劇場アニメ【君の名は】考察。黄泉がえりと人さらいを描いた挙句、何が言いたいのかわからない史上最高の駄作。

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どこがいいのか全くわかりませんでした。

世の中の人がこの映画のどこに感動するのか、なぜこの映画が評価されるのか不思議でたまりません。

世界七不思議の一つと言えるほどです。

3回以上見直しても、ただただスッキリしないと言う謎の作品です。

曲もいい、声優も素晴らしい、映像もいいし、キャラもいいけど、謎の作品です。

ここでは劇場アニメ【君の名は】のネタバレのあらすじと、作品の裏設定を個人的に探して見ましたので、ご紹介しています。

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ネタバレあらすじ|劇場アニメ【君の名は】

予知能力のある宮水三葉が「来世は都会のイケメン男子」になりたいと言ったことがきっかけで立花瀧と入れ替わり、隕石墜落で命を落とした三葉を瀧が蘇らせ、時空を超えて「糸守町隕石墜落災害」の過去を変える。

2013年の三葉(17歳)が2016年の瀧(17歳)と入れ替わっている物語。

年代別出来事と概要|劇場アニメ【君の名は】

この映画には主に三つの年代が登場します。

  1. 2013年 隕石墜落の日とその前後。
  2. 2016年 瀧が飛騨で三葉入れ替わり。未来・過去を変える。
  3. 2021年(物語の現在) 瀧(22歳)と三葉(25歳)、須賀神社脇で再会。「君の名前は。」

瀧が過去を振り返ると言う形で始まる作品で、予知能力を持った三葉が瀧に働きかけて、過去を変える=甦えると言う物語です。

時系列を一覧図で|劇場アニメ【君の名は】

非常にややこしい物語で、一回見ただけでは「なんとなく最期感動的だね」と言うほどの感想しかもてないのではないでしょうか。

よくわからなかったので、彼らの出来事を時系列にしましたが、まだまだ謎は残ります。(*ラストシーンの日付は12月ではなく春のようです。)

特に謎解きが好きな人なら何度見ても楽しめる作品かもしれません。しかし、何度も見た挙句特に「見て良かった」と思えない作品でした。

見れば見るほど、感動できなくなります。

どこまでも辻褄が合わないからです。

ですから、色々とネットを調べざるを得なくなりました。と言うことで、この物語がどう言ったことを描いていたのかについて、調べたことをここにまとめておくことにします。

瀧くんと三葉の現実にリンクする名前の由来

瀧の名前の由来は百人一首「瀬を早み~」崇徳天皇

「仲を割かれても将来は一緒になろう」という強い恋心を、岩にあたり二筋に別れ、また合流する川の流れに例えた崇徳天皇の歌。

「瀬をはやみ 岩にせかるる 川の  われても末に  あはむとぞ思ふ」

崇徳天皇は、かの有名な平家物語での戦「保元平治の乱」で敗れ、讃岐へ流刑となりいじめ抜かれて死去、その後、怨霊となったと言われるものすごい不幸な末路を辿った天皇です。

この歌は、落語の演目「崇徳院」の中にも登場するもので、「一度出会った男女。その男が、どこの誰だかわからないけど気になった女性を探し出し、なんとか見つけ出す。」と言ったもので「君の名は。」と主題が同じお話です。

男女を描くときの定番の主題ですが、これが瀧の名前の由来だと言われており、映画の中での瀧の行動にはこのような裏設定があったようです。

ちなみに、「熊五郎の大火」で名の残ってしまった熊五郎という男の話がありましたが、これは、落語でよく登場する人物の名前で、「崇徳院」にも登場します。

三葉の名前の由来は、日本神話の女神「ミツハメ」

さらに、ヒロインの三葉=みつはには、記紀神話の女神、弥都波能売神(みづはのめのかみ)と罔象女神(みつはのめのかみ)の水神のことだと言われます。

この「みつは=罔象」と言う言葉は「准南子」など中国の文献では、龍や小児などの姿をした水の精であると説明されているようです。

これは、滋賀・大阪・兵庫・三重などの地方で盛んに信仰されている瀬織津姫と同様の水神とされ、水神といえばカッパや蛇や龍のことですね。(カッパは行方不明(間引き)になった子供だとも言われます。)

そしてこれは、古代オリエント王家(蛇の紋章)や、古代エジプトやドラヴィダ族(インド出自)の末裔である縄文人=出雲族が崇めていた神につながります。

その出雲族の民族移住の指導者だったクナト王は、「熊野」と同じで、熊野権現のことになり、お正月に日本人のほとんどが拝む、年神様のことでもあり、またの名前を「塞の神」と呼び、これらはすべて同一のものです。

さらに、熊野権現は瀬織津姫ことだとも言われています。

瀬織津姫も熊野権現もクナト王も塞の神も全て一緒で、同じ水の神である「みつは=三葉」にもそのような深い意味がありました。

ちなにみ、このクナト王=塞の神の眷属にナーガと言われる龍がいて、この竜神崇拝(ワニと蛇)を日本に持ち込んだのも、出雲族だということです。

参考サイト:渡来人、和国の王になる 隠された日本の源流

三葉と言う名前には、これほどまでに現実にリンクした意味が込められていました。古来から、出雲族が崇めていた人物・神様のことだったのです。

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黄昏時と黄泉の国と人さらい。部室の食事の意味。

黄昏時というのは、「神隠し」が起きる時間だったと言われます。それが「夕方」のことを指すのかはわかりませんが、神隠しにあった子供を探すため、親や村の人達は、鐘や太鼓を鳴らして山道を歩いていたそうです。

映画で、御神体がある窪地で瀧と三葉がすれ違う時、鈴の音が鳴っていました。あの鈴の音には「神隠し伝承」を意味しているそうです。

2021年のシーンの東京の陸橋の上ですれ違った時も鈴の音がなっています。

さらに、部室で食事する瀧とテッシーとさやちんのシーン。

これには、死者の国の食べ物を食べることで、蘇ることができなくなるという伝承が暗示されていると言うことです。それが、仏壇にお供えするご飯の意味であり、「黄泉戸喫(ヨモツヘグイ)」と言うそです。

日本のみならず、ペルセポネーが冥界の王ハーデスに誘拐され冥界の柘榴を食べただけで明界に帰れなかったという「ギリシャ神話」にも登場する主題です。

ですから、三葉と入れ替わった瀧が、隕石衝突前に避難させるために行動を起こす前に部室で食事をしたと言うことは、すでに死者の世界に入ってしまったと言う意味なのでしょう。

それでも結局、元通りになるわけですが・・・。

「神隠し」といえば映画「千と千尋の神隠し」ですが、あれもまた、主人公の千尋があっちの世界に行ってからご飯を食べるシーンが出てきますね。

そしてさらに、これらの話は実際に現実にも起きていることなのです。

「神隠し」はハーメルンの笛吹きであり、チキチキバンバンであり、誘拐や、行方不明と同じです。

この世界には、実際に子供をさらわれることが起こっていますし、ローマ法王とエリザベス女王が、幼児誘拐の罪で裁判にかけら、実刑を受けています。

日本でも生後10日の赤ちゃんが、「火事だ」と言いながら病室に入ってきた男性に連れ去られたり、1987年にニューヨークでは、病院で看護婦を装った女に生後19日で誘拐された赤ちゃんが、23歳の美しい女性として姿をあらわすという出来事もあります。

美しい女性として姿を表すとは言いますが、一体どんな生活をして何を見てきたのか。とにかく正常ではいられないはずです。

と。とても暗い話になってしまいましたが、ここで、飛騨地方とも交流の深かった滋賀県の琵琶湖の北側「湖北」地方の伝承歌「大音糸引き唄」をご紹介します。

機織りと水が連想され、「君の名は。」にも関連がありそうな曲です。

歌詞はこちら

感想「会えて良かったね。」|劇場アニメ【君の名は】

この映画「君の名は。」は、このようにたくさんの意味や伏線があり、新海ファンにとっては嬉しい見どころがあるようですが、だからと言っていい作品だとは思いません。

最終的に「会えて良かったね。」と言う話ですが、それまでの辻褄の合わない話にうんざりしてしまいます。

地上波放送後、新海誠監督が、この映画のプロットをツイッターで公開しており、そこには感情の起伏を元にストーリーを書いたとおっしゃっていました。

しかし、私は感情が高ぶったからと行って、感動はできません。もっと理知的に、この作品が何を与えてくれるのか、どんな今までないものを見せてくれるのか。を期待します。

とても話題になっていたので見てみましたが、この作品が話題になる世の中にただただあきれ返りました。

瀧と三葉の感情、想いがあまりにも薄っぺらです。ただ、さみしい人としか思えません。

冒頭にも言いましたが、プロット以外はどれもが素晴らしいものだと思います。

そもそも、隕石衝突やパラレルワールドと言う妄言から始まったものですから、そこまで求めるのは酷と言うものでしょうか。

確かに今まで見たことのない作品ではあるけれども、絶対見て欲しいと言うことでもない作品です。

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