映画「シックス・センス」あらすじと感想 第6感の使い方【ネタバレ】

ハーレイ・ジョエル・オスメントの絶頂期の演技が垣間見える作品。ブルース・ウィリスの安定の演技。秀逸なストリーと見せ方。

第六感と人はどう付き合っていくのがいいのか?ということについても考えさせられるような映画。

1999年に日本公開された映画「シックス・センス」の感想とあらすじです。

「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には、決して話さないで下さい」

なんていう、前置きが話題になって、興行的にも大成功を収めたと言われている作品。

ハーレイ・ジョエル・オスメントはこの演技でサターン賞の若手俳優性を受賞し、その後、徐々に転落し、2006年に飲酒運転と違法運転で逮捕。マリファナ所持で保護観察処分ともなり、ある意味でこれが一番輝いていた頃のハーレイくんとも言えます。

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ハーレイ・ジョエル・オスメントの怪演。映画「シックス・センス」感想

この映画のジャンルはホラーに分類されていますが、個人的には全くホラー映画特有の怖さを感じませんでした。

この映画には多くの謎が残されているようで、公開間もなくのころから、色々な類推がなされているようです。

一体誰が生きていて、誰が死んでいるのか?冒頭のシーンは一体どこの時間軸のシーンなのか?

シャマラン監督含め制作陣は多くの仕掛けを残しているようですが、その謎が解けても、解けなくてもこの映画が素晴らしいことに変わりが無いということは素晴らしいことだと思います。

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個人的にはこの世にあるはずの「霊界」を最も忠実に、描き出したのでは?という話を聞いて、見てみようと思ったのが始まりで、全て見終わるまで、これがホラー映画だということには気づかないほどでした。

それほど、この作品は、霊と人間の間で起こっていることのリアルな部分が、とても美しく描かれていたと思います。

プロットだけを見ると、成仏できない幽霊を子供が救うという、聞いたことのあるような話ですが、構成や見せ方でこれほどまでに見応えのある作品にしたという点で素晴らしいものだと思います。

映画評論家の町山智浩さんがアイデアが1962年の「恐怖の足跡」とおっしゃっているので、興味のある方は見てみてはいかがでしょうか?

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シャマラン監督はこれ以降、徐々に評価が下がっていってしまったようですが、他の映画もぜひ見てみたいところです。

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第6感を恐れるか、受け入れるか。映画「シックス・センス」あらすじ

アンナ(オリヴィア・ウィリアムズ)が地下のワインセラーからワインを取っていると、急に寒さを覚え、急いで出ていく・・・


クロウ博士(ブルース・ウィリス)は、これまで多くの子供達をカウンセリングし、その功績を認められ、市民栄誉賞をもらう。「今夜は大切な夜」と妻・アンナとともにワインを開けてささやかなお祝いをする。

ともに表彰状を眺め、熱くなった二人はベッドルームへ行くが、窓ガラスが割られていることに気づく。

そして浴室に人影を見た二人。そこには下着一枚の男(ドニー・ウォルバーグ)がいて震えている。「一人きりだと怖いだろ。俺は怖い。」

見覚えの無いところから、自分の患者を忘れたかと言われ、クロウ博士は必死に思い出すが、名前は出てこない・・・

「俺は化物じゃない」その時、その男の名前が「ヴィンセント・グレイ」であったことを思い出し、静かで利口な子、思いやりのある親切な子と話すが、ヴィンセントは聞く耳を持たない。

「呪われてたんだ。」

クロウ博士が「もう一度だけチャンスを・・・」と言いかけたとたんヴィンセントはクロウ博士に向けて銃を撃ち、自らも頭に銃を向け、自殺する・・・


翌年の秋。フィラデルフィア南部。

クロウ博士は次のクライアントで2302号室に住むコール・シアー(ハーレイ・ジョエル・オスメント)の家の前で様子を見ている。

コールは9歳で両親は離婚し、強い不安、社会的に孤立、情緒不安定などの症状が見られる。

家の鍵を締めメガネを掛け教会に向かうコールを、クロウ博士が追いかける。コールは教会へ入り、お祈りをし、座席で遊んでいる。

クロウ博士はコールと話し、メガネは父親のもので、レンズがないのは、度が合わないことを知り、コールがラテン語を話し、腕に切り傷があることを確認する。

「あなたはいい医者?」と聞くコールに、表彰を受けた事はあると答えると。コールは人形をくすめて教会を出て行く。

クロウ博士が家に帰り、ベッドで寝ている妻・アンナの元に行くと寒がりながら丸くなる。クロウ博士はワイセラー兼書斎でコールが話していたラテン語を調べるとそれは「闇の底より主に訴える」という意味だった。

コールはキッチンで朝食を取っている。母親・リンがコールのネクタイの汚れに気づき、洗濯室から替えのネクタイを持って戻ると、キッチンの戸棚の扉がすべて開いていて驚く。

「お菓子が欲しかった」と弁明するコールは、リンに「なにを考えてるの?僕の悪いところ?」と聞く。「そんなことは考えてない。わかった?」リンはしっかりと息子にそう告げる。

そこへ友達のトミー(トレバー・モーガン)が来て仲良く学校に向かう。コールの座っていたキッチンのテーブルには手のひらの跡が緩やかに消えていくのが見える。

トミーは演技がうまかっただろうと得意気。母親を心配させないために、仲良く学校にいっているところを見せるコール。

コールが帰宅すると、居間のソファーにリンとクロウ博士が座っている。

母は宝くじに当たったから、公園でチョコレートムースパイを食べ、午後は噴水池で泳いだと今日の出来事をコールに聞かせる。

コールも、キックボールでホームランを打ち勝利して胴上げされたと話す。

リンは三角パンケーキを焼くとキッチンに行く。その間にクロウ博士はコールにマインド・リーディング・ゲームをやろうと言う。

思っていることを当てられたら一歩ずつ椅子まで近寄り、外れたら扉の方へ下がる。

「離婚したとき同じように医者にかかったがだめだった。だから私(クロウ博士)も救えない」

「誰にも言えない秘密が気になる。」

「他にも秘密がある」

すべて正解して、あと一歩のところまで来る。

「時計はパパから貰った?」「忘れていった、壊れてる」

「学校では無口。特に深刻な問題はない。」「首にドライバーが刺さった男の絵を書いて問題になった。ミーティングをしてママが泣き出しただからもうかかない。笑っている人、走る犬、虹なら問題ない」

「今何を思っているか?」「いい人だけど、先生は僕を救えない」

そういって、コールは立ち去っていく・・・

クロウ博士は、プロポーズしたレストランと間違え、アンナとの待ち合わせのレストランに遅れる。「今日は成功しなかった。ヴィンセントと似てる。虐待かもしれない。彼の腕には傷がある。教師からの防衛かもしくは、ただの遊び傷かもしれない。」

何も言わないアンナに「君を失いたくない」と伝えるが、アンナは「よい結婚記念日を。」といって去っていく。

自分のことを嫌っているトミーと学校に行くことをクロウ博士に話すコール。「ママには話してない。ママは何も知らない。僕は化物だということを。」するとクロウ博士は「そんなこと言うな!」と感情的になり「汚い言葉を使ったね。」とコールに指摘される。

リンは家事をしながら、家に飾っている写真に同じような「光の印」があることに気づく。そして、寒気を感じる・・・コールの部屋で虹の絵や、幸せそうな写真を眺めていると「静かにしないと貴様らを殺すぞ。」と書かれているメモを目する。

コールは自由連想分でめちゃめちゃに書いたことがあるとクロウ博士に話す。博士は二人で何かを目指してやらないとねと伝える。「どう生活を変えるか」という博士にコールは「怖いのはもうやだ」と伝える。

ワインセラー兼書斎で【傷跡は自傷行為によるものと考えられる】という文章に丸をつけるクロウ博士。玄関でノックする音が聞こえ妻に呼びかける。アンナを訪ねてくる男を目撃する。

「1790年から1800年のアメリカの首都はフィラデルフィアだった。アメリカでもっとも古い都市。この校舎は100年前に何に使われていたか?」と教師は生徒たちに問う。

コールは「絞首刑をやった場所」と答えて教師(ブルース・ノリス)を困らせる。「裁判所、弁護士や議員が来た。それは死刑を決めた人たちだ。」

コールは教師に向かって「脅かしだ!そんな風に僕を見つめるな!やめろ!喋り方が変だ!前から変だった!僕を見るな!」と叫び続ける。教師は「やめろこの化物め!」と怒鳴る。

今は話したくないというコールの前で手品を見せるクロウ博士。左手から右手、ポケットからまた左手。とコインを移動する。

「手品じゃない。ずっと左手で持ってた」「そう思う?」「変な先生だね」

クロウ博士が家に戻ると、アンナは結婚式のときのビデオを流したまま寝入っていた。友人の「アンナはあなた(クロウ博士)に会ったときからずっと好きだった。なんでもしてあげる」というコメントを見つめる。

その後、浴室で抗うつ剤を見つけ、ワインセラーに鍵がかかっていることに気づく・・・

コールは友達の誕生日パーティーで手品を見せるが「インチキ。つまらない。」と言われる。風船が吹き抜けの一番上でとどまっているのを見つけ、階段をのぼるコール。突き当りの扉から気配を感じ、戸棚を開けると「馬など盗んでない・・・」と話し声が・・・

下にいたトミーが気づき、コールの元へ行き、想像ごっこをしようとコールを扉の中に押し込める。叫び声にリンが気づき、コールを助け出す。

病院でリンは家庭内虐待を疑われソーシャルワーカーから面談を受けることになる。 

「なぜ先生は悲しいの?目を見ればわかる」病室でコールからそう言われたクロウ博士は、自分のことを話す。ヴィンセントの一件で生活のすべてが一変したしたこと。妻とも気持ちが通じないこと。でも今は素晴らしい子(コール)に出会い、今度こそこの子を助ける決心した。と。

「物語は終わり?」というコールは、僕の秘密を聞いてという。

「死んだ人が見えるんだ。夢でなく起きてるとき。普通に歩いてる。彼らは死んだと思ってない。しょっちゅう。どこにでも。」

クロウ博士はテープに録音する。「精神分裂症で入院加療が必要。私には無理だ」

リンが眠るコールを抱えて帰宅しベッドに寝かせると、コールのセーターが破れ、体の傷に気づく。

コールは夜中にトイレに起き、気温が下がるのを感じる。廊下を誰かが通るのを感じたコールは台所に向かうと「レニーあなたはひどい夫よ!」という声が聞こえ怯えるコール。

学校の演劇ではトミーが動物と会話のできる少年役で注目を浴びている。演劇後クロウ博士と歩いていると絞首刑に合った人たちを見るコール。「お腹の奥がギュッと締め付けられる。背中がゾクゾクして、腕の毛が逆立って、寒気がする。」というコールはクロウ博士に「追い払って」という。

キッチンで食事をしているコールは、リンから、机の中のおばあちゃんのペンダントを盗んだと疑われる。正直に言っても信じてもらえないと思うコールは弁明するが、リンは「気持ちが通じ合ってない。これではやっていけない。」とコールをキッチンから追い出す。

するとコールは「パパの銃を見せてやるよ」という幽霊を目撃して怖くなりリンに抱きつく。「どうしたの?言ってよ・・・」

自分の働く宝石店でアンナはカップルに高価な指輪を勧める。「もっとシンプルなものがいい。君は美しい」という男性に「試してみてから決めてみては?」という。店でアンナはボーイフレンドの誕生日祝を渡すと、突如店のガラスが割られる・・・

クロウ博士はコールに君を救うことはできないという話す。「私の望みは以前のようにアンナと話したいだけだ。」しかし、コールは「先生しか僕を治せない。あの話を信じて僕を救ってほしい。魔法が使えるんでしょう?」と懇願する。

「一人きりだと怖いだろ?俺は怖い」

ヴィンセントをカウンセリングしたときのテープを聞くクロウは、途中カウンセリングルームに一人残されたヴィンセントが小さい声で何か言っていることに気づく。ボリュームを上げるとそれはスペイン語の「ヨ・ノ・キエロ・ア・モリル(yo no quiero a morir)」死にたくないという言葉だった。

クロウ博士は、教会にいるコールに「彼ら(幽霊たち)を安心させてやりたい」と伝える。「誰かを傷つけたいと思っていたら?」「わからないけど、やってみる」

帰宅して、家の前にあるアンナの彼氏に気づかれないクロウ博士。

コールはうなされるリンを安心させて寝かす。すると、彼の目の前に嘔吐している女の子・キラの幽霊が現れる。一度は恐怖から逃げるがもう一度キラのもとへ行くとキラは「だいぶ良くなったわ」という。「何か言いたいことが?」

コールはクロウ博士とキラの葬式に向かう。

2年病気を患い、6人の医者にかかったが助からず、妹も病気になっているという。

鈴の付いた人形を手に取るコールは、キラの部屋のベッドの下でキラから箱を渡される。その箱をキラの父親に届け、父親は中のビデオテープを流す。

キラの部屋でキラが人形劇をして、突如その人形劇が終わり、そこにいつものように母親が食事を持ってくる。そしてキラがまだ起き上がらない間にシリアルに床洗剤を入れるキラの母親。「変な味がするなんて言わないで」と言いながら平然と娘が食べるところを見ている。

それを見た父親は、赤いスーツを着たキラの母親に問い詰める・・・

コールはキラの妹に鈴の付いた人形をあげる。

コールは学校で幽霊にメイクをしてもらい、アーサー役で舞台に立つ。「トミーが間抜けに見えた」コールは、眠っているときに奥さんと話せば、ちゃんと伝わるとクロウ博士に教える。もう会えない?と聞くコール。クロウ博士は「また会えるよ。明日会おう」といって二人は別れる。

コールとリンの乗る車が交通事故で足止めされる。その車中でコールはリンにすべてを話す。

「女の人が怪我をして車の外に立っている」

「幽霊が見えるの?」

「僕を化物と思ってるの?」

「そんなことないわ。少し考えさせて・・・」

「おばあさんがペンダント持ち出して悪かったって。よく来るんだ・・・ママのダンスを見たって。ダンスの会の前に喧嘩をしたけど、本当は見に行っていた。ママは天使のようだった」

「ママがお墓でおばあちゃんに質問をしたでしょ?おばあちゃんの答えは『もちろん毎日よ』だって・・・なんて質問をしたの?」「私を愛してくれてた?」

そして泣きながら抱き合うコールとリン。

クロウ博士が家に戻ると、また結婚式のビデオが流されていた。アンナに話しかけるクロウ博士。

「寂しかった」

「なぜ私を置き去りに?」

「僕はここにいる」

そうクロウ博士が言うとアンナの持っていた指輪が落ちる。(あの人達は死んだと思ってない)

クロウ博士は気が動転してながらテーブルの一人分の食事を見る。レストランでのアンナの対応。ワイン倉庫が入れないようになっていること。すべてのことに気づくクロウ博士。

アンナはソファーで白い息を吐く・・・


銃声の後、クロウ博士はベッドに倒れる。「大丈夫、弾丸は貫通して出たようだ。もう痛みはない・・・」


クロウ博士「幾つか仕事があった。人が助けたかった。それもできた。もう一つ言いたい、いつも大切にしていた。愛してる。今は眠ってるけど、起きればすべて変わる。

アンナ「おやすみマルコム。

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