ディーンフジオカ主演ドラマ【シャーロック(日本版)】ネタバレ 2019年の東京に現れた犯罪コンサルタントと失業医師コンビ!

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2019年10月から放送のドラマ【シャーロック~アントールド ストーリーズ~】。

主演にディーン・フジオカと岩田剛典を迎え、コナン・ドイルの小説を原作とした探偵ドラマが誕生。

公式発表では、イギリスBBCで放送されたベネディクト・カンバーバッチ主演の「シャーロック」とは無関係な作品とされ、東京オリンピックへ向かう東京を舞台に、原作小説で事件名として登場するも、その詳細が語られることのなかった事件が映像化されるミステリードラマです。

ここでは、ドラマ【シャーロック ~アントールド ストーリーズ~】のネタバレを紹介しています。

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この記事の見出し

第1話 ネタバレ 10月7日 視聴率 12.8%

10月1日0:00過ぎ。
精神科医・若宮潤一(岩田剛典)の同僚の赤羽栄光(中尾明慶)が勤務する病院の屋上から飛び降りる。何者かに追われていた姿が防犯カメラに残されていたが、コンサルタント探偵の誉獅子雄(ディーン・フジオカ)の調べと、江藤礼二(佐々木蔵之介)、小暮クミコ(山田真歩)たち警察の捜査の末にそれが自作自演であることが判明する。
赤羽は、ジャーナリストの郡司貴生(淵上泰史)に脅迫され金をゆすり取られていた。赤羽と若宮と郡司の三人は、同じ大学の同じサークルに所属していた友人同士。サークルでは国家試験に合格するため、郡司の親の知り合いの医師国家試験の出題者から、外部と連絡の取れない場所という条件で、赤羽の所有するクルーザーの上で試験の答えを教わっていたが、その後郡司だけは医師になれずジャーナリストとして生活していた。
カンニングで医師になったことに後悔する若宮や赤羽は、5年前に起こった三人の医者の免許が剥奪された国試問題漏洩事件を機に、過去と決別したいと思っていた。
そんななか赤羽は、2週間前に病院にやってきた郡司から、不正をして医師になったことをネタに金を要求され、1週間前の9月23日に妻の赤羽汀子(ていこ・松本まりか)とともにクルーザーの上で密会し、郡司に金を渡していた。そのさい汀子は郡司を殺すよう夫の赤羽をそそのかし、その言葉通りに赤羽は郡司を殺害し二人は遺体を海に捨てたのだった。
全てを告白して自首するという赤羽に汀子は、残される娘と自分のために死んで保険金を残してくれと要求する。妻の言葉に絶望した赤羽は、高額な保険金が受け取れる「事件」で殺されたことにするため、そして、娘と妻のため、迫真の演技をして他殺を装い、勤務する病院の屋上から飛び降り自殺をしたのだった。
若宮の協力を得てことの真相を暴いた獅子雄。大きなヒントは、赤羽の胃の中に残されていたバターとパセリだった。それは、赤羽が自殺する直前にファミレスで妻子と会っていた時に、娘が妻に怒られないようにと娘の食べ残したパセリを、付け合わせのバターとともに赤羽が食べてあげたものだった。さらに、左手で破られたアルバムの写真の痕跡から汀子が左利きであり、何かを隠していることに気づいたことも事件解決への大きなヒントになった。
こうして若宮は医師をやめ無職になるが、そんな若宮の家「ベイカーハイツ」に雨漏りで家を出なければならなかった獅子雄が転がり込んでくる。
2019年10月7日のことだった。

第1話 主なゲスト|登場人物キャスト

水野麻里(松井玲奈)|赤羽が誰かと言い合いをしていたことを証言した看護師。若宮に好意を抱いていた。
郡司貴生(淵上泰史)|ジャーナリスト。若宮と同じサークルに所属。不正で医師になった赤羽に近づき金銭を得ていたが、妻にそそのかされた赤羽に殺害され、遺体は海に捨てられる。
石井太(木下ほうか)|若宮たちの勤務する病院の警備員。よく眠る。
今井茂樹(平泉成)|赤羽、若宮、郡司たちの大学時代の教授。
赤羽栄光(中尾明慶)|医師。郡司を殺したことから自首を考えるが、妻の汀子に死ぬことを求められ、人目が少なくなった24:00直後にに飛び降り自殺をする。保険金の支払額が高額になる事件性を演出するために誰かに殺されたかのような演技をする。2013年の冬に大学受験の出題者から問題を教えてもらい、カンニングで医師に合格する。若宮と同じサークルに所属。
赤羽汀子(松本まりか)|栄光(中尾明慶)の妻。郡司に金を要求される夫に、郡司を殺すようにそそのかし、自首するという夫に死んでお金を残せという。
赤羽雅恵(浅茅陽子)|栄光の母親。
赤羽隆(山田明郷)|栄光の父親。医学部の元教授。

第2話 ネタバレ 10月14日 視聴率 9.3%

身分証の人物と血液型が一致しない飛び込み遺体が発見される。
誉獅子雄(ディーン・フジオカ)たちは身分証の「高橋博美」を調べていく中、”クライアントに最後まで寄り添う”をモットーにする女性弁護士の青木藍子(菅野美穂)にたどり着く。しかし、彼女の担当したクライアントのなかに、途中で弁護を降りた事件の存在を知った獅子雄。そのクライアントは両親を殺害した男・山下(柳俊太郎)で、山下の妹・佐和子(三浦透子)が行方不明になっていることからさらに調べを進めた獅子雄たちは、藍子がかつてのクライアントだった博美(未来)を殺害し遺体を遺棄、その後、兄の事件でマスコミに騒がれ、まともに社会生活ができなくなっていた山下の妹・佐和子に「高橋博美」の人格を与えたことが明らかになる。
獅子雄に事件の真相を暴かれた藍子は、母や博美のことを「一度甘い汁を吸ったら、最後まで吸い尽くすような害虫・虫けら」と軽蔑の眼差しを持っていた。
藍子のもとで働く河本美沙(岸井ゆきの)は、藍子との別れ際に「死んだ佐和子は、私と同じように藍子に感謝していたはず」と伝えるが、藍子は美沙に「だから何?」と冷酷にあしらい、警察に連れられていく。 10月4日発生した事件は、再び獅子雄の手によって真相解明へと導かれたが、その手柄は警部の江藤礼二(佐々木蔵之介)が全て持っていく。
今回の事件を助手として行動を共にしていた若宮潤一(岩田剛典)は、獅子雄の行動力の感心しながらも、”この男と付き合うことは、危険な道に踏み入れることなのか?”と疑問を抱き始めていた…。10月14日のことだった。

第2話 主なゲスト|登場人物キャスト

青木藍子(菅野美穂)|敏腕人権派のダーリントン法律事務所の弁護士。一年半前、クライアントで不倫の常習だった高橋博美に、「偽善者」と罵られたことをきっかけに殺害し、神奈川県のタカミヤマ山中に埋める。その後、兄の殺害事件で、マスコミからバッシングされまともに生きれないと苦しんでいた山下佐和子に、自らが殺害した「高橋博美」の人格を与える。婚約までしていた佐和子が死ぬとは思っていなかった。シングルマザーだった母が死にたいと思っていたことを理解していたが、何かと甘えてくる母に嫌気がさしていたため、母が死ぬことを放置していた。母の死の直後にイギリスに留学する。ダーリントンはその時に機関車に乗った思い出の街。横浜市出身。事務所は新宿。甘い顔をすると害虫並みに人に害を与える自らの母や高橋博美を心底軽蔑していた。
河本美沙(岸井ゆきの)|ダーリントン法律事務所の事務アルバイト。佐和子と面識を持っていたが「高橋博美」の人格を与えられていたことは知らなかった。カードでの買い物を繰り返し自己破産し、その際に、藍子に債務整理をしてもらい、その後も事務員として働かせてもらっている。
山下佐和子(三浦透子)|兄が事件を起こし、その影響でまともに社会で生きられないほどの状況に追い込まれる。その際に兄の弁護人だった藍子から「高橋博美」の人格を与えられ、2018年4月から「高橋博美」として新たな人生を始める。その後、小学校教師の佐々木守と出会い婚約するまでの仲になるが、守の両親の調べで「博美」が過去に不倫をしていたことを知った守から、婚約解消を告げられる(2019年9月)。その後、10月4日金曜日、新宿駅の線路に橋から飛び降り死去(事故名は「新宿住井橋転落死時事故」)。29歳。ファーストフード店員。
山下(柳俊太郎)|佐和子の兄。2015年の四谷薬局両親殺害事件で刑務所に服役。そのことをマスコミで報道され、妹の佐和子は表立って生きていけなくなるほどの人生になってしまい、これを機に佐和子は藍子から「博美」の人生を与えらえる。
高橋博美(未来)|2017年頃、不倫していた(教師の佐々木守ではない)ある男性の妻から慰謝料を請求され、藍子が弁護人となり藍子によって男との関係を解消されるが、境遇が似ていることをから弁護をしていた藍子を「偽善者で、ニセモノ」と罵倒した末に、藍子に鉄道の車輪模型(コロモーション No.1)で殴られて死去。その後、藍子によってタカミヤマの山中に埋められる。死後一年半が経った頃の2019年3月に大雨の際に発見される。身元不明遺体として警視庁のデータベースに残っていて、不倫相手の妻に負わされた怪我の治療のために診察した新宿の病院にもカルテが残っていた。幼い頃に両親を失っている。相手との裁判の際は、嘘の証言を繰り返していた。
佐々木守(内村遥)|小学校教師。博美になりかわってからの「佐和子」と婚約するほどまでの関係だったが、守の両親が本来の博美の過去を調べ、不倫していたことを知り(勘違い)婚約を解消する。佐和子が「博美」になり変わっていることは知らない。
今西昭介|刑事部長警視監。江藤を表彰する。

メモ・時系列

2015年 「四谷薬局両親殺害事件」発生。2月には藍子が犯人・山下の弁護人に。
2017年 藍子、別のクライアントの高橋博美を殺害し、出身地付近の神奈川県タカミヤマに遺棄。
2018年4月 藍子、山下の妹・佐和子に死去した「高橋博美」の身分を与える。
2018年5月「四谷薬局両親殺害事件」の二審開始(藍子は弁護を降りている)
2019年3月 高橋博美の遺体が発見される。警視庁の身元不明遺体データベースに登録
2019年9月 佐和子、佐々木守と婚約。身元調査で高橋博美の不倫が判明し、守は婚約破棄。7日に婚約指輪を購入。
2019年10月4日 佐和子、新宿駅で飛び降り自殺。解剖の末に、江藤たちの「一課」に案件がまわてくる。
2019年10月8(火)日〜14日(月) 獅子雄たちが事件全容を明らかにし事件を解決。

第3話 ネタバレ 10月21日 視聴率9.9%

空き家となっている「坂東家」で吉野正夫(六平直政)が殺された事件に興味をそそられる誉獅子雄(ディーン・フジオカ)。
調べを進める中、現場付近での目撃情報から、五年前「坂東家」で起きた「大邸建設地面師詐欺事件」で買い手として関わっていた不動産業の古田和人(岡田義徳)に接触する獅子雄した、彼の上司から古田が新たに13億円の不動産取引を進めている最中だと教えられる。
小暮クミコ(山田真歩)の調べで死んだ吉野の携帯電話の通話履歴から、5年前「坂東家」で家政婦をしていた細川保奈美(山口いづみ)にたどり着いた獅子雄たち。
その後、獅子雄は、13億円の豪邸を売却しようとする斎藤順子(山村紅葉)と順子の長男・斎藤浩平(猪征大)とも接触し、さらに獅子雄は、五年前の「大邸建設地面師詐欺事件」でホシを挙げていた、捜査二課の女刑事・市川利枝子(伊藤歩)に疑いの目を向けていた。
2019年10月18日。
古田が担当する13億円の不動産取引の契約の日、獅子雄は古田の不動産会社の法務部の人間として契約の席に立ち会うことになる。外では江藤礼二(佐々木蔵之介)とクミコが待機している中、獅子雄は彼らの悪事を暴いていく。
13億円の豪邸の持ち主・斎藤親子に成り済ましていた根岸久恵(山村紅葉)とその息子役の松下五郎(猪征大)を詐欺未遂で逮捕。さらに古田に今回の話を紹介した不動産会社社長の丹波(菊池均也)が、五年前の事件に関わっていたいことも明らかになる。
その上、獅子雄は、吉野が”木の枝”で残したダイイングメッセージから、「坂東家」の元家政婦・細川が出所後の吉野からプレゼントされた小物入れに隠されていた丹波社長と捜査二課の女刑事・利枝子(伊藤歩)の密会写真を明らかにし、利枝子が、地面師詐欺グループと通じていることが暴かれることになる。
地面師グループのトップは、誰もその正体を知らないと言われる守谷という人物で、利枝子は、警察での取り調べの中で守谷へ心酔していることを告げる。
こうして、5年前の地面師詐欺グループが起こそうとしていた犯行を未然に防いだ獅子雄だったが、彼が最も興味をそそられていたのは、プロデューサーのように地面師詐欺を裏で指揮し、利枝子らを意のままに従わせる守谷という人物だった。

第3話 主なゲスト|登場人物キャスト

市川利枝子(伊藤歩)|捜査二課の刑事。地面師詐欺グループの丹波(菊池均也)と密会している写真が証拠となり、詐欺グループとつながっていることが暴かれる。この写真を元に5年前の事件で唯一逮捕された吉野から脅され、その際に吉野の首を絞めて殺害。柔道三段でインターハイで優勝したことのある実力者。「守谷は人間とは何かを知っている。私は守谷のためならなんだってできる!」と守谷の人柄に心酔している。
田中(飯田基祐)|捜査二課の刑事。利枝子(伊藤歩)の同僚。
古田和人(岡田義徳)|5年前に起きた地面師詐欺事件で大邸建設の営業担当をしていた人物。大邸建設時代の先輩の丹波に再び騙されそうになる。
樋口(住田隆)|不動産会社「プレンターハウス」営業二部の部長。古田の同僚。
大邸建設社長(清郷流号)|大邸建設の社長。守谷の地面師詐欺グループに21億円を騙し取られ管理物件だった「坂東邸」で自殺し会社も倒産。妻は入院中。子供はいない。
細川保奈美(山口いづみ)|5年前に起きた地面師詐欺事件当時の坂東家の家政婦。かつて吉野は、坂東に成り済ますために細川に接触していた。出所後の吉野から連絡を受け、プレゼントをもらうなど関係を深める。誉獅子雄らが捜査を始める二週間前(10月3日ころ)が誕生日。
坂東庄之助|5年前に起こった「大邸建設地面師詐欺事件」の舞台「坂東邸」の持ち主で吉野が”なりすまし”をしていた人物。現在は伊豆の高級老人ホームで生活している。
牧野(飯野めぐみ)|吉野正夫(六平直政)の遺体を担当した解剖医。

被害額21億円「大邸建設地面師詐欺事件(@坂東邸)」の地面師詐欺グループ|登場人物キャスト

吉野正夫(六平直政)|坂東邸で利枝子(伊藤歩)に殺害された男。坂東邸のオーナーになりすましていた。捕まってからは仲間の情報を漏らさず2019年の6月に出所し、その後4ヶ月後の10月に殺された。自らが彫った帆船の絵が施された小物入れを細川保奈美(山口いづみ)にプレゼントする。その中には利枝子(伊藤歩)と丹波(菊池均也)の密会写真が隠されていた。瀕死の状態の中、部屋にあった枝を使ってダイイングメッセージでモールス信号(ツー・トン・トン)の「ほ」を残したことから、誉獅子雄が事件解明までつなげる。以前は遠洋漁業乗組員。
根岸久恵(山村紅葉)|13億円の豪邸に住む斎藤順子役の女詐欺師。斎藤順子は、美容師をやっていたときに資産家の夫と結婚し、30年前に夫を癌で亡くして以来、長男の浩平と二人暮らし。孫はいないのに、おもちゃが落ちていたと言われ拒否しなかったこと、車椅子での生活をしているはずなのに、靴がすり減っていること、順子は東京出身でありながら、気を抜くと出てくる関西弁などから偽物だとバレる。詐欺未遂罪の現行犯で逮捕・連行される。
松下五郎(猪征大)|順子の長男・斎藤浩平役の詐欺師。自分の家の門の開け方がわからず偽物だとバレる。詐欺未遂罪の現行犯で逮捕連行される。
丹波(菊池均也)|斎藤邸売却の仲介をした不動産業社長の詐欺師。古田の大邸建設時代の先輩でもあり、大邸建設が倒産後は独立して不動産業「丹波倶楽部」を続け、いまだに交友のある古田に渋谷の物件を紹介し、5年越しで再び詐欺に巻き込む。ここ半年間ろくな仕事をしていない。吉野によって利枝子(伊藤歩)と密会している写真が残されていた。
熊沢啓介(中村公隆)|丹波倶楽部の司法書士役の詐欺師。重要参考人として警察に連れて行かれる。
守谷(?)|地面師詐欺の主犯格。海外逃亡中の上、顔を見たものはいないという謎の人物。誉獅子雄が強く興味をそそられる。(原作のモリアーティのような人物)

第4話 ネタバレ 10月28日 視聴率10.6%

「俺は必死に戦った奴がリングに沈む瞬間を見たいんだ!」チャンピオン・梶山裕太(矢野聖人)とタイ人ボクサーとの世界タイトルマッチを、若宮潤一(岩田剛典)とともに観戦していた誉獅子雄(ディーン・フジオカ)。
しかし、梶山は試合直前に試合会場から姿を消す。そんな中、会場近くの男坂で村川という男性が殺害されていたことから、刑事の江藤礼二(佐々木蔵之介)が、容疑者とされている梶山を探し会場へやってくる。
殺害された村川は過去に千都公園の遊具のロープを遊び半分で切断した男で、その事故が原因で、当時6歳の子供と公園で遊んでいた女性・細谷優子(小島藤子)が闘病生活の末に死去していた。しかし村川は、証拠不十分で殺人の罪で捕まることはなかった。
獅子雄は、梶山の控室にプレゼントとして置かれていた「傘」をヒントに謎を解いていき、15年に渡り梶山を育ててきた、ボクシングジム会長の石橋卓也(金子ノブアキ)を犯人だとする。
江藤や、優子の母・細谷郁恵(朝加真由美)へ聞き込みに行った若宮、そして「傘」の販売履歴を調べたレオ(ゆうたろう)の協力により、梶山と、その息子である細谷潤(小林喜日)とともに、試合会場だった後楽園ホールで最後の謎の解き明かしをする獅子雄。
この事件は、石橋が大学時代からの友人で想いを寄せていた優子を梶山に奪われ、嫉妬した石橋が梶山を貶めるために起こした事件だったことが明らかになる。
石橋は、優子を事故に合わせた村川と偶然を装って知り合い、梶山の世界タイトル戦の日に、仕事を紹介するとして呼び出し、男坂で殴打の末に階段から突き落として殺害。代々木の駅ビルで「傘」を購入していた石橋は、試合直前、梶山に声をかけるとき、傘を梶山の目に入るような場所に置くのだった。その傘には、優子と梶山の息子である潤が、村川に復讐をするようなメッセージがつけられていた。そのメッセージを見た梶山は、息子を止めるために世界タイトルマッチを目前にしながらも会場から飛び出していったのだった。
獅子雄は、石橋の警戒心をなくすために、石橋がしたように”梶山が自殺しようとしている”というニセのメッセージを石橋に送りつけ、会場に呼び出すことに成功するのだった。
こうして事件の真相が明らかになり、梶山もジムを移籍してゼロからのスタートを切ることになった。 そのことを潤から教えられた獅子雄だったが、なぜ優子は、梶山からプレゼントされた思い出の「傘」を取りに行くと言って梶山の前から姿を消したのか?と疑問に抱いていた。
「もっと綺麗に別れる方法があったはずだ」という獅子雄に”いつまでも自分のことを覚えて欲しかった”からこそそうしたのだろうと考える若宮は、獅子雄に「あんたにはわかんないだろうな」と獅子雄に告げる…。

第4話 主なゲスト|登場人物キャスト

梶山裕太(矢野聖人)|「石橋本郷スポーツジム」所属のライト級世界チャンピオン。二階級制覇の初防衛をかけた世界チャンピオン戦の当日、試合直前に姿を消す。幼い頃母と死別。15年前から販売されていたジェームズ・フィリモアの傘をプレゼントする。富坂高校を中退。担任は細谷優子。
石橋卓也(金子ノブアキ)|ボクシングジムの会長。引退後はトレーナーとなり、やがて「石橋本郷スポーツジム」を立ち上げ、会長として後進の育成に努めてきた。手袋をはめて現金でジェームズ・フィリモアの傘を購入。細谷優子とは、大学時代からの友人。
細谷優子(小島藤子)|梶山裕太との間に子供を持った女性。公園での事故に巻き込まれ長い闘病の末に頸椎の損傷により2018年に他界。享年37歳。富坂高校の教師で、妊娠後に学習塾講師。住所:東京都文京区本郷5-36-2。誕生日は10月17日。
細谷潤(小林喜日)|梶山と優子の息子。2011年の事件当時6歳。2018年「石橋本郷スポーツジム」に入る。梶山が父親であることは優子が持っていたスクラップファイルから知っている。
細谷郁恵(朝加真由美)|優子の母。潤の祖母。
村川正輝|28歳。2011年大学二年の時、千都公園の遊具のロープを面白半分で切断し、それが原因で利用者に大怪我を負わせた。この件で執行猶予付きの懲役3年。男坂で石橋に殴られてから、男坂の階段から突き落とされ殺害される。

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第4話 概要と時系列

優子(小島藤子)と石橋(金子ノブアキ)は大学時代からの友人。石橋は優子に想いを寄せていた。優子は富坂高校の英語教師(妊娠するまで)で、梶山(矢野聖人)の担任教師。優子は問題児だった梶山を石橋のジムに預ってもらう。その後、梶山との間に子供を作った優子は、石橋に相談し、梶山の前から姿を消す。それを機に梶山は富坂高校を中退。

  • 2004年|優子からの相談を受けて梶山(当時、優子の教え子)が石橋に弟子入り。優子の誕生日の10月17日に梶山はジェームズ・フィリモアの傘を、千都公園でプレゼント。
  • 2005年|優子、梶山の子を妊娠。石橋には相談し、梶山の前から黙っていなくなる。梶山、高校を中退。
  • 2011年|「千都公園事故」ロープを切断したのは村川。潤は6歳。
  • 2018年|優子死去。潤が「石橋本郷ジム」に入る。潤は優子のファイルを見て、梶山が自分の父親だと気づいていた。その後、石橋は、優子が子供を産み、石橋ジムに所属している潤こそが、梶山と優子の二人の息子であると、石橋に伝える。
  • 2019年|石橋が代々木の駅ビルで「傘」を購入。村川は「町で声をかけられた顔に傷のある男から仕事を紹介してもらう」として、男坂に向かう。石橋は男坂で呼び出していた村川を殺害し後楽園ホールへ。18:15から18:30の間に控え室のプレゼント置き場のところに、梶山の息子である細谷潤が村川を殺すと取れるメッセージとともに「傘」を置く。梶山はそのメッセージを見て試合を放棄して男坂へ向かいそのまま逃走を続けた。

第5話 ネタバレ 11月3日 視聴率9.3%

10月27日土曜日、松門建設の社員、町田卓夫(永井大)の部屋に大量の血がベッドの上とバスルームで発見されるが、遺体が発見されないことから”歩く死体”事件と言われる。
江藤は卓夫に取り調べをするが、警察上層部からの指示で解放せざるを得ないことから誉獅子雄(ディーン・フジオカ)に調査協力を依頼。
部屋にあった血液量は致死量を超える3リットルで、その血液は数日前から行方不明となり捜索願が出されている松門建設の社員、乾貴之(葉山奨之)のものだという結果が出る。
獅子雄と若宮潤一(岩田剛典)の聞き込みを受け”無実を証明して欲しいだけ”という卓夫だったが、血痕が発見された日に、貴之から”パワハラで訴える”とメッセージが送られていたことが明らかになる。
江藤が貴之の母・千沙子(若村麻由美)に聞き込みいくなか、獅子雄と若宮は松門建設に向かい、貴之の先輩社員の清水弘人(小澤亮太)から卓夫のパワハラの事実を教えらえる。その夜、卓夫が男にバットで襲われ、全治六週間の怪我を負うが、襲われる直前、卓夫には貴之からメッセージが送られていて、卓夫は貴之がまだ生きていて復讐しているのだと話す。
テレビの取材に応じ「息子はパワハラの被害者だ」と訴える千沙子のもとに、獅子雄と若宮は聞き込みに行き、獅子雄はそこで様々に兆候を確認する。その際、若宮は手首に巻かれていた包帯から千沙子が医療関係者だと見抜き、獅子雄は「乾はもう死んでいる」と話す。その後、若宮の調べにより千沙子が優秀なオペナースだったことがわかり、獅子雄は”最後にもうひとつ確認すべきことがある”として、レオ(ゆうたろう)に尾行させていた貴之の父・乾貴久(小市慢太郎)のマンションへ向かい話を聞き出す…。
「事実は信じがたいケースの方が多い。死体は歩かないんだよ。」
こうして事件の真相を突き止めた獅子雄は、改めて江藤と共に千沙子のもとへ向かい、隠されている事実を暴いていく。
10月25日の朝、二階の自分の部屋で自殺した貴之を発見した千沙子は、すぐさま心臓マッサージを施すも息子が死んだことを目の前で確認し、息子のために復讐を決意する。ドライアイス を用いてエンバーミングを行い、貴之の血液を全て抜き取り、その後千沙子は貴之の遺体をクリスマスツリーが保管してあった倉庫に移動する。その後、ボトルに入れた貴之の血液を卓夫の部屋にぶちまけるが、部屋の「床」には一切血液がないことが、血液だけを移動させていた証拠となった。
「あれは殺人でしょ!」と息子の自殺は卓夫のせいだという千沙子。しかし、獅子雄は、生前の貴之が自殺する夜に自らの父である貴久に送ったメッセージを見せる。「ごめん 僕、もう無理 お母さんと仲良くして」貴久は千沙子にネグレクトの末、別居を選び、貴之もまた、子離れをできない千沙子に長らく苦しめられていたのだった。初めて自分で人生を選び就職した松門建設だったが、就職ごも貴之は千沙子の束縛から逃れられずにいたのだった。
「グッピーは自分で産んだ子を食べてしまうことがある。人間の母親も同じかもな。」テレビカメラの前で化粧をしなかった千沙子を見てから怪しいと感じていたという獅子雄。
この事件がマスコミでも報道されるなか、「母親の心理はわからないものだ」という若宮に、獅子雄は「全ての女性の心理は謎だ。わかろうとしてはいけない」という。
この一件を通して、若宮は獅子雄との別れの時をおもい、それは幸せな結末ではないと直感していた。
11月4日のことだった。

第5話 主なゲスト|登場人物キャスト

町田卓夫(永井大)|”歩く死体”事件があったアパートの持ち主。政治家・町田陽介の次男。乾貴之の上司。松門建設の社員で、部下の乾貴之(葉山奨之)に大きな仕事を任せながらもパワハラを繰り返す。それは今に始まったことではなく、貴之の前には、清水弘人(小澤亮太)などもパワハラの被害にあっていた。清水にバットで殴られ全治六週間の怪我を負う。若宮に「あんたが貴之を殺したんだ」と言われるが、一向にその事実を受け入れていない様子。
乾貴之(葉山奨之)|大手ゼネコンで設計士を目指す青年。2019年9月19日、入社四年目にして「豊洲スタジアムのコンペ」という大きな仕事を任されるようになるが、それは町田卓夫(永井大)のパワハラの始まりだった。10月24日の夜に父・貴久にメッセージを送り、自殺を試み10月25日の朝に母によって発見される。卓夫からのパワハラと共に、母・千沙子からの行き過ぎた愛情に苦しめられていたことが、貴之に自殺を選ばせることになった。松門建設への就職が唯一、母の意思ではなく自分の力で勝ち取ったものだった。基本的には父親と仲は良かった。
乾千沙子(若村麻由美)|貴之の母。夫が不在の中、10月25日の朝に息子が自殺したことを発見する。その後、エンバーミング(遺体保存処理)を施し、家の水槽のポンプを利用して、貴之の血液を取り出し町田卓夫の部屋に不法侵入してその血液をばら撒く。遺体はクリスマスツリーが保管されていた室内の倉庫に安置していた。獅子雄は、千沙子が部屋でモーツアルトの「レクイエム」を聞いていたこと、準備するには早いクリスマスツリーが部屋に出されていたこと、水槽の魚がたった二匹しかいなかったこと、貴之の部屋の壊れかけたドアノブなどから、千沙子の嘘を見く。千沙子は「夫は他の女と暮らしている」と話していた。
乾貴久(小市慢太郎)|息子に関心を持たない千沙子の夫。貴之の父。千沙子にネグレクトを受けているため、家族の暮らす家とは別にマンションを持ち、頻繁にそこで寝泊まりしている。息子に対しては、社会人として独り立ちさせるためにも、ある程度放っておいた方が良いと考えている。
清水弘人(小澤亮太)|松門建設の社員。江藤と獅子雄の聞き込みによって清水がバットで卓夫を襲った人物で、清水も過去に、貴之のように卓夫のパワハラを受けていたことがあり、卓夫の矛先が貴之に変わってからは、一緒になって貴之をいじめていたことが明らかになる。
真澄(若月佑美)|町田卓夫の恋人。惨劇状態の現場”歩く死体”事件の第一発見者。卓夫から合鍵の隠し場所を教えられ、卓夫の部屋に一人で訪れたときに血だらけの惨劇現場を発見。卓夫からは「ただのバカ女」「血を見たくらいでびっくりするような女とは付き合えない」と言われる。
町田陽介|卓夫の父親。衆院議員。前国土交通省大臣で現在の警視総監とつながりが深い。このため江藤は、次男の卓夫の取り調べを十分にすることができず、獅子雄に捜査を依頼することになる。

第6話 ネタバレ 11月11日 8.3%

誉獅子雄(ディーン・フジオカ)が珍しく眠っていると、いつものように江藤礼二(佐々木蔵之介)が捜査依頼に来ている。江藤が若宮潤一(岩田剛典)と見ているのはテレビやネットで話題持ちきりの前世殺人のニュース。17歳の女子高校生・高遠綾香(吉川愛)が自ら告白した殺人を捜査すると遺体が発見されたのだ。しかし、遺体は死後20年以上が経過している。綾香は自らが生まれる前の殺人について、前世で殺害したと証言したのだ。若宮と江藤が事件について意見を交わしていると、獅子雄が起きてくる。獅子雄は過去に発生した前世の記憶について語り、前世殺人だったら盛り上がると飛びついた。
獅子雄は若宮、江藤とともに綾香の家に行く。娘を罰するつもりで来たのかと憤る母親の美樹(霧島れいか)に対して、父の一也(二階堂智)は冷静に対応。獅子雄は前世の記憶を持つと言われる人間が存在したことを綾香に話して心を開き、話す機会を得た。綾香の部屋に入って話を聞く獅子雄は、彼女が不眠症であることを見抜く。綾香は塾帰りに男から襲われそうになったPTSDから不眠症になり、大学病院でカウンセリングを受けていた。綾香を治療していたのは、PTSDの権威、平田初雄教授(伊藤洋三郎)。
しかし、平田はすでに退官していた。獅子雄たちは平田が勤めていた大学病院を訪ね、准教授の宇井宗司(和田正人)と会う。宇井は平田退官後、患者を引き継いでいた。(ここまでフジテレビより)

「なぜ彼女が殺人を知っていていたのか?」
11月4日にマスコミでニュースが報道されてから捜査を続けていた獅子雄は、平田の家にカナリアを持って向かう。窓の近くでカナリアが鳴き止むことを確認し江藤に連絡。平田の自宅を捜索することとともに、美樹が島根に住んでいた時期を調べるように伝える。
こうして獅子雄は宇井の事務室へ向かい、若宮は美樹と綾香にあうため高遠家へ向かう。
獅子雄は、宇井が平田の自殺を偽装したこと、そして、綾香の記憶操作は失敗していたことを宇井に告げる。
「前世殺人」のニュースを知った平田は宇井が無断でカウンセリングを記録したビデオテープを利用したことを知り宇井を叱責。その際に発作を起こした平田だったが、宇井は薬を飲ませず目の前で平田の死を見届ける。宇井は、平田が”かつての患者が殺人を自供した証拠のテープの存在を苦に自殺し、それを世に知らしめるために綾香に記憶捜査を施した”と見せかける偽の遺書を書き残す。
獅子雄は、島根の高校に通っていた美樹にストーカーで訴えられた人物が宇井であること、その後高校を中退した宇井の前に、24年経って娘を連れ美樹が現れ、宇井が精神的に傷つけられたことから恨みを持っていたことを暴く。綾香への記憶操作が成功したと思っていた宇井だったが、綾香は両親と姉の気を引くために演技をしていただけで、記憶操作の実験は成功していなかった。
獅子雄は、宇井の恨みの感情を「非合理だ」と評しながらも、宇井の高校時代の辛い記憶こそが宇井がここまで頑張ってこれた原動力だったとも話す。そして獅子雄は宇井から、ビデオテープの女性患者に殺害を唆した人物が守谷壬三だと教えられる。
それはかつて地面師グループのトップとして名の上がった「守谷」と同じ人物で、獅子雄は”いつかたどり着いてやる”と心を燃え上がらせていた。
11月11日のことだった。

第6話 主なゲスト|登場人物キャスト

高遠綾香(吉川愛)|死後20年経った遺体の場所を、自分が殺したと告白した17歳の女子高生。不眠症の薬として「スポレキサント錠」を処方されている。一年ほど前に塾の帰りに襲われそうになり、それ以降トラウマ(PTSD)治療のためカウンセリングに通っている。カウンセリングでは父の知り合いの平田教授が担当し、当初から宇井教授も同席していた。「S.A」という女性が田島純子を殺害したという証言があるカウンセリングのビデオテープを見せられ”記憶操作”を施されるが、両親と姉に思うように愛情を注がれないと感じていて、その腹いせとして”前世記憶”があるように演技をしていただけだった。カウンセリング、薬、不眠症に効くとされるゴルドベルグ変奏曲など様々に対策をしているが、それらの効果とは別に、睡眠も十分に取れていて、PTSDの症状はない様子。誕生日に祝われるも家族の誰ともゆっくりしている時間がないことなど不満を持っていた。
高橋美樹(霧島れいか)|綾香の母親。複数の陶芸専門インテリアショップの経営者のため、忙しく、娘の料理もレトルトなどで済ませることも多い。1977年東京生まれ。父の転勤の関係で高校3年間を島根県の黒松女学院で過ごす。1998年結婚後、陶芸教室に通い始める。旧姓川原。高校時代通学路で顔見知りになった宇井から手紙を受け取ったが、嫌いなタイプだったのでストーカーだと騒ぎ立てた。
高橋(二階堂智)|綾香の父親。ウッドマン製薬勤務。長女・優香の進路の手伝いために忙しくしている。
高遠優香(佐倉絵麻)|綾香の姉。司法試験を控え父親とともに頑張っている。
平田初雄(伊藤洋三郎)|綾香を治療する東端医科大学教授。PTSDの権威。心臓の持病のために2019年7月31日に退任。宇井が綾香に記憶操作を施していたことを知り、それを叱責していた最中に心筋梗塞で死去。享年64歳。死後三日経過した11月8日に遺体が発見される。1999年に「S.A」という女性患者のカウンセリングの際に殺人を自供されるが、そのテープは非公開にしていた。それらの資料はすべて宇井が引き継ぐ。
宇井宗司(和田正人)|大学病院の精神神経科の准教授。平田教授の退官後に綾香の治療を引き継ぐが、平田教授が担当していた時からカウンセリングに付き添い参加していた。島根県浜田市出身で祖父は石見銀山の炭鉱労働者。そのため幼少期からカナリアとは親しみがある。高校を中退した影響から25歳の時に医大に進学。2007年卒業。イーストロンドン医科大学神経生物学部門で研究に従事。平田の研究を受け継ぎ記憶操作の研究をする。高校時代に美樹にストーカーをしたとみなされたことから高校を中退することになる。
S.A(堀田真由)|20年前の一本のビデオテープの映像に出演する女性。1999年12月13日に収録された平田教授の研究目的のビデオテープで純子を薬で殺害したことを自白。殺害した時期は1999年3月ごろ。殺人は守谷という人物のために行ったと話す。イニシャルはS.A。当時は学生で、進むべき道も守谷に教えてもらった。純子の遺体を埋めた場所は、タマセメント、鉄塔などが見える場所。
宇井宗司(若林時英)|宇井宗司(和田正人)の高校時代。通学路で顔見知りだった美樹に手紙を書いて告白するも、ストーカーだと騒がれ、その後高校を中退する。
川原美樹(永瀬莉子)|高橋美樹(霧島れいか)の高校時代。父の仕事の関係で高校3年間を島根で過ごす。宇井に告白されるが嫌いなタイプだったので目の前で手紙を破り捨てる。
田島純子(夕帆)|26歳の1999年3月に家族から捜索願が出された女性。都内の高校の英語教師。遺体の衣服からアラビアゴム(水彩絵具の原料)が検出される。
守谷壬三|読みは「もりやじんぞう」。S.Aという女性に田島純子を殺害するように唆した謎の人物。地面師グループのトップでもある。現在は海外にいると言われている。第3話に登場。

第6話のメモ・該当する原作の「語られざる事件」

記憶操作|特定のタンパク質を取り除くことでPTSDの記憶を消す実験が成功(マウス実験段階)。それはポジティブな記憶を呼び起こすことだけ。
S.Aの証言ビデオテープ(綾香の記憶)|女性の顔、鉄塔、黄色、タマセメント、ジュンちゃん。倉庫の窓は斜め右、ドアの位置はわからない。鉄塔から見てタマセンメトは右だが、左に何があるかはわからない。これらの情報をもとに捜索した結果、田島純子という女性の遺体が山中から発見される。S.Aが薬で純子を殺害し、土に埋めたことが判明する。事件

第7話 ネタバレ 11月18日(月) 視聴率9.9%

誉獅子雄(ディーン・フジオカ)と若宮潤一(岩田剛典)が、いつものようにもめている。自分のスイーツを食べたと怒る若宮に、獅子雄が証拠を出せと反論。すると獅子雄は、若宮自身が食べたことを習慣としての固定概念から失念したのではないかとさえ言い出す。獅子雄は自分が小学生の時にクラスで起きた盗難の例を話した。教師が固定観念から行った犯人探しを覆して真実を突き止めたと話す獅子雄に、若宮はイヤなガキだとため息。
そんな時、羽佐間虎夫(山城琉飛)という少年が訪ねて来た。虎夫は獅子雄に依頼に来たと告げる。だが、獅子雄は若宮に任せて奥の部屋へ。仕方なく若宮が、獅子雄として虎夫の依頼を聞く。虎夫の依頼は行方不明になった祖父、寅二郎(伊武雅刀)探し。虎夫は河川敷で、寅二郎が持ち歩く小袋を発見していた。本気で取り合おうとしない若宮に、虎夫は本物の獅子雄を出せと迫る。すると、うそを見抜いた虎夫に、若宮より賢そうだと獅子雄。そして、小袋の中を確認した獅子雄は、寅二郎は危険人物かもしれないと、虎夫に発見場所へ案内するよう促す。
小袋の発見場所には、3人分の足跡が残されていた。しかし、途中で2人に。タイヤ痕もあることから、寅二郎は2人組に襲われ車で連れ去られたと推測される。だが、付近のホームレスたちは不審な車は見なかったと証言。獅子雄と虎夫は、寅二郎が行方不明当日に出かけたデイサービスの介護施設へ向かう。(ここまでフジテレビから引用)

寅二郎が入所していた老人ホームへ向かった獅子雄と虎夫。そこで施設長の寺島雄平(遠山俊也)と、寅二郎の担当介護士の長嶺加奈子(黒沢あすか)に接触。そこで寅二郎が発見されたと言う連絡が入り、寅二郎に会いに行った獅子雄は、寅二郎が認知症を装っていることを見抜き連絡先を伝える。
その頃刑事の江藤礼二(佐々木蔵之介)は、遺体の上にトランプのキングが置かれると言う「阿佐ヶ谷、五反田中毒死事件」の捜査中。獅子雄は自宅で江藤の話を聞き、それらは事件性を演出した保険金目当ての事件だと見抜き、江藤を帰らせる。
入れ替わりで訪ねてきた寅二郎から話を聞く獅子雄と若宮。獅子雄は、彼が昭和の大泥棒「須磨寅の大鼠」だと直感する。若宮は加奈子の地元の栃木の介護施設を調べに向かう。
その後獅子雄は、虎夫とともに行動し加奈子と寺島が今回の事件の主犯であることを突き止める。誘拐した寅二郎が開けろと指示された金庫は「須磨寅の大鼠」が最後に盗んだ暴力団の金庫で、二時間移動したと考えられていた寅二郎が金庫を開けていた場所は、寅二郎が入所していた老人ホームの故障中で立ち入り禁止になっていた車庫だった。
加奈子は寅二郎の相棒だった須磨銀次(螢雪次朗)の介護士で、生前の銀次から金庫の存在を教えられ、その半分を与えると言われていたが、金に目のくらんだ加奈子は、恋人関係にあった施設長の寺島とともに金庫を開けられる寅二郎を誘拐したのだった。こうして、加奈子と寺島の二人は、江藤により逮捕。獅子雄は寅二郎を銀次の墓まで案内し、若宮は寅二郎に、ことの真相を伝える。
後日、押収した現金が、届出られている金額に200万円足りないと江藤から連絡を受ける獅子雄。「固定観念と先入観で人に疑いをかけるな」と一喝する獅子雄は、虎夫に請求書を渡しに行く。
請求額は200万円。獅子雄は虎夫に謎解きを与え、謎解きをすれば200万円を払うことができるから早く探して支払ってくれと伝える。
謎解きにワクワクしながら座っていた土手から走り出した虎夫。獅子雄の方を振り向く虎夫だったが、すでにそこに獅子雄の姿はなかった。

第7話 主なゲスト|登場人物キャスト

羽佐間寅二郎(伊武雅刀)|デイサービスに行った帰りに江戸川河川敷を歩いていたところ、突然背後から覆面をした何者かに連れさられ、行方不明になってしまった老人。その正体は昭和に活動した二人組の泥棒「須磨寅の大鼠」。相棒が失った右手の親指にバツ印を入れ墨で彫り、自らへの「罰」として戒めにしている。自分が泥棒だったことを隠すために認知症を装っていた。
羽佐間虎夫(山城琉飛)|寅二郎の孫。行方不明になった祖父・寅二郎の捜索依頼のために獅子雄の元にやって来る。祖父のことを「じっちゃん」と呼ぶ大のおじいちゃん子。
羽佐間道枝(今藤洋子)|虎夫の母。行方不明になっていた寅二郎を発見する。
長嶺加奈子(黒沢あすか)|寅二郎を担当する介護士員。大丈夫?という言葉を「だいじ」という方言で話していたことから栃木県出身であることを獅子雄に推理される。栃木時代に「須磨寅の大鼠」だった須磨銀次の介護を担当し、そこで大金のありかを教えられ、その額の半分を与えると口約束されていた。男女関係だった寺島と金庫の金を山分けしようとして、犯行に及んだ。
寺島雄平(遠山俊也)|老人介護施設「シニアハウス江戸川の森」施設長。加奈子(黒沢あすか)と男女関係にあり、寅二郎を誘拐する。
真紀(有沢雪)|「シニアハウス江戸川の森」職員。
龍子(藤夏子)|「シニアハウス江戸川の森」の入居者。獅子雄を「竜馬」と言う人と勘違いしている。おりょうさん
須磨銀次(螢雪次朗)|寅二郎(伊武雅刀)と「須磨寅の大鼠」として泥棒をしていた男。2018年に死去。生前、長嶺に金庫の存在を教え、中の金の半分を与えると口約束する。盗みに入った暴力団事務所でバレて、日本刀を持った暴力団構成員と揉み合いの末に右手の親指を失う。
少年時代の獅子雄(山城琉飛)|小学校時代、クラスメイトの田中くんの給食袋が盗まれた事件の際、それがただ、”田中くんが給食袋を忘れただけ”と言う事実を見抜く。
クリス智子(本人)|北関東FMの番組「マジックアワーサタデー」のパーソナリティ。17:00~19:00に放送している。

第7話 メモ|須磨寅の大鼠・阿佐ヶ谷と五反田中毒死事件

阿佐ヶ谷と五反田中毒死事件|死体の上にトランプが置かれていた。五反田で死んだ男の背後関係を調べた結果、青酸化合物の入手経路が判明。経済状況と生命保険加入の状況から
田代新次郎|59歳。会社員。阿佐ヶ谷の被害者。心臓病の薬に青酸化合物入りのカプセルが混入されていた。トランプのスペードのキングが死体の上に置かれていた。
佐藤丈士|46歳。メッキ工場勤務。青酸化合物をもられたホットドッグによる中毒死。トランプのダイヤのキングが死体の上に置かれていた。

須磨寅の大鼠|1950年代に活躍した「正義の大泥棒」。須磨家の家紋を寅の刻(東北東)の壁に残したことから、世間で「須磨寅の大鼠」と言われるようになる。1959年9月27日、暴力団「山守組」に忍び込み、金庫破りをした直後に組員に見つかり、揉み合いの末に銀次が右手の親指を失いながらも逃走。金庫破りにとって親指を失ったことは致命傷のため、これが最後の犯行になった。羽佐間寅二郎(伊武雅刀)と須磨銀次(螢雪次朗)の二人は戦後、戦争で父親を亡くし、生きるために鼠小僧を真似て泥棒家業を始める。

第8話 ネタバレ 11月25日(月)視聴率8.9%

誉獅子雄(ディーン・フジオカ)に、江藤礼二(佐々木蔵之介)が、経産省のエリートを含む男性二人の心中事件の動機解明を依頼に来た。心中など現代には存在しないと関心を示さない獅子雄に、江藤は現場に残されていた二枚のライオンの写真を見せた。一枚は吠えていて、もう一枚は死んでいる。若宮潤一(岩田剛典)が、なぜライオンの写真なのか?と疑問を投げると、江藤はライオンではなく“獅子“だと獅子雄をあおる。
さらに、写真の裏には暗号らしき文面が書かれていることも伝え、獅子雄は事件解明に乗り出すことに。発見された遺体は、経産省勤務の柴田雅樹(久保田悠来)と永田町のテーラーに勤務している三崎雄一(佐伯大地)。現場に残された写真と文面を読み解いた獅子雄は、あるビジネススクールに行き着き、校長の安蘭世津子(長谷川京子)と面会するが…。(ここまでフジテレビから引用)

「面白くなってきたな。」二人の遺体を見た獅子雄は、遺書に残された「ヴィジュネル暗号」を読み解き、自分が安蘭に謎解きを”させられている”ことに気づき始め彼女の経営する「サットンンビジネススクール(以下、サットン)」を訪れる。
そこで柴田が、経産省の役人であることを隠していたと知った獅子雄は柴田の葬儀へ向かい、経産省のトップで自らの兄である誉万亀雄(高橋克典)から情報を聞き出す。万亀雄曰く、イギリスにルーツを持つエリート養成学校だったサットンは、安蘭が校長になってから金儲け目的の詐欺ギリギリの学校になりかわり、経産省も調べに入っているという。
柴田が経産省から送り込まれた内偵・スパイであること、安蘭のバックにいるのが守谷壬三ではないのか?と話す獅子雄だったが、万亀雄はそれらの話には答えず、「サットンに近づいたら、探偵ごっこは終わり」という約束を獅子雄として、話し合っていたディオゲネスクラブから去っていく。
若宮の調べで、柴田に近くする女性の存在がわかり、柴田たちに毒いりのチョコレートを食べさせたのは安蘭の秘書の北山彩(谷村美月)が怪しいと睨んだ獅子雄。安蘭が用意した偽の柴田の遺書には、スパイを送り込んでいる経産省への警告の意味があることを見抜いた獅子雄だったが、最も獅子雄が知りたいのは「なぜ死んだライオンの写真だったのか?」ということだった。
「女子高生前世殺人事件」の時に殺人を自供した女性S.A(堀田真由)が、安蘭だと確信した獅子雄は、謎かけとともに再び安蘭に面会を申し出る。
江藤たちに待機させ、「目を覚ませ」を合図に突入をさせる獅子雄。獅子雄からサットンの悪事を聞かされ、安蘭が用意したチョコレートを食べて自殺を図ろうとする北山だったが、警察の突入により取り押さえられる。一方安蘭は、もう一つの毒いりのチョコレートを口にし、獅子雄が最も知りたいことも含め、自殺して全てを闇に葬ってしまう。
北山への取り調べの結果、北山が安蘭に渡されたチョコレートと遺書を柴田の元へ持って行き、目の前でチョコレートを食べさせ柴田を殺害。気が動転し柴田のマンションを後にした北山は、遺書を置き忘れたことに気づき再びマンションへ戻るが、そこには、帰宅した三崎が、柴田と同じく毒入りチョコレートを口にして後追い自殺をしたことを目撃したのだという。
北山は、柴田が嘘をついていたことが許せず、さらに、安蘭と話していると「恐怖」から解放される感覚を持ち、洗脳されていたことから犯行に及んだということが明らかになる。
獅子雄が不在の時に訪ねてきた万亀雄からの伝言を、獅子雄に伝える若宮。獅子雄は万亀雄の狙いはサットンをつぶすことで、初めから獅子雄が約束を破ることをわかっていて、わざと情報を話したのだという。今回の一件で万亀雄の目的は達成され、安蘭が抱える真実は闇に葬られたが、獅子雄にとって守谷とのゲームはまだ終わっていなかった。

第8話 主なゲスト|登場人物キャスト

安蘭世津子(長谷川京子)|紹介制スクール「サットンビジネススクール」の校長。高校時代から政治・経済、リーダーシップを学び、ビジネススクールの校長となってからはスクールを急成長させる。カリスマ性は会員たちからは常に羨望のまなざしで見られている。1978年生まれ。イニシャルはS.A。第6話、カウンセリングのビデオで殺人を自供したS.A(堀田真由)と同一人物で、当時21歳の大学生。
北山彩(谷村美月)|世津子の秘書。2018年にサットンを卒業し秘書として採用される。柴田、三崎とは仲が良かった。柴田が自分を好きだと感じていたが、実際は興味を持っていないことを知って許せず、安蘭の言う通りに毒いりチョコレートを柴田に食べさせた。安蘭の言葉を聞いている時だけは「恐怖」を忘れることができたため言いなりになっていた。
柴田雅樹(久保田悠来)|東大卒で、経産省勤務。「サットンビジネススクール」生徒で三崎、北山と同期生。卒業後は、スタッフとして安蘭と近くしていた。三崎と自宅マンションで同棲するゲイ。三崎とキスをしているところを目撃される。内部調査をする目的でサットンに潜り込み、表向きは法律事務所勤務としていた。三崎、北山とは仲が良かった。北山が持ってきた青酸化合物入りのチョコレートを食べて死去。
三崎雄一(佐伯大地)|永田町のテーラーに勤務。柴田と関係を持つゲイ。柴田、北山とは仲が良かった。青酸化合物入りのチョコレートを食べて後追い自殺したが、死因は虚血性心不全とされる。柴田がサットンへの内偵であることを知っていて、柴田を助けられないことから後追い自殺をした。テーラーには10年勤務、土地柄、顧客と親しく話せるようにとサットンに通い始める。
牧野(実咲凜音)|監察医。
店員 (清水紘治)|三崎が勤務していたテーラーの店員。
誉万亀雄(高橋克典)|獅子雄の異母兄(原作のマイクロフトにあたる人物)。経産省のトップ官僚。自分で勝手になんでも決める性格。ディオゲネスクラブで注文した飲み物はスコッチのソーダ割。名前で呼ばれたくない。弟のやっていることを「探偵ごっこ」と呼んでいる。何かの情報を教える際に必ず条件をつける。
守谷壬三|安蘭世津子(堀田真由・長谷川京子)、市川利枝子(伊藤歩)らが心酔する謎の男。1980年代以降の日本の経済犯罪のほぼ全てに関与していると言われる人物。金銭的に支援し安蘭をサットンビジネススクールに送り込んだり、地面師詐欺グループをプロデュースする。

第8話 メモ|ヴィジュネル暗号 サットンビジネススクール

サットンビジネススクール|1977年に日本に持ち込まれたイギリスのビジネススクール。目的は新しい日本のリーダーを育てること。財界も出資。創設当初は二十人の少数精鋭。”卒業生の紹介でないと入会できない”、”卒業生は一人しか紹介できない”と言うルールのもとに運営され、生徒数が二十人を超えることはなかった。三人の総理大臣、多くの第人、経済人を輩出。2010年に守谷に指示された当時32歳の安蘭(長谷川京子)が買い取り、経営を始めてからは卒業生が紹介できる人数を「二人」に変更しマルチ商法(ネズミ講)のようにただの金儲けの組織に様変わりした。入学金は300万円、高学歴のエリートを集めて高い授業料を取る。エリートはプライドを刺激されると弱いので、優秀な生徒を講師に引き揚げて羨望を煽り、さらに金を払い、次の生徒も必ず紹介する。経産省は調査目的で役人を送り込んでいる。その一人が柴田雅樹(久保田悠来)。ロゴマークはSUTTONの文字を、六角形に変形したもの。
クレタ人は嘘つき|二つの選択肢は、どちらも正解ではない。安蘭は死の間際に「クレタ人は、嘘つきよ」と獅子雄に言い残す。
青酸カリ入りのチョコレート|白と黒の毒いりチョコレート。元ネタは、原作の「緋色の研究」やベネディクト・カンバーバッジ主演「シャーロック」では「ピンク色の研究」など
ヴィジュネル暗号|16世紀のフランス外交官ブレーズ・ド・ヴィジュネルが確立した多表式暗号。暗号文と鍵とヴィジュネル方陣を元に読み解く。手紙には「赤い蛭が空から繰り返し降ってくる」鍵、「Setbvvrlaxsmjzvwy」が暗号として残されていた。今回の場合「S」から始まる暗号文と「赤い蛭が繰り返し」を鍵・キーワードとして解読する。AKAIHIRU AKAIHIRUとSetbvvrlaxsmjzvwyを対応させ、方陣から文字を割り出すと「SUTTON・ARAN・SECRECY(サットン アラン 秘密あり)」というメッセージが浮かび上がる。通常は、暗号文と鍵を別ルートで受け渡すが、今回はその両方が遺書に記載されていた。

第9話 ネタバレ 12月2日(月) 視聴率9.9%

謎の宿敵、守谷壬三に繋がっていた安蘭世津子(長谷川京子)に目の前で死なれた誉獅子雄(ディーン・フジオカ)の衝撃は小さくないようだ。そんな獅子雄を、若宮潤一(岩田剛典)、江藤礼二(佐々木蔵之介)は小暮クミコ(山田真歩)の誕生日をダシに外へ連れ出そうと計画。
若宮はベッドで毛布に包まる獅子雄に声をかけるも断られるが、絶対に来いと先に出た。若宮、江藤、クミコが集ったのは、とある有名イタリアンレストラン。獅子雄がなかなか来ないことに苛立つ若宮。そこに、ソムリエの加藤茂(田邊和也)に案内されて獅子雄がさっそうと登場し、いつものように嫌味を告げながらオーダーへ。身銭を切る江藤は一番安いコースを促すが、獅子雄はアラカルトを頼みだす。
ところが店の看板料理が用意できないと加藤に言われてしまう。その時、加藤が個室の客、高津みずえ(遊井亮子)に呼ばれる。個室には料理評論家、大石万作(升毅)とカメラマンもいた。取材で来ているのに、看板料理がないことに不満をもらすみずえは、シェフの古賀智志(大友康平)が不在なのかと問う。すると、加藤は店の体制はいつもと同じだと答えた。大石も料理に文句をつけだすと、その声に、客の不破凛子(島かおり)、達彦(綾田俊樹)は不快な表情。別の客、中原聖子(峯村リエ)も、大石に声を落として欲しいと注意した。ギスギスした店内で、若宮は盛り上がって来たと獅子雄をうかがう。予約も取りにくい有名店の味が変わり、名物料理が出せないのはなぜか?その謎を推理してみようと言う若宮。すると、獅子雄は、今日、店がオープンする前に異常事態が起こったと指摘して・・・。(ここまでフジテレビから引用)

名物料理「うずらのカチャトーラ」がなぜメニューにないのか。 獅子雄は、結婚記念日に夕食を楽しんでいた老夫婦・不破夫妻の紛失した指輪を探す中で、店の倉庫に隠されていた遺体を発見する。直後その遺体は何者かによって移動されるが、確認しに行った江藤は、中原の電話でのやり取りから殺された人物が「新井」だと特定する。 いつもの料理と違うと騒ぎ立てる評論家の大石たち。そんな中、従業員と世間話をする中で、副料理長の新井伸吾(郭智博)が、この日は急遽休みになっていることが判明する。
問いただされた料理長の古賀は、新井は昨日いっぱいでやめたと事情を説明する。 古賀に質問し料理に使用するモンゴル産の塩「ジャムツダウス」を上手く発語できないことと、古賀の手に異常を確認する獅子雄たち。古い付き合いのある不破夫妻や投資家、評論家ら店の客たちとの会話を聞き、”料理の味”にこそ、今回の事件のきっかけがあると推理する獅子雄。 外では現場保全のために警察官数名とともに小暮が待機していた。
コース料理がデザートに差し掛かった頃、獅子雄はわざとワイングラスを落として注意を引き、店のものたちに殺人事件が起こったことを伝え犯人を特定していく。客たちが”料理の味”についてどう感じたかを聞き出した獅子雄は、疑いの薄い編集者の高津、投資家の中原、評論家の大石、パティシエの佐伯らを店から出す。 実は、この店の名物料理を考案して作っていたのは副料理長の新井で、古賀はそれを自分で作っていたとして人気店となっていたのだった。
古賀の「ゴースト」を演じることにうんざりしていた新井は、編集者の高津と通じていて、彼女たちを取材に呼んでいた日に、自ら退職し、古賀の実力のなさを公にしようと画策していたのだった。 既に店が開店して客も入っている中、新井に借金の弱みを握られるパスタイオの加藤は、店のレシピを持ち出すよう指示されるが、ソムリエの加藤はそれに気づき引き留める。しかし、過去に殺人をしたことのある加藤は、そのことをネタに新井に罵られ怒りを抑えきれず、花瓶で新井を殴り殺してしまうのだった。
老夫婦の凛子はイヤリングを紛失した時に目撃し事実を知っていたが、この日、借金苦から夫婦揃って心中しようとしていた二人は、最後のディナーを何事もなく終わらせようと、店の設計を担当した夫・達彦とともに事件の隠蔽に加担していたのだった。 様々な事実が明らかになる中、料理長の古賀は自らが脳梗塞を患っていることが明らかになる。しかも古賀は、加藤が新井を殴り殺すところを目撃していたにもかかわらず、自らの願いを行動に移した加藤のために、それを見過ごしていたのだった。こうして警察の事情聴取に向かう不破夫妻は、シェフに感謝を伝え店を後にする。
若宮は、獅子雄の勧めで、最後に古賀シェフのデザートを食べながら、今回の事件を通して獅子雄との別れが近いことを覚悟し始めるのだった。
12月2日のことだった。

第9話 主なゲスト|登場人物キャスト

古賀智志(大友康平)|リストランテ「エレナ」オーナーシェフ。新井が考案し作っていた名物料理によって店が人気店になっていたが、自らの脳梗塞により、料理の味が分からなくなっていることにも悩んでいた。前科持ちの加藤を受け入れ慕われていて、その加藤の殺人を見過ごしていた。
新井伸吾(郭智博)|リストランテ「エレナ」セコンド。古賀シェフのゴーストとして店の名物料理を考案し作っていたが、事実を公表しようと知り合いの女性記者を呼び、その日に古賀シェフの真実を公にしようとしていた。加藤の過去を罵ったことから反撃に遭い、トイレまでの通路で花瓶によって頭を殴打され殺される。投資家の中原と出張シェフサービス事業を立ち上げようとしていた。
加藤茂(田邊和也)|リストランテ「エレナ」ソムリエ。過去にケンカで人を殺してしまった過去があり、働き口のない中、古賀シェフに拾われ恩義を感じている。古賀シェフからプレゼントされたソムリエ ナイフを大切にしている。新井を花瓶で殴って殺害してしまう。
西岡啓介(伊藤祐輝)|リストランテ「エレナ」パスタイオ。新井に借金を抱えているため、言いなりにならざるを得ない。
佐伯斗真(古屋呂敏)|リストランテ「エレナ」パティシエ。店の事情に関わりたくないと感じていた。新井の代わりに料理を作らされることに不満を感じていた。
不破凛子(島かおり)|リストランテ「エレナ」の客。達彦(綾田俊樹)の妻。夫とともに小さな工務店を営んでいたが、借金くからこの日を最後に夫ともに心中しようとしていた。トイレに立った時に殺害現場に遭遇して一部始終を見ていた。
不破達彦(綾田俊樹)|リストランテ「エレナ」の客。凛子(島かおり)の夫。「エレナ」の施工をした工務店経営者。店の構造に詳しかったので、掃除用具入れに入れられていた遺体を、その奥の空間に移動させ、発見を遅らせた。
中原聖子(峯村リエ)|リストランテ「エレナ」の客。投資家。新井とともに出張シェフサービスの事業を立ち上げようとしていたが、他の店の引き抜きに応じていた新井のことを知り不機嫌だった。新井と親しい編集者の高津にイラついていた。
高津みずえ(遊井亮子)|リストランテ「エレナ」の客。雑誌編集者。新井と親しい関係にあるが、実はいいように利用されてもいて、新井と関係を保とうと必死だった。「エレナ」の名物料理を作っている事実を知っている。
大石万作(升毅)|リストランテ「エレナ」の客。料理評論家。料理の味が変わってしまったことを不満に感じている。
木下(コージ)|所轄署の刑事。クミコの部下。

第10話 ネタバレ 12月9日(月) 視聴率8.8%

江藤礼二(佐々木蔵之介)が誉獅子雄(ディーン・フジオカ)に、いつも以上に頭を下げて事件解明を頼み込んでいる。若宮潤一(岩田剛典)が誘拐事件では獅子雄への依頼は無理だと言うと、江藤は誘拐されたのが鵜飼昇平都知事(大鶴義丹)の息子だと明かす。鵜飼のもとには息子を預ったという脅迫メールが届いていた。江藤が必死になるのも無理はない。さらに江藤が頼んでいると、獅子雄が珍しく報酬を取ると明言して引き受けた。不思議に思う若宮。すると、獅子雄は世話になったので少しは若宮に金を払っておかないと・・・と、意味深な言葉を告げる。シャーロックシャーロック獅子雄は若宮と江藤、小暮クミコ(山田真歩)と鵜飼の息子、椋介(浦上晟周)が通う高校の寮へと向かう。迎えたのは、鵜飼の第二秘書、津崎洋平(松島庄汰)だ。津崎の案内で、獅子雄たちは椋介の部屋へ。そこには、同部屋で椋介と同じバスケットボール部の竹内(佐久間悠)がいた。竹内は昨夜23時ごろまで椋介は部屋にいたが、その後は自分も寝てしまい分からないと証言している。その後に椋介がいなくなったのだが、竹内は室内で誰かと争うような物音は聞いていないと言う。江藤と若宮は、椋介と犯人が知り合いか、椋介自身が自ら出て行ったと推測。だが、獅子雄は裏口には誰も通った形跡がないことを確認していた。シャーロックシャーロック事務室で正門の防犯カメラを確認すると、椋介が出て行く姿が映っていた。次に獅子雄たちはバスケットボール部のコーチ、灰田聡(増田修一朗)に話を聞きに行く。生徒への指導を見ていた若宮は、灰田に関してある疑念を抱き・・・。 (ここまでフジテレビから引用)

事件発覚の翌日、12月4日に獅子雄は、”国際バスケットボール連合アジア地域スカウトマン”を装い、選手たちから灰田コーチのことを聞き出し、ある時期から灰田のパワハラの矛先が椋介以外の選手へ向かったことを知る。
その後、江藤たちの忠告を無視して誘拐の事実を会見で公にした鵜飼知事。犯人からメールが送られ、待ち合わせ場所に指定された東京ドームへ向かうも犯人は現れずじまい。このことが、かえってネットで話題となり、獅子雄は、鵜飼の行動は、三ヶ月後の都知事選に向けた支持率回復のパフォーマンスだと指摘。
そんな獅子雄もまた、鵜飼とサットンのつながりを知っていて、今回の事件に関わることで、守谷への手がかりを探していた。
バスケットボール東京都選手権大会の当日、若宮は灰田の事務所へ潜り込み、彼が部員たちに厳しい指導をしながら楽しんでいるサディストであることを突き止め、灰田は江藤らに事情聴取されることになる。
そんな中、鵜飼の第二秘書の津崎と、椋介と同じポイントガードのバスケット部部員の竹内の密会現場に、獅子雄は潜り込み、彼らが椋介の誘拐を企てた犯人だと指摘する。
鵜飼の隠し子であった津崎は、腹違いの椋介への嫉妬から、鵜飼に頼まれた通りに支持率回復のために、今回の誘拐を自ら画策し、竹内もまた、優秀な椋介への嫉妬から津崎に協力したのだった。しかし二人にとって誤算だったのは、椋介自身がそのことに気づき、自ら「誘拐を実行」したことだった。
学生寮に煙を撒き散らし、天井裏に隠れていた椋介を誘き出すことに成功した獅子雄と若宮。
獅子雄は椋介のベッドルームのカーテンレールの変形や、監視カメラに写っていたバスケットシューズを履いた野球部員などから、椋介が津崎と竹内の計画を知り自ら誘拐を偽装したことを明らかにする。
椋介は灰田のパワハラを訴えるも、父親の鵜飼は高校の名誉顧問でもあるため実際には何も変わらず、かえって灰田のパワハラの矛先が椋介以外の部員へ向けられ、キャプテンである椋介もチームで浮いた存在になり、楽しく部活をできなくなってしまっていた。椋介はそんな大人たちに失望し、自らを”誘拐させた”のだった。
「加害者と被害者がおなじ」と言う奇妙な事件となった都知事の息子誘拐事件。この一件がきっかけで、江藤は、一課長昇進、小暮も巡査部長から第三係係長へ昇進が決まる。
獅子雄は、この事件の真相を報告しに若宮とともに鵜飼のもとへ向かう。この一件は鵜飼が血の繋がる息子である秘書の津崎に仕掛けた「マジシャンズセレクト」によるものだった。
「都民の同情を買うと言う方法もある、時間がない、最も効率よく、即効性の高いものを考えて欲しい。全てはお前次第だ。」様々な選択肢を選ばせているように見せて、自発的に誘拐計画を行うように誘導した。獅子雄と若宮は、実際に鵜飼に「マジシャンズセレクト」を行わせる。うっちゃり、黒星、敗北、辞職。全てを獅子雄の狙い通りにカードを選んだ鵜飼。そんな知事室のテレビでは、元警視庁捜査二課の市川利枝子(伊藤歩)が刑務所から逃走したと言うニュースが流れていた。脱走事件の捜査本部が立ち上げられた頃、江藤は一人屋上で「君が代」を斉唱していた。
12月8日のことだった。

第10話 主なゲスト|登場人物キャスト

鵜飼昇平(大鶴義丹)|東京都知事。25年前の不倫女性との間の子供が秘書の津崎洋平。その女性とは家柄の違いから結婚できなかった。3カ月後の都知事選に再選できるか微妙で、支持率回復のために津崎に対策を考えさせていた。ルーク高校の名誉顧問で、灰田のパワハラをもみ消し、以後、バスケ部のチームワークは崩壊した。サットンビジネススクールからヤミ献金を受け取っていたことが、週刊誌にスクープされている。
鵜飼椋介(浦上晟周)|鵜飼昇平の息子。津崎洋平(松島庄汰)とは、腹違いの兄弟。名門私立ルーク高校のバスケットボール部に所属する2年生。成績優秀、部内では比較的低めの身長を活かしポイントガードとして活躍、キャプテンも務める将来有望な選手。ある日突然何者かに誘拐され姿を消してしまう。コーチの灰田のパワハラを都知事の父へ訴えるも、父の鵜飼は高校の名誉顧問でもあるため実際には何も変わらず、かえって灰田のパワハラの矛先が椋介以外の部員へ向けられキャプテンである椋介もチームで浮いた存在になる。楽しく部活をできなくなってしまい大人たちに失望していた。大人たちへの復讐の意味もあり、自ら誘拐されたように偽装した。
灰田聡(増田修一朗)|バスケットボール部のコーチ。サディストで生徒たちが苦しむ動画などを保存している。都知事で高校の名誉顧問である鵜飼からパワハラを指摘されるが、反対に鵜飼こそパワハラだと主張する。それ以降、鵜飼の息子である椋介以外へのパワハラがキツくなった。
津崎洋平(松島庄汰)|鵜飼昇平の息子。鵜飼椋介(浦上晟周)とは、腹違いの兄弟。25年前に鵜飼と交際していた女性との間の子供で3年前に母親を亡くした後、血のつながりのある鵜飼知事の秘書になる。椋介に嫉妬していたことから、椋介を誘拐し支持率回復する計画を企てた。同じ二番煎じと言う関係の竹内の心境を察し、椋介の誘拐計画に誘う。
竹内(佐久間悠)|バスケットボール部部員。ポジションは椋介と同じポイントガード。キャプテンでレギュラーの椋介のサブ的存在で出場機会は少ない。中学校から椋介とライバル関係で試合に出るために椋介の誘拐に協力していた。

第11話 ネタバレ 12月16日(月)視聴率9.8%

誉獅子雄(ディーン・フジオカ)と若宮潤一(岩田剛典)は拘置所から、かつて獅子雄の推理により拘置所に送った元警視庁捜査二課の職員・市川利枝子(伊藤歩)を含む男女4人の被告が脱走したニュースを見ている。どうやら看守が手引きしていたらしいが、獅子雄は内部に協力者がいないと脱走は無理だと平然としている。そこに、ベイカーハイツの管理人、波藤園美(かたせ梨乃)が家賃を取り立てに来た。獅子雄を見た園美は同居を禁止していると二人の関係を尋ねる。すると、獅子雄は友人だと答えた。数日中には支払うと若宮が言うと、獅子雄は約束が守れなければ自分のバイオリンを渡すと約束。若宮は獅子雄の口から友人と言われたことがうれしかった。そんな時、新たにすべての脱走犯たちの名前が判明したというニュースが流れ、その中に守谷の名を見た獅子雄の表情が硬くなり…。一方、警視庁では江藤礼二(佐々木蔵之介)が刑事部長と副総監(篠井英介)に呼び出され、あるミッションを与えられていた。明かされていく江藤の知られざる顔…そして、獅子雄と江藤の間には決定的な溝が生まれていた…。(ここまでフジテレビから引用)

12月8日の脱走犯の中に守谷壬三の名前が含まれていることを知り驚きを隠せない獅子雄と若宮。その頃、上層部に呼び出されていた江藤は、かつて守谷が政界に利益供与を持ちかけ、その際に、前公安部長が金を受け取っていたと教えられ、今回の守谷たちの脱走は”捕まえれば暴露する”と言う「脅し」の意味があった。「死中に活」と警視庁副総監の山下(篠井英介)から念を押された江藤は、部下たちに犯人の殺害を指示するほどにまで追い詰められる。
地面師事件の後に、守屋たちを逮捕していたことを隠していた江藤だったが、今回の事件では獅子雄の協力は不要と獅子雄と仲違いしてしまう。
脱走に協力し、その後行方をくらましていた看守の月岡(三浦誠己)が警官に銃でうたれ「十益病院」に入院後しばらくして自殺する。彼は、病気の娘の手術費用のために協力したが、自分の罪の大きさを悟り死を選んだのだった。
同じ頃、元都知事の鵜飼の事務所に届けられた花が爆発する騒動が起きた際に、鵜飼と接触した獅子雄は、鵜飼から「東京は終わりかもしれない」と忠告される。直後、迎えにきた万亀雄(高橋克典)にディオゲネスクラブへ連れて行かれた獅子雄たちは、月岡の死の知らせとともに再び「手を引け」と忠告される。
レオ(ゆうたろう)からの情報を受けて、脱走犯の一人、田中摩周(渋谷謙人)の品川の会社へ向かった獅子雄と若宮。守谷の居場所を聞き出すため、自尊心を刺激して田中を追い詰めた獅子雄だったが、田中は部下の社員の一人に刺殺されその社員も自殺してしまう。
「まだはじまりに過ぎない。」警察の捜査にも限界が見え、江藤は獅子雄にやはり協力してほしいと願い出る。そんな中、万亀雄が誘拐されたことから、獅子雄と若宮は、江藤らを待機させある別荘で市川と落ち合う。
「手を組んで世界を変えよう」と獅子雄を誘う市川は、獅子雄の過去を暴露する。市川は警察で働く中で、行政と警察が犯罪を作り出していると思うようになり、人の生活を監視して取り締まる東京と言う場所は、まるで「監獄」のようなところだと話す。
その意見に同感だと言う獅子雄に市川は、獅子雄もまた、最も刺激の強い「悪」を求め続けるしかない獣のような存在で、守谷たちと同じだと言う。
こうして、守谷の居場所のヒントとなる言葉を残し市川は逮捕され、危険を知りながらも守谷と接触を図った万亀雄も、無事、有明の倉庫で保護される。
刑務所からの脱走が発生し世間では、治安に対する不安が広がっていた。
「ロンドンのA子さんは、空に吊るされ海を見ている」市川が残したヒントを解き明かし、サットンビジネススクールが所有する小型帆船アリシア号にたどり着く獅子雄たち。しかしアリシア号は廃船にされ、マリーナにはすでになくなっていた。守谷の居場所を隠す獅子雄を逮捕しようとする江藤たちから逃げる獅子雄は、「守谷を逃したくない」と言い残し一人でボートに乗り海へ消えていく。
向かった先は49番倉庫。宙に浮かぶアリシア号の上で守谷と言葉を交わす獅子雄。「あなたも私も悪を求めている」と話す守谷は、新たに10箇所の刑務所から囚人を脱走させ、交通機関を全停止させると獅子雄を脅す。守谷と言う存在が「ただの幻だった」と結論した獅子雄だったが、「あなたは私を本当の守谷だと思っていますか」と言う守谷とともに夜の海へ飛び込み、二人は姿を消してしまう。
数日後、市川は拘置所で裁判を控える中、守谷と獅子雄は相変わらず行方不明だった。
東京には”平穏”が戻ったと話す江藤に、”獅子雄は誰かを助けるために、守谷を道連れにして海へ飛び込んだのでは”と若宮は自分の考えを伝える。
若宮は、獅子雄について本当は何も知らなかったのではないかとの思いを抱き、その日の日記にこう綴っていた。
「彼が死んだとは思わない。ふらりと戻るその日までこのバイオリンは大切にとっておこう。分かれの言葉は口が裂けても言わないから安心しろ。わが愛すべき親友S・Hへ。」
12月16日のことだった。

第11話 主なゲスト|登場人物キャスト

誉獅子雄(ディーン・フジオカ)|兄によって誉家から追い出された実の母の死後、誉家を出て姿を消す。2014年、香港のグロリアスコット号事件で捜査に関わり、以後、東京に居を移して探偵業を始めた。守谷に「俺はあんたと違って平凡な日々の大切さもよく知っている」と話す。
若宮潤一(岩田剛典)|「獅子雄はそのままを見ているだけ。地位があろうとなかろうと関係ない。褒められたいとも好かれたいとも思っていない。自分がどう思われようと全く気にしていない。だからあいつにはいろんなものが見える。」波藤園子(かたせ梨乃)|ベイカーハイツの管理人。
守谷壬三(大西信満)|45歳。東京拘置所に収監されていた。議員たちに強制的に寄付を送りつけ既成事実を作り弱みを握っていた。金も家族もない環境に育ち、「貧困の退屈」に耐えられず、持てるものたちへの復讐のために、悪事によって彼らをも凌ぐ財産を築いた。東京管区内の10の刑務所から脱走を起こしたり、交通機関を全停止することもできる力を持っている。「純粋な想像なんてものは存在しない。願望か悲観、だから、多くの人間は間違える。」「私がサポートした政治家や経済人は全て弱い人間でした。彼らのほとんどは、生まれながらに恵まれた生活をしてきた者です。そして、社会のルールや価値観は、彼らのような人間によって作られてきた。歴史を遡っていけば、法律も常識も家族は素晴らしいなんて幻想も持てる者たちが都合のいいように作ってきたわけですから。」「悪の概念は、一部の人間が作ったものです。ものを略奪し、人を殺すことは悪い。でも、欲しいものを自由に奪い、殺されて当然の人間を殺すことが許された世界の方が、人は幸せに生きられるかもしれない。」アリシア号は初めて自分で購入した船で、多くの人を船上から突き落としてきた。
田中摩周(渋谷謙人)|市川と共に拘置所から脱走した被告で元弁護士。守谷の作ったシステムでオレオレ詐欺の会社を経営していた。父親から虐待されて育ち、誰かに目の前に立たれると落ち着きがなくなる。自分に自信がなく悪事に手を染めた。誰かに褒められなければ生きていけないと言う心理を守谷に利用されていたが、守谷にとっては「ただの使い捨て」だと獅子雄に推理される。
春日ひとみ(北原里英)|脱走犯の一人。脱走後、鵜飼の議員事務所に爆弾を仕掛けた花を届ける。
市川利枝子(伊藤歩)|元警視庁捜査二課の刑事。守谷に心酔している。「頭がいいと自信を持っている人間はすぐに退屈する。感謝できず、幸せを大事にできず。新たな刺激を獣のように求め続けるしかない。悪は最高の刺激。」
月岡(三浦誠己)|東京拘置所の看守。市川たちを脱走させ、その後失踪するが、警官に銃で撃たれ入院していた病院で自殺する。守谷に「娘」と言う弱みを握られ、脱走に協力した。
山下(篠井英介)|警視庁副総監。部下である江藤に守谷一味を殺害しても構わないと示唆する。
今西|警視庁刑事部長。
鵜飼昇平(大鶴義丹)|元東京都知事。自作自演の息子の誘拐事件で知事の地位を追われ、その後は議員として再起を図っている。「守谷の力で東京は終わりだ」と、守谷を追う獅子雄たちに忠告する。 
誉万亀雄(高橋克典)|獅子雄曰く「経産相の小役人」。民自党と関係を持っている。獅子雄の腹違いの兄。万亀雄の母は幼い時に事故死したと言われていたが、実は父の愛人問題を苦に自殺したことを知り、後に父の愛人だった獅子雄の母を誉家から追い出す。バイオリンを楽しく弾くことでは、弟に敵わないと考えている。
誉多鶴雄|獅子雄と万亀雄の父。金融業で財産を築いた資産家。母親の違う二人の息子である、長男・万亀雄(高橋克典)が25歳、次男・獅子雄(ディーン・フジオカ)が18歳の時に死去。

特別編 ネタバレ 12月23日(月)

誉獅子雄(ディーン・フジオカ)が守谷壬三(大西信満)と埠頭から海中へと没してから1週間が経ったが、二人の遺体はまだ発見できず、警察の捜索は縮小気味で、若宮潤一(岩田剛典)は、空虚な日々を送っていた。獅子雄の“最期の場所”である、あの埠頭に再び佇む若宮に声をかける一人の女性の姿が。フリージャーナリストの門司かれん(木南晴夏)だ。獅子雄の功績を後世の遺すために話を聞かせて欲しいと言う。若宮は、まだ死んだと決まったわけではないと抵抗するが、彼女は、獅子雄に関わった人々の思いを一緒に調べることで、獅子雄について何かしらの手掛かりになるかもしれない、と言うが…。かくして、若宮は、かれんと共に、親愛なる友がどんな男だったのかを探る“旅”をすることに…。一体この女は何者なのか?そして、誉獅子雄という男は一体何だったのか?聖夜を前に、最期のミステリーが幕を開ける!(ここまでフジテレビから引用)

12月24日。若宮は「関わった人たちの思い」こそが獅子雄が存在する意義だと話すかれんと共に、これまで獅子雄と関わった人に聞き込みを始める。
若宮が”獅子雄に助けられた人たち”を、かれんは”獅子雄に恨みを抱く人たち”に、それぞれ話を聞きに向かう。 二人が聞き込みを続ける中、小暮クミコ(山田真歩)は、刑事の”勘”から、かれんに疑いの目を向け彼女が守谷の一味なのではないかと考えていた。 江藤礼二(佐々木蔵之介)は昇格が危ぶまれショックを受け、獅子雄に送ったメッセージに返信が全くないことから、レオ(ゆうたろう)は獅子雄の行方を心配していた。 弁護士の青木藍子(菅野美穂)とは、面会拒否で会えずにいたかれんだったが、獅子雄によって裁かれた人たちが、誰一人反省していなかったと若宮に話すかれん。そんなかれんに若宮は、彼女の本当の目的を問いただす。 かれんは、かつてDVを受けていた夫から逃げる際に獅子雄に助けられたことがあり、直接会って感謝を伝え、それと同時に、獅子雄の功績を残したいと言う純粋な思いを抱いていた。 かれんがDVの夫から脱げるために偽装死をしたと聞いた若宮は、獅子雄も偽装死なのでは?と思い始める。
その後、守谷にも獅子雄にも心酔する市川利枝子(伊藤歩)と面会したかれんは、守谷の情報を市川から引き出すためにある話を聞かせる。 「動物園から逃げ出した頭のいいライオンとボス猿は、人間を支配するために二人で逃げたのではないか。ボス猿の下には、悪さをしては飼育員に捕まってしまうおバカな小猿たちが付き従っていた。その中でも特にボス猿に心酔していたメス猿は、なぜかライオンのことも慕っていた。そしてそのメス猿は、ライオンにもボス猿にも見捨てられた。」 かれんは守谷が行きそうなところを聞き出そうとするが、市川は何も話さず、かれんの目の前で舌を噛んで自殺をはかる。 かれんは、市川が命をかけてでも守谷を手放したくなかったのではと感じ、このことから若宮とかれんは、守谷と獅子雄の二人が生きている可能性があると言う結論に至っていた。 その後江藤に呼び出された若宮。そこで聞いたのは獅子雄たちの捜索打ち切り、そして、横須賀で巡視船のフェンダーに獅子雄の着ていたコートが発見された、と言う知らせだった。 コートの中に特殊な耐水加工を施した若宮あての手紙が残されていて、その手紙の内容を読んだ若宮は、獅子雄が残したコートを手に泣き崩れる。
後日、守谷と獅子雄が消えた海を目の前に立つ若宮とかれん。「これからも獅子雄を追い続ける」と言うかれんに若宮は「前に進むためにここに来た」といい、手に持っていた花束を海に投げ、自分の中から獅子雄を葬り去るのだった。
こうして若宮が獅子雄と別れを告げ、前に進む決意をしてから三年後が経つ。
若宮は、一課長から降格した江藤と相変わらずその下で働くクミコと共に、獅子雄がしていたように事件解明のために警察に協力をしていた。 30歳代女性が衣装をとりに来た際に何者かに腹部を刺される事件の謎を解こうとする若宮の推理に「それでは盛り上がらない」と口を挟む鑑識の人間がいた。彼は若宮が見逃していた現場の証拠から、今回の事件が、男性をめぐる姉妹の怨恨によるものだと、事件の真相を明らかにする。
2022年12月24日。こうして獅子雄は何事もなかったかのように、若宮たちの前に突然帰って来た。三年ぶりに帰って来た獅子雄とのこれからの時間を全て記録する、と若宮は決意する。

特別編 主なゲスト|登場人物キャスト

誉獅子雄(ディーン・フジオカ)|「Dear J.W. この手紙は最後にお前と別れるまえに書いている。この後俺は自分にふさわしい結末を迎える。そこにお前を連れてくことはできない。あらゆる手を使ってお前を遠ざけるだろう。だが安心してほしい、諸悪の根源をこの手で葬り去れることは、この上ない喜びだ。そして、俺が死ぬことで悲しむ人間は幸い一人もいない。そういう生き方をして来た。どうだ、羨ましいだろう。若宮ちゃんには到底真似できないだろうな。とっとと、ニセ医者からヤブ医者に戻れ。 S.H」2019年12月に姿を消してから3年後の2022年12月24日、突如として事件現場の検証をしていた若宮たちの前に現れる。三年間何をしていたかは一切不明。
門司かれん(木南晴夏)|元夫のDVで言葉と実際の暴力で苦しめられていた時、唯一味方になってくれた夫の母親に協力してもらい偽装死をして夫の前から逃げることに成功した。しかし、殺害したと見せかけた義母が警察に追われることになり困り果てていた頃に、獅子雄に救われた過去を持つ。獅子雄に感謝と伝えることと共に、獅子雄の功績を残したいと考えている。赤羽汀子(松本まりか)、石橋卓也(金子ノブアキ)、乾千沙子(若村麻由美)、宇井宗司(和田正人)、長嶺加奈子(黒沢あすか)、加藤茂(田邊和也)、そして、市川利枝子(伊藤歩)らと彼らが服役する刑務所で面会を重ね、獅子雄と守谷が生きている可能性があることに気づき、警察の捜査が打ち切られた後も諦めずに捜索を続ける。若宮のパソコンをハッキングし「ジャーナリストは皆ハッキングしてる」と話す。
赤羽汀子(松本まりか)|殺人罪。主婦。「獅子雄に悪を暴かれた人間は、誰一人反省していない上に、彼のやったことは自己満足の正義」と記事に書くようかれんに伝えるが、獅子雄と同じようにかれんからも「絶望的な人、胸糞悪くなる」と言われ発狂する。
石橋卓也(金子ノブアキ)|殺人罪。元ボクシングジム会長。獅子雄に感謝している。獅子雄に「梶山なら一発で仕留めていた(石橋にはボクサーとしての実力がない)」と言われ、 リング上で決着をつけるべきだったと気づかせてもらえた。服役を終えたらまた若手を育てて梶山に正々堂々と勝つと言う夢を持っている。
乾千沙子(若村麻由美)|死体損壊及び遺棄罪。主婦。母親の気持ちは誰にも理解できないと言いながらも、獅子雄に気持ちを理解され、息子・貴之(葉山奨之)との二人だけの世界を壊されると思っている。息子が死んだ今も「息子と二人きりになれる世界に行きたい」と願っている。
乾貴久(小市慢太郎)|息子・貴之(葉山奨之)と妻・千沙子(若村麻由美)と暮らしていた持家ではなく、借りているマンションで一人で生活している。町田卓夫(永井大)の息子へのパワハラの証拠を集め、息子の遺言を守ためにも、パワハラのことについて自分がカタをつけると決意をしている。二匹の熱帯魚をマンションで飼育し、妻が出所してからの生活にも希望を見出している。
宇井宗司(和田正人)|医師法違反及び死体遺棄罪。元医師。いまだに自分をストーカーだといいふらした美樹(霧島れいか)のことを恨んでいる。自分の気持ちのことしか話さないため、獅子雄のことを聞きにきたかれんは呆れ、何も言わず帰る。そのためしばらく面会室で独り言を言い続ける。
高遠綾香(吉川愛)|自らが生まれる前の「前世記憶」で死体遺棄現場を言い当てた女子高生。獅子雄が自分のことをよく見てくれたことに嬉しく感じていた。留学すると言う夢に向かっていられるのは若宮から「家だけが君の世界じゃない。親に頼らなくても生きていける」と言葉をかけられたことが大きいと話す。オーストラリア留学のために着ぐるみのアルバイトをしている。
長嶺加奈子(黒沢あすか)|営利目的等略取及び誘拐罪。元介護職員。子供の演技に騙されないよう反省していると嘲笑う。須磨銀次(螢雪次朗)を長年介護していた。
羽佐間道枝(今藤洋子)|寅二郎の娘。虎夫の母親。
羽佐間虎夫(山城琉飛)|獅子雄に行方不明になった祖父の捜査を依頼した小学生。バイオリンを習っている。
羽佐間寅二郎(伊武雅刀)|獅子雄との一件以来認知症が進行したため、施設に入って生活している。それまで施設に入らなかったのは泥棒家業をしていた時の相棒の須磨銀次(螢雪次朗)が来ることを待っていたためだった。
龍子(藤夏子)|寅二郎(伊武雅刀)と同じ施設の入居者。獅子雄のことを「竜馬」と呼ぶ。1986年、寺田屋で大変な時に”竜馬”と出会ったこと、お風呂に入っていて裸のまま飛び出したことなど、”竜馬”との思い出をかれんに話す。
加藤茂(田邊和也)|傷害致死。元ソムリエ。獅子雄のおかげで、最後の晩餐を全うすることができたが、古賀を裏切ってしまったことから、もう料理の世界には戻れないと考えている。
古賀智志(大友康平)|あの日を最後に料理の道をリタイアするつもりだったが、「エゴによって料理の腕は磨かれる」と言う獅子雄の言葉に救われ、食べたいものを食べれない人のために食品サンプルを目で見て楽しめるワイン食堂を始めようとしている。投資家の中原聖子(峯村リエ)が新しい事業に賛同してくれいていて、ソムリエには加藤を誘う予定でいる。
河本美沙(岸井ゆきの)|若宮に勇気づけられ、今は医者の男性と交際している。
近藤影治(花戸祐介)|美沙と交際している男性。放射線科の医師。第一話で若宮の卒業した大学「榎原医科大学」の学生だった人物(同じキャスティング)。獅子雄に「未来学研究会」について調べるよう強引に指示された学生で、若宮の後輩にあたる。
梶山裕太(矢野聖人)|新しいボクシングジムで再起をはかっていて、自分の子供を産んだ女性である優子(小島藤子)のお墓のお供えの花を今でも絶えずいけている。
細谷潤(小林喜日)|ボクサーの梶山裕太(矢野聖人)と優子(小島藤子)との間の息子だが、世界一を追う梶山のために自ら姿を消した優子と共に母子家庭で育つ。母・優子の死後に、実の父親が梶山であることに気づくが、今でも父ではなく「梶山さん」と呼び別々にクタしている。ボクシングジムに通い、日々のトレーニングの間に、母のお墓参りをしている。
市川利枝子(伊藤歩)|殺人罪、地方公務員法違反。元警視庁警部補。守谷に洗脳させられている女性。過去に守谷に指示され女性を殺害し遺棄した。かれんから「動物園から逃げたライオンとボス猿」の話しを聞き、ボス猿=守谷の行きそうな場所を教えてくれと言われるが舌を噛んで自殺をはかる。このことから今でも守谷に忠誠を誓っている様子。
北尾一美|35歳。洗濯屋。コンサート終わりに衣装をとりに来た際に何者かに腹部を刺され死亡した女性(妹)。倒れていたのはコンサートホールの入り口付近で、刺されたのは控え室。高校時代、姉が男と交際していて、先日、17年ぶりに再会した際に盛り上がり結婚。しかし、男が結婚したのは瓜二つの妹の方だった。男を奪われた姉は、妹から男を奪い返そうと、バイオリニストの妹を殺したという事件。姉は妹を殺害した後に、妹をソリストの衣装から洗濯屋の服に着せ替えた。若宮は、妹と姉が入れ替わっていることに気付けず、鑑識職員として変装していた獅子雄に全てを指摘される。

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