ギュレン師とは何者か?運動歴とトルコとの関係をわかりやすく

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いつもお読みいただきありがとうございます。

トルコのクーデター未遂で

エルドアン政権がこの事件の指導者としているのがフェトフッラー・ギュレン師です。

その彼がどうして、トルコに犯人だとされているのか?

その辺りを調べたのでご紹介します。

その前に今回のトルコクーデターを

エルドアン派(現政府)

反エルドアン(反政府軍)

という2つの理由て見ていきましょう。

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エルドアン派

最終的にエルドアン大統領率いる現政権は

高級軍人を含む6000人と100人を超える司法関係者を逮捕・拘束しました。

これらはすべて、現政権の転覆を目論む

ギュレン師の支持者だとしています。

20日の報道で、駐日トルコ大使、アフメット・ビュレント・メリチ大使は

日本記者クラブで「事件後の拘束者の取り調べで(ギュレン師からの)メッセージがみつかった」

と発表しました。

引き渡しに「明確な証拠」を求めていたアメリカにとって文句のない証拠となる可能性が出てきました。

そんなエルドアン大統領はイスタンブールで少年時代を過ごし

いわゆるエリートと言われるところとは無縁のところから政界でのしあがり

イスラム的な伝統実現する政策と、多くの民意を得てトップに上り詰めました。

公の場でのスカーフの着用の法など、イスラーム回帰の色を強め

公正発展党とともに歩んできた。

その後ギュレン師指導する「ギュレン団体」とも一時期協力的な関係にあったが

2013年末にエルドアン政権に大規模汚職事件の名の下に第1回目ソフトクーデターを試みた

エルドアン側はギュレンが仕掛けたものとして両者の関係は悪化していた。

では今回エルドアン政権にクーデターを起こした

反エルドアン勢力とはなんなのでしょうか?

反エルドアン派とは?

実際のところ、今回のトルコクーデターの首謀者は現在のところわかっていません。

クーデターに関わった将校たちは、「われわれは平和の国だ」という名前の『WhatsApp』のグループチャットで、一刻一刻の情勢をレポートをしていたと言われています

さらに、6000人もの逮捕・拘束者を出しながらも

トルコ政府は未だにその首謀者をギュレンとしているため

その首謀者は特定されていません。

先ほどのギュレン団体の数人も拘束されていますがその取り調べで

「トルコの内政へのいかなる軍事介入も非難する」

と今回のクーデターに対し、エルドアン政権の援護を表明してるのです。

しかし、エルドアン政権はその首謀者をギュレン教団指導者の

フェトフッラー・ギュレンだとし

ギュレン師が住んでいるアメリカに引き渡しを要求しています。

それではそのギュレン師とはどのような人物の名でしょうか?

ギュレン教団とは?フェトフッラー・ギュレンとは??

ギュレン(Gullen)師はトルコ生まれのイスラム法学者で現在はNY在住

トルコ版政教分離「世俗主義」と、イスラームの教義が矛盾しない

という運動をしてきました。

精神性、道徳、倫理、経済の問題に関する著書を60冊以上をもちます。

前出しましたが2013年ころまでは、エルドアン政権とも協力体制で

ともに歩む仲間としてトルコをイスラーム回帰と世俗主義で推し進めてきました。

2013年ころギュレン教団が主導しエルドアン政権内で組織された「並行国家」

この組織がギュレン教団に反する市民、敵を排除する目的で

違法な私生活の監視、録音、捏造を行ったとエルドアン政権側から指摘、訴追されました。

ギュレン本人周辺は関与を否定しましたが、一部の関係者が証言したことで、

2014年2月に、エルドアン政権は「並行国家」を名も無き国内の脅威として

その協力関係は一気に冷えきったものとなったといいます。

今回のクーデターでのギュレン氏の発言は基本的に関与はしていない立場をとっています。

7月17日午前、ペンシルベニア州の自宅で朝日新聞などの取材(「(ギュレン師は)体調がすぐれない」)や、ロイター通信の配信映像での発言をまとめます。

以下朝日新聞より>>>>
「私は関与していない。関与していると言われるのは私の尊厳を傷つける」
「私は15年以上も米国におり、(クーデターを企てた人たちに)会ったこともなければ名前も知らない」
「多くの何もないビルが爆破され、市民が犠牲になっている」

以下ロイター通信より>>>>
私は本当に心配していない、本心から何も心配していない。
死ぬことを恐れていないので、身柄の引き渡しの要求についても本当に心配していない。
実際のところ、来世に行くことを待ち焦がれていいる
なので今回のことは全く私を心配させてない
しかし、自分の尊厳を傷つけたり、それに反したりするようなことは何もするつもりはない
過去にはエルドアン側から謝罪要求があった
しかし、信仰者は迫害者には謝罪しない。
とはいえ、強制的な送還の可能性があればもちろんそれを受け入れる
しかし私はそれを心配していない。
アメリカ政府がエルドアンの主張を信用しても私は心配しない

このように徹底した関与の否定から

囁かれているのが、エルドアン政権による

自演自作ナノではないか?というものです。

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残る幾つかの「なぞ」

世俗主義とイスラムは矛盾しないとする穏健な思想のギュレン師

中には「政治的な野望」をもっている指摘する声もあるようですが

エルドアン政権は

繰り返しトルコ政府を転覆するための非公式組織「並列構造」の設立について

ギュレン師を非難しています。

今一度冷静に考えていみると幾つかの謎が残ります

  1. 軍・検察・司法関係者から、反対派を一掃逮捕されたにもかかわら首謀者の発表がないエルドアン政権
  2. エルドアン政権の準備していたかのような逮捕のスムーズさ(高級軍人を含む60000人、100人を超える司法関係者)
  3. 情報機関と警察の速やかな対応=鎮圧の功績者(一部アラビア語メディア)
  4. 勢い・どさくさでやりたい放題?(死刑の復活、非常事態宣言、過去に失敗した憲法改正?)

このようにエルドラン政権の権力を

より独裁色を強めるような方向へ向かっているようにも見えなくはないというのです。

今後の動きが気になるところです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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