ケルト人と悪魔崇拝と霊界を描いた洗脳映画|ドクターストレンジ 2016 ネタバレ

ここでは2016年公開の映画「ドクター・ストレンジ」についてネタバレをご紹介しています。

MCU内の現在地と現実の出来事/タイムライン(劇中の時代設定)

劇中の主な舞台は公開した年と同じ2016年とされていますが、カエシリウスを倒したラストシーンの頃には2017年になっているとされているようです。

クレジット後、ストレンジがソーと話しているシーンが、2017年の映画「ソー/バトルロワイヤル」のシーンで、ウルトロンから2年後とされる2017年。

また映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」では、4年前にあたる2012年のニューヨークに「スマートハルク」がやってきて、エンシェントワンから「アガモットの目」の「タイムストーン」を手に入れます。

現実の世界の2016年には、平成天皇の「生前退位の意向」、ドナルド・トランプのアメリカ大統領就任、バハマ文書公開などがあり、プリンス、ジョージ・ボーイ、デイヴィッド・ボウイが死去した年でもありました。

ちなみに、MCUの2016年の出来事には他にも以下のようなことがありました。

  • ブラックウィドウを生み出したロシアの女性工作員養成機関「レッドルームの崩壊とリーダー、ドレイコフ将軍の死
  • ウルトロン後の混乱による国連が提唱した「ソコヴィア協定」をめぐってのアベンジャーズの内乱(キャプテン・アメリカ/シビルウォー)
  • ティチャラ王が死去し、ティチャカがワカンダ王となり「ブラックパンサー」を引き継ぐ。
  • マーガレット・”ペギー”・カーターの死去
  • CIAのエバレット・ロスが、ウンジャダカやユリシーズ・クロウらとヴィブラニウムの韓国釜山での裏取引
  • トニー・スターク母校MITで仮想現実セラピー装置「バーフ」とセプテンバー奨学金を発表

また2014年の時点でフューリーが長らく長官を務めていた秘密組織「シールド」は表向き「崩壊した」と言われ、その後も、映画シリーズでは「多くの人員を抱える組織」としての登場はありません。

しかし実は、MCUドラマ「エージェント・オブ・シールド」でコールソンがシールド長官となり、アメリカ大統領エリスとの「口約束」で、非公式な組織としてインヒューマンズ問題やクリー人の秘密などに関わっていました。

映画「ドクター・ストレンジ」が公開される2ヶ月ほど前の9月から「エージェント・オブ・シールド」はシーズン4が始まり、2017年5月頃にはコールソン率いるシールドは「2091年」にタイムワープしていました。

ネタバレ【エージェント・オブ・シールド 4】全話あらすじ|ドクター・ストレンジへの伏線 ダークホールド の来歴

現実との繋がり

登場人物と演じる俳優の「人種」が違うことを「ホワイトウォッシング」と呼ばれています。
ホワイトウォッシング (配役) – Wikipedia

今作ではチベット系の役柄であるエンシェント・ワンを、白人とされるイギリス出身のティルダ・スウィントンが演じていることに対して批判がなされています。

しかしながらこの批判は全く的を得ていない、と言わざるを得ません。

エンシェント・ワンはチベットを拠点にしているという設定ですが、人種的には「ケルト人」だと言及されています。

ケルト人はヨーロッパ由来の人種ですので、スコットランド出身のスウィントンが演じることは当然のことと言えます。

さらにいえば、ケルト人は現在の「国籍」に関係なく、世界中に散らばって「悪魔崇拝」を広めていることが知られています。

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また注目すべきは魔術師たちの人種の多様性です。

アジア系もいれば、黒人もいますし、主人公のストレンジもアメリカの外科医という設定で、演じているのはイギリス王室の親戚でもあるベネディクト・カンバーバッヂです。

これを言い換えると悪魔崇拝者は、人種の違いに限らず、世界中にいるということです。

私は数年前までこのようなことは全く無知でしたが、彼らが悪魔崇拝を実際にこの世界で行なっていて、それによって地上には悪が蔓延ってしまっているという事実をラプトブログで知りました。

RAPT | イルミナティという悪魔崇拝組織が、現実に存在しているという確固たる証拠。
RAPT | RAPT×読者対談〈第41弾〉古代から現代まで世界を支配してきたのは古代ケルトのドルイド僧である。

RAPT | 日本の古墳も生け贄儀式を行うためのドルイド教の祭儀場でした。

これらの記事のタイトルでもわかるように、日本各地にある古墳はこれらケルト人系の悪魔崇拝者たちの儀式の場所でした。

また、「ドルイド僧」というのは宗教家のような役割もありながら、裁判官のような役割もしており、さらには医者という側面もありました。

今作の主人公が医者だという設定は、このように事実を元に作り上げられているのです。原作者も、この事実を知っているということなのです。

そして悪魔崇拝に由来する医者は、今でも、世界中で「嘘の病気」をでっちあげて、世の中を不幸にし続けています。

科学研究やマスコミ、政府機関などが彼らに乗っ取られ、嘘の情報がばら撒かれています。

彼らは人々に心配しなくてもいいことを心配させ、本来なら幸福に過ごせる時間をその嘘によって奪うという、卑劣な行いを今も続けています。

【コロナ死急増のカラクリ】医者が“コロナ死”と認定すれば、死者1人につき50万円支給されることが発覚!! | RAPT理論+α

医者に協力金をばら撒き、「みなし陽性者」を量産する仕組みが確立 17都道府県が既に導入 | RAPT理論+α

【金の亡者】日本医師会、コロナ5類へ引き下げ後も公費負担の継続を求める「医師会は乞食」「公金チューチュー」「医者である前に人として恥ずかしくないのかね?」と批判殺到 | RAPT理論+α

そんな医者をヒーローとする作品がマーベルの「ドクター・ストレンジ」シリーズなのです。

これからも「白い巨塔」が崩れ去っていくことを、心から祈っていきたいと思います。

また本作でヴィランとして登場する「闇堕ちした魔術師」のカエシリウスですが、彼の顔の特徴は、現実にも行われている悪魔崇拝者たちのものと全く同じです。

ひどく乾燥しているように見える「アドレノクロムの症状/ブラックアイ」の闇堕ちした魔術師カエシリウス

悪魔崇拝者たちは「人(子供)の血液」を飲んでいますが、「目の周りが黒くなる(ブラックアイクラブともいうそうです)」という状態は「アドレナクロム」の症状と言われています。

このような悪魔崇拝だらけの映画「ドクター・ストレンジ」は、見ない方が身のためだと思います。
【群馬人脈】アドレナクロムを日本で製造しているのは、日本赤十字社・富士フイルム・三菱化成だった | RAPT理論+α

https://twitter.com/bnichan/status/1345215891378638852?s=20

登場するロケーション/地名

カトマンズ・ネパール/カマータージ

西洋医学では再起不能といわれた両手を回復させるためにスティーブン・ストレンジが向かった「カマータージ」があるされる場所。ジョナサン・パングボーンから教えられて向かった。カマータージにはインターネット環境も整っておりWi-Fiのパスワードが『シャンバラ』に設定されている。カマータージの入り口は普通の家のようで、その扉を入ると存在する。

香港 九龍 中華人民共和国

九龍(きゅうりゅう。カウルーン)の市街地に世界に三つ存在するうちの一つの「サンクタムサンクトラム」が存在する。カエシリウスが九龍のサンクタムサンクトラムを破壊して、地球を闇で覆ってしまおうとしていた場所であり、ストレンジがドルマムゥと戦った場所。九龍は1997年にイギリスから中華人民共和国に返還された。大通りの一つ「彌敦道 ネイザンロード」は大英帝国の時代に作られ、ネイザンロードの名前の由来はマシュー・ネイザン卿 Sir Matthew Nathanから。ネイザン卿は、ロンドンのパディントン生まれのユダヤ系イギリス人。1902年に聖マイケル・聖ジョージ騎士団長(KCMG)に任命され、1903年に香港総督となり赴任。香港の正式名称は「中華人民共和国香港特別行政区」

ニューヨーク州 アメリカ

ストレンジが管理を任されることになる「サンクタム」の一つがある場所。このグリニッジヴィレッジ ブリーカーストリート177Aに所在する「サンクタム・サンクトラム」の建物のガラスで作られている「オキュラス/オキュラー窓」はアガモットの眼と同じデザイン。<これは古代に起源を発し、 ビザンチン建築と 新古典建築 (Neoclassical architecture) の造作である。 これはフランス語で oeil de boeuf (牛の目, エイユ・ド・べフ), あるいは単に bull’s eye (牛の目) とも呼ばれる。>オクルス (Oculus)

そのほかの登場するロケーション/地名

エベレスト ネパール|ヒマラヤ山脈の世界最高峰の山。スリングリングの修行の一環としてストレンジが取り残された場所。
ロンドン イギリス|ロンドンのサンクタム・サンクトラムの建物がある。カエシリウス率いる「ゼロッツ」によって破壊される。
メトロポリタン総合病院 ニューヨーク|ストレンジやクリスティーンらが勤務する病院。エンシェントワンが命を引き取った病院でもある。
コリンシアホテル ロンドン|物語冒頭にエンシェント・ワンとカエシリウスたちが戦っていた場所。
エクセターカレッジ デヴォン州エクセター|カエシリウスら「ゼロッツ」がカリオストロの儀式を行っていた場所。オックスフォード大学の構成学校の一つ。

登場人物/キャラ

スティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジ

天才的な神経外科医。ニューヨークのメトロポリタン総合病院勤務。手術中に音楽をかけることを好み、曲の発売時期を当てるゲームをする。一人運転中によそ見運転で自動車事故を起こし、両手の神経を損傷。西洋医学ではできることがなく、スティーブンと同じような怪我から奇跡的な回復をしたパングボーンからカマータージのことを知り、そこで修行を受けて魔術師としての能力を開花させた。

カール・モルド

黒人系の魔術師でエンシェント・ワンを強く信頼する弟子。スティーブンをカマータージに案内した人物だったが、エンシェントワンが隠していたことを知ってからは、スティーブンやカマータージから姿を消す。

クリスティーン・パーマー

スティーブンとかつて恋人だった救命医。別れてからもお互い信頼を寄せ、スティーブンが瀕死の重傷を負った時、一人で手当てをした。またスティーブンが魔術師であることを初めて教えられた人物。

エンシェント・ワン

カマー・タージの主。至高の魔術師“ソーサラー・スプリーム”の称号を持つ、700歳を超えたケルト人女性の魔術師。実は暗黒を支配するドルマムゥの力を得て強大な魔術を持つようになったというタブーを隠している。

カエシリウス

ゼロッツを率いる魔術師。妻や子供を蘇らせることができないことがわかった途端、師と仰いでいたエンシェントワンから離反。暗黒魔術に取り憑かれ、世界中を暗黒に取り込もうと活動する。

そのほかの登場人物

ウォン|カマータージの書庫を管理するアジア系の魔術師。スティーブンの能力を認める先導役であり、行動を共にする相棒でもある。
ジョナサン・パングボーン|カマータージでエンシェントワンの弟子となり下半身付随から回復し、再び歩けるようになった人物。リハビリ医がスティーブンと同じだったことから、パングボーンに会いにきたスティーブンにカマータージの存在を教える。
ハミヤ|カマータージのアジア系のベテラン魔術師。エンシェントワンからは「マスターハミヤ」と呼ばれる。怪我で左腕の手がないが、スティーブンに数々の手本を見せる。
ルシアン・アスター/ストロング・ゼロッツ|カエシリウスの弟子で、ゼロッツのリーダー格。
ソル・ラマ|ロンドンのサンクタム・サンクトラムを担当する魔術師。カエシリウスの攻撃を受けて倒れる。
ティナ・ミノル|香港のサンクタム・サンクトラムを担当する魔術師。
ダニエル・ドラム|ニューヨークのサンクタム・サンクトラムを担当していた魔術師。後任にスティーブンがつく形になった。
ソー|アスガルドの王オーディンの息子。ミッドクレジットで登場。弟ロキが老人ホームに入居させた父オーディンを探している中でストレンジに会うことになった。これは映画「ソー/バトルロワイヤル(ラグナロク)」のワンシーン。

世界観/設定/アイテム

ミスティックアーツ/魔術

多元宇宙にアクセスし強力なパワーを引き出す技法。エンシェント・ワン、カエシリウスが使う「闇の魔術」は現実世界の空間を歪曲・湾曲させることができる。魔術師が使う道具がをレリックと呼び、レリックの中にはスリングリング、浮遊マント、アガモットの目とオーブ、ヴァルトのブーツ、扇や杖、短剣などがある。ストレンジを含めたエンシェント・ワンの元で魔術を修行する一団を「マスターズ・オブ・ミスティック・アーツ」と呼び、エンシェント・ワンの教えに離反した魔術師の一団を「ゼロッツ」という。「ゼロッツ」のリーダーはカエシリウス。今作以降MCUシリーズで登場する「多元宇宙」は「霊界」のこと。
RAPT | 「霊界」という奥義について。悪魔崇拝者たちは「霊界」の存在をひたすら我々一般庶民に隠してきました。

RAPT | 悪魔崇拝者を根本的に滅ぼし尽くす方法。それは「霊界」の奥義を知ることから始まります。

ソーサラースプリーム/至高の魔術師

魔術師集団の「マスターズオブミスティックアーツ」の中で一団を率いる資格と実力を持つ魔術師に与えられる称号。エンシェント・ワンがこの称号に値いする者とみなされている。

ダークディメンション/暗黒次元

人間の概念が存在しない暗黒の空間。生命体、時間、生死、倫理などは存在しない。この次元を支配しているのがドルマムゥという存在で、あくなき欲望と無限の力を持ち、ダークディメンションを広げ宇宙を無に飲みこうもうとする。

タイムストーン/アガモットの眼

エンシェント・ワンが持っていたアガモットの目の中に保管されているインフィニティストーンの一つ。初代ソーサラーシュプリームがアガモットであり、アガモットの目を作った。

サンクタム/サンクタム・サンクトラム

大地の気が溢れる場所。地球を別次元の侵略から守るために定められた聖域で、ここに建てられた世界で三つのサンクタム・サンクトラムを拠点として、魔術師たちが地球を霊的に守っている(多次元宇宙からの侵略者の襲来を防いでいる)。拠点はニューヨーク、ロンドン、香港にある。

カリオストロの書

カマータージの書庫にある魔術書で、時間を操る魔術が掲載されている。これによりスティーブンが時間を操る力を得た。

大まかなあらすじ

傲慢で天才的な技術を持つ神経外科医のスティーブン・ストレンジは、ある日、自らが運転する車で大事故を起こし、両手の神経を大きく損傷。再起不能といわれ、スティーブンは魔術の力で同じような症状から回復したジョナサン・パングボーンから「カマータージ」という場所へ導かれる。
そこで至高の魔術師と称されるエンシェントワンから魔術の手解きを受けたスティーブンの怪我は徐々に回復へ向かい、元々の才能もあり、スティーブンは魔術師としても成長していく。

そんな中ストレンジは、「悪魔の書」を読み解き、魔術によって時間を改変したことから、その状況は一変していく。

闇の魔術に取り憑かれたカエシリウスと、エンシェントワンとの戦いに巻き込まれたスティーブンは、エンシェントワンが闇の魔術から永遠の命を得た存在であるという事実を知り、カエシリウスは、師と仰いでいたエンシェントワンの欺瞞性を嫌い闇堕ちしてしまったのだった。
カエシリウスがドルマムゥを呼び込み世界を闇に染めようとする中、スティーブンが時間の操作することで、世界を正常に戻すことに成功する。

カエシリウスら闇の魔術師たちを倒すことに成功したスティーブンたちだったが、先輩魔術師のモルドは、エンシェントワンの真実を知ったこと、そしてスティーブンもまた彼女と同じ道を辿ったことから、「自然の法則を侵した。お前たちは必ずそれ相応の報いを受ける」と言い残し、スティーブンたちの前から姿を消してし、パングボーンの元へ向かったモルドは、彼から魔術を奪い取ってしまう。

その後、スティーブンは魔術師としてサンクタムの一つのニューヨークの守護者となるのだった。