ドラマ【anone(あのね)】第2話ネタバレ感想。初期タイトル「Girl&Girls」の深い意味。坂元脚本の名言と共に第1話から振り返り。

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2018年1月から放送のドラマ【anone(あのね)】

主演は映画「怒り」や「三度目の殺人」など演技派としても成長著しい広瀬すず。

その役は若くして全てを失ってしまった少女。その少女と出会い、運命を変えていく女性に田中裕子がキャスティングされました。

広瀬すずの10代最後の連続ドラマに「カルテット」「Woman」などの脚本家・坂元裕二とのタッグでオリジナル脚本での放送です。

ここでは、ドラマ【anone(あのね)】の第1〜2話のあらすじと、これまでの感想をネタバレで紹介しています。

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ドラマ【anone(あのね)】第1〜2話ネタバレあらすじ

第2話のゲストキャストと登場人物紹介はこちら

ドラマ【anone(アノネ)】ゲストキャスト登場人物の過去の経緯や事件ネタバレ。織姫が広瀬すずで彦星がカノンさん(清水尋也)なのか?

第1話では印刷工場兼自宅の床下から亡き夫が印刷した偽札を見つけた林田亜乃音(田中裕子)が、そのお金をバレないように海岸のテトラポッドに隠しましたが、偶然遊びに来ていた辻沢ハリカ(広瀬すず)のネットカフェ仲間が見つけ、死に場所を求めてその街にやって来ていた持本舵(阿部サダヲ)、青羽るい子(小林聡美)たちとの奪い合いへと発展。

そのことでハリカはネットカフェ仲間達と仲違いすることになり、さらにその海岸の街がかつてハリカが祖母と幸せな時を過ごした「柘(つげ)」という場所であり、お金を持ったままハリカは、閉鎖されている建物に向かいました。しかし、ハリカの「幸せの記憶」は間違っており、そこは身寄りのない子供や問題児が「再教育」という虐待をされていた更生施設で、祖母だと思っていたのは施設の先生だったのでした。

チャットゲームで知り合いのカノンさん(清水尋也)にその真実を告げると、カノンさんは自らもその更生施設「ためがい学舎」でハリカと一度脱走したことのある少年で本名は紙野彦星だと名乗ります。

彦星に会いたい心を抑えるよう諭されネットカフェに戻ったハリカは、ポケットに持っていた二枚の一万円札の製造番号が全く同じであることに気づきます。

そして、第2話でハリカは、難病を抱える彦星(清水尋也)の手術代金を手に入れたいがために、亜乃音にお金を造ってくれとお願いしに行きます。しかし、そこでハリカが見つけた亜乃音の夫のデジカメに、亜乃音が15年以上探し求めていた娘・青島玲(江口のりこ)が生きていることを知り、二人は探しにいき、亜乃音はついに玲の職場に赴きますが、玲から遠目から目があったにも関わらずまるで存在しないかのようにあしらわれた亜乃音は、悲しみを抱えながらも帰宅します。すると今度は信頼して工場の清掃を頼み、自宅の鍵を渡していたハリカの姿はなく、工場と家の中は強盗に入られたように荒らされたまま。亜乃音はただ弱々しくくずおれます。

亜乃音と玲が血の繋がらない親子であることを知り、亜乃音から仕事をもらえて喜んでいたハリカは、林田印刷所にお金があると思い侵入した、るい子と舵に手を縛られて舵の経営するカレーショップに連れていかれます。「なにも話さなければ殺すつもりはない」と話するい子と舵でしたが、誰もいないはずの店のトイレから、拳銃を持った舵の幼馴染・西海隼人(川瀬陽太)が現れるのでした・・・。

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ドラマ【anone(あのね)】第2話の感想と田中裕子&広瀬すずの何気ない名言

坂元裕二ドラマは初体験となるのですが、その印象的な台詞回しとともに、人々の暮らしの中のごくごく自然なおかしみが「コメディ」として表現されていることに驚いています。

これまで、クスッと笑えるドラマというと、明らかに「ここで笑ってください」という雰囲気が流れるものでしたが、私たちの日常の会話でもある「今ここすごく面白いけど。他の人たち笑ってないから笑わないでおこう」というようなリアルな出来事が描かれていることがとても新鮮でした。


舵「今ご説明した通り、うち、カレーの店なんで。」
るい子「あっそうですよね、でもこの間・・・」
舵「この間焼うどんできたのあれ、奇跡だったんで。」
るい子「あとどんな奇跡おきます?お好み焼き? あっできる?」
舵「いや、無理です無理です。」
るい子「でも、おでんよりはできるでしょ?」
舵「そりゃおでんよりはできますよ。小麦粉あるし・・・あっ、ハハ・・山芋あるわ。」


阿部サダヲと小林聡美の真顔で人を笑わせることのできる二人の掛け合いはどこまでも面白いですが、広瀬すずと田中裕子の掛け合いも日常でもよくあるような、人間の認識の違いのずれからくる「おかしみ」がとても面白いと思います。


ハリカ「この機械で印刷したんでしょ?一度ここで印刷できたなら動かし方さえ分かったら・・・。」
亜乃音「辻沢ハリカさん?お金を印刷するのは犯罪ですよ。」
ハリカ「はい」
亜乃音「はいじゃなくて。あなた国?」
ハリカ「国じゃないです」
亜乃音「国じゃないでしょ?法律っておものがあって。通貨偽造。そういう、そういう重い罪になるの。刑務所に入ることになるの。」
ハリカ「はい」
亜乃音「はいじゃなくて・・・。」
ハリカ「お金使った後なら別に刑務所入っていいの。」
亜乃音「うん?」
ハリカ「お金いるの」
亜乃音「だから、お金っていう・・・。」
ハリカ「大丈夫です。ご迷惑はかけません。お金作って使ってその後、捕まっても亜乃音さんのことは警察にいいません。」
亜乃音「・・・宝くじでも買いなさい。夢を買うの。」
ハリカ「夢はいらないんです。」
亜乃音「帰って。」


それから何と言っても第2話では田中裕子演じる亜乃音の長回しのシーンは見るたびに「すごい!」とうなってしまうほどの演技でした。

夜中に娘の写真を見ていた亜乃音から、ハリカが二人母と娘の関係の真実を知るシーンは「こういうのを見たいんだった!」と思い出させてくれました。


亜乃音「・・・でもさぁ、誰かから生まれたことなんてそんな大事なことかな?ただ、お腹の中に10ヶ月いただけのことでしょ。私は・・・。0歳の時からずっと一緒だったんだよ。抱っこして、ミルクあげて、ウンチ取り変えて。一緒に自転車乗って、入学式出て、お弁当作って。おかしいかな?自分がお母さんだと思っちゃうじゃない。お腹の中にいたとかどうとかなんて、どうでもいいと思っちゃうじゃない。顔だって19年一緒にいたら似てくるもん。『そっくりね』って言われて『そうでしょ』って答えてたもん。それをさ、1日だけふっと現れた人が壊しちゃうの。『私、あなたの本当のお母さんなんだよね』って、『メールアドレス交換しようよ』って。簡単。10年15年ちょっとずつ積み上げてきたものを簡単にチョンって壊しちゃう。お母さんをただのおばさんに変えちゃう。紙に走り書きされたメールアドレスがお母さんになる。生まれた時からずっと繋いでいた手の感触が変わっちゃう。知らない人の手を繋いだみたいになっちゃう。仕方ないのかな。愛されてたって、愛してくれなかった人の方が心に残るもんね。人は手に入ったものじゃなくて、手に入らなかったものでできてるんだもんね。産んだ気になってたんだけどね。」
ハリカ「・・・亜乃音さん。」
亜乃音「うん。」
ハリカ「前にね、仕事でね・・・。親の承諾書もらってきなさいって言われたの。『いません』って答えたの。」
亜乃音「うん。」
ハリカ「そしたら、その人がね。冗談で・・・。冗談でなんだけど、『へぇ〜可哀想に。親から愛された記憶がない子って・・・人を愛することができないんだろうね』って。だからね。大丈夫だよ。見て、玲ちゃん。すごい優しそうな顔だし。子供いて、お母さんになってるんじゃない?愛された記憶があるから愛せてるんだよ。亜乃音さんの愛情が、ちゃんと玲ちゃんに届いたから自分の子供も愛せてるんだよ。」
亜乃音「ハリカちゃん・・・」
ハリカ「大丈夫だよ」
亜乃音「ふふっ」
ハリカ「えっ 変?私の話。」
亜乃音「ううん、ありがとう。いいのいいの。落ち込んでるわけじゃないの。だって生きてたんだもん。乾杯して、なんだったら踊りたいくらいだよ。ふふっ」
ハリカ「踊りましょうか?」
亜乃音「ふふっ、もう気にしないで。」


ドラマ「anone」のタイトルが、2017年11月の時点で「Girl&Girls」だったということも非常に納得です。

女性達が抱える様々な問題を克明に、リアルに、生き生きと描いているのだと思います。

決して落ち込んでるわけではないけど、何かがなくて、何かを求めている亜乃音。

すでになにもなくなって、警察に捕まることもなんてことないと思っているハリカ。

そして、同じように半年以上死ぬことを考えていたという、るい子。

少女と少女達。という元々の仮タイトルに込められたものの方が、anoneというタイトルより直接的にドラマのコンセプトを表しているように感じます。

そして、今後は、この「あのね」というタイトルが最終話に向けてどんな意味合いに変化していくのか。という部分が気になるところです。

ハリカが元々持っていた人懐っこさを表す「あのね」

やはり全てを失って心を閉ざしているハリカが、再びその純粋さ・人懐っこさを取り戻すなかで、愛について考えを巡らす。

ハリカがどんな成長をするのか。非常に楽しみです。

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