ではフィッツに近づいた。人間と同じ感覚を持つようになったため共感はできるが、想像することは難しい。サペリアーがメイス長官の骨を砕いていたところを平然と見ていた。これまでに経験したことのない感情に混乱するも、フィッツに説得され、海水が流れ込み死んでしまう恐れがあったマックを救出する。救出したマックとフィッツをゼファーワンに「ワープ」で連れていくがシモンズにオネンネ銃を撃たれる。自由に愛せるようになろうと必死で生きてきたが、フィッツがシモンズを愛していると知り激しく嫉妬する。モジュールから逃げてプリンス、デイヴィスを殺害した後に、サペリアーの元に戻り匿われる。人間の苦しさを知り耐えられなくなり、ダークホールドの力をつかて世界を支配してシールドを苦しめるために復讐しなければならないという。(22)フィッツ曰く「インヒューマンズであり人間。そのどっちでもありどっちでもない『ダークホールド』の産物」コールソン曰く「別次元の物質から生まれた神出鬼没の化け物」インヒューマンズの能力は「フレームワーク」でフィッツが実験してたDNAを取り出す技術によって入手。リンカーンやゴードン、ヴィジェイ・ナディールなど20人以上の罪のない人が死んだ。シールドとフィッツを苦しめたいと怒りを燃やす。「ゴーストライダー」と戦い腕を負傷する。「ダークホールド」の力で地獄から誕生した存在。インヒューマンズであるデイジーを利用して、デイジーLMDが殺人兵器であることを世間に知らしめることでシールドを失墜させようとする。インヒューマンズの恐怖を人々に植え付ける方法は「フレームワーク」内での「ケンブリッジ事件」と同じやり方だった。ゴーストライダーと化したコールソンに焼き殺される。

パトリオット/ジェフリー・メイス(ジェイソン・オマラ)

(2)「信頼できるチームが勝利を収める」を標語に新たなシールドではイメージ戦略を大事にするという。元エージェントが銀行強盗だと世間イメージが悪いと思っている。錯乱するメイと戦闘した時「(化け物ではなく)インヒューマンと呼んでくれ」と話す。下院議員たちにプレイグラウドを案内する。コールソンことを信頼しているが、いちエージェント以上の働きをさせるつもりはない。そもそも「新たなスティーブ・ロジャースのような人材が長官になるべきだ」と意見したコールソンに変わって長官になった。(3)メイの謎の錯乱状態と、インヒューマンズを受け入れ施設のある地域を狙った電磁パルス事件の対応に追われ、大統領から軍を出動すると煽られるが、コールソンをマイアミに送り込んだことが項を奏し事件は解決。コールソンがフューリーから学んだ「計画の撤回するタイミングも大切だ」と言う助言を聞き入れ、一ヶ月前倒しでシールドを公表する決断をする。(5)ウィーン国連爆破事件(映画「キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー」)で人々を救い愛国者(パトリオット)として世間で知られている。「インヒューマンズ 対 人類の戦争」という議題でエレン・ナディールとテレビ討論をする中で、ウィーンでの活躍や「あの女性」の盾となって守ったことだけではなく、自らがインヒューマンズであり、インヒューマンズを守り人類と融合させるというシールドの考えに共感したことから、シールドの長官を引き受けたという。シモンズから「ウソ発見テストで『長官がウィーンでヒーローになった時の話をどう思う?』ときかれて、『あれは事実じゃない』と正直に答えていいのか?」と言われ、テスト担当官のハーランに今後のシモンズのテストの中止を言い渡す。(6)エレン・ナディールからサウスリッジ刑務所の監視映像を見せられ、クエイクと「燃えるドクロ男」をコールソンがかくまっていることから、ゼファーワンに乗り込む。そこでゴーストライダーに襲われるもゲイブがロビーを引き止めたため助かる。唯一、ルーシーを倒せるロビーの任務への動向を許可。しかし罪の償いは受けてさせるという。(7)エレン・ナディールの依頼でシモンズを特殊任務として派遣しており、コールソンやフィッツが謎の失踪をしたことから一次的にシモンズを連れ戻そうとするもエレンから拒否される。このことはほかのエージェントには一切話していないが、次元の狭間に入り込んだフィッツにこのことを知られる。フィッツとシモンズの過去の出来事から二人が「難しい関係」であることを知っている。(8)コールソンからエイダがアンドロイドであることを聞かされ、彼女に惹かれていたことを告白しながらもソコヴィア協定に反していると主張する。コールソンの意見から今回の任務の結果によって、今後どうするかを判断することに決める。イーライを倒すために任務に同行し、イーライとロビーがゲートに飲み込まれるところを目撃する。その後、マスコミにバレてしまったデイジー=クエイクを正式なシールドのエージェントだと公表する。今後はシールドの監督下でLMDの研究開発を行うようにとラドクリフに要請し、エイダにネイサンソンを同行させる。後日クエイクのシールド受け入れについて記者会見の予定。「コールソンのチーム」をいいチームだと評価する。(9)デイジー、シモンズとともにインヒューマンズとなったナディール議員の弟を救出すべく、ナディールの元へ向かうも、ヴィジェイ引き渡しの申し入れは拒否され、自らのパワーを知ったヴィジェイもまた姉のエレン・ナディールを信じてウォッチドッグらに連れられていってしまう。暴走したエイダからダークホールドを取り戻す任務を成功させたコールソンから電話を受ける。ヴィジェイのテリジェネシスを終わらせるためにナディール議員から極秘で依頼された仕事にシモンズを連れて行く際、顔に「袋」をかぶせ半ば誘拐のような方法で施設に送り込んだことをシモンズに謝る。(10)ウォッチドッグに雇われた傭兵に奪われた「ブリーフケース」を取り返そうとする中で、タルボットが主導した「パトリオット計画」の全容が明らかにされる。サンベリーでの記者会見でユーリ・ザイキンに命を狙われ、「フォックスホールド」作戦により、コールソン、マック、バロウズとともに極秘に避難する。移動途中、乗っていたクインジェットが襲撃されウェストバージニアの山林に墜落。タルボットから渡された「ブリーフケース」を捜索し、取り戻すもその中の「超人化調合薬」を打つ前に全て破壊されてしまう。このことからコールソンとマックにインヒューマンズでないことがばれる。メイスはウィーン爆破事件(映画「キャプテン・アメリカ シビルウォー」)で爆発に巻き込まれ、安全な所に避難しようとしていた時に「つまずいて」転んだ。その時に偶然取られた写真が、倒れている女性を助けたように見えており、マスコミの報道で「アメリカのヒーロー」として有名になっていた。事件の2、3ヶ月後にタルボットから「パトリオット計画」への参加要請があり、インヒューマンズも人間と同じ人権を持つべきだと考えるメイスはこの計画に参加することを決める。メイスのDNAに合わせて調整された「調合薬」を打つことで超人的な力を得ていた。この調合薬は、デイジーの実の父、カルヴィン・ジョンソン(ザボ・現在は過去の記憶を消され獣医としクリニックを開いている)が超人化していた調合薬を元に、不具合が出ないようにタルボットの指揮で改良を加えたもの。車を持ち上げるなどのマスコミに向けたデモンストレーションの時のみ使用され、この日の会見の時も、その効果が切れかけてたので打つ予定だった。全てのことが明るみにでたことからシールド長官の座から降りる決意をするが、コールソンによって「シールドの顔」としてこれまでと同じように働き、指揮権だけをコールソンに譲ることになる。(11)タルボットと対立するコールソンを擁護。デイジーとともにシールド長官として審問会に参加。コールソンは人を見る目は確かだと感じ信頼を寄せる。コールソンからデイジーは本物だと言われデイジーも信頼している。里親を転々としてきたデイジーが一日中演技をしているような気持ちを持っていることを理解する。ナディールへの工作がバレたのちもコールソンを擁護する。(13)超人血清を打てば打つほど死を近づけるということが判明し、ただの人間としてシールド内での居場所がないことに悩む。コールソンから「チームを守ることだ」とアドバイスを受ける。フィッツが製作したスーパースーツを着用してサペリアーと戦うも負けて捕まってしまう。(14)サペリアーに連れ去られたのちに暴行を受け、シールドを裏切ってウォッチドッグに協力しろと誘われるが拒否。LMDと入れ替えられる。【メイスLMD】コールソンLMDとマックLMDに救出されプレイグラウンドへ戻る治療を受ける。(15)ラドクリフに捕えられ「フレームワーク」の中に閉じ込められている。【メイスLMD】プログラムされた通りにコールソンLMDらとともにシモンズとデイジーを捕らえようとする。デイジーと戦い倒される。フィッツがLMDであることに気づいたシールドエージェントを一人殺す。(17)フレームワーク内でもシールドの長官・パトリオットとして、ヒドラから、世界を取り戻そうとしている。(18)コールソンとともにヒドラ啓発センターに囚われている人たちを助け出し、リハビリ部門で洗脳を施されていた子供たちを助けた際に、ヒドラのクインジェットに爆撃され、逃げそびれて瓦礫に埋もれるクリスを助けた際に力尽き、ビルの崩壊に飲み込まれ命を落とす。シモンズから現実世界で「信頼できるチームが勝利をおさめる」という標語を利用していることや、シールドのマグカップやTシャツを作っていることを教えられる。デイジーとラドクリフが「フレームワーク」から脱出できるカギだと教えられるが、半信半疑で信じきれずにいて、真実が混ざっている可能性を突き止めるという。ブルックリン出身で父は配管業者。大学では野球部。ギターは弾くが歌は苦手。バーベキューソースは甘口が好き。結婚はせず子供もいない。この5年間で家族や友人を17人亡くした。シモンズは現実のメイスの出身を、アメリカ中西部だと覚えていた。(21)(*出演なし)フレームワーク内で命を落としたのち、現実でも心肺停止となったメイスは、サペリアーによって全身の骨を砕かれ海に投げ込まれた後に浜辺で発見される。このこととそれ以前に起きた「プレイグランドでの爆破事故」でデイジーたちが逃げたことから、タルボットはコールソンらエージェントを「テロリスト」として判断し追跡していた。

エレン・ナディール(パルミンダー・ナグラ)

インド系アメリカ人。ウォッチドッグの幹部。(3)アメリカ上院議員。インヒューマンズは「殺戮兵器と同じだ」とその危険性を訴え、世間のインヒューマンズに対する恐怖を煽っている。電磁パルスによる停電事件を裏で操っており、身内に「テリジェネシス」により石化した人物がいる。インヒューマンズ解放軍を通して、ロンドン、ロサンゼルス、モスクワ、マイアミを停電させた。ワシントンD.C.この停電の際に、ウォッチドッグを利用して17人のインヒューマンズを殺害した。(5)財政委員会委員長。「ヒューマン・ファースト運動」の擁護者・提唱者でリーダー。エレンがテレビ討論で話していた「ワイオミングの青い肌の殺人集団」はシーズン3で、ハイヴがクリー人を呼び寄せたこと(シーズン3第19話)、「香港の事件」はマジシャンで火を操れる特殊能力者チャンのこと(シーズン1第5話)。これらの過去のシールドの問題を証拠にインヒューマンズの危険性を主張する。(9)7ヶ月前にはじまったテリジェネシスが終わった弟・ヴィジェイを殺害するために朝食ののちの「散歩」でショックリーらに殺させようとするが、ヴィジェイに命乞いされ寸前で躊躇し弟を生かすことになる。その後メイスの訪問を受けた際にインヒューマンズとしての能力が発現した弟を説得し、ウォッチドッグのヘリにのせる。ヘリ内でヴィジェイの腹部を銃撃ち、その死体をショックリーらに始末させる。ショックリー のボスであるスペリアーを信頼している様子。弟のファイスブックを更新して生きているように偽装していた。ただし、写真は投稿されていなかった。NY決戦のチタウリ襲来の際に、その日誕生日だった母親を亡くしている。(11)デイジーが潜入捜査で銀行から奪った700万ドルの使い道が、デイジーの独断であったのではと問い詰める。コールソンとヨーヨーが自らのオフィスに監視装置を設置しようとしていることを内通者により予め知っており、警備員を使ってコールソンとヨーヨーを捕まえる。そのことから、シールドの評価をさらに貶めることに成功する。ラドクリフから助けを求められ、サペリアーに預ける。(13)ショックリーが持ち込んだテリジェンクリスタルを浴びるが変化は起こらず安心するも、殻に覆われテリジェネシスを経て能力をえたショックリーの爆発を受けて命を落とす。

イライアス・”イーライ”・モロー(ホセ・スニガ)

スペイン系アメリカ人。(3)サウスリッジ刑務所に入っているロビーとゲイブの叔父。モーメンタム研究所で電気技師として働いていた。善人だったが殺人未遂事件を起こした。(4)十人に一人しか大学進学のない高校だったが博士号を取得し姉とその子供たちのために働いた。モーメンタム研究所の事故では、不運な状況が重なり殺人未遂で逮捕される。コールソンに「かつて死んだ仲間や友人が生きていて人に危害を加えている」と言われるもそっとしておいて欲しいとコールソンを追い返す。ロビーの乗る車をイーライも「愛車」と呼ぶ。(5)ロビーとマックからルーシーが「力」を手に入れてゴーストとなったこと、ダークホールドをも手に入れたことを教えられ二人とともに刑務所から脱出するも、ルーシーに誘拐され、モーメンタム研究所でダークホールドを開いてしまう。(6)過去に、モーメンタム研究所での「量子粒子発生装置」の開発中、βテスト予定日の数ヶ月前にルーシーらに呼び出され、ジョセフが量子バッテリー作成し小さなチェンバー内に炭素を創造する現場に立ち会う。本の存在を知りジョセフが狂ったように進めていた研究を自分が代わりに成し遂げようと、ジョセフ以外の研究メンバーを量子バッテリーに閉じ込め、最後はジョセフから本のありかを聞き出そうと「死ぬほど」殴ったが、ジョセフは最後まで口を割らなかった。コールソンの目の前で量子粒子発生装置に入り、自らの体を「炭素を作り出せる存在」へと変化させる。(以下推測:刑務所服役中に計画を立て、刑務所内のウォッチドッグを利用し、リトル東京のチェンが率いる「ウォッチドッグ」に量子バッテリーを開封させてルーシーを蘇らせた?)(7)無から有を生み出せる「力」を手に入れ、炭素を自在に操り、シールドの実働部隊エージェントを殺害する。ロクソン発電所から出て行く。同じ刑務所にいたチャイニーズマフィアで「ウォッチドッグ」のチェンを雇い、「量子バッテリー」を取引し開封させ、「ダークホールドの知識から量子粒子発生装置を完成させ無から有を生み出す力を得る」という一連の計画を予定していたことが明らかになる。(8)高校から大学院まで一貫して周囲の人間たちからバカにされ、敬意を受けられなかった悔しさが、この計画を実行している動機だという。ダークホールドを読み「死後も命を生み出せる」と書かれていたことから悪魔のコアを使った装置で、プルトニウムとセシウムによる超臨界状態を引き起こして核反応=核爆発を引き起こそうとしていた。その威力は「ロサンゼルスの半分が吹き飛ぶほど」。頻繁に起こる謎の「地震」はイーライが引き起こしており、ロビーが引っ張られる「あっち」の世界から量子エネルギーを盗み取っているために、ものがあるべきところに戻ろうとする「反動」により「地震」が引き起こされていた。ヨーヨーによってネオジム磁石を付けられ、エイダの作った異次元ゲートにロビーもろとも吸い込まれ、姿が見えなくなる。工学博士号を取得している。

タッカー・ショックリー(ジョン・パイパー=ファーガソン)

(9)ウォッチドッグのメンバー。サペリアーの右腕。ナディール議員に依頼され、インヒューマンズとなったヴィジェイを殺害しようとする。情に負けてヴィジェイを生かそうとするエレンこそがインヒューマンズなのではと疑うが、ボスであるサペリアーの指示でヴィジェイ殺害を強行しようとするがヴィジェイの能力により殺害に失敗する。その後エレンの説得されたヴィジェイをヘリに乗せ、エレンに銃で撃たれたヴィジェイの死体を海に投げ捨てる。(12)サペリアーの側近。サペリアーの指示で部下たちとともに、ビリー・ケーニグを誘拐する。エイダと戦い、手を負傷する。(13)ナディール議員がインヒューマンズの可能性を調べるため、ラドクリフの用意していたテリジェンクリスタルを割るが、自らが殻に覆われまゆ状態になり、テリジェネシスを経る。直後に爆発を起こしてナディール議員は死ぬことになる。当初はナディールがインヒューマンズとなり爆発が起きたといいサペリアーに内緒にして忠誠心を見せる。シールドに捕まるが爆発で逃げ、サペリアーのためにシールドをおびき寄せるがフィッツの装置に捕まる。細胞振動による高周波が発生し、臨界点に達すると体が固体の状態から可燃性ガスに変化し爆発を起こす能力を持つインヒューマンズになる。爆発後は、細胞が再び集まって元の肉体に戻るが、衣服などは消滅するので裸の状態になる。細胞振動の際にデイジーの能力で関与することで、爆発を促進できる。

グレン・タルボット(エイドリアン・パスダール)

パトリオット計画の立案者。サンバリーでの記者会見に同席し、「パトリオット計画」で作られた「超人化の調合薬」をバロウズに受け渡す。会見中にメイス長官が命を狙われたことから「フォックスホールド」作戦を発動する。その後通信が途絶えたメイス長官に変わり、指揮を取ることになり、自らはユーリ・ザイキンの尋問に当たる。しかし、冷戦時代と違い暴力で自白をさせることができず一度は諦める。フィッツ・シモンズの元へ行った時に「パトリオット計画」のことを問い詰められ真実を話す。冷戦時代は工具箱のスパッドレンチ、干し草フック、たがねなどを利用した尋問を行なっていた(様子)。パトリオット計画は「長官には能力者がいい」というコールソンの意見と、「新たなキャプテン・アメリカを探せ」という大統領の命令とデイジーが行方をくらました状況の中、ウィーンの一件で一躍アメリカのヒーローともてはやされたメイスをタルボットが勧誘したものだった。スマホの着信音は「大統領万歳(”Hail to the Chief”)」(11)政治家の相手を任せ流といい、ナディールのオフィスに監視装置を設置するというコールソンと対立。メイスがコールソンに逆らえないことを見抜く。監視工作がバレた後は、上院の公聴会など政府の全面的な調査が入ることをコールソンに伝え、シールドの有罪のあり得ると話し、ナディールを追い回したツケだという。ナディールに密告していたのではないかと疑われるが、シールドがあるのは自分のおかげだと主張し「(シールドを立て直したのは)失敗だったのかもしれない」という。(21)大爆発を起こしたプレイグラウンドがマスコミ「シールドが破壊工作をした」と報道されており対応に追われている。工作をしたのはメイス長官を殺害したシールドのエージェントでデイジーやシモンズらもテロリストと断定して追跡している。シールドエージェントは一人残らず「C3PO」だから気をつけろと自らの部隊に指示。コールソンらを捉えようとするが失敗。(22)メイス長官の検視結果が外部に漏れてメイスがインヒューマンズではないことが明るみ出て、各国の諜報機関にそのほかのことも追及されかねない状況とコールソンに説明。ATCUの代表として国際諜報審問会に参加することになるが、国際諜報審問会でデイジーLMDに頭を撃たれるが一命を取り留める。

アントン・イヴァノフ/サペリアー(ザック・マクゴワン)

(12)反インヒューマンズを標榜する世界的組織「ウォッチドッグ」のリーダー。ナディール議員の口利きでシールドを裏切ったラドクリフとエイダを匿い「ダークホールド」を手に入れればインヒューマンズの消滅方法がわかることから、ラドクリフと共謀してビリー・ケーニグから情報を聞き出しダークホールドを奪うことに成功する。「より良い世界」を目指すという部分でラドクリフと利害が一致しているが、異星人がいるところにいつも存在していたコールソンを殺すことが、サペリアーの目的。世界中で稼いでるロシアの実業家でアンティーク兵器のコレクター。武器製造会社を経営し、銃や戦車も蒐集している。機械的なものをあまり信用していないため、エイダがアンドロイドだと知った時はラドクリフと一触即発になる。メスシリンダーのような容器に入れ、キンキンに冷やしたピュアウォッカを飲んだ後に、玉ねぎの香りを嗅ぐという飲み方が最も美味しいという。ナディール上院議員の資金源の一人。ウォッチドッグの兵士たちを自らの警備会社で雇っている。(13)ダークホールドを少し読む。テリジェンクリスタルでナディールがインヒューマンズでないかを調べた。ショックリーが引き起こした爆発騒ぎで国外に逃げようとするが、インヒューマンズとかなったショックリーの忠誠心を認め、メイス長官を捕まえる。(14)元ロシア特殊部隊(SVR)の兵士。「084」の回収任務でブルコフの採掘場に向かうが、そこでコールソンとメイに「084」を奪われ、その後、特殊部隊の仲間たちは処刑され命を奪われる。このことから、コールソンに恨みを抱き異星人やインヒューマンズ、フューリーやスタークの裏にいたコールソンが全ての悪の根源だという「陰謀論」を信じている。メイスを「エサ」として冷戦時代に使われていたクラスノヤルスク秘密基地にシールドをおびき寄せ、幹部の4人をLMDと入れ替えることに成功するが、デイジーとの戦いで敗れ、瀕死の状態になる。エイダのことは信用しておらず、フレームワークを体験して現実には関与せずにいるラドクリフに「現実」にいろと忠告するが、やることはやったから好きにさせてくれと言われる。コールソンからは「ありふれた敵の一人にすぎない。」と言われる。父親は勤勉だがろくでなしで油田で働いていた。町一番の金持ちは飛行機会社のどら息子で、この金持ちにへつらった父を見て幻滅した過去がある。(15)エイダにより頭部だけを遠隔操作型LMDの脳として残され、肉体は人工のものとなる。ムーディーブルースの「Have you heard,Part 2」は聴きながら生まれて来たかった曲。(19)【現実のサペリアーLMD】LMDの最大の仕事は彼らエージェントを守ることでフレームワークに入っているエージェントたちを殺せないようにプログラムされていることを知る。フレームワークにとって脅威となる人物はエージェントであっても守る必要はなくなる。シモンズとデイジーを見つけ、ロックオン出来次第、部下が撃ち落とすことになっている。(21)瀕死の重傷をおったサペリアーからエイダが取り出した「サペリアーの脳」と、「鏡の国プロジェクト」から作られた人工人体からできているのがこの時点の「サペリアー」。脳は別のところに保管してある。シールドからは「ロシア人(Russian))と呼ばれている。自らのLMDをメイとコールソンと戦わせ時間稼ぎし、基地に魚雷を打ち込み破壊する。ダークホールドの力で世界征服をしようとエイダに持ちかける。(22)現実に存在し、LMDを遠隔操作している「頭部」の管理者や所在は不明(ロビーが来た時にいち早く移動させたトラックに保管している可能性がある)。【サペリアーLMD】背骨はチタン製。エイダのために「もう一つの世界」を作ると約束し、国際諜報審問会に参加して「ダークホールド」を使ってシールドとインヒューマンズを一度に倒そうと委員会にメンバーを説得。シールドが秘密警察のように危険な存在で、インヒューマンズを繁殖させて行きた武器として育てようとしているとまくし立てる。

シールドエージェント主要キャラクター

ケーニグ兄弟 (パットン・オズワルド)

【ビリー】(12)マサチューセッツ州プリマスのダックスベリーのゲームセンターで遊んでいたところウォッチドッグに誘拐され、サペリアーの潜水艦でダークホールドのありかを聞かれる。当初は全く知らないふりをしていたが、記憶マッピング装置によりビリーがダークホールドを「ラビリンス」に隠したことが判明する。ラビリンスでシールドに助けられ、一時的にダークホールドを手にするも、メイLMDに気絶させられダークホールドを奪われる。LMD計画のオリジナルメンバーで技術者として開発研究に関わっていたが、ラドクリフのLMD技術を見て驚く。ダークホールドを保管しているラビリンスの金庫への行き方は、書架の「ユリシーズ」の「背表紙」のカバーを外すと出てくるプッシュボタンで「74638」を入力→その後通路を進んだ先で「812」→「94573」→「10168」→金庫のダイヤルキーで「99438」(17)フレームワーク内ではジェフリーメイス率いる反乱軍シールドに「プレイグラウンド」を教えたとされている。
【サム】(12)ビリーが誘拐された後、ショックリーらが波止場で姿が消えたことを確認したのちに、ゼファーのコールソンらと合流。姉・LTがダークホールドの行方を知っていると助言しLTを迎えに行く。ラビリンスではダークホールドを取り出しメイLMDに手渡す。LMD計画のオリジナルメンバーで技術者。ラドクリフとフィッツのLMD技術を見て「我々は過去の遺物」だという。
【サーストン】(12)クラブ「SOUL PATCH」でトークショーを持っているパフォーマー。シールドを悪魔の集団だとみなし、彼のステージでも、「羊たち(=人間?)はシールドの作ったメディア(スクリーン=テレビやネット)でプログラムされている」と持論を展開する。エリックが命を落としたのは、シールドに引き入れたLTのせいだと話す。一時的にシールドに匿われたのちに元の生活に戻る。

LT・ケーニグ(Artemis Pebdani)

(12)シールドエージェント。ケーニグ4兄弟の姉。クラブ「SOUL PATCH」でエージェント・デイヴィスと戦って倒すも、コールソンから状況を聞きゼファーに乗り込む。ビリーが誘拐されたことを教えられ「ホットポテト作戦」で最終的にビリーがラビリンスに隠したと予想する。シールド内では「スペシャルエージェント」という肩書き。ケーニグ兄弟をシールドに引き入れた張本人。背は小さいが、長身のエージェント・デイヴィスを投げ倒すほど戦闘に長けている。この時点でLTの存在を知っていたのはケーニグ兄弟以外にはコールソンだけだった様子。

エージェント・パイパー(ブリアナ・ベンスカス Briana Venskus)

(1)メイのチームでのリーダー格。「コスモジェニック社」倉庫で「ウォッチドッグ」のチェンたちを捉える。(2)メイから「教官」ではなく「メイ」と呼ぶように指示される。錯乱したメイと戦闘する。(15)催眠ガスで一時的に眠らされるも、シモンズに解毒剤を打たれて意識を取り戻し、デイジーらとともに「プレイグラウンド 」から逃げる。(20)「ステルス機能」を解除してゼファーワンの飛行時間を伸ばし、デイジーとシモンズの帰りを待つ。(21)武器の準備をして、サペリアーが送り込んでいた敵機を追撃する。エイダと戦った「メイのチーム」だったデイヴィス、プリンスを失う。(22)コールソンらとは別行動を取りゼファーワンから降りて地上にいる。

エージェント・デイヴィス(マックス・オシンスキ Max Osinski)

(1)コールソン、マックとともにベルリンへ行っていた。 (5)デイジーとともにコールソン、メイの救出の任務でサウスリッジ刑務所に向かう。(6)ロクソン発電所の任務に当たる。(7)ゴーストライダーに魂を奪われたマックを引き止めるも突き飛ばされる。(10)メイLMD、デイジーとともにゼファーワンでコールソンらの救出に向かうもトランスポンダー信号を操作され、指し示している場所にコールソンらのクインジェットが見つからないとデイジーらに報告する。(12)ビリー・ケーニグが誘拐されたのち救出任務に同行。デイジーと訪れたクラブでLT・ケーニグと戦って投げ倒される。次々に現れる「ケーニグ」に大量生産しているのではと感じ、ケーニグがLMD計画のオリジナルメンバーだと聞いたときは、LMD技術でケーニグ兄弟が作られているのではないかと信じ込みそうになる。(13)ショックリーがゼファーで爆発を引き起こした時に同席。(14)クラスノヤルスク秘密基地に同行し、シモンズとともに行動する。(15)催眠ガスで一時的に眠らされるも、シモンズに解毒剤を打たれて意識を取り戻し、デイジーらとともに「プレイグラウンド 」から逃げる。訓練中だったが「ゼファーワン」を操縦する。(20)「ステルス機能」を解除してゼファーワンの飛行時間を伸ばし、デイジーとシモンズの帰りを待つ。ロシア戦闘機「スホーイ(Su-27)」に攻撃されながらも操縦を続ける。(21)ゼファーワンを運転する。エイダに殺させそうになるフィッツを救出するが、その後エイダに殺される。

エージェント・バロウズ(パトリック・キャヴァナー)

(3)シールドの広報(PR)担当官。メイス長官のシールド公表会見に立ち会う。 (5)メイス長官がテレビ討論でインヒューマンズであること公にしたことによって「ただの人間だった時からヒーローだったが、今は天井知らずに大人気だ」という。(6)シールド広報官。メイス長官とともにゼファーワンに乗り込む。(8)イーライのいるロサンゼルスの建物を包囲したシールドとロス市警に対するマスコミの取材にメイスとともに応じる。その際にニュース番組に使われたメイス長官の写真を取り直した方がいいと提案する。(9)デイジーを呼びにいく時、シモンズから「長官の腰巾着」と陰口を叩かれる。が、本人は知らない。(10)サンバリーでの記者会見の場でタルボット准将から「パトリオット計画」の調合薬の入ったブリーフケースを受け取るも、撃墜されドアが破壊されたクインジェットから投げ出され命を落とす。ブリーフケースは腕に固く繋がれていたが、ヒドラの傭兵によって切り離される。(17)フレームワーク内でもメイスの側近として働いている。(18)ヒドラ啓発センターでトリプレットを助ける任務に同行し、トリプレットがスパイカメラで撮影したフィルムを持ち帰る。(19)シールドでメイスの側近エージェント。連絡員から無線を受けて、長官がいないことに動揺するが、コールソン、マックとともに現場に向かう。禁酒法時代の秘密の通路を利用してデイジーやコールソンらとともに基地に逃げ帰る。(22)【フレームワーク内のバロウズ】武器庫から武器が消えたことをマックに報告し、レジスタンスの人々とともにバスで逃げる。その途中「フレームワーク」の消滅とともに消える。

そのほかのシールドエージェントキャラクター一覧

エージェント・ネイサンソン(ブレイズ・ミラー Blaise Miller)|(1)シールドラボの研究員。コールソンとマックのことを知らない。(7)ダークホールドのことをラドクリフに話そうとしていたメイに「ここ(ラボ)から出てって」といわれる。(8)ラドクリフ自宅で偶然開けてしまったケースの中にメイを発見し、その後、エイダに首を折られて殺される。メイス長官との電話において「信頼できるチームは、勝利をおさめる」という標語を唱和させられている。(9)ラドクリフの自宅ラボで殺害されているところをフィッツが目撃。
エージェント・セシリオ(Deren Tad Lock)|(2)メイス長官の長官室入り口を警備する大男のエージェント。メイスにとても従順。
エージェント・アンダーソン(ALEXANDER WRAITH)|(3)メイス長官の側近。停電攻撃の犯行声明を受けて「まだ何も情報がない」と伝える。
エージェント・エリザベス・アルビー(クレジットなし)|(4)シールドのインヒューマンズ登録情報がある会社のセキュリティ部門従業員。毎日最新の情報をUSBに入れて持ち歩いており、デイジーは彼女のIDを盗み、クローンを作って偽のIDを上書きし、アルビーのPCに遠隔アクセス用のUSBを差し込みハッキングしようとする。が、エルビーより上位階級の上司であるシモンズが、USBを差し込むよう命令することですんなり解決する。
エージェント・クロフォード(Kimberley Drummond)|(10)シールドの科学者。シモンズとともに働いている。フィッツがシールドのラボに残しているエイダの頭部がいかに危険かということをシモンズに聞かされ怯える。
エージェント・マカフェティMcCafferty(Alastair Bayardo)|(10)クインジェットのパイロット。「フォックスホールド作戦」でメイス長官らを乗せたクインジェットを操縦していたが、電波障害と左翼エンジン破損によりクインジェットはウエストバージニアに墜落。墜落時に命を落とす。
エージェント・オブライエン(Derek Phillips)| (11)「バーレーン」でメイの活躍を見ていたシールドエージェント。
エージェント・ハート(Terrell Tilford)|(11)「バーレーン」でメイの活躍を見ていたシールドエージェント。
エージェント・プリンス(リカルド・ウォーカー)|(13)黒人のシールドエージェント。プレイグラウンドの出入り口の「LMD向け」のセキュリティをフィッツともに調整する。(15)催眠ガスで一時的に眠らされるも、シモンズに解毒剤を打たれて意識を取り戻し、デイジーらとともに「プレイグラウンド 」から逃げる。(20)「ステルス機能」を解除してゼファーワンの飛行時間を伸ばし、デイジーとシモンズの帰りを待つ。(21)危機的な状況でデイヴィスと喧嘩寸前になるが、デイジーたちの働きにより状況を回避。その後、助け出したフィッツを連れているときに「プレイグラウンド」でエイダに首を折られて殺される。
エージェント・フィッシャー(Cantrell Harris)|フィッツがLMDであることに気づき、コールソンLMDに殺される。

ゲストキャラクター

ルーシー・バウアー(リリー・バーセル Lilli Birdsell)

(1)「コスモジェニック社」倉庫で「箱」を開けたのちに現れ、チェンの耳元で「新鮮な空気。」と囁く。(2)実態がなく、触れた人間を錯乱させる力がある幽霊。トバイアス・フォードのような多次元的事象か、物質エネルギーの位相シフトの可能性あり(フィッツシモンズ談)。自宅だったパサデナの家に入り、そこに住んでいた父親に接触する。「ダークホールド」を使ったある実験が元で数年間「あそこ」で過ごしていた。しかし、その「ダークホールド」を読むことが元に戻るための唯一の方法で、本を見つけて「彼」を殺す必要があると話す。夫のジョセフを探し、元の状態の戻るためにヒューゴらと再び実験するために動き出す。(4)イーライに殴られ昏睡状態の夫を「力」で生き返らせてダークホールドの場所を聞き出す。 (5)生前、夫と共に「ダークホールド」を見つけたとき、その場所を「外モンゴル」に似ていると話す。ジョセフからダークホールドの場所を聞き出し、見つけて読もうとするも文字が見えず、イーライを誘拐して本を読ませる。(6)2万メガワットの電力を利用できるロクソン発電所跡地で量子粒子発生装置を作り直し、発電所全体の電気を特殊な方法で装置に接続する。発電所に来たロビーに接触し、ジョセフが雇った5丁目ギャングはイーライを殺害する目的だったこと、さらに、量子粒子発生装置で無から有を作り出す存在になろうとしていたのがイーライであることを告げるが、ゴーストライダーの力に焼き尽くされる。

ジョセフ・バウアー(カー・スミス Kerr Smith)

(2)ルーシーの夫。モーメンタム研究所の幽霊たちが他の次元に移されていたのはジョセフとルーシーらの実験による失敗が原因。(4)イーライに殴られて昏睡状態で入院していたが病室のベッドで幽霊のルーシーの「力」で意識を取り戻す。 (5)病院でルーシーに甦らされたのち恐怖にとらわれコールソン、マックらの前で死去。その際に「あの本は掘り出すべきモノではなかった」と話す。ダークホールドを初めて開いたときは、母国語のドイツ語で文字が浮かび上がる。(6)ダークホールドを手に入れてから「熱力学の法則」に反し、何もないところから「炭素」を生み出すことに成功。その後も研究を続けるが、無から有機物を作り出せることを知り、その知識を知ろうと「本=ダークホールド」のありかを探しているイーライから殴られ、重傷を負い入院することになるが、それでも本のありかは言わず、イーライは刑務所送りとなる。ジョセフは、イーライを殺すためにロサンゼルスの5丁目ギャングを雇うが、彼らはイーライと同じ車・1969年式ダッジチャージャーに乗っていたロビーとゲイブを襲ってしまう。

ガブリエル・”ゲイブ”・レイエス(ロレンソ・ジェームス・ヘンリー)

(1)兄のロビーの会社の帳簿つけを手伝っている。(3)ロスが停電した時にギャングに絡まれるが、デイジーとロビーにより助け出される。その際にデイジーの能力を目撃しインヒューマンズは「悪」だと思っているため、デイジーに今後は兄に近づかないでほしいと伝える。兄が夜中に抜け出していることに気づいている。(6)ゼファーワンにいるロビーの元に連れて行かれ、ロビーがシールドのエージェントだと知って安心するも、突如隔離させなければならなくなったことから、本当のことを教えて欲しいとロビーに訴える。ロビーから脚の自由を失った時の事故の真実を教えられ、「弟を助けて欲しい」と願ったロビーが悪魔と取引してゴーストライダーとなったことを知る。弟たちに怪我をさせた者たちへの復讐をするロビーに、自分は復讐なんか望んでいないと話す。(7)ロビーが衝撃波ののちに姿が消え、兄への後悔を抱き、シールドからカウンセリングを施される。

J.T. ジェームス/ヘルファイア(アレックス・ホワイトヘッド)

(4)ハイヴの洗脳が解かれた後は、混乱していたが、現在はシールドの定期面談を行っている。「500gの10連発打ち上げ花火があれば人一人簡単に吹き飛ばせる。」といい客に花火を買わせる。自分の能力を使ったら危険である状況(花火店)にいることで戒めとしている。デイジーに腕時計を破壊してもらい自由になる。「家族もいないし、生きている意味もない」とインヒューマンズの哀しみで、シモンズとデイジーをおびき寄せウォッチドッグに捕まえさせようとしていた。ウォッチドッグにシールドのインヒューマンズ情報をハッキングさせていた。インヒューマンズを嫌っていて、ウォッチドッグとともにインヒューマンズを撲滅し、最後に自分が死ぬつもりでいる。ゴーストライダーと戦う中で花火の大爆発に巻き込まれ、意識を失いシールドに保護される。

ヴィジェイ・ナディール/ジェイソン・ラジャーン(マニッシュ・ダイヤル)

(7)テリジェネシスののち、7ヶ月の間「殻」に覆われていたが、姉エレン・ナディールの依頼でメイス長官に派遣されたシモンズによりテリジェネシスを終わらせられる。(9)母がチタウリにより命を奪われた過去を夢で見ていた時ベッドで目覚め、姉のエレンとともに朝食をとる。その後の散歩で「どちらかが感染したらしかるべき対処をする」との約束を実行しようとするエレンに、能力はないからインヒューマンズではないと「命ごい」をして命は奪われずに済む。その後ショックリー らに襲われた際に能力が発現し、シモンズと姉エレンのどちらかについて行くかの二択を迫られ姉を信じてついて行く。しかしその後ヘリの中で姉の手によって腹部を銃で撃ち抜かれ、ウォッチドッグらによって海に捨てられるも、海底で再び「殻」で覆われる。ヴィジェイの能力は、敵との戦闘のときに驚異的なスピード、素早さを発揮する。(16)【フレームワーク内】テリジェンクリスタルをインヒューマンズに受け渡していると容疑をかけられウォードとスカイから尋問を受ける。自らが経営する貿易会社のトラックが盗まれたことを報告しなかったことを問い詰められる。ニュージャージー州エジソン生まれのジェイソン・ラジャーンというIDはウォードが偽装したもので、ウォードはヴィジェイを助けようとしていた。逃亡しようとしたところを捕えられ、フィッツ作成のインヒューマンズの能力を測定する装置で体を焼かれ調べられる。この能力は現実で本物の肉体を持ったエイダに引き継がれる。

その他のゲストキャラクター一覧

フェリックス(Samuel Barajas)|(1)スプレーアーティスト。デイジーにゴーストライダーのことを教える。スプレーで描く「×マーク」はゴーストライダーが処刑した人数。
マネージャー(Bryan Rasmussen)|(1)黄色いトラックが置かれていた倉庫の責任者。コールソンらに事情を説明する。
ディエゴ(ウィルソン・ラミレス)|(1)デイジーにアルモンティ解体場(映画のスタント用の車を引き取っている)を教えた男性。
ジャネット|(1)ゲイブを車で送ってくれた女性。ゲイブがジャネットの妹を狙っている(らしい)。
ザン・ウェイ|(1)トラック内で死んでいた男。臓器提供者。住所はモントレー・パーク。無限マーク(∞)のロゴ(アップリケ)のついた「コスモジェニック社」の作業着を着ていた。
スキンヘッド(Edward Gelhaus)|(1)「アーリアン・ブラザーフッド」のメンバー。「箱」の運び屋だったがロビーに尋問され殺される。ロビーに高額報酬で中国人グループから仕事を請け負ったこと、運び先の倉庫の場所を教える。
ブロンディ(Ian Hutton)|(1)「アーリアン・ブラザーフッド」のメンバー。第1話冒頭で傷を受けており、病院にいるとき、クエイクの目の前で息絶える。
チェン(Jen Kuo Sung)|(1)ウォッチドッグの刺青を入れているチャイニーズマフィア。部下を引き連れている。「コスモジェニック社」で箱を開けて謎の霧を受け発狂する。箱のことを「敵の超人どもを蹴散らせる武器」だと言う。(3)シールドのラボで不整脈を起こして死亡。第1話で「箱」を受け取っていたチャイニーズマフィアのリーダー。(7)ウォッチドッグのメンバーであり、イーライの依頼を受けて「箱」を手に入れようとしていた。他のウォッチドッグのメンバーと同じ、サウスリッジ刑務所にいたことがあり、そこで、イーライに勧誘され、ウォッチドッグに加わった。
フレデリック(ダン・ドノヒュー Dan Donohue)|(2)研究所を破壊するという幽霊。幽霊となったのが、ルーシーのせいだとして対立する。ゴーストライダーの炎で焼き消される。(6)「目玉だけは助かる」と話していたルーシーとジョセフのプロジェクトのメンバー。
ヒューゴ(ウォード・ロバーツ Ward Roberts)|(2)ルーシーが最初に箱から出した幽霊。彼の妻はいまだに「あそこ」をさまよっている。(5)マックを感染させたヒゲのゴースト。ロビーに焼き殺される。モーメンタム研究所「量子粒子発生器」開発プロジェクトのメンバー。ジョセフバウアーの暴走によりルーシーらと同様にゴースト化された。
ヴィンセント(ウスマン・アリー Usman Alli)|(2)声が出せなくなった幽霊。メガネをかけスキンヘッド。ルーシーと共にジョセフを探しに行く。 (5)ロビーに焼き殺される。モーメンタム研究所「量子粒子発生器」開発プロジェクトのメンバー。ジョセフバウアーの暴走によりルーシーらと同様にゴースト化された。
パサデナの父子|(2)夜中にルーシーが現れ父親はルーシーに通り抜けられ正気を失う。この家がもともとルーシーとジョセフが住んでいた家。
カネロ(ダニエル・ザカパ)|(2)ロビーの勤務する「カネロ車体整備」の社長。パームデザートまで、GTOを届けに行く。
イグナチオ(ADRIAN QUINONEZ)|(2)ロビーの勤務する車体整備会社の同僚。
ウィスコンシンの議員 WISCONSIN CONGRESSMAN(MARK DANERI)|(2)プレイグラウンドの見学に数人の議員たちとともに訪れ、コールソンやメイス長官から案内を受ける。記念写真撮影をコールソンに頼んだ男性。
ブリッグズ BRIGGS(DALE PAVINSKI)|(3)マイアミのインヒューマンズを捕らえようとヨーヨーが参加していたマリアのパーティ会場に乗り込んできたウォッチドッグのリーダー格。コールソンらによって捕らえられ、最先端技術の実戦用防弾チョッキを着ていたことから、ウォッチドッグの裏に潤沢な資金を持つ黒幕がいることが明らかになる。
ダリル(PRESTON FLAGG)| (3)「メルツがインヒューマンズだ」とウォッチドッグに密告したパーティに参加していた男。
メルツ(Derek Hughes)|(3)エレナたちに手品を見せていたハットをかぶったパーティに参加していた男。
マリア(Valery Ortiz)|(3)結婚を控えているヨーヨーの友人。ヨーヨーがインヒューマンズであることを認められず絶縁する。
レティシア LETICIA(STEPHANIE MAURA SANCHEZ)|(3)ヨーヨーとマリアの友人。
サンティノ・ノゲイラ(Rolando Molina)| (5)サウスリッジ刑務所に入れられているロサンゼルスの5丁目ギャングでスペイン系の男。数年前にゲイブとロビーの車に銃弾を打ち込み、焼き払おうとした。この事件が原因でゲイブは脚を負傷し不自由になる。(6)5丁目ギャングの最後の生き残り。第5話でゴーストライダーに焼き殺される。科学者のジョセフから依頼を受けて、1969年式ダッジチャージャーに乗っているイーライを襲うが、そのとき乗っていたのはカーレースに向かう途中の、ロビーとゲイブだった。5丁目ギャングは誰から依頼されていたのかは知らなかった。
ジョニー・ブレイズ/ゴーストライダー(トム・マクモス Tom McComas)|(6)ロビーとゲイブの事故後に現れ、ロビーに「悪魔の復讐心」を与えた先代のゴーストライダー。
科学者(Arnell Powell)|(7)シモンズを受け入れたテリジェネシスを研究している科学者。「テリジェネシス中の男が誰なのかよりも、どうなるのかを知りたい」とシモンズに話す。
ジー Zhi(David An)|(7)ゴーストライダーと化したマックが制裁したチャイニーズマフィア。イーライの潜伏先をゴーストライダー化したマックに話す。
隊長(Lance Broadway)|(7)ロクソン発電所でイーライを追跡していたシールド実働部隊隊長。イーライの炭素兵器によって倒される。
ペン(Steve Suh)|(8)チャイニーズマフィアの残党。中華系アメリカ人。ロサンゼルスのダウンタウンにあるアジトが警察とシールドに包囲され、彼らとは戦わないとイーライに訴えるが、イーライの能力によって体内からダイアモンド原石を発生させられ命を落とす。
スンジナ・ナディール Sunjina Nadeer(Shari Vasseghi)|(9)エレンとヴィジェイの母親。NY決戦の時のチタウリ襲撃で命を落とす。その日は彼女の誕生日でもあった。エレンはこのことからインヒューマンズに憎しみを抱いているが、ヴィジェイはシールドを敵視しておらず中立的な考えを持っている。
ザック・バイナム Zach Bynum(ブライアン・キース)|(9)エレン・ナディールの秘書。潜入してきたシモンズの顔を見てショックリーに連絡するも、シモンズと格闘の末に倒される。のちにナディール議員に報告。ナディール議員とともにショックリーの爆発の巻き添えを食らう。
ユーリ・ザイキン Yuri Zaikin(Troy Caylak)|(10)ウォッチドッグがメイス長官殺害のために雇った元KGB、元SVR、ヒドラのエージェント。「フリッジの戦い」で死んだことになっていた元ヒドラエージェント。ウォッチドッグに雇われメイス長官の命を狙っていた。市場に出回っていない市販される前の爆発弾をメイス長官に撃ち込んだ。メイス暗殺の第一段階の成功の確率は13%だったと話す。タルボットの尋問を受けるも、これまでの計画は全てはシナリオと確率の問題だと話す。その後シモンズの思いついた尋問を受けて、ウォッチドッグから雇われたことを自白する。
ミシェル・コールドウェル Michelle Caldwell(Shelley Robertson)|(10)ウォッチドッグの攻撃をデイジーによって守られた女性。エディソンブリッジでデイジーに助けられたことをサンバリーの記者会見で話す。事故当時の詳細はよく覚えていないが、確かにデイジーに助けられたと証言する。
ヴィクター・オルロフ Viktor Orlov(Phillipos Haile)|(10)ウォッチドッグがメイス長官殺害のために雇った元KGB、ヒドラのエージェント。サンバリーの記者会見場にもいて、「フォックスホールド作戦」発動後は、シナリオ通りウエストバージニアの山林でメイス長官を捜索。時間稼ぎをするメイスに騙されシールドに制圧され、マック、メイと戦闘し倒される。
アンドリュー・ガーナー(Blair Underwood)|(11)メイの元夫。デイジーの母、ジャーインの一件の後にインヒューマンズ化し「ラッシュ」となる。ハイヴに洗脳されていたJ.T.ジェームズに命を奪われる。
ジーン・ウィリアムス Chairman Gene Williams(Chuck McCollum)|(11)議長。ミネソタ州議員。
マリア・ニュネズ議員 Senator Maria Nunez(Sally Shamrell)|(11)デイジーに「民衆に仕えることなる」と問いかけていた議員。
ジェシカ・オッペンハイム Senator Jessica Oppenheim|(11)上院議員。
警官 Capitol Police Lt.(Mikel Miller)|(11)国会議事堂の警察官。
エヴァ・べリャコフ(Winter Ave Zoli)|(11)「バーレーン」でメイに倒されるインヒューマンズ。元「アフターライフ」の住人。カーチャの母。
カーチャ・べリャコフ Katya Belyakov(Ava Acres)|(11)エヴァの娘。メイが見せられた「フレームワーク」の「バーレーン」ではメイが助け命を救ったことになっている。現実では、カーチャの暴走を止めるためにメイは彼女の命を奪うしかなかった。(詳細はS2E17「メリンダ」)
レオ・バビコフLeo Babikov(Zack Sayenko)|(12)ウォッチドッグエージェント。元SVR所属。サペリアーの部下で、ショックリー らとともにビリー・ケーニグ を誘拐する。サペリアーの経営する武器製造会社の警備員として雇われていた。
ディミトリ・オルシェンコ|(12)ロシア大統領(首相)。バビコフやザイキン、オルコフなどロシア系のウォッチドッグメンバーが「ダークホールド」を手に入れようとしていることから、ナディール議員、ウォッチドッグ、ロシア大統領らが、「インヒューマンズを嫌っている」という共通点が見えてくる。
ジャーメインJurmain(Sheila Cutchlow)|(13)FBI捜査官。「そんなロゴのジャケットを着てここに乗り込んでも、誰も得しないと思うわよ」と声をかけた人物。
リーダー(Stivi Paskoski)|(14)ロシア特殊部隊(SVR)リーダー(過去回想シーン)。「084」を回収しに来たところコールソンと話しているうちにメイに「084」を奪われ、コールソンを人質として連れ去る。その後コールソンを助けに来たメイに倒される。
セルゲイ・ミシュキン(Joris Jarsky)|(22)【ミシュキンLMD】サペリアーの側近でロシア人アナリスト。サペリアーLMDとともにシールドのために開かれた国際諜報審問会に出席。デイジーとロビーと戦い破壊される。
エヴァンズ中尉(Zibby Allen)|(22)タルボットとともに国際諜報審問会に出席したアメリカ空軍中尉。女性。コールソンとメイを捕らえるように兵隊に伝える。
エノク(Joel Stoffer)|(22)食堂で食べているコールソンたちシールドメンバーの元に現れ、時間停止装置を利用してコールソンたちを捕らえるよう兵隊に指示したスキンヘッドの男。

フレームワーク内のキャラクター

グラント・ウォード(ブレット・ダルトン)

フレームワーク内ではデイジーと同棲し、同じ職場で働いている。(16)レジスタンス(インヒューマンズ擁護派)としてヒドラに潜入している。インヒューマンズであるヴィジェイの本名を伏せて偽造IDのラジャーンとして尋問の末に助け出そうとしていたが、デイジーがラジャーンは偽名で、偽造IDを作った内通者がいると言い出したために、顎が砕ける程ヴィジェイを殴りうやむやにする。ヒドラに追われるシモンズとデイジーに手助けをする。(17)ヒドラから世界を取り戻そうとしている反乱軍であるシールドのエージェントとしてメイス長官の元で働いている。(18)シモンズとともにヒドラ啓発センター救出の任務に向かい、囚われた人を助け出す。デイジーとラドクリフの二人こそが「フレームワーク」から脱出できるカギだと教えられるが、半信半疑で信じられず、幻覚かPTSDなのではないかと疑っている。現実世界の「ウォード」が多くの人を殺したことをシモンズから聞きそのことに謝罪する。(19)スカイを心配して早く助けようと焦っているが、実のところ心には恐れを抱いている。第一級の放火罪で刑務所にいたところ、ヴィクトリア・ハンドにスカウトされシールドに入り、その後、スカイに出会い、以来ずっと支えられてきたため、スカイを大切な人だと思っている。現実に戻ろうとするデイジーに、俺の知ってる「スカイ」は戻ってくるのかと聞く。現実の自分が刑務所行き以上にひどいことをしたことをデイジーから聞く。

アントワン・トリプレット(B.J.ブリット)

(18)シールドのエージェント。ヒドラを倒すべくパトリオット率いるシールドで活躍する。新兵器の情報を入手しようとヒドラに潜入していたが、身元がバレてヒドラ啓発センターのリハビリ部門に囚われ、檻にいれられていた。コールソンとメイスに助け出され、自分が履いていたブーツのかかとに隠していたカメラのフィルムを持ち帰る。スパイカメラは祖父がハウリングコマンドーズで使っていたもので、フィッツ博士が主導するインヒューマンズを全滅させる「秘密プロジェクト」の資料を隠し撮りしていた。コールソンがなんとなく呼んだ「トリップ」はハイスクール時代のあだ名。(19)ヒドラ潜入中にフィルムに収めた設計書をシモンズとともに確認。祖父のスパイカメラをヒドラに押収されたことを悔やむ。フィルム写真を復元するのは得意技。シモンズが言っていた「別の世界」のことを「あんな話でっち上げられるものじゃない」と思い「よくわからない」と言いながらもシモンズに協力する。写真をとったとき「量子エネルギー操縦装置」の完成まで1週間ほどだと聞いていた。(この時点でそれから1週間ほど経っている)(20)デイジーに「現実」では「俺はメンバーの誰かと交際してるのか」と聞く。現実の話を信じコールソンらに終始協力し、クインジェトでコールソンたちを出口の座標付近まで送り届ける。デイジーから自分は現実に戻れないことを聞き「あなたがパトリオットとして、みんなの心の支えになってあげて」と言葉を送られる。「俺、パトリオットのスーツ、似合うと思うんだよね。」

アリステア・フィッツ

(18)フィッツの父。グラスゴー出身。聖マンゴーではラドクリフと同級生。息子のレオポルトを「ダメなやつだ」と言い続け、虐待していた。ヒドラのエージェント。レオ・フィッツの父親。【フレームワーク内】ヒドラ幹部の一人でシールドのトリプレットが潜入していた職場で働いている。息子・レオをヒドラに引き入れた。トリップが禁制品のカメラを靴に隠し持っているところを同僚が発見したことをフィッツに報告するが、フィルムは発見できず、ただのアンティークカメラだと思っている様子で、トリプレットが教育センターに送られ再教育されることになったとフィッツに伝える。マダム・ヒドラこそがフィッツの一番の理解者だという。殺した女性のことについてくよくよ考える息子のレオに「まるで母さんのような振る舞いはするな」と叱る。科学に疎いため、ヒドラで息子が何をしているのかは知らない。「罪悪感は一切持つ必要はなく、時折必要な罰を与えて敬意を教え込むことも必要だ」と息子に教える。(19)フィッツの代わりに、メイとデイジー追跡の任務を指揮する。デイジーたちと交戦するも隠し通路から逃げられ、ヒドラエージェントを7人失う。そのことでフィッツに激怒される。何かあるたびにヒステリーを起こす息子に「母親にそっくりだ」という。「向こうの世界から来たお前は汚れている」とラドクリフに言うが「お前はフィッツの見張りとしてエイダが書き加えたただのプログラムの断片にすぎない」と言われ激怒して殴りつける。現実のアリステア・フィッツは、息子の才能を見抜けなかった飲んだくれの愚か者だった。ラドクリフがデイジーたちと繋がっていることに気づき、息子に報告する。(20)シモンズともみ合っているうちに誤射され死去。

その他のフレームワーク内のキャラクター一覧

ジュリア・プライス(Jade Harlow)|(16)シモンズを車に同乗させた女性。銀細工とウェイトレスで学費を稼いでおり医大に入ることが夢。インヒューマンズのDNA検問に差し掛かった時に、身分証を持っていないシモンズを怪しみ、シールドのID持っていたシモンズを車から追い出す。
クリス・アドラー(Skyler Jame)|(16)コールソンのクラスの生徒。授業中にインヒューマンズ検査を受けるために教室から連れ出される。(18)ヒドラが教える歴史に異を唱えたことから、ヒドラ啓発センターの隔離所で「ファウスタス洗脳法」を施されていたが、シールドによって助けられる。
バーネル(Taj Speights)|(16)ヒドラに嫌悪感を持つコールソンの生徒。シモンズがヒドラから盗んだ車にスプレーで落書きする。シモンズからヒドラに忠実なコールソンは、かつてはヒドラと戦っていたと教えられ「ヒドラがナチスであることをみんなに教えて」と言われる。シモンズのことを信用し車を貸す。(18)ヒドラ啓発センターで「ファウスタス洗脳法」を施されていたが、シールドによって助けられる。
ピンスキー(Brandon Morales)|(16)スカイにメールをしたヒドラエージェント。スレイトともにシモンズを取り調べている時、銃で撃たれて意識を失う。
スレイト(Chad T. Wood)|(16)ピンスキーともにシモンズを取り調べている時、銃で撃たれて意識を失う。
ホープ・マッケンジー|(17)マック・マッケンジーの娘。父親同様に、メカニックとしての才能に長けており、墜落していたヒドラのドローンの部品を流用して、父親よりも優れたドローンを作る。反乱分子として父親と共にヒドラに捕まってしまう。現実の世界では、生後間も無く死去している。(18)マックとともにレジスタンス(シールド)の基地に匿われている。けん玉で遊んでいるところを父親であるマックに喜ばれる。(19)バクシの報道を見てスカイを心配する。ニュースはヒドラが操っているものだから、気にしなくていいと父に言われる。壊れた無線機の直し方を友達に教えるようにと父から言われる。(22)ヨーヨーから「世界が終わること」「自分が現実では存在しないこと」を知る。
ケネス・タージェン Kenneth Turgeon(Adam Kulbersh)|(18)ヒドラ科学部門の研究員。研究開発部でゴリラのテストステロンなどの代謝促進材から作った「体力増加血清」を製作している。ペパーミントを少し配合。これをフレームワーク内のメイが使用する。現実世界でもヒドラで働いていた人物。
スニル・バクシ(Simon Kassianides)|(18)ニュースキャスターとして有名。ヒドラ啓発センターの洗脳プログラムのナレーションを担当している。レジスタンスのリーダー・パトリオット(メイス)を悪の象徴として報道している。フィッツに指示され、デイジーを」インヒューマンズファースト運動のメンバーでヒドラに潜入し人に危害を加えるインヒューマンズであること、メイをパトリオットと共謀して啓発センターを破壊したテロリストだ」と報道する。テレビ局を占拠するシールドに抵抗していたが、デイジーのパワーを受けて素直になる。
ダニエル・ホワイトホール| (18)フレームワーク内では「偉大なホワイトホール」として、教科書に掲載されている。
メガネの女性(Dasha Flynn)|(19)逃亡中のメイとデイジーを見て怯えて立ち去る。メイ「今の見た?」デイジー「アジア系が嫌いとか?」メイ「有名人だからとか?」
連絡員(David Weiss )|(19)レジスタンスの連絡員。メイとデイジーを疑っているうちに、ヒドラに襲撃され負傷する。「ミルクマン」はシールド基地のコードネーム。
ミセス・リー(Kavita Patil)|(19)スカイ救出に向かうマックの代わりに、ホープの面倒を見る。アジア系女性。