紀夫の時計が動き出すまで。すみれの愛が勝つ。朝ドラ「べっぴんさん」第8週感想(43話〜48話)【ネタバレ】

いつもお読みいただきありがとうございます。

芳根京子主演のNHKの朝の連続テレビ小説

「べっぴんさん」

今回は「べっぴんさん」第8週感想(43話〜48話)の感想です!

紀夫とすみれの夫婦に訪れた、幸せと、不信。

戦争で人が変わってしまった紀夫の止まった時計をすみれが愛の力で動かすまで!

すごく好きな第8週でした。

ここではネタバレも含みますので、まだ見てない方はご注意くださいね!

まずは、今回の放送のあらすじを振り返ります。

第7週の感想はこちら

→子供服キアリスの誕生と紀夫の帰還!朝ドラ「べっぴんさん」第7週感想(37話〜42話)【ネタバレ】

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連続テレビ小説「べっぴんさん」第8週(43話〜48話)あらすじネタバレ!浦島太郎は玉手箱を閉じた。

桜の花の下。

目の前の情景が信じれない紀夫(永山絢斗)は、さくらとすみれ(芳根京子)を目の前に、頬をつねる。そんな紀夫にすみれは涙を流しながら「おかえりなさい」という。

紀夫の帰ってきた「生還祝」をすみれたちの新しいお店「キアリス」でやることになる。

「坂東営業部を復活させる」と紀夫は、五十八(生瀬勝久)と潔(高良健吾)たちに伝えるが、すでに復活へ見けて動いていることを知ると、自分の出る幕ではないと感じ、自分は新たに仕事を探しにくという。

すみれが大切に持っていた紀夫の懐中時計を眺めながら「この国は変わったな」と動かない時計を見つめる。

両親とも再会することができ、お店でお祝いの席に出席する紀夫だったが、「女たちが商売をしていることを男が笑って見てるなんて、心配やないんですか?僕にはようわかりません」と勝二(田中要次)と昭一(平岡祐太)に言い放ち出ていってしまう。 

ようやく帰還した紀夫は、戦地での過酷な経験から人を信じられなくなっていた。

開店準備を進めるなかなで、君江(土村芳)から「紀夫さん帰ってきてどう?」と聞かれるが「そやね〜」言うのが精一杯なすみれ。

紀夫は何年ぶりかの風呂の中で、職探しがうまくいかないこと、時代が変わってしまったこと、栄輔(松下優也)のこと、すみれたちの仕事のことを振り返っていた。

いっぽうゆり(蓮佛美沙子)は、近江から麻布を大阪の潔へ送る作業をしていた。接待の席でお尻を触られお得意先の人に恥かかせてしまい「泥水すすらな、ならんこともある、でもそれを湧き水に変えることもできんのや。わかんなかったら帰んなさい。」とトク子(中村玉緒)に言われ、少しずつ強くなろうとするゆりがいました。

紀夫は居酒屋で、同じく戦地から戻ってきた、勝二と昭一と再会して「なぜすみれたちのことを許せるのか?」と聞くと「変わらなあかんと思うからです」と返答される。

紀夫はすみれに収容所で仲間がいないと風呂に入れなかったこと、そしてその仲間にすら裏切られ、命を落とした人間もいることを伝え、「他人を信じるな。人というのは、状況一つでなぁころりと変わるものや。昨日まで隣で笑ってた人が、今日は冷たい顔を見せたりする。そういうもんやで。疑うことを知らんお前たちは誰にとってもエエかもや」といい、すみれたちのことは俺が守ると伝えるがすみれはそんな紀夫に対して、なんと言えばいいのかわからなくなっていた・・・

出会いはその人の人生そのものを変えます。絶望を感じさせるのも人ならば、喜びを感じさせてくれるのもまた人なのです。

オープンした「キアリス」は、初日から大盛況。それぞれの家族がお祝いに集まる中、紀夫も一度は店の前まで来るが、栄輔が娘のさくらと仲良くしていることろを目撃し、店に入れなくなり、帰ってしまう。

その夜すみれたちを家まで送ってくれた栄輔の胸ぐらを掴んでしまうほど、紀夫は自分を見失っていた・・・・

ある日かつての坂東営業部の社員たちが戻って来たことをきっかけに、大阪で事務所を借り 新たな船出として、動き出すことになった潔たち坂東営業部。これからは婦人服をやっていくという「狂犬の潔」のものと、近江の本家の得先の石鍋からサマードレス用の「麻」を手に入れることができる。

坂東営業部では新商品のお披露目にファッションショーを開催することになり、新聞社も呼んでのお披露目となるため、その際の商用ドレスの縫製を「キアリス」が担当することになる。

「何を勘違いしとる、わしが近江に引っ込むっちゅうことは、坂東営業部を君に託す言う意味やねんぞ!」紀夫は、近江に戻るので、潔たちを助けてくれないかという五十八から、当主の座を託されたことをしり、一刻も早く働きたいですというのであった。

「仕事をやめて家に戻ってくれ」未だにすみれに仕事をしないでほしい紀夫に返す言葉が見つからないすみれは、栄輔から「自分が仕事をやることの意味を、知ってもらう努力をせな。自分の言葉で伝える努力をせな。どうやったら伝わるかよく考えるんや」と言われていた。

坂東営業部は「服を着ることで自分の居場所を見つけてくれたらいい」という意味を込めて婦人服のブランド名を「Orion(オライオン)」とする。

ファッションショーの稽古で、すみれたちにもモデルをしてほしいとゆりが言うと、紀夫は出て行ってしまう。そこに女学校時代の同級生、悦子(滝裕可里)が来て、すみれたちに「ええ場所見つけたね」と伝えるのだった。

なんか、なんかなぁ・・・

すみれはファッションショーのときにキアリスの宣伝をできないかとカードを配ることにする。「キアリスはやっと見つけてた自分の居場所」ギリギリまでカード作りながらも、そんなことに気づくすみれだった。

潔は紀夫に「五十八さんとうちの親父みたいになれるのではないか」と思っていたこと、だから、紀夫がすみれと結婚したと聞いて本当に嬉しかったことを伝える。 

紀夫は隠れて野球ボールで練習していたお手玉を、さくらに見せることができ喜んでいた。

ファッションショー当日、女性たちのパワーあふれる熱気の中、すみれがスピーチで、自分が店をやっている中で気づいたことがあると、会場の皆にそして、紀夫にその思いを伝えていた。

「お店が私の人生の喜びになっているということです。世の中にはいろんなことがあるけれど、仲間がいれば、大きな力が生まれること、一人ではできないことも、仲間と一緒ならできること、女の人もそんな夢を見ることのできる世の中になればと思っております。

人を信じることの豊かさと、夢を叶えていく姿を私は娘に見せてやりたいです。」 

そのファッションショーの後「兄貴のお陰で生きる希望が持てた。いつか兄貴のお陰で今があるといえるようになりたいわ」そういって、栄輔は姿を消してしまう。

紀夫は自分がひとりだけ浦島太郎みたいな気持ちになっていたことを反省し、すみれに自分の思いを伝えていた。

紀夫はすみれが大切に持っていてくれた懐中時計のネジを丁寧に巻き、時間を取り戻すのでした。

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連続テレビ小説「べっぴんさん」第8週(43話〜48話)感想!戦後の帰還兵の葛藤と現実

第8週では、男性の視点が中心に描かれていたのかと思いました。

戦争という体験がもたらす「心の変化」と現実の間で当時の帰還兵の男性は悩んでいたというのが心にしみました。

紀夫や昭一、勝二たちが、最初は日常に入ることが難しかったのも、すべて戦争で真剣にお国のために戦ったからこそ。しかし、戦争で体験したことをしっかりと頭のなかで「処理」をしないと、現実を受け入れるのは難しかったこと。

当時の思いを100%理解することはできませんが、戦後に自分の力で生きていかないと行けなかったすみれたちと同じように、帰還した男性たちも、多くの葛藤があったことを考えさせられました。

それでも、希望に向かって人はあるき出さないといけないこと、そして、それには仲間や周囲の支えがあることが「豊か」であること。

本当にすみれは、両親から素晴らしい教えをもらってるのだなと思いました。母・はなの言葉が、いつでも強くすみれの中に残っていることが、すみれの強さなのかなぁ。

と同時に、今回は栄輔の思いの切なさにも共感することができます。好きになってしまった人が、すみれで、すでに夫がいること、しかし、その夫の行方がわからないことから、すみれを献身的に支えてきた栄輔でしたが、ついに、自ら身を引いてしまいました。

「兄貴のお陰で生きる希望が持てた。いつか兄貴のお陰で今があるといえるようになりたいわ」

これまでの栄輔の献身ぶりを見ていると、こう言って潔のもとを去っていったことには、希望を持てると思います。最後に自分の実家が作っていた傘を握りしめて見つめていたのは、きっとまたイチからやり直して、すみれや紀夫のように自分の居場所を見つけに行ったのかと感じました。

きっと栄輔のかっこよさに気づいた人も多かったのではないでしょうか?

公式サイトでも、潔が去っていくシーンのことを潔役の高良健吾さんがこうおっしゃっています。

僕は、本当に栄輔がかわいかったです。それは優也がかわいいっていうのもあるんだろうけど。栄輔が立ち去る前のふたりのシーン、もしかしたら潔はこうなることをどこか分かっていたのかもしれない。だからといって、止めるわけでもなく。それは、栄輔という男を信用しているからこその鈍感さなんじゃないかな。とにかく潔は人を信じる男だし、栄輔もそれに応えることができる男だから。[出典]

そんな栄輔と同じように、これからが、新たな人生の始まりとなる紀夫を演じた永山さんの裏話もこちらで聞くことができます。→「浦島太郎になった男」

ということでいかがでしたでしょうか?以上で紀夫の時計が動き出すまで。すみれの愛が勝つ。朝ドラ「べっぴんさん」第8週感想(43話〜48話)【ネタバレ】…..を終わりにします。

この週で2歳のさくらちゃんがクランクアップしたようです。次週からは6歳の、4代目さくらちゃんが登場。本当に6歳と思うほど、しっかりとした子だそうです。どんな子なのか楽しみですね〜→「さくらが大好きだ〜!」

最後までお読みいただきありがとうございました。

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