【あらすじ】ジャービスは敵か味方か?エージェントカーターシーズン1第1話「キャプテン・アメリカの恋人」

ここでは、マーベルシネマティックユニバース(以下「MCU」)に入るドラマシリーズ「エージェント・カーター」シーズン1の全体のあらすじをまとめています。

その前に、簡単に動機を述べさせていただくと、アメコミに関しては全くの無知の状態から、「エージェント・オブ・シールド」を見たのがきっかけで、そのシリーズをすべて見て「MCU」の世界観を理解したいと思ったこと、そして、スタン・リーやその原案者たちが見ていたものを明確に知りたいと言う動機を元に始めました。

と言ったような動機に加え、原作は見ていない状態で始めています。今ではウェブ上のページで殆どのことがわかってしまうので助かります。本当はよろしくないですが(笑)

ということで、ここでは原作コミックを見ていない状態で書いているということを前提にさせてください。

まずは「エージェント・カーター」シーズン1について見ていきたいと思います。

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エージェント・カーターS1E1「キャプテン・アメリカの恋人」あらすじ

1946年NY。ペギー・カーターは自宅でキャプテン・アメリカこと、スティーブ・ロジャースとの別れを回想します。

「ルツェルンでフォンデュはいかがですか?」

その戦いのときに、パイロットをしていたハワード・スタークが敵国への武器販売の疑いでその審問が三日目に突入したことを、新聞で知ります。

同居人のコリーン・オブライエンは職場に復員兵入ったため、十人がクビ鋲打ちから教え直さないといけないと不満気。足が棒になり疲れたと言ってベッドに入り、ペギーに土曜の夜に映画に行く約束をします。ペギーはコリーンに隠しながら銃に銃弾が入っていることを確認して出勤します。

赤のハットブルーのスーツを着たペギーは表向きはベル社になっているアメリカの諜報機関SSR(戦略科学予備軍)に出勤。

職場ではすでに、スタークの審問での態度から「スタークは逃亡者」と認定され、SSRの調査対象になります。

ペギーはドゥーリー支局長に「彼は祖国を売るような人ではない」と意見をしますが「キャプテン・アメリカの世話係」とまともに意見を受け入れられません。

同僚のダニエル・スーザは、SSRエージェントのクルゼミンスキーがカーターへ侮辱とも取れる発言を注意しますが、逆にペギーから「そういうことは困る」と言われます。

ドゥーリー支局長のお気に入り、ジャック・トンプソンからは、ファイリングの仕事を依頼されて、その仕事のやりがいのなさに不甲斐ない思いをするペギー。

ダイナー「L&L オートマット」で店員のアンジーにそのことを相談すると、アンジーは電車を3つも乗り継いで言ったオーディションで最初の2小節歌ったところで帰っていいと言われたことを聞かされ「ペギーならブロードウェイで成功できる」と言われます。

その後、突如座席テーブルに「5分後に裏通りで」というメモを見つけ出てみると「ご同行願います」という謎の男に声をかけられ、仲間の車から終われ、ペギーがタイヤを撃ち抜くと、止まった車の扉を開けたのはなんとハワード・スターク。

話を聞くと、何者かに嵌められ、法定に連れ出されたといいいます。そして、ハワードの事務所の地下2階に隠してあった「悪い子」をモナコの税務相談員と会った後に盗まれていたと言います。

金儲けのため自分で闇に流したと思われるため、法定でも真実を話せないというハワードは、その真犯人を見つけてほしいと依頼してきます。

その悪い子の一つは「分子ニトラミンの化学式が書かれた紙」であり、それは指先ぐらいの量で大通りと一区画がぶっ飛ぶほどの威力。

そしてハワードは、海外の「悪い子」たちを取り戻しに行くといい、ボートで夜の闇に消えていきます。

ペギーが裏通りで殴った男はハワードの執事エドウィン・ジャービス。彼は妻と眠るために夜の9時までに電話をくださいと名刺を渡します。

SSRのオフィスでスーザが調査していた女性とボートに乗る写真を見て「終戦の時スタークにキスされかけてテムズ川に突き落としたら溺れていた」と彼がカナヅチであることを教えます。

ドゥーリー支局長とトンプソン、クルゼミンスキー、ヨークは、クラブ経営者スパイダーレイモンドが武器を売るという情報が入り、その捜査の会議をしています。そこに、コーヒーを作るふりをして、情報を聞き出したペギーは「女の日」だと嘘をついて早退し、ナイトクラブ「ラ・マルティニーク」に向かいます。

「ラ・マルティニーク」でリート・ブラニスがスパイダー・レイモンドに「ニトラミン爆弾」を売りさばいて帰ってきます。

ブロンドのかつらをつけたペギーはボディガードの男に売りたいものがあると言って潜入。睡眠効果のある口紅「甘美な夢」を付けてから、レイモンドの部屋に入ります。

「化学式をお持ちなんですって?」

色仕掛けで行くペギーの予想を上回るセッカチだったレイモンドはペギーとキスをして気絶します。金庫を、時計型の解錠器を使い開けると、分子ニトラミンの化学式は、爆弾に変わっていました。早速ジャービスに連絡すると、彼は妻のためにスフレを作ってるので、現場に向かうことはできないといいます。

しかし、スタークからのメモではオレンジ色になっているのは爆発寸前の証拠で、爆発したら半径460Mが消え失せるといいます。

ニトラミン爆弾を沈めるには、炭酸水素ナトリウム、酢酸塩の溶液が必要だということで、早速自宅に戻るペギー。

「ラ・マルティニーク」ではペギーと入れ替わりにグリーンのスーツを着たサーシャ・デミドフがレイモンドのもとに入りニトラミン爆弾が盗まれたことからレイモンドを殺害します。ニトラミン爆弾を盗んだのが、ブロンドの女だと気づいたデミドフはペギーを追います。

その直後に、SSRのトンプソン、クルゼミンスキー、ヨークが「ラ・マルティニーク」にやってきますが、全ては後の祭り。

自宅に戻ると、ぐわいが悪いというコリーンがベッドで寝ていて、ペギーは重曹・バーボン・ビネガーを持ちバスルームでニトラミン爆弾の沈静化に成功します。その時、部屋で物音が聞こえ様子を見に行くと、デミドフがペギーを襲います。戦っているときに、デミドフの首に「Y」のマークを見つけますが、窓から外に投げ出されたデミドフは逃亡します。ベッドの上でデミドフに撃たれて亡くなったコリーンを見てペギーは涙します。 

ダイナーでジャービスを背中合わせのまま話すペギー。「私と親しくなった人は死ぬ」そう言うペギーにジャービスはあなたは超一流のエージェントだと励まします。

化学式から爆弾担っていることから二人はその出所を調べるために、スタークインダストリーの研究者アントン・ヴァンコ博士のもとに向かいます。

爆弾の成分に「ランタン炭素合金」が入っていることから、唯一その製造を今でもできる「ロクソン石油」に向かうペギーとジャービス。

「ランタン炭素合金」が放つ「ヴァイタレイ」を測ることができる測定器を手に入れるためSSRの倉庫のスティーブ・ロジャースの再生プロジェクトのファイルを開けるペギー。

当時を回想していると、ダニエルが入ってきてジョークで励まします。そして、A・アースキン博士の名が記されているヴァイタレイ測定器を持ち出します。

その頃、デミドフは遠隔通信タイプライターでそのリーダーに、ニトラミンの回収を失敗したことを伝え、ペギーの暗殺の許可を得ます。 

すでに閉鎖中でありながらも、厳重な警備をしくロクソン石油に潜り込み、ヴァイタレイ測定器を持ちながら調査していると、そこには、デイジークローバー牧場の白衣を着たヴァン・エルトと、リートブラニスがいます。

まさに、そこでは爆弾が作られています。ペギーが物陰から様子を見ていると、ジャービスの無線が入り、二人にバレてしまいます。

エルトが拳銃を手に持って探しているところに、ペギーが強い光線で目眩ましをして、エルトを倒し、ブラニスを追うとトラックの中にあるニトラミン爆弾を見せ首に拡声器を当てて話し始めます。

彼はただの商売人で「俺は人殺しにモノを売るだけだ」と言います。ペギーが、グリーンのスーツを着た男について聞きますが「あいつにはもう名前はない、俺たちはもう長くない」といい「もうすぐリヴァイアサンが来る。君の未来は暗い」と言って、爆弾を投げトラックで逃亡します。

ペギーはジャービスの車に飛び乗りすぐにロクソン石油から逃げます。車のバンパーとナンバープレートが爆発により吸い込まれますが、二人はその威力に驚きます。

「ラ・マルティニーク」にいたカメラマンが撮っていた写真があるため犯人であるブロンド女を特定できるとトンプソンがドゥーリー支局長に言います。そこに電話が入り、爆発が起こったロクソン石油に向かいます。

ダイナーでは、ペギーとジャービスが話し合っていて、ブラニスが言っていたリヴァイアサン調べるというジャービスに対して、ペギーはデイジー・クローバー牧場の住所(ガンズヴール101番地)をメモして二人は別れます。

ペギーはアンジーに嫌がらせをする常連客にフォークで脅し、二度とこの店に来ないこととチップを多めに置いていけと言って店から出ていきます。

その姿をスタークと電話しながら見ていたジャービスは「彼女は何も疑っていないようです。」と話すのでした・・・