2018年4月から放送のマーベルドラマ【エージェントオブシールド】シーズン4。
前作シーズン3の放映中には映画「シヴィル・ウォー:キャプテン・アメリカ」と「ドクター・ストレンジ」が公開され、放送後には「スパイダーマン:ホームカミング」の公開へと繋がっています。
マーベル・シネマティク・ユニバース (MCU)全体ではフェイズ3に位置しています。
ここでは【エージェントオブシールド】シーズン4の第11話ネタバレと、それまでの物語の経緯を振り返り、物語をより深く理解できるようになればと思い、まとめさせていただいます。
シーズン3のあらすじの詳細は以下の記事を御覧ください。
◯ドラマ【エージェントオブシールド】シーズン3全話あらすじ。死の星のインヒューマンズが目指したものは?
第10話までの経緯|ドラマ【エージェント オブ シールド 4】
リンカーンを失った悲しみから「自警団」として悪の撲滅に暗躍し、世間ではお尋ね者となっているデイジー=クエイク。
シモンズはシールド内での権限を手元に残すため、メイス長官のもとで忠実に働き、フィッツはデイジーと同じ思いから、ラドクリフ博士とともに「エージェントたちの身代わり」となる「LMDプログラム」の「エイダ」というアンドロイドを作り出していた。
そんな最中、「疎外感」を動機に、恐ろしいほどの知識を有する書物「ダークホールド」を手に入れ無から有を作り、自らが神になろうと画策していたイーライ・モローは、ウォッチドッグを買収して自らの目的を果たすことに成功する。
その甥っ子のロビー・レイエスはイーライが原因の事故で悪魔と取引し「ゴーストライダー」をその体に宿していた。契約を終えたとしてロビーの体から出たゴーストライダーだったが、叔父イーライに復讐すると誓うロビーと再び契約し、シールドがLMDのエイダとともに作った次元間ゲートに、イーライもろとも飲み込まれこの世から消え去ってしまう。
エイダを使い「ダークホールド」を手にいれようとしていたラドクリフは、コールソンのチームによって一度は阻止されるも、破壊された初期のエイダに代わりの新しいエイダとともに、LMDのメイをシールドに送り込み虎視眈々と「ダークホールド」を狙っていた。
「お尋ね者」として世間で話題となっていたデイジーは、イーライの一件で表沙汰になり、記者会見を開き正式にシールドの一員として戻ってくることになる。
その記者会見の席でウォッチドックから雇われる傭兵隊に命を狙われたメイス長官は、自らが「パトリオット計画」によって超人化している人間であり、インヒューマンズではないということが明らかになる。
そのことから長官の地位を降りると話すメイスだったが、コールソンは「シールドの顔」としてメイスをこれまで通り長官として残し、コールソン自身が新たに指揮をとることを決めるのだった。
その頃、自らの母親をNY決戦で失い、インヒューマンズに激しい憎しみを持つ上院議員のエレン・ナディールは、7ヶ月間のテリジェネシスを経て能力を得た自らの弟・ヴィジェイを悔やみながらも殺害し、ウォッチドッグのタッカー・ショックリーらにその処理をさせていた・・・。
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第11話ネタバレ|ドラマ【エージェント オブ シールド 4】
議会議事堂で行われるデイジーのソコヴィア協定の署名と審問の際に、エレン・ナディールの議員室に監視装置を仕掛けようとするコールソンらシールド。タルボットはコールソンのやり方に猛反対するが、作戦は実行されることになる。当日、ヨーヨーとともにナディールの議員室に入ったコールソンだったが、二人が侵入していることをあらかじめ知っていた警備員たちに捕まってしまう。このことからタルボットとも仲違いするコールソンらだったが、シールドの行動が内通者によって筒抜けになったことにも気づくのだった。フィッツは極秘に進めていた「エイダの頭部」の調査から、その犯人がラドクリフであることを突き止め、シールドはラドクリフを自宅で拘束する。基地で隔離していたラドクリフの様子がおかしいことに気づいたフィッツは、ラドクリフの頭に向けて銃を撃ち込む。するとフィッツの読み通り、そのラドクリフはLMDであり、その映像はナディール議員のもとに送られていた。すでにラドクリフはエイダとともにナディールを通してロシアマフィアのサペリアーに匿われていた。
ヨーヨーとマックの関係は順調だったものの、あるメールをきっかけにマックは急遽任務からも外れ、私用だと言い残し姿を消す。マックが隠していることを聞き出そうとするヨーヨーは、マックが別れた女のところに行っていたと聞き別れを切り出す。しかし、マックは自分には11年前に生後四日で命を落とした娘、ホープがいたこと、そのホープの母であるニコールから連絡があり、翌日に控えたホープの誕生日を前に不安になるニコールに会いに行っていたのだという。二人はお互いにすれ違っていたことを悔い、認め合うのだった。
今から5日前。「次元の狭間」からコールソンとフィッツ、ロビー・レイエスらを助け出した後、「ダークホールド」を読んだエイダをシールドに連れ帰ろうとしていたメイは、「サンセットプロトコル」を実行するエイダにより捕らえられ、メイLMDと入れ替えられていた。ラドクリフのラボで眠らされ「ホットマッサージの夢」を見せられていたメイは意識を取り戻し逃げようとするも再びエイダに捕まってしまう。その後、誰もいない隙にガラス片で拘束をほどき逃げ出そうとするメイだったが、自分が頭の中で繰り広げられる「フレームワーク」から出られなくなっていることを「フレームワーク」内のエイダから教えられるのだった。
その頃、シールドの作戦の情報が外部へ漏れ出ていることを知り、自らがLMDであることに気づいたメイLMDはラドクリフLMDの元を訪れ、ラドクリフの実験を阻止しようとするも、任務以外のことしないようにプログラムされていたメイLMDはラドクリフLMDに手出しできずにいた。しかしそこへ、エイダの暴走の原因がラドクリフにあることに気づいたシールドがやってきてラドクリフLMDは連行されていく。その際にメイが睡眠状態で最も安定することが「負け戦の中で戦い続けること」だということに気づいたラドクリフは、サペリアーに匿われながら、新たにメイの中に「バーレーン」での事件の記憶の一部をすり替えた「フレームワーク」を見せ続けたいた。その「フレームワーク」では、能力者(インヒューマンズ)として恐ろしい力を操っていた幼い娘・カーチャは、メイにより命を救われるという結末になっていた。