ドラマ【エージェント オブ シールド 4】マックにとっての「現実=ホープ」第20話ネタバレ1話から振り返り。

2018年4月から放送のマーベルドラマ【エージェントオブシールド】シーズン4。

前作シーズン3の放映中には映画「シヴィル・ウォー:キャプテン・アメリカ」と「ドクター・ストレンジ」が公開され、放送後には「スパイダーマン:ホームカミング」の公開へと繋がっています。

マーベル・シネマティク・ユニバース (MCU)全体ではフェイズ3に位置しています。

ここでは【エージェントオブシールド】シーズン4の第20話ネタバレと、それまでの物語の経緯を振り返り、物語をより深く理解できるようになればと思い、まとめさせていただいます。

シーズン3のあらすじの詳細は以下の記事を御覧ください。

ドラマ【エージェントオブシールド】シーズン3全話あらすじ。死の星のインヒューマンズが目指したものは?

第19話までの経緯|ドラマ【エージェント オブ シールド 4】

「無から有」を作り出すという自然法則に反したことを実現できる悪魔の書「ダークホールド」に取り憑かれ、自らの手で人体をも作り出せることができるようになったイーライ・モロー。

その甥っ子で悪魔と契約し「ゴーストライダー」として悪人を処刑していたロビー・レイエス。親代わりに兄弟を育ててくれた叔父が多くの人命を奪おうとしていることを知り、シールドと協力し、自らの体ごと叔父とともに別次元へと消えていったロビー。

この際にフィッツとともに製作したアンドロイド「エイダ」に「ダークホールド」を読ませ、その脅威的な力を見せられた超人間主義のラドクリフ博士もまた「ダークホールド」に心奪われ「永遠の命を手に入れられる!」という思いから、シールドが極秘に隠した「ダークホールド」を奪うことに成功する。

そこで匿われたロシアの実業家でウオッチドッグのトップに君臨する「サペリアー」ことアントン・イワノフと行動をともにすることになったラドクリフだったが、自らのプログラムに整合性を取れなくなったエイダに殺害され「フレームワーク」に閉じ込められてしまう。

エイダはフィッツが構想した「フレームワーク」技術を「ダークホールド」の知識で高度化させ、現実丸ごとを仮想現実として作り上げていた。

「その人間が抱える後悔を一つ取り除く」というルールのもと、運営されていた「フレームワーク」だったが、肉体を手に入れ本当の「幸せ」を知りたいと願うようになったエイダは、自らにプログラムされている「エージェントを守る」という「足枷」から解放され自由を手にれようと考えるようになり、シールドの幹部エージェントを「フレームワーク」に送り込み、「フレームワーク」のなかで「ダークホールド」の知識から肉体を作り出す装置をフィッツに開発させていた。

「フレームワーク」に送り込まれる前に異変に気付いたシモンズとデイジーは、エイダに乗っ取られたシールドの秘密基地「プレイグラウンド」からパイパーらと逃げ出し乗っ取られた「フレームワーク」のかなへ向かいコールソン、メイ、マック、フィッツたちを助け出そうとする。

かすかに「現実」の記憶を持っていたコールソンとヒドラが支配する「フレームワーク」で反乱軍として活躍していたメイス率いるシールドと協力して、民衆に真実を伝えることができたデイジーたちは、ラドクリフから聞き出した「出口」に向かうべく準備を進めていた・・・。

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第20話ネタバレ|ドラマ【エージェント オブ シールド 4】

シモンズとデイジーが「フレームワーク」から戻ってくる10日前。

二人を見送り数日がたったヨーヨー(ナタリア・バックリー)、パイパー(ブリアナ・ベンスカス)、デイヴィス(マックス・オシンスキ)、プリンス(リカルド・ウォーカー)らは乗っていたゼファーワンの燃料ぎれが近づいてきていたことから、デイジーとシモンズを追跡するエイダやイワノフに見つかる危険を冒しながらも「ステルス機能」を解除し二人が戻ってくるまで乗り越える決断する。

「フレームワーク」では、コールソンのテレビ演説後からレジスタンスとヒドラの抗争が激化し、マダム・ヒドラによる戒厳令が発令されていた。トリップに再会出来たことに喜ぶデイジーだったが、マダム・ヒドラに完全に洗脳されてしまっているフィッツを助けるのは難しいため、一度現実に戻ってから作戦を立て直すしかないとシモンズを説得する。エイダの目的が人間の体を作って「フレームワーク」のスイッチを切ろうとしていることだとデイジーに教えるシモンズだったが、どうしてもフィッツを助けたいと思う中、メイの話からフィッツの父・アリステア・フィッツ(デイビッド・オハラ)の存在を知る。アリステアの元にむかいフィッツを連れて来させようとするシモンズだったが、アリステアからの反撃に遭い誤ってアリステアを撃ち殺してしまう。父からの連絡を受けてやってきたフィッツは、父が殺されていることを知り、ラドクリフに「出口」の場所まで連れて行けという。

現実が存在することを信じきれないメイとマックを連れ、ラドクリフが残しておいた出口がある座標に向かったコールソン、デイジー、シモンズたち。ラドクリフの言っていた出口は「フレームワーク」を改変できるマダム・ヒドラによって公園から工場の溶鉱炉の釜の中へと変えられていた。真実を伝えずに連れて来られたことを知り、怒りを露わにするにするマックだったが、デイジーはその会話から自らのパワーで出口を開けられることに気づく。早速コールソンが出口に入ろうとするが、やってきたヒドラ兵士に撃たれてしまう。メイとマックが援護するなか、コールソンはメイの助けを借りて現実との通路が開いている溶鉱炉の中へと落ちていく。コールソンの説得を信じて現実に戻ることができたメイだったが、続いてシモンズが戻ろうとした時、ラドクリフを連れてきたフィッツに呼び止められ銃口を向けられ身動きが取れなくなる。シモンズが父を殺したことに怒りを露わにするフィッツだったが、突如ラドクリフに銃を突きつけられ溶鉱炉に投げ込まれ現実に戻ることになる。

デイジー「本当に辛いだろうけど、向こうにはあなたのことを心から思ってる人たちがいる。みんなあなたが大好きなの。」
マック「謝っといてくれ」
デイジー「マックお願い、あなたを失いたくない。」
マック「幸運を祈っている。」

こうしてシモンズはフィッツに続いて現実へと帰還するが、最後まで現実に戻ることを躊躇していたマックは、デイジーの説得も虚しく、愛する娘・ホープ(ジョーダン・リベラ)がいる「フレームワーク」こそが現実だと考え「フレームワーク」に残る選択をしてしまう。

イワノフが送り込んだ戦闘機から攻撃を受けている最中に現実に戻ったデイジーだったが、マックが戻らないことを知ってヨーヨーはショックを受ける。その頃イワノフの基地で現実に戻っていたコールソン、メイ、フィッツの三人の前に、完全な肉体を手に入れたエイダが現れる。「フレームワーク」で多くの人命を失わせた自分の振る舞いにショックを受けて混乱するフィッツは、エイダの甘い言葉に誘惑されエイダの特殊能力により何処かに連れ去られてしまう。

「フレームワーク」にとどまりホープの元に戻ったマックは、デイジーたちはどこに言ったの?と聞く娘に「『オズの魔法使い』のように、オズ王国にいたドロシーが故郷のカンザスに戻ったんだ」と言い聞かせるのだった。

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