ドラマ【anone(あのね)】第6話ネタバレ感想。広瀬すずと守永伊吹の演技に感動。アパート火災の原因と完璧な偽札。第1話からあらすじ振り返り。

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2018年1月から放送のドラマ【anone(あのね)】

いよいよ後半戦に入り物語が一気に進み、瑛太演じる中世古理市が語る衝撃の過去が明らかになりました。

坂元裕二脚本作品の持つ、現実に近い感覚がじっくりと観るものに入り込んでくる、親しみや温もりの感じられるドラマです。

偽札騒動から偶然同居することになったハリカたち。

さらに、彼らが同居する元林田印刷所の従業員だった理市のこれまでの不可解な行動がほとんど明らかになった第6話でした。

ここでは、ドラマ【anone(あのね)】の第1〜6話のあらすじと、これまでの感想をネタバレで紹介しています。

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ドラマ【anone(あのね)】第1〜6話ネタバレあらすじ

第6話のゲストキャストと登場人物紹介はこちら

ドラマ【anone(アノネ)】ゲストキャスト登場人物の過去の経緯や事件ネタバレ。織姫が広瀬すずで彦星がカノンさん(清水尋也)なのか?

林田亜乃音(田中裕子)が暮らす元印刷工場の床下から偶然発見された大量の「偽札」

幸せな幼少期の記憶が偽りであり、自分の人生が「ハズレ」だと言うことを知った辻沢ハリカ(広瀬すず)。

人生のほとんどが自分の思い通りにいかずに、家庭から逃げ出し死に場所を探していた青羽るい子(小林聡美)。

余命半年のガン宣言を受け、父から引継いだカレーショップを閉めることになった持本舵(阿部サダヲ)。

夫の不倫相手の子供・青島玲(江口のりこ)を娘同然に育てるも、現在ではその娘に疎まれている亜乃音は、そんな三人を受け入れ、血の繋がりのない四人は共同生活を始める。

そんな最中、印刷技術を学びたいという舵のために亜乃音が招いた元従業員の中世古理市(瑛太)は、四人に完璧な偽札造りに協力して欲しいと、反対する四人を強引に犯罪である「偽札造り」に誘うのだった。

これまでの人生に深く絶望する家事は、「偽札造り」を積極的に考えるもるい子は「亜乃音に迷惑をかけてどうする!」と怒り、舵が理市から預かっていた偽札の紙サンプルはハリカに捨てに行くことになる。

その頃亜乃音は、玲の住んでいるアパートで過去に起こった火災の原因が、玲の息子・青島陽人(守永伊吹)の行動によることだと言う真実を知ることになり、理市は半ば脅迫的に亜乃音が偽札造りに向かわざるを得ない状況に追い込む。

慌てた亜乃音が印刷所に戻ると、偽札の紙サンプルを捨てに行っていたはずのハリカはサンプルを捨てずに帰宅し、お金が欲しいと亜乃音に懇願するのだった。

彦星があと一年ほどの命であることを知ったハリカ。

亜乃音に忠誠を尽くするい子。

それぞれにお金を必要とする四人は、理市が目指す「完璧な偽札」造りに向かおうとしていた。

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ドラマ【anone(あのね)】第6話の感想。広瀬すずと小林聡美の圧巻の長回しが見どころ。

ヘビーです。

とにかく重い。

偽札製造が法律違反であると言う、絶対的に崩せない「壁」をどうやって登場人物たちが乗り越えていくのか。

それが視聴者の気になるところでもありましたが、それぞれに、ものすごい切実な状況が、法律を破る行為に突き動かすことになりました。

登場人物たちに共通するのは、捨て身の覚悟を持っていると言うことなのではないでしょうか。

るい子と舵はそもそも「死に場所」を探し求めており、ハリカも自らが「ハズレ」の人生だったことを知り、自分の幸福より、彦星のために生きているような状態。

亜乃音は慎ましい生活をしているようですが、19年間も育て上げた玲に「自分の弱さ」を今もなお許してもらえず、与えた愛がすべて受け取られないような状況。

う〜ん、重いです。

それほどにならなければ、偽札を作るなんてことはできませんよね。普通は。

「普通は好きじゃない。」

そう言っていた亜乃音ですが、大事な孫のような陽人のためとなると話は別で、これまでになく慌てていた亜乃音が印象的でした。

そんな中、第6話で希望的なシーンといえば、やはり陽人くんなのではないでしょうか。

そして、自らも感性豊かであったために、周囲から仲間外れにされてきたハリカが、同じような境遇の陽人とシンパシーを感じることになりました。

まずは、ハリカが陽人への思いを語ったシーンをセリフ起こしでご紹介します。


るい子「亜乃音さん、その、誰だっけ送りに行ったんでしょ?」
ハリカ「陽人くん。」
るい子「お孫さん?」
ハリカ「うん。」
るい子「ふ〜ん、どんな子?」
ハリカ「う〜ん、ちょっと、私に似てるかも。」
るい子「へ〜、どんな?」
ハリカ「よく忘れ物しちゃうんだって。」
るい子「私も忘れるよ〜。デパート買い物行くでしょ。6階に用事があるのに、5階まで買い物して満足して帰っちゃうからね。」
ハリカ「ふふふ。」
るい子「じゃあ、今までで一番凄い忘れ物って何?」
ハリカ「う〜ん・・・。」
るい子「ん?」
ハリカ「お母さんがくれた、おもちゃの指輪かな。」
るい子「ふ〜ん。」
ハリカ「お祭りのね、ハズレのだったんだけどね、水色のガラスので気に入ってたの。でもどっかに忘れちゃって。 ちょうどその時にね、私、よそに預けられる事になって。家族と住めない事になったの。理由をね、聞いてもね、教えてもらえなくて。何でかなって自分で考えて思いついたのが『あっ、指輪を無くしたからだ』って。そしてらすごいですよ、見つかったの。交番に届けてくれた人がいたの。おもちゃの指輪なのに。」
るい子「へぇ〜。」
ハリカ「わたし、それ持って『お母さん見つかったよ』って言って家に帰ったけど・・・。お父さんとお母さん、わたしの荷物、もうぜんぶ車に載せた後で、指輪は・・・全然関係なかった。ふっ。全然ね。全然、陽人くんはそう言うのないと思うけど、話きいてたら思い出しちゃって。忘れたり無くしちゃったりするのって、大事にしてないからじゃないんだよって。みんなと、仲良くできなくても、きっといつか、仲良く出来る人が現れるよって。次会った時、教えてあげなきゃって。」
るい子「うん、そうしな。」
ハリカ「うん。」


ここは広瀬すずと小林聡美の長回しが印象的なシーンでした。

二人を収めた引きのカットと、ハリカの横顔をぼかしてるい子にピントを合わせたたった2カットでのとてもシンプルなシーンでした。

最後にちょっとだけカメラが左に動き、演技の醍醐味を見事に表現したシーンだったのではないでしょうか。

人それぞれ違いを認められたらいいです。よね。

そう言う意味では陽人が右手と左手で猫の絵を描くと言う素敵なシーンが、第6話のハイライトでした。これまでも登場してきた陽人役の守永伊吹くん、すごくいい演技でした。


陽人「雨の音じゃないよ。」
亜乃音「うん?」
陽人「雨の音じゃないよ。雨が地面とか屋根とか木にぶつかってる音だよ。雨は、落ちてるだけだから音しないよ。」
ハリカ「そうだね。」
亜乃音「確かにそうね。」
陽人「内緒だよ。」
亜乃音「ふふふ・・・。」
ハリカ「(陽人の描いている絵をみながら)う〜ん?」
亜乃音「上手に描けてるね。」
ハリカ「猫かわいいじゃん。」
陽人「あっち行ってて。・・・あっち、行ってて。」

(理由もわからずリビングから追い出されたハリカと亜乃音)

亜乃音「なんだろうねぇ。もうそろそろ連れて帰らないと心配させちゃうかも。」
陽人「いいよ〜!」
亜乃音「陽人くん、もうそろそろ・・・。」
陽人「(絵を隠して)はい、終わり!」
ハリカ「な〜んで隠すの、見せてよ!」
亜乃音「え〜、すごい上手だった。」
ハリカ「うん。」
陽人「ダメ!終わり!」
亜乃音「どうして?」
陽人「ダメな方の手で描いたんだよ。さっきのは右手で描いたけど、これのは使ったらダメなほうの手で描いたんだよ。」
ハリカ「左手ってダメなほうの手なの?」
陽人「右手でしょ?お箸も字を書くのも。」
亜乃音「誰かにそうしなさいって言われたの?」
陽人「(首を傾げながら)みんな?まぁ、不便はしてないしね。しょうがないんだよね、僕は変な子だから。」
亜乃音「どうして変なの子なの?」
陽人「いっぱいあるよ。質問しすぎるのでしょ。出発が遅れるのでしょ。決まった色で塗らないのでしょ。あとさ、台風!分かる?台風来るとさ楽しくなっちゃうんだよね。」
亜乃音「ダメなの?」
陽人「焼き鳥屋さんのさ。ニワトリ看板が飛んだの、僕笑ちゃったんだよね。」
ハリカ「(目に涙を浮かべている)」
亜乃音「ダメなの?」
陽人「怪我した人がいるかもしれないのに、ダメでしょ?変でしょ?」
亜乃音「どうかな〜。きっと鶏の看板飛んで来たら、おばさんも笑っちゃうけど。」
陽人「ええ〜だめだよ。」

(二人の元から離れて過去を思い出し、顔を手で覆って涙を押さえているハリカ。幼少期のハリカ『みんなって誰?誰のことかわからないから、同じにできないんだよね。』)


「みんな違ってそれでいい」と言う思想と、「みんなと一緒じゃないとダメ」という思想。

世の中には、ふと気を許すとこの矛盾した考えに混乱させられてしまいます。どちらがいいという事でもありませんし、人はその両方の側面を持ち合わせているという程度のことだと思います。

結局は許せるか許せないか。全く違う感性をもった他者を認めることができるかできないか。認められる人間になることが、一つの生きている意味でもあると思います。

愛を持って受け入れることは世の中では評価されませんが、ハリカや陽人を受け入れることのできる愛を持った人々こそ、真に評価される人たちだと思います。

そんなこんなで、ドラマは大きく動き出しました。

元々年商400億円のIT企業の社長から一転、弁当屋のアルバイトになり下がり、偶然気づいた「完璧な偽札」に取り憑かれ、恐らく復讐の意味合いも色濃くあるであろう、理市の心の闇。

そして、亜乃音も、ハリカも偽札造りに向かうことになるようです。

それから、元気に見えるので忘れがちですが、阿部サダヲ演じる舵さん。ガンで余命半年なんですよね。何気に毎回、突然意識を失いそうになるというシーンもありますしね。

そして、第6話のラストシーンで彦星の病室に突如登場した謎の女性。彦星が「香澄さん」と呼び、「彦星くん」と彦星を下の名前で呼ぶ仲の親しげな「香澄さん」と彦星の関係はなんなのか?

第7話の予告で同級生であると書かれていますが、一体何をしにきたのか。何よりも、「助けに来たよ」という言葉の意味が気になりました。

難病を治せるということなのでしょうか。

そして、「織姫と彦星」のメタファーとしてのハリカと彦星の間に割り込んできた香澄さんこそが本当の織姫なのか?と言う風に勝手に楽しんでいますが、今後どのような展開になるのか楽しみです。

次週の放送はおやすみで、第7話は2月28日の放送です。

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