朝ドラ【なつぞら】キャスト登場人物【東京新宿&アニメーション編】広瀬すずの幼馴染に工藤阿須加 咲太郎の消息を知る女将に山口智子

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2019年4月から放送の朝ドラ【なつぞら】

主演はセブンティーンモデル出身で若手演技派女優として人気の広瀬すず。その役は戦争で両親を亡くし、のちにアニメーターとして大成する女性。

朝ドラ100作目であり、99作目のヒロイン発表より前に発表となる異例の早期発表でも話題になりました。

ここでは、広瀬すず主演朝ドラ【なつぞら】の【新宿編】のキャストとあらすじを紹介しています。

これまでの発表ごとに北海道編、東京編、アニメーション編それぞれの相関図を作りました。

連続テレビ小説「なつぞら」東京・新宿編 相関図 (第1版)

連続テレビ小説「なつぞら」アニメーション編 相関図(第1版)

連続テレビ小説「なつぞら」北海道十勝編 相関図(第3版)

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登場人物 キャスト|東京新宿編

奥原なつ 広瀬すず

高校卒業を機に東京新宿へ上京。アニメーターを目指して同郷のウェイトレス・佐知子と同居し暮らしてる。同時に、なつが北海道へ行く前に生き別れとなった消息のわからない兄・咲太郎と妹との再会を夢見ている。|1956年6月に東洋動画スタジオ仕上課に就職。許仙が好きなだけなのに周りから邪魔される白娘の気持ちを、泣き伏す前に怒りの表情で空を見上げるように表現する。作画課には採用から半年かけ2ヶ月ごとに試験をし、合格したものだけが動画の仕事をする仕組みがあり、なつは、特別に最後の試験を受けるが不合格。試験で描いた枚数は試験者の中ではトップの30枚。しかし清書された絵は13枚。自分が描きたいイメージに自分の手が追いついていかないと、自分の力の限界を悔やむ。年始のお参りは新宿の花園神社。1957年1月ころ「当分、北海道には帰れません。帰りません。私を応援して送り出してくれたみんなに、送り出してよかったと胸を張って今の自分を感じてもらえるまでは。私はここで、おいしい牛乳を絞れるように、自分を育てていきたいと思っています。十勝に帰りたい、みんなに会いたい。だけど、今は、振り返りません。私は、ここでいきていきます。」と天陽への手紙に、自らの決意を伝える。東洋動画に就職してから最初の一週間は亜矢美がコーディネートしていたが、それ以降は自分で服を選んでいる。服装を見た野上に「どんどん安っぽい芸術家みたいになっている」と言われる。誕生日は8月15日。千遥にもなつにとっての富士子のような人がいることを信じ、兄と話し合った末に警察に千遥の捜索願を出す。「わんぱく牛若丸」では大沢麻子(貫地谷しほり)、三村茜 (渡辺麻友)、堀内幸正(田村健太郎)とともに下山克己 (川島明)が原画を担当する下山班に所属する。「鵯越の逆落とし」を知ったかぶりをする。

奥原咲太郎 岡田将生

なつの兄。歌とタップダンスが大好きな陽気な兄。両親を亡くしてからも、妹のなつと千遥(ちはる)の親がわりとなり、笑顔を絶やさず懸命に育てる。なつを柴田家に、千遥を親戚に預けた後、しばらく孤児院で過ごすが、家出して行方不明となる|亜矢美のことを「母ちゃん」と呼ぶ。かつて北海道の妹・なつに会いたいと孤児院から逃げ出して新宿の闇市(マーケット)で靴磨きをし、他の靴磨きの少年達からボコボコにされていたことろを岸川亜矢美(山口智子)に拾われに助けられ、その後、藤正親分に世話になる。その後、亜矢美のステージを見て感動し、「ムーランルージュ新宿座」に出入りするようになり新宿で生きていく決心する。踊る希望を失っていた亜矢美にとっても、咲太郎との生活は希望となったが、それはなつと咲太郎が再会を遠のかせることにもなっていた。閉館までの「ムーランルージュ新宿座」では、モギリや掃除など、裏方の仕事をし、役者や踊り子から可愛がられていた。ストリップ人気に押された「ムーラン」の閉館後は浅草へ流れ、コント芸人コンビの弟子として「浅草六区館」に出入りしている。(本人は全国の劇場を回っているので宿はないと言う)。イカサマ興行師に「ムーランの共同経営者になれる」と言い寄られ10万円の借金を作り、その借金を返済するまでは新宿に戻らないと決意している。その借金の保証人は新宿川村屋のマダム・光子。新劇の劇団「赤い星座」で裏方(制作部)を手伝い、亀山蘭子(鈴木杏樹)の付き人でもある。1956年4月に一万円返済。返済の合計は2万円。赤い星座の演目はチェーホフの「桜の園」など。「ムーラン・ルージュを復活させて、亜矢美に踊ってもらうことが夢。”女の子に限り”同情と愛情の垣根がなく、女の子に勘違いさせてばかりいる。東洋撮影所に出入りしていて、東洋社長の大杉満になつのことをアニメーターにして欲しいと挨拶をする。絵も料理も歌も踊りもなんでも上手くこなせるが、裏方の方が性にあっている。自分の夢を持つようなことはなく、他人の夢のために尽くすことが生きがい。なつが東洋動画の最初の試験を落とされたのは戦災孤児で孤児院にいたことが原因だと思っている。サンドイッチマンをやっている時の客寄せの文句「買ってください、私の真心、売ってくださいあなたのはじらい!今宵花開く夢のひと時、踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら、朝まで踊ってください!」愛しいあの子と!さあ、夢のスイートホームへ帰りましょう!」。てんぷらは衣で決まる、粉は優しくかき混ぜなければ上手くできないと、天ぷらの作り方にルールを持っている。父の作った天丼と同じ味の天丼を見つけられず、自分で作るようになる。落語家になるなら「抜け雀」があっていると、「風車」の客(柳家喬太郎)に評される。1957年4月の春公演で「人形の家」を行う。劇団の裏方の仕事だけではマダムへの借金返済はできない。幼少期に入っていた孤児院は「友愛養育院」。「白蛇姫」で白娘を演じる蘭子やテレビ映画「チンチンリー」の日本語の吹き替えをみて、俳優としての新たな可能性を抱くようになる。なつが作画課になった頃、マダムへの借金を完済する。

岸川亜矢美 山口智子

伝説の劇場・ムーランルージュ新宿座の人気ダンサーとして一世を風靡する。引退後は新宿の路地裏に、おでん屋「風車」を開き、女将として店を切り盛りする。豪傑で明るい人柄にひかれ、多くの常連客が店を訪れる。なつの兄・咲太郎(岡田将生)の消息を知っているらしい。|店名の「風車」は「ムーラン」、店先の暖簾と提灯の赤は「ルージュ」を意味する。雪之助から聞いたなつの事情を大げさにアレンジして咲太郎をたきつけ、咲太郎がなつを連れてくるように仕向ける。佐々岡信哉 (工藤阿須加)のことを咲太郎から聞かさせれていた。闇市で少年たちにボコボコにされている咲太郎を助け、藤正親分に引き渡した。その後、咲太郎とは母と子のように共に生活してきた。マダムが咲太郎に恋していることを疑わず強く確信している。「風車」の二階の三畳の部屋を衣装部屋にしていたが、そこは咲太郎が寝起きすることになる。

前島光子 比嘉愛未

新宿に戦前から続くベーカリー兼カフェ・川村屋のオーナー。その風貌や存在自体に神秘的な雰囲気が漂い、周囲からは“マダム”と呼ばれる。芸術への見識が深く、才能ある若者たちの応援もしている。とある縁で、上京したなつの世話をすることになる。|咲太郎の「夢」を応援しようと、咲太郎の借金の保証人になった。先代のマダム(祖母)の意思を受け継ぎ、新たなことにチャレンジしようとする若者を支援している。祖母はイギリスから追われていたインド人革命家をかくまったことがあり、そのことが縁で”革命の味”川村屋のバターカリーが生まれた。咲太郎を応援するため「人形の家」のチケットを十枚ほど購入する。「川村屋」を辞めて役者になるという雪次郎を引き止められそうにないため、なつに相談する。

野上健也 近藤芳正

先代のころから川村屋に勤めるギャルソン。若いマダムの後見役で、店の経営を取り仕切る。彼の言葉には常に皮肉とユーモアがあり、いつもニヤニヤと不吉な笑みを浮かべている。 |カレーの発音を「カリー」とこだわる。大正元年(1912年)から川村屋で働き、小僧からたたき上げでフロアマネージャーとなった。苦労は顔に出さない主義。雪之助をよく叱っていた。「落書きが芸術にはならないように、柴田家のバターは川村屋のバターカリーの味にはならない」「漫画映画は見ない」主義。なつとの別れの際に涙を流すが、ごまかす。客として「川村屋」に来店したなつに「いらっしゃいませ」の代わりに「なんだ」と声をかける。

茂木一貞 リリー・フランキー

文化発信地・新宿のランドマークとも言える大型書店・角筈屋(つのはずや)の社長。女性とお酒とおもしろいことが大好きで、仕事を終えたあと、夜な夜な新宿界わいを歩き回る。「川村屋」や「風車」もマダムや女将目当てで通っている。|「生き別れになった妹をいつか新宿に呼び寄せる」と咲太郎が言っていたことを覚えていた。川村屋では紅茶を飲む。曰く「新宿に来るとどんな人でも詩人になる。」なつに文句を言う麻子が「自分が男にどう思われているか怯えている」と分析する。「白蛇姫」はなかなか色っぽくてよかったと評価。なつの二十歳の誕生日に翻訳前のディズニーのアニメーターの書いた本と英語の辞書をプレゼントする。

煙 カスミ 戸田恵子

伝説の劇場・ムーランルージュ新宿座の歌い手。劇場が閉鎖してからは、クラブ「メランコリー」で流行歌を歌い続ける圧倒的な歌声の持ち主。亜矢美とは腐れ縁で、「風車」に通う。 |レパートリーには「リンゴ追分」「ガード下の靴みがき」「夢のサンドイッチマン」など。1956年4月、全ての事情を知りながら、上京したなつと亜矢美を引きあわせる。

亀山蘭子 鈴木杏樹

新劇ブームの中で生まれた劇団のひとつ「赤い星座」の看板女優。美貌や演技のわりに、なぜか人気はパッとせず、映画出演の機会にも恵まれない。あるとき、漫画映画に声で出演する仕事が巡ってきて、運命が変わる。|元ムーランの女優で、東洋映画の大杉社長にも顔を覚えられている。脇役でいい味を出しているとして女優として亀山蘭子を知っている。「人形の家」では人形のように育てられ、結婚してからも人形のように扱われていたノラを演じる。「白蛇姫」の白娘(パイニャン)と小青(シャオチン)の声を担当する。「わんぱく牛若丸」の常盤御前役(声)に選ばれ、ライブアクションでは実際に衣装を着て演技する。

三橋佐知子 水谷果穂

疎開中に空襲で両親を亡くし、川村屋の喫茶ウエイトレスとして住み込みで働く、夢見る女の子。十勝から上京してきた、なつのルームメイトとして、東京・新宿暮らしの手ほどきをする。|咲太郎と新宿で強く生きていくと約束し、同志だと思っているので、お金を渡し支援している。

佐々岡信哉 工藤阿須加

なつの幼なじみ。戦争で家族を失い、なつたちと行動をともにしていたが、生き別れてしまう。その後、苦学して大学に合格するも、なつや咲太郎と再会する日を夢見て、みんなの消息を探す。なつの運命を左右する人物として、ある日、突然現れる。|なつが孤児院に出していた手紙を読み、北海道のなつのところへやっていくる。孤児院を出た後は、働きながら定時制高校へ通い、その後は、新聞配達をしながら夜間大学へ通っている。住まいは新宿の下落合。1956年4月、放送局に就職し、ラジオやテレビでニュースを報道する放送記者として働く。当初は新聞記者を目指していた。放送記者として働き、新人が入ったら必ず行う警察署を回って事件を取材する「サツ回り」をしている。なつの就職祝いに花束をプレゼント。東京上野の迷い子を取材し、ニュースとして報道される。このニュースは、サツ回り(新人記者が必ず行う仕事で、警察署を訪ね関係を築く)をおよそ一年行い、警察官とも顔なじみができたために初めて踏み込んだ取材をすることができたニュース。なつの母のいとこ「とし(なつにとってのおば)」の夫「幸一」が出した年賀状を持つ知り合いから、千遥を引き取ったおば一家が船橋に住んでいることを突き止める。

土間レミ子 藤本沙紀

煙カスミの付き人。ステージに出演することもある。咲太郎に”心の操”を奪われて、返して欲しいと思っている。|赤い星座の公演「人形の家」をみて感動し、25歳の時、女優を目指すようになる。雪次郎と同じく「赤い星座」のオーディションを受ける。

島貫健太 岩谷健司

芝居小屋「浅草六区館」の芸人。咲太郎の師匠。浅草の芝居小屋「六区館」のメインの出し物の間にコントをやっている。自分は芸人ではなく”役者”だと考えている。相方は博打好きの松井。

松井新平 有薗芳記

芝居小屋「浅草六区館」の芸人。島貫健太の相方。咲太郎の師匠。

藤田正士 辻萬長

「ムーランルージュ新宿座」の元支配人。通称:藤正親分。新宿の焼け跡を管理し、ムーランを再建した。咲太郎にとっての親分。茂木一貞(リリー・フランキー)と親しい。

ローズマリー エリザベスマリー

浅草の芝居小屋「六区館」のダンサー。咲太郎と付き合っているが、恋人ではない。

杉本平助 影山泰

新宿川村屋の料理人で従業員をまとめる職長。柴田牧場のバターを高く評価する。雪次郎の指導する。

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登場人物 キャスト|アニメーション編

仲 努 井浦新

東洋動画アニメーターのリーダー。日本初の長編アニメーションの作画監督として活躍。穏やかな物腰で人望が厚く、かわいいキャラクターデザイン、繊細な表現を得意とし、みんなから師と仰がれる。“漫画映画”に純真な思いを抱くなつを気に入り、“アニメーション”の世界に誘う。|山田陽平(犬飼貴丈)は大学の後輩。「新東京動画」が「東洋映画」へ吸収合併され、「東洋動画」となった後もアニメーターとして活躍する。「アニメは絵に命を吹き込むこと」「ちゃんと勉強すればアニメーターになれる」となつに言葉をかける。咲太郎の「裏切ったら海に浮かぶよ」というショービジネスのジョークにドン引きする。なつの作画課の試験の絵に75点をつける。

大沢麻子 貫地谷しほり

美大を卒業後、東洋動画に入社したスゴ腕アニメーター。通称「マコ」。作画監督の仲をサポートし、現場をまとめる。クールに見えるが内面は熱く、誰に対しても物おじしない性格から、社内で孤立することも。なつにとっては厳しい先輩である。|作画課のセカンド。おしゃれをするなつを”男を探しにきている”と勘違いする。とにかく優秀で、美大を卒業後に東洋動画に入社し仲と井戸原にすぐに認められる。”命を吹き込む”ことを感覚的にわかっている。ディズニーのアニメーション「白雪姫」がきっかけでアニメーターを目指すようになった。

坂場一久 中川大志

東洋動画所属の監督見習い。絵は描けないが、アニメの知識は人一倍多く、企画力に優れ、思いもよらないストーリーを考えつく。その一方で要領が悪く、無理難題を言って、アニメーターたちをいつも困らせる。なつも初めは苦手意識を感じるが・・・。露木監督の演出助手として「わんぱく牛若丸」から東洋動画で働くようになる。カチンコが片手でできない、カレーパンを読んでいた本に落とすなど手先が不器用。東大卒で哲学を専攻し、英語の洋書をよく読んでいる。なつは陰で”カチンコくん”と呼ぶ。(登場シーン、特に洋書を読んでいるときにBGMとしてバロック音楽がかかる。)。アニメーションは大人にも夢を与えるものだと思ったからアニメーションの世界に入った。フランスのアニメ作品で、アンデルセンの童話を元に戦争を描いた作品があり、ナチスのような独裁から自由になれるという物語を子供が見てもワクワクできるように描かれていたことから、アニメの持つ表現力に可能性を見出していたが、まだ世の中ではそのことに注目されていないと感じている。

神地航也 染谷将太

抜群の画力で入社したなつの後輩アニメーター。好きなことについて話すと止まらない情熱的な性格で、坂場とはいつも息が合う。新人ながらも歯に衣着せぬ物言いで周囲を圧倒し、既成概念にとらわれない発想でアニメ表現を革新していく。

三村茜 渡辺麻友

絵を描くのが大好きな、眼鏡をかけたおっとりとした女の子。漫画映画をよく知らず、東洋動画には見習いとして就職、次第にその面白さにひかれていく。なつと一緒に社内試験を受け、繊細な絵が評価され、なつより一足先に合格し、正式にアニメーターとなる。|1956年6月から作画課に採用され、2ヶ月ごとのテストを全てクリアして、正式に動画を描く部署へ配属される。最後の12月の試験でなつと知り合う。作画課でなつの隣の席。なつより三ヶ月早く作画課に配属。短大の頃は山下清のようにいろんなところを放浪しながら、のんびり絵を描くことが好きだった。

森田桃代 伊原六花

通称「モモッチ」。高校卒業後、絵が好きという理由だけで、アニメーションのことは全く知らずに、東洋動画に入社する。セル画の彩色を担当しており、なつの親友となる。なつからアニメーションの面白さを教えられ、その魅力にとりつかれていく。|1956年4月から仕上課で働いている19歳。幼少期に絵を書くことも見ることも好きだった。普通高校の求人で仕上課に興味を持ち就職する。彩色をただの塗り絵だと思っていたが、なつが楽しそうに仕事をしているのを見て、自分ももっと何かできると思うようになる。なつの影響を受け服装が変化。なつとは違い安い服を選んで着ているが、色のセンスがいいとなつから評価される。「鵯越の逆落とし」を知らない。

下山克己 川島明(麒麟)

元警察官という異色の経歴を持つアニメーター。ひょうきんで明るい性格で周りを楽しませるのが大好き。その一方、ディズニーアニメを独自に分析して、新しい動画表現を研究するという努力家でもある。後輩の面倒見が良く、なつの優しい先輩。|1955年7月に「新東京動画」の試験を受けて入社。作画を担当。なつの絵を迫力があっていいと評価する。アニメーションの”アニマ”はラテン語で魂を意味する。つまり動かないものに命を与えることが、アニメーションの大切な部分だとなつに説明する。同じコーディネートの服を着ていたらやめようと、なつと桃代が着ている服を毎日デッサンする。なつの誕生日の翌日、初めて同じ洋服を着てきたなつに気づき、悩みがあると思い気にかける。そこである先輩警官の話をする。その警官は、斡旋業者が仲介し、飲食店で働かされていた娘が警察に保護を求めてきた際に、周囲はその娘を違法ではないと飲食店に戻すつもりでいたところ、その警官は日本国憲法の中に「どんな人もいかなる奴隷的拘束を受け入れない」という一文を根拠にして娘を逃した。上司も飲食店の店主も怒り、クビも覚悟だった。その娘は、その警官の知り合いの旅館で働いている、と話す。(直接の言及はないが、この警官は下山自身の経験)拳銃を打ちたくて警察官になり、漫画映画業界に入ってからはアクションばかりを書かされる事になる。「奇跡は、当たり前のことをする勇気なようなもの。その勇気を持っているものはどこにでもいる。」

井戸原昇 小手伸也

仲とともに作画監督として、アニメーターたちをけん引するツートップのひとり。芸術家肌の仲とは対照的に、驚異的なスピードで上質な作画を仕上げる実務家肌。大柄な体格ながらも、繊細な心の持ち主で、個性派アニメーター集団をうまく束ねていく。なつの絵を「絵は下手の方だけど、馬がキャラクターになっている。何より面白い。」と評価する。

露木重彦 木下ほうか

東洋映画所属のベテラン映画監督。日本初の長編アニメーションの監督に起用されるものの、実写映画しか経験がなく、不慣れなアニメーションの世界に戸惑うばかり。アニメーターたちと時にぶつかり、時に協力して、プロジェクトの成功に尽力する。|東洋動画スタジオ、第一製作課長、演出家。仲を通してなつにもう一度試験を受けることを提案する。「白蛇姫」の声優を担当していた二人の映画スターと不仲で、二人のスターはそのことが原因で公開前の「白蛇姫」から降板する。その後、「白蛇姫」の声優に豊富遊声(山寺宏一)と亀山蘭子を抜擢する。アニメーター達に描き直しをさせた演出助手の坂場に一目置くようになる。

大杉満 角野卓造

東洋動画の親会社・東洋映画社長。アニメーションに未来を感じ、東洋一のアニメスタジオを設立、日本初の長編アニメーション制作に取り組む。帯広の映画館で見た大杉社長からのメッセージ動画に、なつは心を動かされる。プロレタリア演劇の流れをくむ新劇の劇団「赤い星座」をよく思っておらず、咲太郎のことを愚連隊、太陽族とみなし、その親族のなつを面接で落としてしまう。なつが仕上課に受かった時は、なつの兄が赤い星座の劇団員だと言うことを忘れていた。車内を挨拶回りするときは、「東洋行進曲」とともにやってくる。なつが作画課にいることに気づく。

山川周三郎 古屋隆太

東洋動画スタジオ所長。なつの面接を担当。なつを作画課へ移籍させようとする仲の説得を受ける。

山根孝雄 ドロンズ石本

仕上課の課長。書き写すトレース、色を塗る彩色、そしてセル画に仕上げることが仕上課の仕事だとなつに説明。

堀内幸正 田村健太郎

作画課の井戸原の下のアニメーター。白娘が蛇に戻る時に許仙を思って泣くシーンの動画を担当。芸大で油絵を描いていた秀才。なつの描いた泣くシーンをクリーンアップする。下山や麻子からは「白蛇姫」で辞めると思われていた。「わんぱく牛若丸」で東洋動画がやっていることは、日本の時代劇にディズニーの要素を適当に入れているだけだという。

石井富子 梅舟惟永

仕上げ課のリーダー。なつや桃代の上司。おしゃれな服のなつのことを”変わってる子”と思っている。同僚から影では「おとみさん」または「トミ公」と呼ばれている。

豊富遊声 山寺宏一

元活動弁士の俳優。声優として「白蛇姫」の許仙と法海の声を担当する。(東洋アニメーションの「白蛇伝」で声を担当した森繁久彌にあたる人物)

川谷とし(キャスト不明)

なつの母の仲の良いいとこ。赤狩りで捕らえられ孤児院に入れられていた千遥を引き取る。引っ越す前の住所は千葉県印旛郡倉田町。1955年に死去。戦後の食糧難や夫の怪我が原因で、性格が変わってしまい、いつも笑っていた千遥にきつい仕事を言いつけ食べ物も他の子供達よりも少なく与えていた。かつては、なつたちの家族と一緒に疎開しようとするほど仲の良い関係だった。いつもニコニコとしている千遥に対してバカにしているのかと怒る時もあった。

川谷幸一 岡部たかし

なつの母のいとこの夫。戦争で怪我をして足が不自由。戦前は農業をしていたが、怪我を機に船橋へ引っ越し「栄春荘」で暮らしている。なつの母のいとこ・川谷としの夫。大西洋戦争に徴兵され、1946年に復員。戦争で足を怪我をし、今でも足が不自由。戦後すぐに家出をした千遥を探しかつてなつたちがいた孤児院を探すがすでになつも咲太郎も不在。北海道の柴田牧場の住所が書かれていた手紙は千遥が持ち去ってしまったため、家出した千遥についてどこにも連絡をすることができなかった。

川谷幸子 池間夏海

としと幸一の下の娘。千遥の二つ上、なつの一つ下の19歳(1938年生まれ)。イジメられていてもずっと笑っていた千遥のことを心の強い子なのかと思い、深くは心配していなかったことを悔やんでいる。

東京新宿&アニメーション編 全キャスト登場人物一覧

【東京新宿編】
岸川亜矢美 山口智子
前島光子/マダム 比嘉愛未
野上健也 近藤芳正
茂木一貞(もぎ・かずさだ) リリー・フランキー
煙 カスミ(けむり・かすみ) 戸田恵子
亀山 蘭子 鈴木杏樹
三橋佐知子 水谷果穂
佐々岡信哉(ささおか・のぶや) 工藤阿須加(幼少期:三谷麟太郎)
【アニメーション編】
仲 努(なか・つとむ) 井浦新
大沢麻子 貫地谷しほり
坂場一久(さかば・かずひさ)中川大志
神地航也(かみじ・こうや)染谷将太
三村茜(みむら・あかね)渡辺麻友
森田桃代(もりた・ももよ)伊原六花
下山克己(しもやま・かつみ)川島明(麒麟)
井戸原昇(いどはら・のぼる)小手伸也
露木重彦(つゆき・しげひこ)木下ほうか
大杉満(おおすぎ・みつる) 角野卓造

あらすじ|東京 新宿&アニメーション編

【東京 新宿編】 昭和30年代の東京・新宿、いち早く戦争の痛手から立ち直り、音楽、映画、演劇、美術など流行の最先端が集まる、活気あふれる文化の発信地へと成長していました。上京した奥原なつ(広瀬すず)は、アニメーションの世界に飛び込むチャンスを求め、行方不明の兄や妹との再会を夢見て、憧れの街・新宿で懸命に生きていきます。おじいちゃん・泰樹(草刈正雄)から教えられた開拓者魂を胸に秘めて…。

【アニメーション編】 漫画映画(=アニメーション)に夢を抱いたヒロイン・なつは、日本初の長編アニメーションの制作に参加します。それは6万枚を超える動画を、数百人の規模で完成させる前例のない大プロジェクト。北海道十勝から上京したなつにとっては、想像を超える世界でした。やがてアニメーションはテレビ時代を迎え、大きなムーブメントを巻き起こしていきます。じいちゃんの教え「開拓者魂」を胸に秘め、なつはアニメスタジオ「東洋動画」の個性あふれる仲間たちとともに、アニメーションという新たな大地を切り開いていきます。

放送情報

【放送局】NHK総合/BS プレミアム
【初回放送・曜日】2019年4月1日(月)~9月28日(土) 全156回(予定)
NHK総合|[月~土]8:00~8:15 / 12:45~13:00(再)
BS プレミアム|[月〜土]7:30~7:45/11:30~11:45(再)[土]9:30~11:00(1週間分)
【ダイジェスト放送】
NHK総合|「なつぞら一週間」(20)[日]11:00~11:20
NHK総合|「5分で『なつぞら』」(5)[日]5:45~5:50/5:55~6:00

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*キャスト、あらすじの引用先はNHK

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